カージナルス８５年ぶり１０者連続安打！田口はマルチ

◆カージナルス１０―５パドレス（６日・セントルイス）　カージナルスの田口壮は「２番・中堅」で５打数２安打１打点。打率は３割。

　カージナルスが、１四球を挟み１０者連続安打の大リーグ・タイ記録をマークした。カージナルスにとっては８５年ぶり３度目の快記録。

　０―３の５回、先頭打者の８番・ルーパーが中安打すると、田口も中安打するなど４番のエンカーナシオンまで６者連続安打して４―３と逆転。さらに、２本塁打などが飛び出して一挙１０点を奪った。

　◆田口の打席別結果
  第１打席　１回　右安打
  第２打席　３回　一ゴロ
  第３打席　５回　中安打　打点１
  第４打席　５回　遊ゴロ併殺打
  第５打席　８回　右飛

参照元：スポーツ報知

松井秀、逆転の口火！ヤンキース４連勝

◆ブルージェイズ４―５ヤンキース（６日・トロント）　ヤンキースの松井秀喜は「５番・指名打者」で４打数１安打１打点で、逆転勝利に貢献した。打率は２割９分３厘。

　逆転劇は松井秀のタイムリーで始まった。２点を追う６回無死一、二塁。左腕ダウンズの初球、外角低めのカーブに合わせ、左前適時打を放った。ゴジラのバットが集中打を呼び、カノ、カブレラが続いてこの回４点を奪い、一気に逆転。ヤンキースは４連勝で貯金を最多の１２に伸ばした。

　ヤンキース・松井秀「（６回に適時打）ラッキーな面があった。大事な場面だったし、出てよかった」

　◆松井秀の打席別結果
  第１打席　２回　右飛
  第２打席　４回　右飛
  第３打席　６回　左安打　打点１
  第４打席　８回　二飛

参照元：スポーツ報知

ベッカムがＭＬＢ観戦！松井秀と対面

　米プロサッカーリーグＭＬＳのロサンゼルス・ギャラクシーに入団したイングランド代表のデービッド・ベッカムが６日、ブルージェイズ―ヤンキースをチームメートと一緒に観戦した。

　クラブハウスにベッカムを案内したヤンキースのトーレ監督は「雰囲気があるな。みんな喜んでいた」。トレーナー室で握手を交わした松井秀は「かっこよかったですね。近くで見ると」と二枚目ぶりを絶賛した。ただ、身長１９０センチ、体重１００キロを超える大男に囲まれて日々過ごしているだけに、サッカー選手の体に「細かった…」と感想を漏らしていた。

参照元：スポーツ報知

北京五輪でロゲ会長、大気汚染解決に期待

　北京五輪開幕まで８日であと１年となるのに合わせ、７日に北京で同五輪の準備状況や手続きなどを説明する各国・地域の選手団長会議が開かれ、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のロゲ会長が開会のあいさつで、懸念されている大気汚染問題の解決に期待感を示した。

　ロゲ会長は１９８４年ロサンゼルス、８８年ソウル、９６年アトランタの各五輪でも大気汚染問題が解決されたと指摘。「皆さんの心配も分かるが、中国は最大の努力をしている」と述べた。

　また、北京五輪では約４５００件のドーピング検査を実施するなど薬物対策を一層強化する方針をあらためて表明した。（共同）

参照元：スポーツ報知

ウッズ同コースＶ６！ニクラウスらに並ぶ史上最多タイ…ブリヂストン招待

◆米男子ゴルフツアー　ブリヂストン招待（５日、米オハイオ州アクロン　ファイアストンＣＣ＝パー７０）　前日２位のタイガー・ウッズ（３１）＝米国＝が５バーディー、ボギーなしの６５で回り、通算８アンダーで２位に８打差をつけ大会３連覇を達成した。同コースでは６度目の優勝となり、マスターズ６度制覇のジャック・ニクラウスらの持つ同一コースでの最多Ｖ記録に並んだ。片山晋呉（３４）＝イーグルポイントＧＣ＝は１３オーバー、４６位。

　首位との１打差など、ウッズにとってはないも同然だった。１、２番の連続バーディーであっさり首位に並ぶと、６番まで４つスコアを伸ばし独走態勢に。前身のＮＥＣ招待から同コースでは６度目の優勝に「説明するのは難しいけど、ここに来ると自信がわいてくるんだ」と胸を張った。

　今大会のドライバーの平均飛距離は３３５ヤード、パーオン率は７２・２％でいずれもトップ。「全英で悪かったショットの調子が良くなった」圧倒的な飛距離で優位に立ちバーディーを量産する必勝パターンが戻ってきた。

　６月に長女・サムアレクシスちゃんが誕生。父として初のメジャーとなった全英オープンでは１２位に終わったが、今大会で記念すべき“パパ初勝利”を挙げた。「関係ないよ。ただ一生懸命プレーしただけ」と照れたが、自宅で待つエリン夫人にも最高の思い出となった。

　次戦は今季最後のメジャー、全米プロ選手権（９～１２日、オクラホマ州サザンヒルズＣＣ）。２位に５打差をつけ圧勝した昨年の再現へ向け、試合後すぐに決戦の地へ飛び立った。

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藍に敏腕コーチ！ソレンスタムが師事ニールソン氏…全英女子オープン最終日

　◆女子ゴルフ・メジャー最終戦　全英女子オープン最終日（５日、英国・セントアンドリュース・オールドＣ＝パー７３）　通算１４オーバー５８位に終わった宮里藍（２２）＝サントリー＝が巻き返しへ、メジャー１０勝のアニカ・ソレンスタムを指導するピア・ニールソンさん（ともにスウェーデン）をコーチに迎えることが分かった。近く正式契約し今月から指導を受ける。大会は通算５アンダーでロレーナ・オチョア（２５）＝メキシコ＝がメジャー初Ｖ。初挑戦の佐伯三貴（２２）＝オフィス・ゲンキ＝は２オーバーで７位に入った。

　もっと強くなるため、藍が決断を下した。今月から、女子ゴルフ界で世界一との呼び声高いニールソンさんの指導を仰ぐことになった。今大会中に父・優さん（６１）を交えて話し合い、正式に契約を交わすことで合意したという。契約期間は１年以上になりそう。

　４歳でゴルフを始めてから、藍はすべてを優さんから教わってきた。他人からは軽い助言を聞くことはあっても、常に父と二人三脚。初めて違うコーチをつけるのは精神面を強化するためだ。

　優さんは「あのアニカでさえ、最初は非常にシャイで結果を残せなかった。メンタルを強くするということは非常に大きな意味を持ちます」。ニールソンさんの指導で、ソレンスタムは２００１年から５年間、米ツアー賞金女王に輝いた。全米女子プロ優勝のスサン・ペテルセン（２６）＝ノルウェー＝も教える女性コーチに、“世界一の帝王学”を伝授してもらい、さらなる成長を目指す。

　もともと藍はニールソンさんの提唱する「ビジョン５４」（全１８ホールでバーディーを取ることを目標にする）という考えに賛同し、著書も愛読してきた。助言をもらったこともあり、今回の契約に優さんは「ちゃんとけじめをつけるという意味もある」と説明した。

　全英ではメジャーで決勝ラウンドに進んだ中では自己ワーストの５８位。父によると、その裏には精神面の弱さもあった。「いろいろ経験できたけど、課題も増えたかな」と語った藍。優さんもこれまで通り“大黒柱”として娘を支えるが、“新師匠”のもとで、改めて念願の米初Ｖへと突き進む。

参照元：スポーツ報知

朝青龍帰国！協会側医師判断…深夜の緊急診察

　２場所出場停止などの厳罰で、知人の精神科医から神経衰弱、抑うつ状態と診断された大相撲の横綱・朝青龍（２６）＝高砂＝が６日夜、都内の自宅で日本相撲協会の医務委員会が紹介した医師による診察を受けた。複数の関係者によると、医師は深刻な抑うつ状態と診断し、治療のためモンゴルへ帰国することを進言したという。これを受け、７日にも師匠の高砂親方（元大関・朝潮）が協会に帰国を求める診断書を提出することは確実で、理事会の承認を経て、早ければ今週中に治療帰国する。

　朝青龍が深夜の緊急診察を受けた。複数の関係者によると、相撲診療所の医師と心療内科の専門医が都内の自宅で往診したという。５日に診察した朝青龍の知人で精神科医の本田昌毅医師が出した神経衰弱、抑うつ状態と同様の診断がなされたという。

　同時に治療のためにはやはり、モンゴルへの帰国が最良と進言したという。ただ、別の関係者によると、本田医師の診断内容よりも深刻な状態が告げられたとの情報もある。それによれば、モンゴルへ帰国せずに都内の自宅での謹慎を続ければ、力士生命はおろか、それ以上の危険が訪れる可能性が示されたという。

　緊急診断は、高砂親方の意向で実施された。すでに３日に主治医の平石貴久医師、５日に本田医師が診察し、いずれからも深刻な精神状態が告げられた。ただ、２人とも朝青龍の知人のため、協会内外から再び“仮病”を疑う声が上がったことも事実。これを受け、朝青龍にとって第三者と言える医師の診察が必要と親方は判断。両国国技館内の相撲診療所の吉田博之所長を訪ねて相談し、依頼された心療内科医が夜、緊急診察した。

　高砂親方はこの日午後、１日に厳罰が下ってから初めて朝青龍の自宅を訪れた。師弟の対面は横綱がモンゴルから来日した７月３０日以来１週間ぶり。会った瞬間に「かなり憔悴（しょうすい）していると感じた」という。会話もほとんど交わさず「お前もオレも今は我慢、辛抱して頑張ろう」と励ましたが明確な返答はなく、朝青龍はうなずくだけだったそうだ。面会後、会見した親方は「こんな朝青龍を見たことはない」とショックを隠しきれなかった。

　第三者の医師の診断も「抑うつ状態」と同等以上とされ、高砂親方はモンゴルでの治療を求める診断書を７日に協会に提出すると見られる。診断書が出されれば北の湖理事長は電話での持ち回り理事会、あるいは緊急理事会を招集。承認されれば朝青龍は今週中にもモンゴルへ帰る。仮病疑惑から厳罰、そしてノイローゼへと発展した前代未聞の一連の騒動に、これで一応の区切りが打たれるのか…。

　◆日本相撲協会医務委員会　９２年に、主に力士の心臓面によるメディカルチェックを実施するために、スポーツ内科医と相撲診療所長により構成された。９９年にはスポーツ整形科医５人を加え随時、増加するけが対策にも取り組む。現在は１１人の医師で構成され、委員長は相撲診療所の吉田博之所長。

参照元：スポーツ報知

宮里藍は前週と同じ１２位…最新世界ランキング

　女子ゴルフの最新世界ランキングが７日発表され、宮里藍は前週と同じ１２位だった。大山志保は１５位から１６位へ落ち、不動裕理は２１位から２０位へ上昇。上田桃子が２１位、横峯さくらが２７位でともに一つ順位を下げた。

　全英女子オープンでメジャー初優勝したロレーナ・オチョア（メキシコ）の１位は変わらず、カリー・ウェブ（オーストラリア）の２位、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）の３位も変動がなかった。

参照元：スポーツ報知

急所攻めに武蔵悶絶…Ｋ―１ワールドＧＰ香港大会

◆Ｋ―１ワールドＧＰ香港大会（５日、香港・アジアワールドエキスポアリーナ）　日本のエース・武蔵（３４）＝正道会館＝が急所攻撃に泣いた。１回戦でパク・ヨンス（韓国）、準決勝で王強（中国）と対戦。２試合ともローブローの反則攻撃にもん絶しながら勝ち抜いたが、下腹部のダメージが大きく、決勝戦は無念のドクターストップ。ワールドＧＰ本大会進出を逃した。金泰泳（正道会館）も眼窩底（がんかてい）骨折の疑いで棄権する大波乱の末、藤本祐介（ＭＯＮＳＴＥＲ　ＦＡＣＴＯＲＹ）がアジアＧＰ２連覇を達成。ＧＰ開幕戦（９月２９日・ソウル）切符を獲得した。

　もがき苦しんだ。それでも武蔵の闘志は尽きなかった。度重なる反則攻撃を耐え抜き、決勝進出切符は文字通り、はいつくばってつかんだ。だが、無念のドクターストップ。急所のダメージはあまりにも大きかった。

　１回戦。開始早々、パクの前蹴りが下腹部に当たり、もん絶。回復を待って４試合後の仕切り直しでは怒りが爆発。左右のフックで失神ＫＯを奪ったが、興奮冷めずに倒れた相手に襲いかかった。レフェリー、セコンドが必死に止めに入ってわれに返ったが、生涯初の厳重注意を受けた。

　続く準決勝。今度は王の左ひざがもろに急所を直撃し、またもん絶。セコンドのタオル投入により、一時は王のＴＫＯ勝利が告げられたが、王の反則行為後だったために撤回。武蔵の回復を待って続行するはずが、勝利を主張する王がボイコットし、勝者は武蔵。アウェーのはずの香港に「武蔵コール」が巻き起こったが、闘志だけでは決勝のリングに立てなかった。

　進退をかける大会を前に、谷川貞治イベントプロデューサー（４５）からは「優勝が最低条件」と通告されて発奮。「負けるつもりは全くない」と１か月間、ロサンゼルスで特訓を行い、腹を決めて香港に乗り込んだ。戦う姿勢が、ファンの心に伝わっていれば、推薦枠での本大会出場を求める声が巻き起こる可能性は残されている。

参照元：スポーツ報知

矢野先制２ラン！４安打４打点！原監督連夜「２番」的中！

◆ヤクルト２―９巨人（５日・神宮）　巨人が５本のアーチをかけて、今季２度目の同一カード３連戦３連勝を飾った。勝利を呼び込んだのは「２番・左翼」でスタメン出場した矢野だ。左腕・石井一の先発を予想して起用され、初回に先制２ラン。その後も安打を重ね、４安打４打点と原監督の期待に応えた。前日（４日）は清水を２番で起用して逆転３ラン。指揮官の采配が見事に決まり、８月は負けなしの５連勝。中日とのゲーム差を３・５に広げ、着々と首位固めだ。

　ミスショットと勘違いした。初回、矢野が初球のストレートから打ちにいった。「（右翼には）あまり打ったことがない。ライトフライか」と思った打球。高々と上がり、しかし、本人の予想をいい形で裏切った。右翼ポール際で弾む５号先制２ラン。若武者が強烈な先制パンチを石井一に浴びせた。

　一塁には高橋由。うしろにつなぐため、コンパクトに逆方向に打つことを心掛けた。代打の時は引っ張りが多いが、下半身を使って押し込んだ分、右に飛んでも失速しない。６月１１日、日本ハム戦以来（東京ドーム）のアーチは、スタメンでは初。「最高の形で走者を進めることができた。ホッとしました」お立ち台で笑顔を弾ませた。そして、目標は？と聞かれると「スタメンを取ることです」と言い切った。

　原監督の采配が、また当たった。疲れがたまっている谷を２試合続けてスタメンから外した。右の館山が先発した４日は、左の清水を使って逆転３ラン。この日は左の石井一対策として、右の矢野を７月１８日、対阪神戦（甲子園）以来１２試合ぶり先発の「２番・左翼」に組み込んだ。その男が終盤まで打ちまくり、４安打４打点。指揮官も「コンディションも含め、いいモチベーションを持っていてくれている」と手放しでたたえた。

　主力を休ませるだけが狙いではない。ベンチにいる選手にもチャンスを与える。抜てきされ、そして活躍すれば、レギュラーの刺激になる。お互いの切磋琢磨（せっさたくま）こそが、チーム力のアップにつながり、それが、ペナント奪回の勢いにつながる。「ホリンズがちょっと調子悪いからね。矢野のスタメン？　可能性は十分あると思うよ」篠塚打撃コーチはさっそく、代打起用が多かった矢野の評価をワンランク上げ、競争激化を予感させた。

　パンチのある高橋由、矢野を上位に置いた攻撃的オーダー。ひとたび点火すると、もう止まらない。二岡２発、李、さらに代打の大道にまで巨人移籍後初アーチが飛び出した。今季３度目の５連勝で、球宴明けは９勝３敗。チームの本塁打量産もすさまじい。昨季の１３４本を超え、１３８本に達した。このまま行けばシーズン２０２本ペースだ。「それは皮算用だね。まあ、しっかり引き締めてやっていきたい」接戦はまだ続く。竜だけでなく、虎も追い上げてきているが、原巨人は「全員野球」で突き放す。

　巨人・原監督「打線がよく頑張ってくれました。チャンスでことごとく点に結びつけることができた。（前日の清水、この日の矢野の活躍に）本人たちがコンディションを含めて、いいモチベーションを持ってくれている。来週また６連戦（阪神、中日）が続く。いい形で入れる」

参照元：スポーツ報知

ソフト和巳で奪首！夏男本領発揮！８月１１連勝！

◆楽天０―２ソフトバンク（５日・フルキャスト宮城）　手負いのエースで鬼門を突破した。右肩の筋疲労を考慮して、中１１日を空けての斉藤和のマウンドは、７回を３安打無失点。「きょうの限界があれだった」入魂の投球を終えると、勝利の瞬間は、鋭い眼光のままベンチで見届けた。今できる精一杯の７７球で３勝目。今季、楽天のホームゲーム（盛岡を含む）ではここまで７戦全敗。昨季から続いたフルキャスト宮城でのチームの連敗を７で止めるとともに、５月２５日以来の単独首位も呼び込んだ。

　プレッシャーを味方に変えるハートの強さを持っている。「チームの状況が良くなかったので、個人的にはいい流れととらえて投げた。１０日以上も空けて投げて、こういう試合に巡り合うのは運がいいと思う」と平然と言ってのけた。１イニングずつ、ベンチで杉本投手コーチが状態を確認しながらの手探りのマウンドでも、楽天打線に反撃を許さなかった。これで８月は０４年の８月２０日、対ロッテ戦で負けて以来、１１連勝。トータルでも２２勝１敗で、最強の"夏男"ぶりを発揮している。

　前夜（４日）、チーム宿舎で「勝利への執念が足りない」と、ナインにげきを飛ばした王監督も、エースの気迫には目を細めるばかりだった。「とにかくカズミに尽きる。スピードもあったし、攻めていた。変化球も低めに決めて、相手につけいるスキを与えなかった」と絶賛。「絶対に勝たないといけなかったから、背に腹は代えられなかった」と、８回無死一塁、２番手の藤岡が、打者・草野にワンボールとしたところで、守護神の馬原を投入する執念のリレーで勝利を確定させた。

　６日に、斉藤は再び登録を抹消される。次回の登板は、１６日の日本ハム戦（福岡ヤフードーム）が濃厚。「こんな状況なんで、投げる試合はチームの勝利に貢献したい」たとえ登板間隔は長くとも、頼りになる大黒柱の存在は、激しさを増すＶ戦線に欠かせない。

参照元：スポーツ報知

イチロー２試合連続無安打、岡島５０試合目登板

　◆マリナーズ２―９レッドソックス（５日・シアトル）　マリナーズのイチローは「１番・指名打者」で５打数無安打だった。２試合連続無安打で、打率は３割４分３厘に下がった。城島健司捕手は出場しなかった。レッドソックスの岡島秀樹投手は５―１の７回途中から２番手で登板し、打者１人を左飛に打ち取った。勝敗、セーブはつかなかった。

　イチローは、ベケットに４打席封じられ、これで対ベケットの通算成績は１４打数１安打となったが、「別にない」とあっけなかった。

　岡島は早くも５０試合目の登板。４点リードの７回２死一塁で、代打ロペスに強打されたが、左翼ラミレスが好捕。ベンチ前で拳を合わせて感謝を示した。

　マリナーズ・イチロー「（今季のレッドソックスの印象を）いいんじゃないの。（相手先発ベケットから伝わってきたもの）別にない」

　◆イチローの打席別結果
  第１打席　１回　遊飛
  第２打席　３回　左飛
  第３打席　５回　遊飛
  第４打席　７回　二ゴロ
  第５打席　９回　遊ゴロ

　◆岡島の投球内容
  回数　１／３回
  打者　１
  球数　４
  被安打　０
  奪三振　０
  与四死球　０
  失点　０
  自責点　０

参照元：スポーツ報知

松井秀、大リーグ１００号！

　◆ヤンキース８―５ロイヤルズ（５日・ニューヨーク）　ヤンキースの松井秀喜は「５番・左翼」で先発出場し、先頭打者の３回にギル・メッシュ投手から２２号本塁打を放ち、日本選手初の大リーグ通算１００号本塁打を達成した。初本塁打は大リーグに移籍した２００３年４月８日のツインズ戦で放った満塁本塁打。この日は３打数１安打２打点の活躍で打率は２割９分４厘。

　０３年にヤンキース入りした松井秀は、今季が大リーグ５シーズン目。０３年に１６本、０４年は日本選手ただ１人のシーズン３０本塁打となる３１本、０５年も２３本を記録した。昨季は左手首骨折で８本にとどまったものの、今季は完全復活。７月には日米通じて自己最多タイの月間１３本塁打し、初めてア・リーグ月間最優秀選手に選ばれた。巨人時代には３３２本塁打を記録している。

　ヤンキース・松井秀喜外野手「正直にうれしい。感触は良かった。高く上がり過ぎたかなと思ったけど、入ったから良かった。サインバットとサインボールを（捕球した観客に）渡し、ホームランボールをもらいました」

　◆松井秀の打席別結果
  第１打席　２回　一ゴロ
  第２打席　３回　右本塁打　打点１
  第３打席　４回　右飛
  第４打席　６回　右犠飛　打点１

参照元：スポーツ報知

真央が渡米…今季新プログラム発表

フィギュアスケート女子の浅田真央（１６）＝中京大中京高＝と、姉の舞（１９）＝中京大＝が５日、練習拠点の米国に出発。全日本選手権（１２月・大阪）、世界選手権（来年３月・イエーテボリ）で表彰台を狙う今季の新プログラムを発表した。

　トリノ五輪金メダルの荒川静香らが師事したロシアのタチアナ・タラソワ氏（６０）がショートプログラム（ＳＰ）の振り付けを担当。曲が「バイオリンと管弦楽のための幻想曲」に決まった真央は「今までと違う雰囲気を見て欲しい」。フリーは荒川がトリノ五輪で使用したショパンの「幻想即興曲」に挑戦する。１０月開幕のＧＰシリーズに向け、米国やロシアでトレーニングを積む。

参照元：スポーツ報知

亀田三男和毅が白星デビュー…メキシコＧグローブ

プロボクシング亀田３兄弟の三男、和毅（１６）が、アウェーで鮮烈の白星デビューを飾った。４日（日本時間５日）、メキシコのアマ最高峰大会「ゴールデン・グローブ」（メキシコ市、アレナ・コリセオ）に出場しヘスス・バスケス（１６）と２分３回で対戦。２回に反則で１点減点されたが、スピードとパワーで圧倒し、３―０の判定で快勝した。

　亀田家“最終兵器”が、大ブーイングを全身に浴びて勝利を挙げた。「これが亀田の力や」プロが使うグラブよりも２オンス重い１０オンスのグラブで相手をめった打ち。２回に首を巻いての右アッパー打ちで反則を取られたが、スピードとパワーで巻き返して圧倒。８勝（１ＫＯ・ＲＳＣ）２敗で“メキシコの期待の星”と言われるバスケスを亀田流ボディー攻撃でダウン寸前まで追い込む圧勝だ。「ブーイングやったんか！？　俺の応援かと思ったわ～」１６歳にして、この度胸。約１０００人のメキシコ人観衆の飛ばすブーイングですら力に変えた。

　和毅が出場する１０人参加のバンタム級（５４キロ以下）はリーグ戦で、決勝は１２月だ。２回戦は１８日で、和毅はそのまま滞在する。セコンドにつかずリング下で三男の初陣を見届けた父・史郎トレーナー（４２）は「敵地でこのブーイングや。何試合分もの経験になった」と太鼓判を押した。「楽しんでボクシングができたわ」と和毅。目指すは日本人初優勝と来年７月の日本プロデビューを前に海外でアマでの勲章獲得だ。

参照元：スポーツ報知

高砂親方、不可解な対応…診断書すぐ提出せず、いまだ本人と会わず

　横綱・朝青龍（２６）＝高砂＝を診察した本田昌毅医師は５日、「神経衰弱及び抑うつ状態」と診断し、診断書を師匠の高砂親方（元大関・朝潮）へ提出したが、同親方は６日に直接、会ってから判断すると即答を避けた。

　精神科医の診断結果を聞いた高砂親方は「モンゴルに帰ればいいという問題じゃないと思う。とにかく明日かあさってに朝青龍に会って対応を考えたい」と、６日にも朝青龍を自宅に訪ねて帰国させるか否かの判断を下すことを明言した。ただ、診断書は協会に提出せずに預かった。診断結果を報道陣から聞いた北の湖理事長は「心配だ。気持ちの整理がつかない状態で外出もできないから息も詰まるだろう」と気遣う一方、帰国許可に関しては「症状がハッキリしたら真剣に考えたい」と明言。６日から３日間、夏休みに入るため、電話などで逐一、指示を出すことになる。

参照元：スポーツ報知

宮里藍、ホテル越え１７番２連続ＯＢで９…全英女子オープン最終日

◆女子ゴルフ・メジャー最終戦　全英女子オープン最終日（５日、英国・セントアンドリュース・オールドＣ＝パー７３）　宮里藍（２２）＝サントリー＝は１４オーバーで５８位に終わった。

　サザンオールスターズのドラマー、松田弘さん（５１）もコース外から応援していた宮里の最終ラウンド。１７番のティーショットを２回続けてＯＢとし、今季ワーストの９。結局７９を叩いて通算１４オーバーで最後のメジャーを終えた。「結果は残念だけど満足感がある。長くやってればこういうこともあるし、こういうことから学ぶこともたくさんある」。父の優さん（６１）は今季の残り試合は米ツアーに専念させる意向を改めて示した。

参照元：スポーツ報知