ウッズ同コースＶ６！ニクラウスらに並ぶ史上最多タイ…ブリヂストン招待

◆米男子ゴルフツアー　ブリヂストン招待（５日、米オハイオ州アクロン　ファイアストンＣＣ＝パー７０）　前日２位のタイガー・ウッズ（３１）＝米国＝が５バーディー、ボギーなしの６５で回り、通算８アンダーで２位に８打差をつけ大会３連覇を達成した。同コースでは６度目の優勝となり、マスターズ６度制覇のジャック・ニクラウスらの持つ同一コースでの最多Ｖ記録に並んだ。片山晋呉（３４）＝イーグルポイントＧＣ＝は１３オーバー、４６位。

　首位との１打差など、ウッズにとってはないも同然だった。１、２番の連続バーディーであっさり首位に並ぶと、６番まで４つスコアを伸ばし独走態勢に。前身のＮＥＣ招待から同コースでは６度目の優勝に「説明するのは難しいけど、ここに来ると自信がわいてくるんだ」と胸を張った。

　今大会のドライバーの平均飛距離は３３５ヤード、パーオン率は７２・２％でいずれもトップ。「全英で悪かったショットの調子が良くなった」圧倒的な飛距離で優位に立ちバーディーを量産する必勝パターンが戻ってきた。

　６月に長女・サムアレクシスちゃんが誕生。父として初のメジャーとなった全英オープンでは１２位に終わったが、今大会で記念すべき“パパ初勝利”を挙げた。「関係ないよ。ただ一生懸命プレーしただけ」と照れたが、自宅で待つエリン夫人にも最高の思い出となった。

　次戦は今季最後のメジャー、全米プロ選手権（９～１２日、オクラホマ州サザンヒルズＣＣ）。２位に５打差をつけ圧勝した昨年の再現へ向け、試合後すぐに決戦の地へ飛び立った。

参照元：スポーツ報知