上原メジャー「何も動きない」…１か月ぶり公の場に姿

巨人から今オフ、フリーエージェント（ＦＡ）宣言した上原浩治投手（３３）が３日、米大リーグ移籍に関して進展がないことを明かした。この日、東京・神宮外苑の室内練習場で「プロスポーツ昭和５０年会」主催の少年野球教室に参加。日本シリーズ終了後、約１か月ぶりに公の場に姿を見せ、自らの口で説明した。

　野球教室終了後、報道陣に囲まれた上原は「何も動きがないので、答えようがない。何かあれば連絡したいな、と思いますけど、本当に何もないので。（要望は代理人に）最初に言っていますから」と、進展がないことを繰り返し強調した。すでに代理人を務める米国ＳＦＸ社のマーク・ピーパー氏が「まずはＦＡ市場の動きを見るしかない」と長期戦を示唆しており、本人も静観の構えだ。

　この日の野球教室では古城、ロッテ・清水ら同級生と一緒に、笑顔で少年たちに野球を指導。「体は動かしてますから」すでに自主トレを開始しており、動きは軽快だった。上原に興味があると言われるエンゼルス、メッツを含め、移籍先に注目が集まる。

参照元：スポーツ報知