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男子プロゴルフツアーのマイナビABC選手権は30日から4日間、兵庫・ABCGC(パー72)で行われる。石川遼(17)=パナソニック=は28日、練習ラウンドを行い、今季の目標に“バーディー王”を掲げた。

 石川は「開幕当初は意識してた。今は目標の4に少しでも近づけたい」と意気込んだ。部門別ランクのバーディー率(1ラウンド当たりの獲得数)は、現在3・77でランク3位。昨年は3・75でB・ジョーンズが1位だった。目標の「4・00」にすればタイトル獲得の可能性も出てくる。

 今季は残り6戦。すべて予選突破と仮定すると、目標到達には1日平均約4・5バーディーが必要。前週のブリヂストンオープンは4日間でバーディー以上数が24個と絶好調だ。ABCGCも03年大会を制した片山晋呉が23アンダー(25バーディー)を出すなど、バーディー量産が可能だ。

 バーディー、イーグル数に応じた額を寄付する「石川遼ジュニア育成基金」を創設するなど、こだわりは強い。「1日4つ以上を目標に、バーディーをたくさん取るゴルフをしたい」攻めのゴルフを誓っていた。

参照元:スポーツ報知

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今季限りでの引退を表明しているアニカ・ソレンスタム(38)=スウェーデン=が28日、「楽天スキンズゲーム」(兵庫・六甲国際GC)で“日本最終戦”に臨んだ。世界通算88勝(うち米ツアー72勝)を誇る女王は、同ゲームで対戦した宮里藍(23)=サントリー=、上田桃子(22)=ソニー=に“必勝3か条”を伝授した。

 ホールアウト後にポーラ・クリーマー(22)=米国=も加えて出場4選手が出席した会見。「どうすればあなたのように勝てる選手になるのか」という報道陣の質問に、アニカは「我慢すること」「ゲームを楽しむこと」「モチベーションを維持すること」と説明した。

 「1つ1つのチャンスを大事にすれば結果はついてくる。88勝は毎日一生懸命練習したからよ」極めて基本的なことだが、それこそが最も大事だと伝えたかった。日米両ツアーの共催で2週後に行われるミズノクラシックには出場しないため、ホールごとに賞金をかけて争うこの日が、日本での現役最終戦となった。

 尊敬する女王からの金言に藍は「影響を受けた選手だから、その存在は大きい。将来的には彼女のような立場になりたいです」とキッパリ。桃子も「すべてのショットが勉強になりました」と目を輝かせた。米ツアー優勝を目指す2人にとって、アニカの教えは最高の宝物になった。

参照元:スポーツ報知

大相撲の貴乃花部屋に初めてモンゴル人力士が入門したことが28日、分かった。昨年の世界ジュニア相撲選手権大会(タイ)中量級王者のアディア・バーサンドルジ(18)=鳥取城北高相撲部3年=で、30日に行われる九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の新弟子検査を受検する。合格して興行ビザが取れれば同場所で初土俵を踏む。

 バーサンドルジはこの日、福岡・田川市で行われた貴乃花部屋の激励会に出席。関係者に入門が発表され「1日でも早く関取になるように頑張りたい」と滑らかな日本語で意気込みを語った。

 相撲は遊び程度しかしていなかったが、大相撲の力士になることを夢見て06年3月に来日、鳥取城北高相撲部に入った。異国の慣れない環境にも負けず実力を伸ばし、大関・琴光喜(佐渡ケ嶽)らを輩出した名門の中心選手に成長。世界ジュニア王者にも輝いた。

 実績をつくったことでプロ入りを決意。「現役時代からファンだったので」と、迷わず5月に体験入門も済ませていた貴乃花部屋に入った。同部屋には06年秋場所まで韓国出身の力士が所属したことがあるが、モンゴル出身は初めてとなる。

 貴乃花親方はこれまで、さまざまな問題を抱える外国人は「難しい」と難色を示してきた。だが「彼は礼儀正しいし、生まれながら武士道を持っている。今、外国人力士の品格が問われていますが彼にはそういうことは存在しない世界」と人柄にひかれて入門を許可。00年に母、06年に父を病気で亡くすなどつらい経験もしており「今では珍しい苦労人」と話した。

 親方は相撲経験のない生え抜きの育成に力を注いできたが、今回は高校相撲部出身のエリートを育てる。新たな挑戦に「焦らず地道に育てたい」と意気込みを語った。

 同部屋は現在、所属力士が7人。最大で関取11人を抱えた二子山時代からすると寂しいが、今年の春場所では約3年ぶりとなる新弟子・貴天秀が初土俵を踏み、“再興”の兆しが出てきた。「相撲を取るのが楽しみです」とバーサンドルジ。現在は留学ビザで滞在。新弟子検査に合格して興行ビザが取れ次第、九州場所でデビューする。

 ◆アディア・バーサンドルジ 1990年2月26日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。18歳。06年3月に来日し、鳥取城北高に相撲留学。182センチ、120キロ。得意は右四つ。家族は姉1人、兄2人。

参照元:スポーツ報知

シドニー五輪金メダリスト・高橋尚子(36)=ファイテン=が28日、会見を開き、現役引退を表明した。プロとしてトップレベルの走りができなくなったことを理由に決意。来年3月8日の名古屋国際女子マラソンは“引退レース”として参加する可能性が高い。今後は所属企業の宣伝など、タレント活動を展開することになりそう。女子マラソンの歴史を変えた栄光の軌跡とさわやかな笑顔を残し、Qちゃんは現役を退いた。

 日本陸上界、スポーツ界にポッカリと大きな穴が開いた。自ら悼むような黒いパンツスーツ姿で、都内の会見場に現れた高橋。約150人の報道陣を前に「本日をもちまして、現役引退を決意しました」と吹っ切れたような笑顔で話し始めた。

 予定していた国内3大マラソン出場の手始めとなる11月16日の東京国際女子への出場を取りやめ、引退を決めた理由は故障や調整不足ではなく、「自己満足なら退いた方がいい。プロとして納得のいく走りができなくなった」と説明した。トップでゴールに入ることだけを目指さなければ、出る意味はない。プロのプライドとこだわりだった。10日に決断し、米ボルダー合宿を中止し、26日帰国。その夜、両親に電話で引退を伝えた。

選手としては北京五輪選考会だった3月の名古屋国際女子が最後のレースになったが、「“ありがとうラン”みたいな形で、走りができたらいい」という考えはある。勝負度外視の引退レースとして参加するなら、来年3月8日の名古屋国際女子が有力。地元に近く、2度目のマラソンとなった98年に日本記録(当時)で優勝した思い出の大会で、沿道のファンに別れを告げることになりそうだ。

 今後は白紙を強調したが、「学んだことを伝えていきたい」と“陸上伝道師”としての未来を思い描く。また、所属のファイテン社とは来年5月まで所属契約が残り、同社の関係者によると、契約形態は「広告契約」に変わる可能性がある。これまで選手活動を優先してきたが、タレント活動にも専念できる。

 シドニー五輪でマラソン初の金メダルを獲得し、国民栄誉賞を受賞。さわやかな笑顔で日本中の人気者になった。全盛時の走りは見せられなくても、その功労者が去る。会見の最後に拍手が起きると、驚いたように涙を見せたが、約50分間の会見を通じ、晴れやかな表情を貫いた高橋。「台風のようにいろいろなことが過ぎ去った。今は台風の後に、さわやかな風が吹いている気持ちです」変わらない笑顔と寂しさを周囲に残し、重圧から解放された軽やかな足取りで、勝負の世界から身を引いた。

 ◆高橋 尚子(たかはし・なおこ)1972年5月6日、岐阜市生まれ。36歳。藍川東中で陸上を始め、県立岐阜商から大阪学院大に進学。小出義雄監督を慕って95年にリクルート入社。97年に小出監督とともに積水化学移籍。01年にプロになる。初マラソンは97年1月の大阪国際女子で、この時は7位。マラソン全11戦で7勝。00年10月に国民栄誉賞を受賞。04年アテネ、08年北京五輪は代表入りを逃す。ニックネームの「Qちゃん」は、リクルート入社時の陸上部歓迎会で、体にアルミ箔(はく)を巻き、アニメ「オバケのQ太郎」の歌を熱唱したことから。163センチ、46キロ。

参照元:スポーツ報知

2010年バンクーバー五輪のカーリング女子の出場枠獲得を目指し、11月2日開幕のパシフィック選手権(ニュージーランド)に挑む日本代表「チーム青森」が28日、青森市内で練習を公開。日本の隠し玉として、今年1月にチームに新加入した第4期「カー娘」のアイドル級美形新人、近江谷杏菜(19)=青森市役所=が起用される可能性が出てきた。

 「アンナ」が愛称の近江谷は5番手の補欠だが、カーリング王国、北海道・常呂町(現北見市)出身で、98年長野五輪代表の父・好幸氏を持つ。06年公開の加藤ローサ主演映画「シムソンズ」に悪役チームの選手として出演した経験もある。10月下旬までのカナダ遠征でメキメキと頭角を現した期待の新人だ。

 F1観戦が趣味の近江谷は「今はピット・クルーだけどドライバーになりたい」とレギュラー入りに意欲を見せ「ギャル社長のように大きなことがしたい」。阿部晋也コーチ(28)は「度胸、(ブラシで氷を掃く技術の)スイーピング、フィジカルの強さは父親譲り。それに現地の氷を経験しているのは杏菜だけ。チャンスがあれば隠し玉として起用したい」と期待を寄せた。

 ◆近江谷 杏菜(おうみや・あんな)1989年10月12日、北海道北見市(旧常呂町)生まれ。19歳。網走南ケ丘高卒。競技は小4から。小中では吹奏楽部でパーカッションを担当。2007年夏にチーム青森にスカウトされ、今年1月23日に正式加入。青森市役所の市民文化生涯学習課に勤務。タイプはF1フェラーリのライコネン。家族は両親と弟、妹。165センチ、59キロ。

参照元:スポーツ報知

27日に行われたWBC体制検討会議では2013年に行われる第3回WBC日本代表について、2年以上の準備期間を設けることも決まった。加藤コミッショナーは「監督人事を含め十分な時間を取る必要がある。2年間の期間を設けて(体制が)整うように具体的に探究していく」と説明。大会の3年前までに監督を決め、選手を代表候補選手として随時招集、合宿を行う“サッカー日本代表方式”をとることになった。

 “最強ジャパン”の結成へ、野球界も長期的な代表作りに着手する。監督人事を巡る混乱、チーム作りの遅れを受け王特別顧問は「今回の騒動を見て(次回以降は)2、3年の準備期間を置く、それでいいねとなった」。大会直前に監督や代表選手を決める従来の方式から転換をはかることになった。

 まずは監督を大会開催の3年前をメドに決定し、代表候補選手を選出。キャンプやオープン戦、ペナントの合間を縫って代表合宿を行う。ヤクルト・高田監督は「合宿なり試合をやりましょうと。選手の入れ替えがあってもいい」。故障者や調子によって候補の入れ替えを行い、その時点での最強チームを編成していく。

 「どっしりと地面に足をつけて、選手たちの意識を高めていく」と王特別顧問。4位に終わった北京五輪、そして監督騒動の反省を生かし再び世界一を目指す。

 王貞治コミッショナー特別顧問「キャリア、実績、年数を含めて、ある程度若々しく元気のいい人ということで。原監督の名前が出て、それがいいんじゃないか、と。常にプレッシャーのある中での戦いに慣れているし、実績でも日本一になっているし、今年も大逆転しているから」

 北京五輪日本代表監督・星野仙一氏「(巨人・原監督で)いいんじゃないのかな。実績もあるし、監督の経験も十分にあるから。コーチは現役では難しいとなった。(合宿を張る)来年2月はキャンプ中だからね。(自身の監督就任固辞は)すでに了承してもらっている話だから」

 楽天・野村克也監督「自分の名前? 出ませんよ。要請する人は決まったけど、こちらに決定権はないからね。(原監督に)異論はないですよ。全会一致? まあ、そういうことかな。きょうはそのための会議なんだから」

 ヤクルト・高田繁監督「全会一致? もちろん。日本一というより勝率とか勝ち星とか、経験も大事。次回から2年ぐらい前に決めて、合宿とか試合をという話も出た」

 野村謙二郎氏「意見は前回と同じ。僕があまりしゃべると、また違った意味にとらえられてしまうから会議の内容は言えない。ただ、監督に関しては星野さんが『できない、五輪の責任を取る』と言った」

 ◆サッカー日本代表の選考

 代表監督は、日本サッカー協会の技術委員会が人選、就任交渉を行い、最終的に会長を始めとした理事会で承認され、正式決定される。選ばれた代表監督は原則的に自由に選手を招集できる。

 国際サッカー連盟(FIFA)はAマッチデー(公式戦デー、親善試合デー)を設定しており、公式戦は4日前から、親善試合は2日前から選手を代表に呼ぶことができる。

 国際Aマッチデー以外の日に代表戦が組まれた場合、クラブ側は招集を拒否する権利があり、協会はクラブ側と交渉が必要になる。また、決められた日数より早く招集したい場合も同様。監督をサポートする協会技術委員会には、卓越した交渉が求められる。

 ◆楽天中日ロッテ 選考アンケート提出なし ○…会議では、12球団監督に依頼した代表選手選考アンケートの内容も報告された。関係者によると、楽天、中日、ロッテの各監督からは詳細な候補選手の提出はなかった。他の9球団監督が挙げた選手は延べ60人に及んだという。内容は公表されず加藤コミッショナーも「次の監督には価値ある参考資料になると思う」と話すにとどまった。

参照元:スポーツ報知

巨人・原辰徳監督(50)が第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表監督を兼務することが27日、確実になった。WBC体制検討会議が都内で行われ、就任要請が全会一致で決まった。13ゲーム差を逆転したリーグ連覇の手腕などが評価された。日本プロ野球組織の加藤良三コミッショナー(67)が28日に巨人の滝鼻卓雄オーナー(69)を通じて正式に要請する。原監督も「オーナーの指示に従う」と受諾の意向で、約2か月間混迷したWBC問題は「原JAPAN」で決着する。

 混迷を続けたWBC監督問題が、ようやく決着した。連覇がかかる野球世界一決定戦は、原監督に託す。「(代表監督は)経験、実績、世代の交代が必要。もろもろの要素を総合的に勘案して、原監督にお願いするのがベストと判断しました」加藤コミッショナーは、白羽の矢を立てた理由を説明した。

 加藤コミッショナーが28日に巨人・滝鼻オーナーを訪ねて正式に要請する。原監督はこの日、広報を通じてコメントを発表。「WBC監督についてはまだ聞いていませんが、要請があった場合、巨人軍オーナーの指示に従っていきたいと思います」と受諾の意向で、28日に原JAPANが誕生する。滝鼻オーナーは「何より原本人が大変。国際試合をやりながら、自分のチームの見極めもね」と同情しつつ、早くも就任を前提に「他のコーチがバックアップするしかない。裏方やフロントもバックアップする」と全面支援を約束した。

 約2か月間、混迷した監督人事は、わずか1時間15分の会議で決着した。12球団から選考を一任されている加藤コミッショナーが「世代交代」を繰り返し、原監督を提案した。阪神との最大13ゲーム差を逆転してのリーグ連覇、短期決戦のクライマックスシリーズ突破など、手腕と統率力が評価された。「キャリア、実績、年数を含め、若々しく元気のいい原監督でいいんじゃないか」と王特別顧問ら出席者も賛同。北京五輪の星野仙一代表監督も推薦し、満場一致で一本化された。

 WBC監督人事は、今月15日の第1回会議などを経て、星野仙一氏が有力だった。しかし、銅メダルさえ逃した結果への批判が集中したことなどから、星野氏が要請されても固辞する意向を表明した。その後、一度は対象外とした12球団の現役監督も視野に入れ、第2回会議での再考を決めた。会議では王特別顧問が楽天・野村監督に就任の意思を確認する場面もあったが、「『俺は(やらなくて)いいよ』みたいな言い方をした」(王特別顧問)という。

 来年3月の大会まで残された時間は少ない。11月中にチーム編成に着手し、来年2月15日から代表合宿が始まる。会議では、メジャー選手の招集を含めた選手選考などについて、王特別顧問が原監督を全面サポートすることなども確認。球界を挙げて「原JAPAN」をもり立て、2大会連続の世界一を目指す。

 ◆今後のWBC日本代表 原代表監督が正式に決まり次第、早急にコーチ陣の組閣作業に入る。11月中に9球団の監督から提出されたアンケートを参考にして、首脳陣は代表選手選びに着手。09年1月には暫定登録選手を提出する。2月15日から代表合宿(グアムを予定)がスタート。壮行試合の詳細は未定だが、06年の王JAPANは2月下旬から国内で4試合を戦った。

 ◆第2回WBC 16の国と地域が参加。A~D組に分かれて第1ラウンドを戦い、各組の勝ち上がり2チームが米国での第2ラウンドへ進む。第2回大会は敗者復活を取り入れたトーナメント方式を採用した。第2ラウンドはA組とB組、C組とD組が「たすき掛け」方式で戦い、上位2チームが準決勝へ進む。また、第1回大会で日本が準決勝に進出する決め手となった失点率は廃止され、試合での勝敗が直接、勝ち上がりに反映される。第1ラウンドは来年3月5~9日まで東京D、準決勝以降は同21~23日まで、米ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われる。

参照元:スポーツ報知

日本代表・岡田武史監督(52)が“欧州組三重苦”に見舞われた。27日、東京・文京区のJFAハウスでスタッフ会議を行い、W杯アジア最終予選第3戦カタール戦(11月19日、ドーハ)に向けた日程などを調整。指揮官は、MF中村俊輔(30)=セルティック=が最悪の場合、チーム合流が大一番の前日になり、MF松井大輔(27)=サンテティエンヌ=、MF稲本潤一(29)=フランクフルト=もそれぞれ問題を抱えていることを明かした。さらに、代表招集を考えたDF中田浩二(29)=鹿島=が選手生命の危機にあることも判明した。

 岡田監督は、つまらない冗談を言うほど追い込まれていた。

 「今、グラスゴーからのフライトを調べている。最悪の場合、17日の夜中になる。ヘリコプターを使うか落下傘で飛び降りてもらうしかない」

 その心配が的中。カタール戦の3日前となる16日にスコットランドリーグ、ハミルトン戦を行う俊輔はこの日、代表合流が17日深夜となることを明かし「チーム練習が1日しかできないのは初めてかも。これまで最低でも2日はしていた」と険しい表情で話した。

 俊輔だけではない。岡田ジャパンの中核を成す欧州組の稲本、松井もそれぞれ問題を抱える。

 稲本は、25日のコットブス戦で右太もも裏を肉離れ。調子が上向いていた時期のアクシデントに岡田監督のショックも大きい。「フランクフルトのチームドクターは、2週間で復帰できるのでは、と言っているそうだ」と説明。カタール戦には間に合う見込みだが、万全に戻すことは難しい。

 今季、サンテティエンヌに移籍した松井は、定位置を確保できていない。これにも「この前(26日、グルノーブル戦)久しぶりに出たみたいだな。松井はこのチーム(日本代表)で実績があり、重要な選手。ただ、現実問題として試合勘があるか、判断しないといけない」と顔を曇らせた。

 欧州組は、国際Aマッチデーではない13日の親善試合シリア戦(ホムスタ)には招集できない。カタール戦へ準備期間が極端に少ない上、それぞれ問題が山積み。欧州組で大きな障害がない選手は、MF長谷部誠(24)=ヴォルフスブルク=だけ。実力派の欧州組3人の問題は、岡田ジャパンそのもののピンチに直結している。

 ◆フンケル監督も嘆き節「代わりいない」 ○…稲本の負傷離脱に対し、フランクフルトのフンケル監督も頭を抱えた。27日の会見で「非常に残念。特にここ2試合いいプレーをしていた。彼の代わりになるような選手は見当たらない」と語り、29日のバイエルン戦は欠場となることを発表した。(フランクフルト27日)

 ◆遠藤も強行日程 ○…国内組の主力、MF遠藤保仁(G大阪)もカタール戦まで強行日程となる。12日にACL決勝第2戦でアデレード(アウェー)と戦い、13日に帰国。シリア戦に出場できないため代表チームでのフィットが懸念されると同時に、オーストラリア往復移動の疲労も心配だ。岡田監督は「(ACL組は)一度日本に戻ってくるが、いつ合流するか未定」と、体調を見極めて合流時期を決める考えを示した。

 ◆カタール戦未勝利もそんなの関係ねえ ○…日本はカタールに通算3分け2敗と未勝利だが、岡田監督は「そんなの関係ない」と、早大の後輩に当たる小島よしおばりの強気の姿勢を見せた。「勝っていないというので調べたら(負けたのは)10年以上前の話。関係ない」と言い切った。日本サッカー因縁の地、ドーハで行われることに関しては「(ドーハの悲劇で)僕はやっていないから特別な思いはない」と強がった。

参照元:スポーツ報知

男子テニスの最新世界ランキングが27日に発表され、右ひざ痛で今季の残り試合の出場を取りやめた錦織圭(ソニー)は自己最高ランクを更新した前週の64位から65位に順位を下げた。1位のラファエル・ナダル(スペイン)2位のロジャー・フェデラー(スイス)は変わらなかった。(共同)

参照元:スポーツ報知

5年ぶりの復帰戦で勝利したプロボクシング元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎(38)が27日、一夜明けてバンコクから帰国。今後はタイを主戦場に世界王座を狙うことを宣言し「37歳定年」の日本ボクシングコミッション(JBC)ルールを動かす気構えを見せた。JBCも復帰戦の映像を確認する方向で、重い扉が動き出す。

 「今は興奮状態やね」辰吉は少し腫れた顔をさすりながら2回TKO勝利を振り返った。「タイで試合していくけど、なりたいのはタイ王者じゃない。次がノンタイトルでも(徐々に世界)ランカーとやれるように」前例のない海外興行で世界を目指す考えを示した。会場は半分以上が日本人で埋まり、熱狂的な辰吉コールが起きた。興行主のチュワタナジム会長も大喜びで、今後もタイで「辰吉興行」が行われることは必至だ。

 JBCの「37歳定年」ルールや健康面を考え、大阪帝拳ジムはかたくなにライセンス再申請をしなかった。出発前は「ルールはルール」と話していた辰吉だが「日本はしきたり。よその国は(年齢に関係なく)やってる。血液は一緒や」と日本ボクシング界改革の思いをぶちまけた。

 その熱意が届いたのか、JBC側が今回の復帰戦の映像を確認する意向があることが判明。今後の試合内容次第で、ルールが見直される可能性も出てきた。

 ただ、国内での練習場所の確保など問題は山積み。「僕がなりたいのは世界チャンピオン。次は2か月先くらいに試合をしたい」浪速のジョーが、海の向こうで再び孤独な戦いに挑む。

参照元:スポーツ報知

プロボクシングWBC世界フェザー級9位・粟生隆寛(24)=帝拳=が、来春にも王者オスカー・ラリオス(31)=メキシコ=に再挑戦することが濃厚となった。16日の初挑戦で敗れたが、ダウンを奪うなどの大接戦をしたこともあり、両者が招へいされている11月上旬のWBC総会(中国・成都)で再戦が検討される可能性が高まった。粟生は27日、東京・神楽坂の同ジムで練習を再開した。

 世界王座再挑戦を狙う粟生に吉報が届いた。帝拳ジムの本田明彦会長は「ラリオスも粟生も総会に招待されている。そこでWBCから再戦のオーダーが出るかも知れない」と話し、来日して試合を観戦したホセ・スライマン会長らWBC関係者らが「もう1回やるべき」との見解を示していることを明かした。

 ラリオスの次戦は基本的にランク1位との指名試合だが、WBCから再戦指令が出れば話は別。総会では、各階級の現状報告や今後の見通しについての会議が開かれる。そこで再戦が決議されれば、両陣営は交渉を開始する。ラリオス陣営も再戦に前向きで障害はなく、両目上をカットしたラリオスの回復を待って、来春にも再戦が実現することになりそうだ。

アピールの場もある。総会には各階級王者ら多くの選手が招待され、WBCバンタム級王者・長谷川穂積(真正)、同スーパーバンタム級暫定王者・西岡利晃(帝拳)らも訪中。粟生もスライマン会長らとの接触の機会があり「存在をアピールしてきたい」と訴えた。11月7日に同地の記念興行でWBCミニマム級暫定王座に挑戦する同僚の三沢照夫(29)のサポートも兼ね、4日に出発する。

 望むところだ。2階級制覇王者への初挑戦では、4回にダウンを奪うなど善戦したが、結果は敗戦。この日、11日ぶりにジムワークを再開し「(再戦が)実現したら今度はスッキリと勝ちます」と燃えた。8日に帰国し、10日からはジム同僚らと走り込み中心の成田キャンプを行うことも決定。あらゆる部分を強化しながら、リベンジマッチ実現を待つ。

参照元:スポーツ報知

 日本相撲協会は27日、九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)の新番付を発表。豪栄道(22)=境川=が新小結に昇進した。

 22歳、期待の日本人ホープが、ついに新小結の座を手に入れた。番付表を見た豪栄道は「三役が今年の目標だったのでうれしい」とニッコリ。初土俵から所要23場所での新三役は、横綱・白鵬らと並び史上10位タイ(年6場所制以降、幕下付け出しは除く)のスピードだ。

 埼玉栄高時代に高校横綱など11冠を獲得し、05年初場所で初土俵を踏んだ。次代の角界を背負う逸材として期待され、約4年で小結昇進。「九重親方(元横綱・千代の富士)ような、もっとスピードのある相撲を取りたい」と目標に昭和の大横綱を挙げた。

 183センチ、148キロ、現在の力士の中では決して大きくない豪栄道にとって、183センチ、126キロで31回の優勝を果たした千代の富士は最高の手本。得意とする右差し、左前まわしの型も一緒で、DVDなどを見て研究をしている。師匠・境川親方(元小結・両国)は「九重親方が三役から大関に駆け上がる時のようなスピードある相撲をイメージして欲しい」と、“ウルフ2世”襲名を期待した。

 境川親方は「よく『日本人に頑張ってもらいたい』と声をかけられる。三役は通過点。みなさんはその先を期待している」とゲキ。「(小結に)上がるだけでは意味はない。勝ち越して関脇を目指す」外国勢全盛の角界で、豪栄道が大和魂を見せつける。

参照元:スポーツ報知

◆フィギュアスケートGPシリーズ第1戦 スケートアメリカ最終日(26日、米ワシントン州エバレット) 女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)2位の安藤美姫(20)=トヨタ自動車=は大技の4回転サルコーに挑戦せず、フリー3位の合計168・42点で3位に終わった。同じ楽曲「ジゼル」を使用した中野友加里(23)=プリンスホテル=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避したが、フリー2位で172・53点の2位と明暗を分けた。GPファイナル2連覇中の金妍兒(キム・ヨナ、18)=韓国=が193・45点で圧勝した。

 “伝家の宝刀”を抜くことはできなかった。ミキティは4回転ジャンプを「全試合で跳ぶ」と公言し、当日朝の練習でも曲をかけて調整した。しかしモロゾフ・コーチに「無難に行こう」と諭され、封印を決めた。

 昨季のNHK杯で、モロゾフ氏の指示に反して挑んだ2連続3回転を失敗。4位に終わり、上位6人が進むGPファイナルを逃した苦い思い出がある。しかもSPを終え首位の金とは大差があった。基礎点10・3点の大技の4回転は大会前の練習で何度も成功しているが、無理に逆転を狙うよりGPファイナルにつながる3位以内を確保する作戦なのか、安全策をとった。「今回の彼の選択は正しかった。結果には満足している」と不満な顔は見せなかった。

 その安全策で臨んだはずのフリーだが、初披露のせいか細かいミスが目立った。冒頭の2連続3回転ジャンプは回転不足を取られ、最初のスピンは最低レベル1がついた。体勢が崩れたスパイラルはレベル2の評価。表現力を示す5項目の構成点の得点も伸びず、「技のつなぎ」は5・65点と特に低かった。技術点は中野を上回ったが、構成点で逆転され、SP2位から3位に終わった。

 実は偶然にも、フリーで使ったバレエの代表作「ジゼル」の楽曲を中野も使用。同じ国のトップ選手の演目が重なることは異例で、外国メディアからも質問が飛んだ。中野は後半にバレエの動きを取り入れ、ミキティは曲調からイメージできる世界を自分なりに表現。「曲の解釈」では中野が7・15点だったのに対し6・55点だったが「違いを楽しめるし、お互い『もっといいジゼルを』と思っているはず」と相乗効果を期待した。

 3月の世界選手権を途中棄権し、一時は引退まで考えたが、大崩れせずに演じきったことで笑顔と自信が戻った。「ファイナルにつながる順位でホッとした。次の中国杯(11月6~8日)では(4回転を)やる」。試合では03年12月の全日本選手権以来の成功で、真の“女王復活”を目指す。

 ◆ジゼル フランスの舞台音楽家アドルフ・アダン作曲のバレエ作品。1841年にパリのオペラ座で初演され、ロマンチックバレエの最高峰として世界で広く上演されている。オーストリア地方の伝説に着想を得た2幕の物語で、昼間の森を描く第1幕と夜の場面の第2幕が対照的。死んで精霊になっても、恋人へのいちずな愛を貫く主人公ジゼルの姿を描く。

参照元:スポーツ報知

横綱・朝青龍(28)=高砂=が前代未聞の“職場放棄”した。日本相撲協会は27日、九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)の新番付を発表。左ひじの治療でモンゴルに帰国中の朝青龍はこの日、来日予定だったが滞在を延長した。本場所の始まりを告げる一大行事の日に横綱が不在となった。改めて来日は31日の予定だが、九州場所の全休は確定。来年初場所(09年1月11日初日・両国国技館)に進退をかけるが、横綱審議委員からはふがいない成績なら引退勧告という厳しい意見も飛び出した。

 朝青龍がまたも滞在を延長した。6日に左ひじの治療を理由に帰国。当初は20日に来日予定だったが延長し、番付発表に合わせて日本に戻る計画だった。

 ところがフタを開けてみれば日本にはやって来なかった。番付発表に横綱がいないという事態は前代未聞。職場放棄ともいえる愚行に、九州場所担当の出羽海部長(元関脇・鷲羽山)は「番付発表は場所と場所の節目で(場所に)出ようと思うならいて当然だ」と強い不快感を示した。

関係者によると、滞在延長は26日に朝青龍から電話で師匠の高砂親方(元大関・朝潮)に申し入れがあったという。当初は番付発表のときには戻すと約束していた師匠だったが、本人からの申し出にあえなく陥落。電話で協会幹部に滞在延長願いを伝え、受け入れられたという。改めての来日予定は31日。11月1日に福岡市内の住吉神社での奉納土俵入りに参加する予定だ。

 前代未聞の番付発表当日の横綱不在。福岡市中央区の部屋で高砂親方は「本人が、納得するまで治したいということだ」と説明。九州場所の全休は確実になったが「九州に向かって頑張っていく」。当の本人がいない中での出場表明は説得力を完全に欠いていた。

 過去に外国人横綱で番付発表当日に日本にいなかった例はない。信じられない行動で初場所は完全に進退が問われる。横審の石橋義夫委員は「こういうことをした以上、初場所は横綱としての成績が残せなければ引退以外に道はない。状況次第では横審としても引退勧告します」と突きつけた。完全に退路が断たれた朝青龍。八百長疑惑、大麻問題…など問題山積の角界で力士たちの頂点にいながら、自らの都合を優先させたこの男にもはや横綱としての自覚はない。

参照元:スポーツ報知

2000年シドニー五輪女子マラソンで、日本女子陸上界初の金メダルを獲得した高橋尚子(36)=ファイテン=が現役引退を決めたことが28日、分かった。同日、正式に発表される。

 高橋は11月の東京国際、来年1月の大阪国際、同3月の名古屋国際と続く日本の三大女子マラソン連続出場を目指し、5月末から米コロラド州ボールダーで高地合宿を続けてきた。だが関係者によると、現地での調整が思うように進まず、レース出場を断念。11月6日の予定を早めて26日に帰国した。

 「Qちゃん」の愛称で親しまれる高橋は小出義雄氏の指導の下、シドニー五輪で陸上界に戦後初の金メダルをもたらし、国民栄誉賞を受賞した。だが、04年アテネ、08年北京の両五輪は代表入りを逃した。

 ◆高橋 尚子(たかはし・なおこ)岐阜・県岐阜商高から大阪学院大に進み、95年にリクルート入社。97年に小出義雄監督と積水化学へ移籍。マラソン2度目の98年名古屋国際を当時日本最高の2時間25分48秒、同年バンコク・アジア大会は2時間21分47秒で優勝。00年シドニー五輪で日本陸上女子初の金メダルを獲得し、国民栄誉賞も受賞。翌年のベルリン・マラソンは2時間19分46秒の当時世界最高を樹立。03年に積水化学を退社。05年に小出監督から独立し、専属スタッフと「チームQ」を結成し北京五輪を目指したが04年アテネ五輪に続いて代表入りを逃した。163センチ、46キロ。36歳。岐阜県出身。

参照元:スポーツ報知

 6年ぶり31度目の日本シリーズ進出を決めた巨人が日本一になった場合、東京・銀座でパレードを計画していることが26日、分かった。勤労感謝の日の振替休日となる11月24日、月曜日を予定。「メークレジェンド」を果たした今年は前回(2002年)の40万人を超える過去最高の人出が予想される。

 コースは前回同様、大手町の読売新聞本社を出発し、日本橋の三越本店前を経由。銀座8丁目交差点までをパレードカーで走る行程が有力だ。原監督が就任1年目で日本一となった前回は40万人のファンが銀座を埋めた。警視庁と読売新聞社の自主警備を合わせて5000人の警備態勢が敷かれ、ファンは日本一を祝福すると同時に、FA宣言してメジャー移籍を決断した松井秀喜(ヤンキース)に惜別のエールを送った。

 今年は最大13ゲーム差からの奇跡の逆転Vを達成。クライマックスシリーズでも中日に昨年の雪辱を果たした。パレードが実現すれば、過去最高に盛り上がることは間違いない。警備態勢は今後決めることになるが、混乱を避けるため、こちらも史上空前の規模となりそうだ。

 パレード実施の絶対条件は6年ぶりの日本一奪回だ。西武との決戦に備え、チームは27日まで休養。28日から練習を再開する。万全のコンディションで西武を撃破、銀座でG党と喜びを分かち合う。

 ◆巨人の日本一銀座パレード
  ▼1994年(10月30日) 優勝翌日に実施され、17万2000人を動員。オープンカー7台に長嶋監督らが分乗し、銀座が一時、パニック状態に陥った。
  ▼2000年(11月3日) ON対決を制した長嶋巨人を祝福しようと36万人が銀座に。警視庁と自主警備を合わせて4000人の警備態勢が敷かれた。
  ▼02年(11月4日) 出発地点の読売新聞本社前に徹夜組が出るフィーバーぶりで、40万人を動員。パレードが通過した三越銀座店は朝から満員御礼。

参照元:スポーツ報知

◆ワールドシリーズ第4戦 フィリーズ10―2レイズ(26日・フィラデルフィア) フィリーズが12安打10得点で圧勝、対戦成績を3勝1敗にし、28年ぶりのワールドシリーズ制覇に王手をかけた。

 フィリーズはレイズ先発・ソナンスタインの制球難と守備のミスにつけ込み、1回に押し出し四球で先制。3回に岩村のエラーを足がかりに加点。5回には投手のブラントンも本塁打を放ち、4番のナ・リーグ2冠王、ハワードが3ラン、2ランの2本塁打で計5打点の活躍を見せレイズを投打に圧倒した。

 レイズ・岩村明憲内野手は「1番・二塁」で先発し、4打数無安打だった。フィリーズ・田口壮外野手は出場しなかった。

 好守の岩村が失点につながる2失策をおかした。3回は打球をはじき、4回は一、二塁間の打球がグラブの下を抜けた。痛かったのは、ともに先頭打者だったこと。3回は1点、4回はハワードの3ランにつながり、点差が広がった。守備機会の多い二塁手に転向した今季、1試合2度以上の失策はこれまでなかった。

 打撃も4打数無安打。狂った歯車が最後までかみ合わなかった。

 フィリーズ・マニエル監督「ここまで7か月間言い続けてきたことを、もう一度選手に言う。あした試合があり、その試合に勝たなくてはいけない。ハワードはチームを背負っている打者。4三振するかもしれないけど、一振りですべてを変えられる」

 レイズ・マドン監督「いいプレーができなかった。守備でもミスが出た。いいチームを相手にミスはできない。うちらしくなかった。失敗を繰り返さないこと。とにかくあした勝ってホームに帰る。それ以降のことは考えていない」

 岩村明憲内野手「(1個目の失策は)慌てたかな。もったいないことをしました。先発投手に悪いことをしたと責任を感じている。あと3試合勝たないといけないわけだし、そのためには明日の試合を勝たないといけない。死に物狂いでやるしかない」

参照元:スポーツ報知

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