新宿で迷子！？バダ・ハリ会見遅刻…６日Ｋ－１ワールドＧＰ

６日のＫ―１ワールドＧＰ決勝大会（横浜アリーナ）に出場するヘビー級王者バダ・ハリ（２３）＝モロッコ＝が５日、“失跡騒動”を巻き起こした。

　ヤツの姿がない！　午後零時半から東京・新宿駅前の広場で行われた会見には、初戦で対戦するピーター・アーツ（３８）＝オランダ＝の隣に、問題児バダはいなかった。午前１１時４５分の同じ新宿の宿舎での集合時間には彼女だけが現れ、本人は来なかったという。部屋にもおらず、スタッフは「散歩に出て、迷子になったらしい」と大騒ぎになった。アーツも「相手の坊やがいないから、試合に間に合わなかったら誰か（代わりを）連れて来てよ」と苦笑するしかなかった。

　結局、会場に現れたのは会見の終了直前。ニット帽、ダウンジャケット、スエットパンツ、サンダルばきと、正装ぞろいの選手たちから浮きまくりのいでたちで、「今起きたんだ。あすは時間通り行くよ」と悪びれず話した。寝坊か、迷子か…。大会にも遅刻し、いきなりリザーブ（補欠）登場という盛り下がりだけは避けてほしいものだ。

参照元：スポーツ報知

“尚成の野望”「侍魂」鍛えて天下取り！

巨人・高橋尚成投手（３３）が４日、東京・大手町の球団事務所で２度目の契約更改交渉を行った。前回の１１月２７日に１５００万円減の提示を保留したが、今回は１１００万円減と歩み寄りがあり、１億３５００万円でサイン。８勝５敗と不本意に終わった今季の悔しさを晴らすため、今オフはメンタル関係や戦国武将の書物を読みまくり、内面から鍛え直す考えだ。また、背番号と同じ「２１勝」を目標に掲げた左腕が、チームをリーグ３連覇、７年ぶり日本一へと導く。

　リベンジへの強い決意の表れだった。契約更改を終えた高橋尚が、課題克服を口にした。「今年の数字には納得していない。自分が来年に向けて、何をすべきか明確に見えた一年だった」今季は３月２８日のヤクルト戦で開幕投手（神宮）を任されながら、シーズン途中で２軍落ち。規定投球回数にも届かず、８勝５敗、防御率４・１３と満足できない成績に終わった。自分には何が足りなかったのか―。考え抜いた末、たどり着いたのが「脳トレ」だった。

　「もう３０歳を過ぎて、練習して筋力が急激に変わるわけではない。それより心のトレーニングを一生懸命したい。メンタルの本もそうだし、武田信玄や織田信長とか、いろいろ読んでいきたい。きっとプラスになるんじゃないかなと思っている」精神面の強化につながる書物を片っ端から読破して、重圧に負けない強じんなハートを手に入れるつもりだ。

　単なる思いつきではない。原監督は今年一年、ミーティングなどで、直江兼続（なおえ・かねつぐ）や上杉謙信といった戦国武将の生きざまや戦法などを紹介しながら、学ぶべきことが多いことを伝えた。「いろんな勉強になるはず」シーズン中から抱いていた思いを、今オフから実践することにした。

　メンタルを鍛え直す強い覚悟は、高い目標設定にも表れた。「今まで１０勝、１５勝と中途半端に言っていたシーズンほど良くなかったので、岩隈君みたいに背番号２１で２１勝するんだというのと、日本一。その２つだけを頭のど真ん中に置いて、達成できるようやっていきたい」今季、沢村賞を獲得した同じナンバーを背負う楽天のエースの名前を出して、自らを鼓舞した。

　この日、２度目となった契約更改交渉では、約１時間の話し合いの末、前回提示額より４００万円の歩み寄りがあった。「納得してサインしました」４季ぶりの減俸にもすっきりした表情だった。年明けからは内海らと米グアムで自主トレを行うが、今回鍛えるのは肉体だけではない。プロ１０年目の節目となる来季、高橋尚は「読書のオフ」を経て、戦国武将さながらの強い男に生まれ変わる。

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ソフトバンクに第三野球部結成！２軍と入れ替え戦も

ソフトバンクが２０１０年にも育成選手による新チーム「ホークス・チャレンジャーズ」（仮称）を結成することが４日、分かった。ホークス２軍との定期戦も予定しており、その成績を参考に、支配下選手登録と育成選手の入れ替えを実施。球界では初の試みで、チーム内の競争激化を狙う。

　名門高校の３軍が１軍を練習試合で破り、甲子園へ―。漫画「名門！第三野球部」のサクセスストーリーが、プロ野球で実現するかも知れない。球団では３軍制を見据え、今秋の育成ドラフトで大量５選手を獲得。それには狙いがあった。

　竹内孝規球団最高執行責任者（ＣＯＯ＝４８）は「『ホークス・チャレンジャーズ』みたいなチームを作って、２軍の正規軍ＶＳホークス・チャレンジャーズという試合を定期的にできればいい。当然、ユニホームは別にする」と、構想を披露。さらに「競争という意味でやっていきたい」（竹内ＣＯＯ）と、入れ替えも実施する方針だ。定期戦の実施により、チャレンジャーズの投手が１軍マウンドまで駆け上がる時間も一気に短縮されそうだ。

　来季については、２年目となる山田大樹投手（２０）を含めても育成選手がまだ６人のため即導入は見送るが、今月中旬に外国人の育成選手獲得を視野に入れ、ドミニカなどのウインターリーグに森脇ヘッドコーチらを派遣。２年後からの新チーム発足を目指し、着々と準備を進めている。

　◆名門！第三野球部　１９８０年代後半に週刊少年マガジンで連載された人気漫画。原作はむつ利之。名門・桜高校の第三野球部（３軍）が解散を命令されながら、ラストチャンスとしてもらった１軍との練習試合で勝利。主人公・檜あすなろを中心に昇格した３軍メンバーが、甲子園まで勝ち上がっていくサクセスストーリーだ。テレビアニメ、ゲーム化もされた。

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田沢、レッドソックス入団

レッドソックスは４日、米マサチューセッツ州ボストン市内の本拠地球場フェンウェイ・パークで田沢純一投手（２２）＝新日本石油ＥＮＥＯＳ＝の入団を発表した。大リーグでのベンチ入りが可能となるメジャー契約で期間は３年。米メディアによると、契約総額は３００万ドル（約２億８０００万円）。

　レッドソックスには、松坂大輔、岡島秀樹の両投手が所属している。

　田沢投手は、１５０キロを超える直球を武器に、ことし夏の都市対抗大会優勝に貢献した。９月に大リーグ挑戦を表明していた。

　レッドソックス・田沢純一投手「やっと正式に（サイン）できてうれしい。レッドソックスは最初からよく評価してもらえた。日本人選手も、日本人スタッフもいて心強く思えたので、ここに決めた。（松坂は）雲の上の存在。少しでも学びたい」

　レッドソックス・エプスタイン・ゼネラルマネジャー（ＧＭ）「田沢は制球が良く、攻撃的な投球ができる。最初は２Ａが適切だと思うが、すぐにメジャーに上がってくると期待している」

　◆メジャー契約　大リーグ球団でベンチ入りが可能となる選手契約で、枠は４０人。この中から２５人がベンチ入りする。４０人枠に入れない選手はマイナー契約となり、メジャーに昇格した場合には契約を結び直す必要がある。新人のメジャー契約は高額で結ぶケースが多い。日本選手ではイチロー（マリナーズ）や松坂大輔（レッドソックス）らがメジャー契約で入団。斎藤隆（ドジャース）はマイナー契約からスタートし、昇格してメジャー契約となった。

　◆ボストン・レッドソックス　ア・リーグ創設の１９０１年に誕生。「最後の４割打者」テッド・ウィリアムズや「５００勝投手」サイ・ヤング、投手としても活躍した若き日のベーブ・ルースら多くの名選手が在籍した。ワールドシリーズ制覇は通算７度。本拠地球場のフェンウェイ・パークは１２年開場で大リーグで使用する球場では最古。日本選手はこれまでに野茂英雄、大家友和が在籍し、２００７年から松坂大輔、岡島秀樹が加入している。

　◆田沢　純一（たざわ・じゅんいち）神奈川・横浜商大高では２年で全国選手権大会に出場。０５年に新日本石油ＥＮＥＯＳに入社。０７年ワールドカップ（Ｗ杯）に日本代表で出場し３位。ことしの都市対抗大会では４勝を挙げ優勝に貢献し、最優秀選手にあたる橋戸賞に選出された。１８０センチ、８０キロ。右投げ右打ち。神奈川県出身。

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長谷部、勝利に貢献 決勝Ｔ進出…ＵＥＦＡ杯

　ＵＥＦＡ杯は４日、ドイツのヴォルフスブルクなど各地でグループリーグの８試合を行い、ＭＦ長谷部誠の所属するヴォルフスブルク（ドイツ）が３連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

　ヴォルフスブルクはホームでポーツマス（イングランド）に３―２で競り勝ち、勝ち点９でＥ組首位に浮上。長谷部は２―２の前半３６分に途中出場し、勝利に貢献した。

　ブラガ（ポルトガル）、ハンブルガーＳＶ（ドイツ）、アストンビラ（イングランド）、アヤックス（オランダ）、バレンシア（スペイン）もグループリーグを突破した。

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横尾、夢の５０台目前にトリプルボギー！それでも首位…日本シリーズ

◆報知新聞社主催　男子プロゴルフツアー今季最終戦　日本シリーズＪＴカップ第１日（４日、東京よみうりＣＣ、７０１６ヤード、パー７０）し、日本ツアーでは倉本昌弘に次ぎ２人目の５０台が目前だったが、１８番で痛恨のトリプルボギー。それでも７アンダー６３をマークし、今季２度目の首位発進を決めた。１打差２位には大会３勝目を目指す“シリーズ男”の宮本勝昌（３６）＝ハートンホテル＝、賞金ランク２位の矢野東（３１）＝フリー＝ら４人が並んだ。

　偉業の夢は、はかなく散った。「（１８番を）もう１回やらせてくれないですかね」横尾は悔しさをあらわにした。

　バーディーを１０個重ねて迎えた１８番パー３。最難関ホールでバーディーなら、倉本昌弘の日本記録に並ぶ「５９」だった。しかし、５ウッドの第１打が右のバンカーで“目玉”となり、１度で脱出できず４オン２パット。まさかのトリプルボギーで、昨年大会優勝のＢ・ジョーンズが最終日に作った６１のコース記録も逃した。「一生に１度くらい５０台って出してみたいじゃないですか。とんでもなかったけど」と苦笑するしかなかった。

　それでも、堂々の首位発進。暖かな日差しにセーターを脱いで半袖シャツ姿で飛び出すと、２番パー３で７アイアンの第１打をピンそば２０センチにピタリ。３番は１１メートルを沈めて連続バーディーだ。「パットのタッチが合っていて、悪いところがほとんどなかった」５番からは４連続バーディーで、前半は自己ベストの２９をマークした。

　今回、谷口徹のエースキャディーの清水重憲さんを起用。会場が同じ女子ツアーのサロンパスワールドレディスも経験し、コースを知り尽くす。「過去２年」分のさまざまなデータが記されたメモを持つ相棒に「頼りっぱなし」と感謝した。

　来年４月に小学生になる長女・紗千（さち）ちゃん（５）の期待にも応えたい。「いつも“勝った？”って聞いてきて“また負けたの”って。そんな簡単には勝てないのに」今度こそ優勝を報告する番だ。

　昨年大会は直前に虫垂炎を患い、手術を受けて欠場となった。「昨年はベッドの上でしたからね。その分も稼がないと」。日大ゴルフ部同期の片山と宮本は今大会で各２勝しているが、自身はまだチャンピオンブレザーに縁がない。０６年５月の三菱ダイヤモンドカップ以来約２年半ぶりの優勝で、５０台を逃した悔しさも併せて晴らす。

　◆５０台メモ　○…日本人は３人が記録。日本ツアー１８ホール最少スコアは５９で、０３年アコムインターナショナル（パー７１）第１ラウンド（Ｒ）で倉本昌弘がマーク。賞金ランク対象外競技では８５年くずは国際（パー７０）第１Ｒで入江勉も５９を出した。丸山茂樹は００年６月全米オープン最終予選（パー７１）で５８をたたき出した。米ツアー記録も５９で、７７年メンフィスクラシックのアル・ガイバーガーら３人（ともにパー７２）がマーク。女子ではアニカ・ソレンスタム（パー７２）だけ。

参照元：スポーツ報知

和毅「ボクシング王子や」…同い年・遼に対抗心

亀田家の最終兵器がボクシング界の遼クンになる。亀田３兄弟の三男・和毅（１７）が４日、東京・五反田のワタナベジムで国内デビュー戦（８日、栃木県立県南体育館）へ向けスパーリングを公開。プロ１年目から賞金１億円を稼ぎ出した同い年のプロゴルファー・石川遼に対抗し「じゃあ、おれはボクシング王子やな」と宣言した。

　和毅自身、ゴルフに興味はないが、その存在はもちろん知っている。しかも同い年だけに「普段メキシコにいるから見たこともないけど、すごいんやろなあ」と感心。「敬語はしゃべれんけど」と頭をかきながらも、ハニカミ王子への対抗心を燃やした。

　公開スパーでは兄の興毅、大毅以上とも言われる素質をうかがわせた。ＷＢＡ世界スーパーフライ級６位・河野公平（ワタナベ）を相手に、押されながらも鋭い左ジャブ、右カウンターで応戦。堂々の打ち合いを演じ、「１７歳ってことを考えれば本当にすごい。楽しみ」と世界ランカーをうならせた。

　あとはリングでアドリアン・ラミレス（２０）＝メキシコ＝を倒すだけ。「スピードには自信があるよ。パパパパパンで終わらせるよ」。“王子襲名”にふさわしい、衝撃度満点の試合を披露する。

参照元：スポーツ報知

ホンダがＦ１撤退 業績悪化で維持断念

ホンダが自動車レース競技のＦ１シリーズから撤退することが５日明らかになった。業績悪化によってチームの運営経費を賄えなくなったのが理由。金融危機による世界的な景気減速は、大企業から体力を奪うことでスポーツの世界にも影響を与え始めた。

　２００２年にＦ１に参戦した最大手のトヨタ自動車も業績が悪化している。対応が注目されそうだ。

　関係者によると、ホンダが業績が悪化する中でＦ１を続けていることに対し、株主から不満が出ていたという。

参照元：スポーツ報知

遼、バーディー発進…ゴルフ日本シリーズ第２日

◆報知新聞社主催　男子プロゴルフツアー今季最終戦　日本シリーズＪＴカップ第２日（５日、東京よみうりＣＣ、パー７０）　第２ラウンドがスタート。史上最年少１億円プレーヤー、石川遼（１７）＝パナソニック＝は首位と４打差で、同じ７位につけた賞金王の片山晋呉（３５）＝神奈川クリニック＝と昨年大会同様に同組で対決。

　石川は１番（パー４）でバーディーを奪う好発進。しかし、２番（パー３）をボギーとした。

参照元：スポーツ報知

バダ・ハリに来年“国民栄誉賞”！Ｖでモロッコ凱旋だ…６日Ｋ―１ＷＧＰ決勝大会

Ｋ―１ワールドＧＰ決勝大会（６日、横浜アリーナ）で初優勝を狙うヘビー級王者バダ・ハリ（２３）＝モロッコ＝が来年、同国国王から“国民栄誉賞”を授与されることを４日、明かした。表彰式にはＧＰ制覇のベルトを巻いて凱旋する意気込みを示した。

　この日、都内で会見したバダは「来年６月か７月に国王から賞をもらうんだ。Ｋ―１での活躍が評価された」と胸を張った。関係者によると、国王ムハンマド６世からもらえるのは日本でいう国民栄誉賞で、過去に数人しか受賞者はいないという。「モロッコ最高のアスリートと認めてもらえた。光栄だよ」。 “悪魔王子”の異名をとる暴れん坊も、本物の王様からの招待にはさすがに神妙だ。

　決勝大会では初戦で４度目のＶを狙うピーター・アーツ（３８）＝オランダ＝と対戦。「アーツを倒さないと“チェンジ（変革）”は起こせない」とＫ―１新旧世代の完全交代をもくろむ。「必ずベルトを持って授賞式に出席したい」。日本選手がひとりも出ない決勝トーナメントだが、モロッコの英雄が大会を盛り上げる。

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ロッテ０５年ドラ１・柳田がＫ―１転向！今オフ戦力外の２１歳、父は元ボクサー

ロッテの０５年高校生ドラフト１巡目で、今オフに戦力外通告を受けた柳田将利投手（２１）が、プロ格闘家に転身する意向を持っていることが４日、分かった。かねてより格闘技に強い興味を示していた柳田には、新しい日本人スターが欲しい「Ｋ―１」が興味津々。近日中に本格的な交渉に入る予定だ。

　かつての“ボビーの恋人”が、第２の人生をリングに求める。Ｋ―１側は既に水面下で意思を調査。来季のトライアウト受験を目指し、大阪の実家に戻ってトレーニングを続けている柳田は、「魔裟斗さんがすごく好き。話があるのならばぜひ聞いてみたい」と強い関心を示している。

　ポテンシャルは折り紙付きだ。父・平三郎さんは元プロボクサーで、ＤＮＡには格闘センスがすり込まれている。３年間で１軍出場はなかったものの、青森山田高時代は通算３６本塁打をマークし、９月に打者転向するまで、一時は二刀流が検討されるなど、運動能力は一級品。１７６センチ、９３キロの体格に、不敵な面構えといったキャラクター面も格闘技向きだ。

　Ｋ―１は一時の人気に陰りが見えるだけに、柳田は魅力的な素材だ。現状ではヘビー級が有力だが、大減量して魔裟斗らがいるミドル級、また、総合格闘技部門のＤＲＥＡＭという選択肢もある。将来的には、プロ格闘家転向を表明した北京五輪柔道金メダリスト・石井慧（国士大）とのビッグマッチの可能性も十分ある。

　プロ野球から格闘家への転身では、ロッテの先輩でもある立川隆史の例があるが、柳田は２１歳の若さで、伸びしろも大きいはずだ。「ケンカ屋と聞いているし、期待している。６日のＫ―１ワールドＧＰでは、リングサイド最前列の席を用意しておく」とＫ―１の谷川貞治イベント・プロデューサー。柳田の動向に注目が集まる。

　◆柳田　将利（やなぎだ・まさとし）１９８７年９月２日、大阪・藤井寺市生まれ。２１歳。青森山田高時代はＭＡＸ１４９キロの剛球と、通算３６本塁打の長打力を兼備し、０５年の高校生ドラフト１巡目でロッテに入団。両ひざの故障などもあり、３年間で１軍出場はなし。今年９月には野手転向が発表されたが、１０月１日に戦力外通告を受けた。１７６センチ、９３キロ。左投左打。独身。

　◆格闘家へのサプライズ転身　最大の話題を呼んだのは、０３年の元横綱・曙のＫ―１参戦。同年大みそかの「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！」では、ボブ・サップと激突し、壮絶なＫＯ負けを喫するなど大きなインパクトを残した。その後も、Ｋ―１にはタレントのボビー・オロゴンや、柔道の秋山成勲など、話題性のある選手が続々参戦。対抗勢力だったＰＲＩＤＥでも柔道の吉田秀彦や、レスリングのシドニー五輪金メダリストであるルーロン・ガードナーなど、大物が続々リングに上がっている。

参照元：スポーツ報知

上原メジャー「何も動きない」…１か月ぶり公の場に姿

巨人から今オフ、フリーエージェント（ＦＡ）宣言した上原浩治投手（３３）が３日、米大リーグ移籍に関して進展がないことを明かした。この日、東京・神宮外苑の室内練習場で「プロスポーツ昭和５０年会」主催の少年野球教室に参加。日本シリーズ終了後、約１か月ぶりに公の場に姿を見せ、自らの口で説明した。

　野球教室終了後、報道陣に囲まれた上原は「何も動きがないので、答えようがない。何かあれば連絡したいな、と思いますけど、本当に何もないので。（要望は代理人に）最初に言っていますから」と、進展がないことを繰り返し強調した。すでに代理人を務める米国ＳＦＸ社のマーク・ピーパー氏が「まずはＦＡ市場の動きを見るしかない」と長期戦を示唆しており、本人も静観の構えだ。

　この日の野球教室では古城、ロッテ・清水ら同級生と一緒に、笑顔で少年たちに野球を指導。「体は動かしてますから」すでに自主トレを開始しており、動きは軽快だった。上原に興味があると言われるエンゼルス、メッツを含め、移籍先に注目が集まる。

参照元：スポーツ報知

田沢フェンウェイ・パーク見学

【ボストン（米マサチューセッツ州）】レッドソックスへの入団を決意した新日本石油ＥＮＥＯＳの田沢純一投手（２２）が、２日、本拠地であるフェンウェイ・パークを訪れ、球団首脳やトレーナー陣と顔合わせを行った。

　約１９時間の長時間移動から一夜明けたこの日の田沢は、疲労困ぱいの前夜とは違い、少しリラックスしていた。現地時間の午後２時半過ぎ、あこがれの“ホーム”に球団関係者とともに入った後は、レ軍のクラブハウスなど球団施設を見学した模様で、その後にレ軍首脳数人とトレーナー陣とあいさつを交わした。

　すべてはレ軍入りへの準備が着実に進んでいる証拠。３日にも正式契約を交わす運びで、「レッドソックス・田沢」の誕生は秒読み段階に入った。

参照元：スポーツ報知

マンＵは１５日に来日…クラブＷ杯

日本サッカー協会は３日、クラブＷ杯に出場するチームの来日日程を発表し、欧州代表でＣ・ロナウドらスター選手をそろえるマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）は１５日に来日することになった。南米代表のＬＤＵキト（エクアドル）は１２日に日本入りする。

　両チームは準決勝から登場し、マンチェスターＵは１８日、キトは１７日に初戦を迎える。

参照元：スポーツ報知

内藤に異例の制御「２４時間管理態勢」…２３日Ｖ４戦

２３日にＶ４防衛戦（両国国技館）を控えるプロボクシングＷＢＣ世界フライ級王者・内藤大助（３４）＝宮田＝に２日、異例の練習抑制指令が出された。清水智信（金子）を１０回ＫＯで下した７月のＶ３戦で序盤から中盤にかけ苦戦した原因を、オーバーワークによる体調不良と陣営が推察。野木丈司トレーナーが約２週間前からマンマークし、２４時間管理態勢が敷かれることになった。内藤はこの日、宮田ジムでスパーリングを公開した。

　同じ失敗は２度繰り返さない。７月のＶ３戦の直前３日前に軽めの練習を指示されていたにもかかわらず、２時間みっちり動いてしまうほど心配性の内藤は「やるなと言われてもやっちゃう」と苦笑いした。今回もオフに練習していたことがこの日までに発覚。野木トレーナーは「休むのもメニュー。ぼくが張り付いて監視しますよ」とメニュー外の練習を行わないよう、“監視態勢”を敷くことを明言した。

　生まじめな内藤らしい話ではあるが、本番で不調、では元も子もない。公開スパーでは鋭い左フック、ワンツーを披露。山口真吾（渡嘉敷）とのＶ４戦は、いかにこのコンディションを維持できるかが大きな鍵を握る。「言うことは聞かないとダメですね」頭をかきながら内藤はＶ４戦必勝を誓った。

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和毅、帰国後すぐ興毅と練習…８日国内初戦

ボクシング亀田３兄弟の三男・和毅（１７）が３日、国内デビュー戦（８日・栃木県立県南体育館）へ向け、メキシコから成田空港に帰国した。デビュー戦から中１６日の試合、そして飛行機の出発が８時間遅れ、丸１日を移動に費やす強行軍にも「体は仕上げてあるから大丈夫」と鉄人ぶりを発揮した。

　メキシコで鍛えた精神力はダテではなかった。「これからお兄ちゃん（興毅）と練習するよ」アドリアン・ラミレス（２０）＝メキシコ＝との試合へ向け足早に帰途に就いた。現地での武者修行中には突然の日程変更、試合中止は当たり前。だからこそ、常人ならしんどい移動も「中身はだいぶ強くなってるからな」と意に介さなかった。

　４日には世界挑戦経験もある前東洋太平洋、日本スーパーフライ級王者・河野公平（ワタナベ）とのスパーリングが決定。「いい選手とやれてうれしいよ」希望する日本人選手との対戦はかなわなかったが、トップクラス選手とのスパー実現に亀田家の最終兵器は笑顔が絶えなかった。

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「桃犬」積立金１０４７万円

　女子プロゴルフの上田桃子（２２）＝ソニー＝が２月に発足させた盲導犬普及啓発活動等の支援活動「桃犬（ももけん）プロジェクト」による積立金が１０４７万円に達し、同額を盲導犬を目指す犬５頭の育成費として支援することが３日、決まった。

　同プロジェクトでは上田が出場した今季の試合で獲得したバーディー数（３４９＝イーグル、アルバトロス含む）に応じて上田と協賛企業５社が支援金を積み立てた。上田は「さらに大きな支援ができるように頑張りたい」と、コメントした。

参照元：スポーツ報知