バレロＶ４戦「嶋田をＫＯで葬る」…ＷＢＡスーパーフェザー級

◆報知新聞社後援　ＷＢＡスーパーフェザー級王座戦（６月１２日、東京・日本武道館）　４度目の防衛戦を迎える王者・エドウィン・バレロ（２６）が２９日来日。今秋にも待望の米国再デビューを果たす２３戦全ＫＯ勝ちの王者は、挑戦者・嶋田雄大（３６）のＫＯ葬を約束。「彼のキャリアはこれで終わり」と言い切った。

　アマチュア時代の交通事故を理由に米国で停止されていたライセンスを、３月にテキサス州で再取得。秋にも約５年ぶりの再上陸を果たす。再出発への“前哨戦”となるＶ４戦。「目先のことは考えず、まずは一戦集中だよ」と笑顔で話した怪物王者は、アダムス・トレーナーの「１ラウンドでフィニッシュだ」の言葉に深くうなずいた。

参照元：スポーツ報知

間垣親方と豊桜に減俸処分、陸奥親方はけん責に

日本相撲協会は２９日、東京・両国国技館で定例の理事会を開き、大相撲夏場所中の朝げいこで弟子を竹刀で殴打してけがを負わせた間垣親方（元横綱二代目若乃花）と、弟弟子の序ノ口力士を調理器具でたたいて負傷させた十両豊桜にそれぞれ３か月、３０％の減俸処分を決めた。

　豊桜の師匠、陸奥親方（元大関・霧島）はけん責処分となった。

　間垣親方も同席して行われた話し合いでは、弟子へ行き過ぎた行為をしたにもかかわらず「どこの部屋でも行われている」などと発言した同親方に対し、理事からの降格を求める厳しい意見も出たが、理事会の総意で減俸に決まった。

　間垣親方は相撲協会の理事を務めている。３人は力士死亡の再発防止検討委員会から、場所中に厳重注意を受けていた。

　北の湖理事長（元横綱）「あってはいけないことなので、深く反省しなければいけない。理事会で決議されたことは重いが、間垣親方自身は真摯（しんし）に受け止めている」

　陸奥親方（元大関・霧島）「わたしの責任だから、どんな処分でも受け止める。（豊桜とは）数え切れないくらい話をして、二度とこういうことがないようにと言った。これからが大事だ」

　豊桜「どんな処分でも真摯（しんし）に受け止める。今は（弟弟子の）ご両親や、皆さんに迷惑を掛けたので申し訳ない気持ちでいっぱい。とにかく謝るだけです」

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ナダル、フェデラーら勝つ…全仏テニス

◆テニス全仏オープン第５日（２９日、パリ・ローランギャロス）　男子シングルス２回戦で４連覇を狙う第２シードのラファエル・ナダル（スペイン）と初優勝を目指す第１シードのロジャー・フェデラー（スイス）がそろって勝ち上がった。

　昨年４強の第４シード、ニコライ・ダビデンコ（ロシア）や第５シードのダビド・フェレール（スペイン）も３回戦に進出した。

　女子シングルス２回戦で第４シードのスベトラーナ・クズネツォワ（ロシア）は勝ったが、昨年の８強で第６シードのアンナ・チャクベタゼ（同）は敗退した。

　第１シードのマリア・シャラポワ（ロシア）はベサニー・マテック（米国）と対戦し、６―２、２―３としたところで日没順延となった。（共同）

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遼ビビった！難コース「思い切り打てない」…男子ゴルフ

　◆男子プロゴルフツアー　三菱ダイヤモンドカップ第１日（兵庫・東広野ＧＣ＝７１０２ヤード、パー７１）　石川遼（１６）＝パナソニック＝は２バーディー、４ボギー、１ダブルボギーの７５で４オーバーの８８位。深いラフと高速グリーンが待つ難コースに、普段の思い切りのいいスイングができず出遅れた。首位は６アンダーで２位に３打差をつけた星野英正（３０）＝フリー＝。米国から一時帰国している丸山茂樹（３８）＝トヨタ自動車＝は６オーバーの１１８位と苦しいスタートとなった。

　正午にホールアウトした石川が帰路についた時には、午後４時を回っていた。４オーバーの結果を受け、昼食やインタビューを済ませても、なお延べ２時間、練習場に居残って打ち込み。出場４戦連続の予選落ちの不安を振り払うかのように、雨上がりの日差しを浴びて必死に調整を進めた。

　嫌でも目に入る９０ミリ前後に設定された深いラフ、うねるグリーンが精神的な悪循環を呼んだ。出だしの１０番でバーディー発進したが「いつものゴルフではなかった。思い切って打てなかった」。後半４番まではパープレーと耐えたが、５番の第１打を左のラフに打ちボギー。６番ではグリーン奥からの第３打の寄せが深いラフから出ず、結局ダブルボギーを叩き、急降下した。

　昨年度賞金ランク１、２位の谷口、片山は「こういう（難しい設定の）コースは好き」と口をそろえた。逆に石川は「ラフからはグリーンでボールが止まらない。ティーグラウンドに立った瞬間に、絶対にラフに入れたくないと思うと、フェアウエーが狭く見えてしまいスイングが小さくなった。コースに負けている。気持ちが弱い」と“恐怖心”にも似た感情を覚えた。ミスを恐れない積極性にあふれた石川のゴルフは鳴りを潜めた。

　予選通過は微妙。だが“あきらめ”はない。前週のマンシングウェアＫＳＢカップでは初日に６オーバーと崩れたが、２日目は５アンダーと変身。「挑戦者という気持ちを出していきたい」と口元を引き締め、巻き返しを誓った。

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藍３０位、桃子６０位発進…米女子ゴルフ

◆米女子ゴルフツアー　ギン・トリビュート（２９日、米サウスカロライナ州マウントプレザント　リバータウンＣＣ＝パー７２）　第１ラウンドを行い、宮里藍は３バーディー、１ボギーの７０で回り、首位に５打差の３０位で発進した。上田桃子は１イーグル、２ボギーの７２で６０位と出遅れた。

　カリー・ウェブ（オーストラリア）と金寅敬（韓国）が６５で首位に立った。世界ランク１位のロレーナ・オチョア（メキシコ）はおじの急病のため欠場した。

　宮里藍「きょうはいいプレーができた。調子はいいから、後は自信を持ってできるかできないか。そういうところまで来ていると思う」

　上田桃子「イーグルが決まって流れが変わるかと思ったが、イージーなホールで（スコアを）落としてしまってショック。これだけショットもパットもいいのにスコアが出ない」

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三崎「涙する」熱い戦い約束…戦極

　戦極～第三陣～（６月８日・さいたまスーパーアリーナ）でミドル級（８３キロ以下）ワンマッチに出場する三崎和雄（３２）＝ＧＲＡＢＡＫＡ＝は２９日、都内道場で公開練習。１８８センチのレスリング出身、ローガン・クラーク（２３）＝米国＝との対戦に向けて、１９５センチのインド出身格闘家、シング・心・ジャディブを仮想相手としてのスパーリングを行った。「相手はビデオで見たが、手足が長くてやりにくそう。（結果がどうあれ）涙するかもしれないが、そんな試合にしたい」と熱い戦いを約束した。

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福留、稼頭央が２位…球宴ファン投票中間発表

　米大リーグは７月１５日にヤンキー・スタジアムで行われるオールスター戦ファン投票、ナ・リーグ第１回中間結果を発表し、日本選手は外野手の２位に福留孝介（カブス）、二塁手の２位に松井稼頭央（アストロズ）が入った。

　外野手の１位はソリアーノ（カブス）で約３５万票、福留が約３３万票、３位はグリフィー（レッズ）で約３０万票。二塁手の１位はアットリー（フィリーズ）で第１回の最多得票となる約５４万票。松井稼は約１８万票。

　大リーグ公式ホームページによると、福留が「新人の外野手」としてオールスター戦に先発出場すれば、ナ・リーグに限ると、１９４８年のリッチー・アシュバーン（フィリーズ）以来、６０年ぶりとなる。

　このほかのポジションの１位は一塁手がバークマン（アストロズ）、三塁手はＣ・ジョーンズ（ブレーブス）、遊撃手はラミレス（マーリンズ）、捕手はソト（カブス）。

　二塁手の井口資仁（パドレス）は５位以内に入っていない。外野手の田口壮（フィリーズ）も１５位以内に入っていない。

　オールスター戦はファン選出の打者（投手は投票対象外）が先発出場する。最終投票結果の発表は７月６日。
参照元：スポーツ報知

ダルビッシュ熱投１４１球！５月初白星で６勝…日本ハム

◆ヤクルト３―７日本ハム（２８日・神宮）　愛妻の視線を感じながら、今季最多の１４１球に魂を込めた。ダルビッシュが苦しみながら５月初勝利を挙げた。８回３失点で４月３０日のロッテ戦（千葉）以来、約１か月ぶりの６勝目。「今日は奥さん（サエコ夫人）が見に来てくれていたので頑張りました」と久しぶりの白星をかみ締めた。

　マイナーチェンジがうまくいった。「最近、制球が良くないので」と投球フォーム変更を決断。セットポジションの時に右足を曲げ、右腕のテークバックが小さい投法を試した。これまでのフォームの優雅さは失ったが、最速１５０キロで９奪三振と球威は健在。配球面でも可能な限り多くの球種を使い、的を絞らせない工夫をした。

　神宮は“最強エース”へのスタート地点だった。０６年６月１３日のヤクルト戦（神宮）。５回途中６失点ＫＯ、持病の右肩が悲鳴を上げた。直後から肩のインナーマッスル強化を中心にトレーニングに没頭。今や絶対的なエースとなった男は、神宮初勝利で２年間の成長をアピールした。

　前回登板の２１日横浜戦（札幌Ｄ）で腰の張りを訴えたが、この日の熱投で不安を一掃。日本ハムを交流戦首位タイに導いた。「次はスッキリ勝ちたい」と誓ったダルビッシュからは「交流戦優勝を目指します」とＶ宣言まで飛び出した。登板試合のチーム成績は１１戦１０勝。リーグＶ３への使者は、着実にその任務を遂行している。

参照元：スポーツ報知

岡田監督、高原残した！「忍耐必要」手もとでエース復活待つ

日本サッカー協会は２８日、Ｗ杯アジア３次予選のオマーン戦（６月２日・日産ス、７日・マスカット）、タイ戦（１４日・バンコク）に臨む日本代表を発表。予想された２２～２３人ではなく、キリン杯と同じ陣容の２５人が選出され、岡田ジャパン４試合無得点と不振を極めるエースＦＷ高原直泰（２８）＝浦和＝が生き残った。高原はオフを返上して大原グラウンドでランニングを行い、“６月決戦”への戦闘モードに突入した。

　岡田武史監督（５１）は、背水のエースとともに苦難を乗り越えることを選択した。最終予選進出のためには、ひとつの負けも許されない“６月決戦”に、岡田ジャパン４試合無得点と不振を極める高原を呼ぶことを決断したのだ。

　高原も、その意味は十分に分かっている。２７日のキリン杯パラグアイ戦では、後半１８分からの出場ではあったが、シュートすら打てなかった。一夜明け、オフ返上で午前中から浦和の大原グラウンドに現れると、ゲルト・エンゲルス監督（５１）と約１５分間の“青空会談”。午後には２９日の代表再集合に向け、約３０分のランニングを行って調整した。報道陣には「きょうはすいません」としか語らず、頭の中は既に“戦闘モード”に突入している模様だ。
ベンチは１８人　岡田監督は今回、２５人の“大量”メンバーを選出したが、Ｗ杯予選にベンチ入りできるのは１８人だけ。３１日、６月８日にはナビスコ杯もあるため、クラブで高原の復調を待つという手も残されていたはずだ。パラグアイ戦後には、高原について「本来の姿を取り戻すことが大事。我々には『忍耐』が必要。マスコミの皆さんにも『忍耐』を持ってほしい」と発言。メンバーから外す可能性さえ示唆していた。だが、自身のもとでエースの復活を待つことを選択したのだ。

　岡田監督は「この２５人のメンバーをひとつのチームと考えて、これでアウェーのタイ戦までの３試合を乗り切りたいと思います」とコメントを発表。信じ続ける指揮官のため、背水のエースには一刻も早い真の復活が待たれる。

参照元：スポーツ報知

上村愛子 １０年バンクーバー五輪に意欲

昨季のＷ杯フリースタイルスキー、モーグルで日本人初の種目別優勝の快挙を達成した上村愛子（２８）＝北野建設＝が２８日、東京・丸の内のゆうちょ銀行本店で、同行が発行した「ＪＰ　ＢＡＮＫ　ＶＩＳＡカード」のＰＲイベントを行った。８月に夏季五輪の北京大会が迫る中、早くも２年後の２０１０年冬季バンクーバー五輪に意欲。「モーグルに出会った大切な場所。Ｗ杯でつけた自信で挑みたい」と４大会連続五輪出場へ意気込みを示し、北京でメダルを狙う日本代表らにも「自分の力を信じて」とエールを送った。

参照元：スポーツ報知

長谷川Ｖ６へ減量順調

６月１２日の報知新聞社後援「ワールドプレミアムボクシング」（日本武道館）でクリスチャン・ファッシオ（ウルグアイ）を相手に６度目の防衛戦を戦うＷＢＣ世界バンタム級王者の長谷川穂積（２７）＝真正＝が２８日、同級１７位の安田幹男＝六島＝とスパーリングをこなした。すでに９６回のスパーをこなし、体重は前日でリミット（５３・５キロ）まで３キロ。前回は減量で苦労したが「落ちるのが早くて体がしんどい」と苦笑していた。

参照元：スポーツ報知

橋下知事ＶＳ北の湖理事長！大阪府立体育館存続へ直接対決

　日本相撲協会の北の湖理事長（５５）は２８日、大阪府庁に橋下徹知事（３８）を訪ね、大相撲春場所の会場となっている大阪府立体育会館の存続を求める陳情書を手渡した。知事直轄のプロジェクトチーム（ＰＴ）は１１年以降に約１００億円で同会館を売却する試案をまとめている。同知事はこの日、６月５日に最終決断を公表する考えを示したが、売却される場合には大阪以外の土地で春場所を開催する可能性も出てくる。大阪から大相撲の灯が消えるのか？

　わずか３分の“対決”だった。大阪府庁３階応接室。午後４時１５分に橋下知事が姿を見せると、北の湖理事長は「よろしくお願いいたします」と府立体育会館の存続を求める陳情書を手渡した。記念撮影では握手もない。会話もかみ合わない。重苦しいムードのまま直接対決は幕を閉じた。

　相撲協会の理事長が、このような陳情をするのは極めて異例。理事長自らの出馬は、同会館存続を強く希望する協会の総意だ。知事は会談後「６月上旬に最終判断をします」とし、相撲協会の熱意を受け入れた上で６月５日に結論を公表することを明かした。

　正式に同会館の売却が決まれば、協会側は大阪場所の撤退も視野に入れた重大な決断を迫られる可能性が出てくる。ＰＴは同会館の機能を門真市のなみはやドームへ移転する計画だが、一等地の難波にある同会館に比べると交通のアクセスが不便になる上、新たにマス席設営などで約６億円の出費があるとみられており、協会内部では移転に消極的な意見が多い。大阪の相撲の灯は消したくないが、同会館売却という想定外の事態の前には撤退せざるを得ない状況も出てくる。会談後、理事長は大阪場所の存続、撤退に関する質問に「今は先のことは何も考えていません」と慎重な言葉を繰り返した。

　知事は「大阪に大相撲は残ってほしい。なくなるのは困る」と逆に理事長へ要望した。協会は２９日に理事会を開くが「今日のことも報告します」と理事長。大阪の相撲の灯を消さないよう他の理事の意見を聞きながら、６月５日の橋下知事の決断を待つ。

　◆春場所　大阪で３月に開催される地方本場所の俗称で、正式には「三月場所」。過去には名古屋などでも行われていたが、１９５３年の年４場所制となってからは大阪に定着。大阪府立体育会館が会場となった（８６年のみ改装のため大阪市中央体育館で開催）。

参照元：スポーツ報知

阿覧、新十両！史上７位スピード出世！

日本相撲協会は２８日、大相撲名古屋場所（７月１３日初日・愛知県体育館）の番付編成会議を開き、ロシア出身の阿覧（２４）＝三保ケ関＝ら３人の十両昇進力士を発表した。ただ一人の新十両となった阿覧は相撲の元世界選手権無差別級王者で、初土俵から所要９場所での昇進は年６場所制となった５８年以降では大関・琴欧洲（２５）＝佐渡ケ嶽＝らと並ぶ史上７位のスピード出世（幕下付け出しを除く）。ロシア出身では４人目となった。再十両は土佐豊（２３）＝時津風＝、玉飛鳥（２５）＝片男波＝。２３人の引退も発表された。

　阿覧はたどたどしい日本語で「うれしい。気持ちがいい」と喜びを表した。早すぎる出世に、言葉の上達がついていかない。名古屋場所での目標は「とりあえず勝ち越し」。将来の目標も「とりあえず幕内」と答えた。　昨年初場所の初土俵からわずか１年４か月。幕内の露鵬（２８）＝大嶽＝、白露山（２６）＝北の湖＝と同じウラジカフカス出身。１３歳でレスリングを始め、１７歳でロシアジュニア選手権で２位。そのころから相撲も始め、２２歳で出場した０６年の世界相撲選手権（大阪）で、無差別級を制覇。迫力ある突っ張り、押しが武器だ。

　しこ名の阿覧欧虎（はくとら）にちなみ、虎のデザインの化粧まわしが贈られるという。十両になれば、１０３万６０００円の月給も支給される。「お父さん、お母さんにオカネ送る」とまだ大銀杏（いちょう）も結えない２４歳は、親孝行を誓った。

　◆阿覧　欧虎（あらん・はくとら）本名アラン・ガバライエフ。１９８４年１月３１日、ロシア・北オセチア共和国ウラジカフカス生まれ。２４歳。１３歳でレスリングを始め、１７歳から相撲を始めた。０６年世界相撲選手権無差別級で優勝した際には十両・市原（２３）＝木瀬＝にも勝利した。０７年初、初土俵。１８５センチ、１４０キロ。得意は突き、押し、右四つ、寄り。趣味はパソコン。家族は両親、姉、兄、弟。

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遼、４戦ぶり予選突破へ異例“釣整”…男子ゴルフ

男子プロゴルフの三菱ダイヤモンドカップは２９日から４日間、兵庫・東広野ＧＣで行われる。石川遼（１６）＝パナソニック＝は２８日早朝、須磨沖で船釣りを初体験。試合前日を異例のリフレッシュ法で過ごし、４戦ぶりの予選突破を狙う。

　クラブを釣りざおに持ち替えた石川は、父・勝美さん（５１）らと総勢５人で午前６時に船に乗り込み沖に出た。開始からわずか４分で“当たり”が来ると、体長約２０センチのカサゴ計４尾をゲット。「あまり釣れなかった」と苦笑したが「今年一番のリフレッシュでしたね。周りから気分転換も大事と言われていたが、それがよく分かった」と真顔で話した。

　プロアマ戦出場選手からは外れていたため、午後からコースを訪れ、黙々と練習。プロ転向後はゴルフ一色の生活で、気分転換は自身のブログに日記を書き留めるくらい。「同じモチベーションを保ちながら毎日ゴルフをやるのは難しい。生活のスタイルを考えなければ」と思案する中で得た絶好の気分転換。夜の食卓には釣り上げた魚が並んだ。「オンとオフがしっかりできた」身も心も一新して試合に臨む。

参照元：スポーツ報知

森上、２年連続初戦敗退…全仏オープン

◆テニス全仏オープン第４日（２８日、パリのローランギャロス）　女子シングルス１回戦で世界ランキング６９位の森上亜希子（ミキハウス）は同８７位のペトラ・クビトバ（チェコ）に４―６、３―６で敗れ、２年連続の初戦敗退となった。

　６年ぶりの優勝を目指す第５シードのセリーナ・ウィリアムズ（米国）、第２シードのアナ・イワノビッチ（セルビア）は２回戦でストレート勝ちした。

　男子シングルスでは、第１０シードのアンディ・マリー（英国）らが３回戦に進んだ。

　森上亜希子「ここで一つ勝てば五輪に近づくと思って出たので、すごく残念。（左ひざの故障で）思うように練習ができていなかったし、ボールへの反応もあまりよくなかった」

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所、快勝で“ＫＩＤ”に挑戦だ…ＤＲＥＡＭ４

戦う元フリーター、所英男（３０）＝チームゼスト＝がＤＲＥＡＭ．４（６月１５日・横浜アリーナ）で日系米国人の柔術家、ダレン・ウエノヤマ（２８）とフェザー級（６７キロ以下）で対戦することが２８日、発表された。

　主催者は年内にもフェザー級のタイトルを新設予定。ＤＲＥＡＭ初参戦となるこの試合の内容と結果次第では、同階級のエース候補、山本“ＫＩＤ”徳郁（３１）＝ＫＲＡＺＹ　ＢＥＥ＝との初代王座をかけた対決も実現しそう。「今までずっとタイトルは逃してきているので、最後のチャンスのつもりでやります」７０キロ級だったＨＥＲＯ’Ｓ時代のように増量の必要がないのも強みだ。

参照元：スポーツ報知

ダル選出宣言！「実力なら俺」…オールスター新制度「選手間投票」

プロ野球オールスターゲーム運営委員会は２７日、「マツダオールスターゲーム２００８」の開催要項を発表した。今季はファン投票とは別に、１２球団の選手が投票する「選手間投票」を実施。２年連続の出場を狙う日本ハム・ダルビッシュ有投手（２１）は「選手間投票での選出を目指す」と宣言した。球宴後は北京五輪日本代表合宿への合流が確実。球宴出場が実現すれば、中６～７日の等間隔を経て、８月２３日の決勝戦に向けて理想的なローテーションが完成する。

　ダルビッシュの胸はときめいた。プロが選ぶ最高のプレーヤー。史上初の選手間投票に心を動かされた。「ファン投票は（楽天の）田中君とかがいてちょっと難しいと思うので、選手間投票での選出を目指します」。ライバルに認められて得る出場権。力強い言葉に“プロ中のプロ”への決意と意欲を詰め込んだ。

　昨年は監督推薦で球宴に初出場。成績は田中を上回っていたが、ファン投票では約２０万票差の２位に終わった。選手間投票は１２球団の選手全員が両リーグ各ポジションの選手に投票するが、自軍選手への投票は不可。導入にはプロの目で真の実力者を選び、最強布陣を敷く狙いがある。同制度での出場選手こそ真のＮＯ１。ダルビッシュが選手間投票での出場にこだわる理由はそこにある。

　球宴直後の８月２日には北京五輪日本代表の合宿がスタートする。日本の大黒柱として期待される右腕は「マウンドに上がれば本気じゃないということはない」と球宴での全力投球を宣言。０６年までチームメートだった巨人・小笠原には「真っすぐだけになると思う」と直球勝負を誓った。五輪１次リーグは８月１３日に開幕。セ・リーグの一流打者との対戦は、自身の仕上がりをチェックする絶好の機会になる。

　熱望する球宴出場が実現すれば、金メダルへの強烈な追い風が吹く。球宴に登板後、中６～７日で壮行試合、１次リーグが控えており、決勝の先発を託された場合にも理想的な登板間隔となる。これまでも中６日で最良のパフォーマンスを見せてきただけに、球宴出場は星野ＪＡＰＡＮにとってもプラスに働きそうだ。

選手間投票に強い興味を示したダルビッシュはこの日さっそく１票を投じた。投票した選手名は明かさなかったが、「そういうのを考えるのは好きなのでスラスラ書けました。迷いなく」と笑った。新制度で“最強エース”の称号を勝ち取り、祭典から北京へ。ダルビッシュが描くシナリオの先には、悲願の金メダルが待っている。

　◆選手間投票　全支配下選手が、自チーム選手を除くセ・リーグ９ポジション９選手、パ・リーグ１０ポジション１０選手（ＤＨ含む）に投票する。対象選手はファン投票リストの３０選手で、ポジションごとの最多得票選手に出場資格を与える。１位選手がファン投票と重複した場合、選手間投票２位からの繰り上げ選出は行わず、その選手枠を監督推薦枠に移行する。出場できる２８選手からファン投票と選手間投票とで選出された人数を差し引いた残りが監督推薦枠に充てられる。

　◆「直球勝負」に応える小笠原フルスイング　○…小笠原は１０年連続のオールスター出場に意欲を見せた。「選ばれるように、自分の持っているものをグラウンドでしっかり出していきたい」ときっぱり。昨年はダルビッシュとの対戦で二ゴロに倒れただけに「打てればいい思い出になるから、思い切り振りたいね」と意気込んでいた。

　◆ダル２８日先発！腰は大丈夫　○…ダルビッシュが腰の不安を一掃した。前回登板の２１日横浜戦（札幌Ｄ）は腰の張りのため７回８８球で降板したが、「問題ないです。普通にマウンドに上がれます」と先発濃厚な２８日ヤクルト戦（神宮）に向けて万全をアピール。今季のオープン戦では新しいマウンドが合わず制球難に苦しんだが、「神宮？　思うことはありません」と平常心を強調した。

参照元：スポーツ報知