異常事態、真央に続き美姫も故障ドタキャン

　フィギュアスケートの日本代表エキシビション「ドリーム・オン・アイス２００７」（１４～１６日、新横浜スケートセンター）の主催者は１４日、世界選手権金メダルの安藤美姫（１９）＝トヨタ自動車＝が左ひざじん帯と右肩の負傷で欠場すると発表。同銀メダルの浅田真央（１６）＝中京大中京高＝も左ひざ痛で欠場を決めており、金銀メダリストがそろってドタキャンする異例の事態になった。

　安藤は１１日に米国で検査を受けた結果、左ひざ内側側副じん帯裂傷で全治２週間の診断。さらに、昨年末の全日本選手権で脱臼した右肩の痛みも再発したという。

　安藤は１９日から、日本連盟の強化選手によるイタリア合宿に参加予定だったが、日本連盟の伊東秀仁フィギュア強化部長は「痛くて飛行機に乗れないと言っている」と合流が難しいことを明かした。

　また、四大陸選手権４位の沢田亜紀（１８）＝関大＝も右足首ねんざで欠場。欠場者は４人になったが、岐阜県から来た女性会社員（２６）は「来季のために早く治して」と話すなど、大会初日の会場では心配の声が多く上がっていた。

参照元：スポーツ報知