和毅「ボクシング王子や」…同い年・遼に対抗心

亀田家の最終兵器がボクシング界の遼クンになる。亀田３兄弟の三男・和毅（１７）が４日、東京・五反田のワタナベジムで国内デビュー戦（８日、栃木県立県南体育館）へ向けスパーリングを公開。プロ１年目から賞金１億円を稼ぎ出した同い年のプロゴルファー・石川遼に対抗し「じゃあ、おれはボクシング王子やな」と宣言した。

　和毅自身、ゴルフに興味はないが、その存在はもちろん知っている。しかも同い年だけに「普段メキシコにいるから見たこともないけど、すごいんやろなあ」と感心。「敬語はしゃべれんけど」と頭をかきながらも、ハニカミ王子への対抗心を燃やした。

　公開スパーでは兄の興毅、大毅以上とも言われる素質をうかがわせた。ＷＢＡ世界スーパーフライ級６位・河野公平（ワタナベ）を相手に、押されながらも鋭い左ジャブ、右カウンターで応戦。堂々の打ち合いを演じ、「１７歳ってことを考えれば本当にすごい。楽しみ」と世界ランカーをうならせた。

　あとはリングでアドリアン・ラミレス（２０）＝メキシコ＝を倒すだけ。「スピードには自信があるよ。パパパパパンで終わらせるよ」。“王子襲名”にふさわしい、衝撃度満点の試合を披露する。

参照元：スポーツ報知