Ｇ大阪、世界一への通過点！アジア圧倒制覇…ＡＣＬ

◆アジア・チャンピオンズリーグ決勝第２戦　アデレードＵ０―２Ｇ大阪（１２日・ハインドマーシュ・スタジアム）　【アデレード（オーストラリア）１２日】勝った、次は世界一や！　Ｇ大阪が、アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）初制覇を果たした。０―２の敗戦でも優勝が決まるアデレード戦で２―０の完勝。ＦＷルーカス（２９）が前半に２得点を挙げ勝負を決めた。就任７年目で日本人監督として初の頂点に輝いた西野朗監督（５３）は、１２月のトヨタ・クラブＷ杯でマンチェスターＵ（イングランド）などを倒し、Ｊ初の世界一の座を目指す。

　アデレードの夜空に３度、西野監督が舞った。Ｇ大阪がついにアジアの頂点に立った。ピッチに並んだイレブンの笑顔を見ると、指揮官は力強くこぶしを握ってこたえた。アウェー６戦全勝、日本人監督として史上初のアジア制覇だ。

　「日本の代表として、代え難い結果がとれた」０―２で負けても優勝が決まる最終戦でも「ガンバらしく攻めて勝つぞ」と選手に伝えた。その言葉通り、前半４分と１５分、ＦＷルーカスがゴールを挙げ試合を決めた。それでも後半、ＦＷ山崎、ＦＷ播戸の交代カードを切った。「点を取れないのは気にくわない」１点を守るより、１点でも多く取れ―鋼の意志を貫いた。

　１２年前の９６年、アトランタ五輪代表監督として世界に挑戦しブラジルを１―０で破り「マイアミの奇跡」と世界を驚かせた。しかし、日本サッカー協会からは「すごく消極的なサッカーだったという評価をもらった」。予想外の低評価に発奮した。バルセロナの攻撃サッカーに取りつかれ、遠征時のＤＶＤ観賞は日課になった。相手の戦術研究は攻撃パターンのみ。攻めることに醍醐（だいご）味を感じるようになった。

９８年から監督を務めた柏時代には、ふがいない戦いを見せたハーフタイムで「戦術なんて関係ないんだよ。攻めて勝て！」とどなり散らし、メンバー表をビリビリに破り捨てたこともある。０５年、Ｇ大阪でリーグＶを果たしたが、「攻撃力」だけではアジアはとれなかった。初出場した０６年のＡＣＬは１次リーグ敗退。原因は敵地での１勝２敗。今季は世界各国に構えるパナソニックの関連企業にも、現地の情報収集を要請。食事環境も整備。２０００万円を超えるサポート態勢を確立した。

　１２月のクラブＷ杯はアトランタ五輪以来、１２年ぶりの世界挑戦になる。今度は攻めて勝つ。１４日の初戦を突破すれば、欧州王者・マンチェスターＵと対戦。「マンＵとがっぷり四つでやりたいよ」と言い切った。昨年、浦和はＡＣミランに屈した。狙うはＪ初の世界王座だ。「自分の中で一番大きな目標が達成できた」来季２年契約の２年目を迎える指揮官の戦いはまだ終わらない。大阪からアジア、そして世界へ。「１１・１２」は、Ｇ大阪にとって通過点に過ぎない。

　◆ガンバ大阪　ホームタウンは大阪・吹田市。１９８０年に松下電器産業サッカー部として創部。９０年度に天皇杯全日本選手権を制覇。Ｊリーグには関西から唯一、９３年の創設時から加盟している。２００５年のリーグ初優勝までタイトルと無縁だったが、０７年にはナビスコ杯を制覇。チーム名はイタリア語で「脚」を意味し、日本語の「頑張る」の響きにも通じる。チームカラーは青と黒。

参照元：スポーツ報知

俊輔ダメ押しゴール！水野も初の同時出場

◆スコットランド・プレミアリーグ　セルティック３―０キルマーノック（１２日、グラスゴー）　中村俊輔と水野晃樹が所属するセルティックは１２日、ホームのグラスゴーでキルマーノックと対戦し、３―０で勝った。

　中村はフル出場し、後半３９分にダメ押しの３点目をゴール左から左足で奪った。リーグ戦では今季３得点目。

　水野は後半３８分から出場し、攻撃的な位置でプレーした。中村と同時にピッチに立ったのは、今年１月に移籍して以来初めて。

参照元：スポーツ報知

オグシオ１３日初戦…全日本バドミントン

　バドミントンの全日本総合選手権は１２日、会場の東京・代々木第二体育館で本戦の組み合わせ抽選を行い、前日１１日に「オグシオ解散」を発表した女子ダブルスの小椋久美子、潮田玲子組（ともに２５、三洋電機）は１３日の１回戦で岩脇史、広岡まり香組（ＮＴＴ東日本）と対戦することが決まった。順当に勝ち進めば、１６日の決勝で北京五輪４位の「スエマエ」こと末綱聡子、前田美順組（ＮＥＣ・ＳＫＹ）と激突し、５連覇に挑む。日本バドミントン協会と大会本部にはこの日、「オグシオは出場するのか」といった問い合わせが約５０件あった。

参照元：スポーツ報知

元大関コンビ４連勝！出島＆雅山…九州場所４日目

◆大相撲九州場所４日目（１２日・福岡国際センター）　武蔵川部屋の元大関３０代コンビが４連勝だ。３４歳の出島が「雅山関に置いて行かれないようにしないと」と笑顔を見せれば、東前頭７枚目の雅山（３１）も「めっったにない」と照れた。

　上位陣が不甲斐ない中、ひときわ光る活躍。師匠の武蔵川理事長は「年寄りが頑張っている。どんどん行ってほしいね」と目を細める。時天空を合わせ、４日目を終えて全勝が平幕だけなのは０７年初場所以来。雅山は「上を目指してまずは勝ち越したい」と気持ちを引き締めていた。

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遼、片山、矢野ら出場…男子ゴルフ ダンロップ・フェニックス

男子ゴルフのダンロップ・フェニックス（１１月２０―２３日・宮崎県フェニックスＣＣ）の主催者は１２日、マイナビＡＢＣチャンピオンシップでプロ転向後のツアー初優勝を果たした石川遼ら出場８４選手を発表した。

　今季賞金ランクトップの片山晋呉のほか、１０試合連続で１０位以内に入っている矢野東、谷原秀人、丸山茂樹も出場する。

　海外からは昨年優勝のイアン・ポールター（英国）やアーニー・エルス（南アフリカ）らが参戦する。

参照元：スポーツ報知

内藤に渡嘉敷会長が「芸能界行け」…ＷＢＣ世界フライ級

内藤がトカちゃんに強烈な先制パンチを浴びた―。ＷＢＣ世界フライ級王者・内藤大助が、１２月２３日に両国国技館で４度目の防衛戦を行うことが１２日、発表された。３度目の世界挑戦で悲願の王座を狙う山口真吾陣営の元ＷＢＡ世界ライトフライ級王者・渡嘉敷勝男会長（４８）に、この試合限りでの芸能界入りを猛プッシュされてタジタジ。タレント活動の“先輩”である同会長に一本取られた形になった。

　今やテレビ界でも引っ張りだこの内藤だが、渡嘉敷会長においしく転がされた。「内藤君は僕と違って芸能界でも即戦力。早く次の世界に行ってもらいましょう」会場は大爆笑。先輩王者の発言にたじろぎながらも「僕はボクサー」とやり返したが、声はか細く、有名事務所への所属を勧められた上に「そのまんまビビッちゃった」「そのまんま波田陽区」など芸名まで提案される始末。“前哨戦”は山口陣営に軍配が上がった。

　舌戦では敗れたが、試合では負けない。内藤は「勝つことしか考えてないよ。僕は芸能人じゃない」ときっぱり。さらに「テレビに出ること自体は悪いことじゃないと思っているよ。そればっかりじゃダメだけど、やっぱりプロだし知られてナンボ」と反撃した。

　すでに臨戦態勢に突入。９月にフィリピン、１０月には沖縄キャンプを敢行し、芸能活動も控えている。ここからはボクシング一本。プロボクサーである証しをリング上で見せつけ、０９年も王者に君臨し続ける。

参照元：スポーツ報知

あるぞ！遼の史上最年少１７歳日本代表…対欧州戦アジアチーム候補

石川遼（１７）＝パナソニック＝が大会史上最年少でアジア代表に選出される可能性が出てきた。来年の欧州対アジアの対抗戦、ザ・ロイヤルトロフィー（１月９～１１日、タイ・アマタスプリングＣＣ）の代表メンバーとして、日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）から候補入りの報告を受けていたことが１２日、判明。１３日開幕の三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ（静岡・太平洋Ｃ御殿場）に向けても絶好調宣言した。

　石川に世界進出の第一歩を記すチャンスが巡ってきた。複数のＪＧＴＯ関係者の話によると、来年のザ・ロイヤルトロフィーに日本から出場するのは３～４人。代表選手はＪＧＴＯ、合同でチームを構成するアジアツアー、チームキャプテンの尾崎直道（５２）らの話し合いで決まる。石川は昨年の世界ジュニア代表に選ばれたことはあるが、プロ転向後はもちろん、年齢制限のない代表は初めて。大会史上でも０７年のプロム・ミーサワット（タイ）の２２歳を大幅に更新する最年少出場となる。

　基本的には世界ランクの上位者から出場オファーを出し、辞退者が出るに従い繰り下がる。「彼だけではありませんが、大会のスケジュールなどの詳細はお伝えしてあります」とＪＧＴＯ関係者。アジアチーム８人のうち、日本人で出場が決まっているのは谷原秀人（２９）＝フリー＝だけだ。

　開催時期がシーズンオフの１月上旬とあり、世界ランク４５位で日本人トップの片山晋呉（３５）＝神奈川クリニック＝は辞退を表明。現在ランク１２９位で日本人８番手の石川に出番が回る可能性は十分ある。チーム戦とあって選手同士の相性なども考慮されるが、先輩にかわいがられている石川なら問題もない。

　同大会は米国対欧州の対抗戦「ライダーカップ」にならって０６年から開催。地域、ツアーの威信をかけた戦いで、通常の個人戦とは違った緊張感が味わえる。マイナビＡＢＣ選手権でプロ転向後のツアー初優勝を果たした後、石川は海外ツアー出場へ「招待されたら前向きに考えていきたい」と話していた。史上最年少での代表選出となれば、世界中の注目を集めるのは間違いない。

　◆ザ・ロイヤルトロフィー　２人ずつコンビを組み、初日は１つのボールを交互に打つフォアサム、２日目はスコアのいい方を採用するフォアボールを実施。最終日はシングルスのストロークプレーで行う。第１回の０６年は倉本昌弘主将の下、日本勢は深堀圭一郎と今野康晴が出場。０７年は尾崎直道がキャプテンを務め、谷口徹と谷原秀人が参加。今年も谷口と谷原が出場予定だったが、タイ国王の姉の死去により中止となった。０９年大会欧州チームの主将はセベ・バレステロス（スペイン）。

参照元：スポーツ報知

浅田真、トリプルアクセルは１回で

１４日開幕のフィギュアスケートのＧＰシリーズ第４戦、フランス杯で今季初戦を迎える世界女王の浅田真央（１８）＝愛知・中京大中京高＝が１２日夜、開催地のパリに到着した。空港で報道陣の取材に応じ、「集中して練習してきた。心の準備はできている」と意気込みを語った。

　浅田真は直前までモスクワで調整し、今季から師事するタチアナ・タラソワ・コーチとともにパリ入り。フリーで２度跳ぶか注目される大技のトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）については「今回は（調整が）間に合っていないので」と、１回にとどめる考えを明らかにした。

参照元：スポーツ報知

桜庭「素手で戦いたい」田村戦ついに実現…Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！

大みそかの総合格闘技大会「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！」（さいたまスーパーアリーナ）で、桜庭和志（３９）＝Ｌａｕｇｈｔｅｒ７＝が１２年ぶりにライバルの田村潔司（３８）＝Ｕ―ＦＩＬＥ　ＣＡＭＰ＝と対戦することが１２日、都内で発表された。桜庭は因縁の対決を前に「時間無制限で、素手で戦いたい」と果たし合いを要求した。

　桜庭はＵＷＦインター時代、デビューが３年早い田村に９６年５月まで３度の対戦でいずれも敗れた。だが、９９年にホイラー・グレイシーをＴＫＯしたのを手始めにグレイシー・ハンターとして脚光を浴びるようになり、立場は逆転。ＰＲＩＤＥでは再三熱望した田村戦を敬遠されてきた。

　ついに受け入れた田村は「一言でいえば流れ」と多くを語らず、素手ルールについては桜庭の顔をのぞき込んで「顔面（攻撃も）ありってことなの？」と問いかける一幕もあった。現実的には素手の殴り合いはあり得ないが、笹原圭一イベントプロデューサー（４１）は「緊張感のある中でやりたいという気持ちだと受け止めました。主催者として頭をひねりたい」と妙案を打ち出すことを約束した。

参照元：スポーツ報知

原監督３年契約！黄金時代築く！

巨人・原辰徳監督（５０）が１１日、東京・大手町の読売新聞社を訪れ、渡辺恒雄球団会長（８２）、滝鼻卓雄オーナー（６９）にシーズン終了報告を行った。会談は両者合わせて約２時間にわたって行われ、来季からの３年契約が正式に決まった。これで第２次原政権は６年の長期となる。２人からは「越えなければいけないものを残した。来季こそ日本一を勝ち取ろう」と激励を受けたという。７年ぶりの日本一奪回、そして黄金時代復活へ、意欲を新たにしていた。

　恒例のシーズン終了報告を終え、報道陣の前に姿を見せた原監督の表情は充実感に満ちあふれていた。渡辺会長、滝鼻オーナーとの会談ではシーズンから来年以降の契約の話題まで多岐に及んだという。「来季こそ日本一を勝ち取ろうな」と激励を受けたことを明かし、続投が正式に決まった。

　球団では３年で２度のリーグ優勝を成し遂げた実績と、特に今年の若手を積極的に起用し結果を残した手腕を高く評価。契約年数は、再び３年となった。これで０６年からスタートした第２次原政権は、６年の長期となる。最近では９３年から０１年まで指揮を執った第２次長嶋政権以来の長期政権だ。０２、０３年を含めると通算では８シーズンとなり「師」とあおぐ故・藤田元司監督の７シーズンを上回る。

　会談では２人から「長いシーズンをしっかり戦ったな。ご苦労さん。越えなければいけないものを残した。来年も頼む。今年は若い選手を育てた。来年もそういう選手をどんどん育ててほしい」とエールをもらったという。かねてから「ジャイアンツを強くしたい」という思いは誰にも負けない自負はある。黄金時代到来へ、決意を新たにした。

今季は野手では坂本、投手では越智、山口らを積極的に起用した。育てながら勝つという最難関の命題をクリアし、リーグ連覇に結びつけた。ドラフトでは相思相愛の大田（東海大相模）を引き当てた。常勝軍団復活への礎は築いた。「来年はもっともっとチームを変えていく。そして、５連覇を狙えるようなチームづくりをしていきたい」と未来予想図を語っており、来季も積極的に若手を登用するプランはある。

　来年はワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）監督という大役も待っている。１２日には都内のホテルでそのスタッフ発表が行われる。この日の会談でも「大変だろうが、いい経験になるし、名誉なこととして戦っていこう。読売は全面的にバックアップする」と確約を得た。「誇りとあこがれを胸に戦いたい」と日の丸を背負う意気込みも強い。２大会連続世界一、リーグ３連覇、そして７年ぶりの日本一奪回へ。０９年の原監督に、立ち止まっている暇はない。

参照元：スポーツ報知

ナベＱ、日本一の頭脳で勝つ！…１３日・アジアＳ開幕

プロ野球のアジア王者を決める「アジアシリーズ２００８」（１３～１６日・東京Ｄ）の監督会議と記者会見が１１日、東京ドームホテルで行われた。４年ぶりに日本一になった西武・渡辺久信監督（４３）は中島、細川ら主力を故障で欠くうえ、最大のライバル、ＳＫ（韓国）について「日本一を決める戦いをやっていたので、ほとんど分かっていない」と情報収集が遅れていることを明かした。かつて台湾プロ野球に在籍し、アジア通で知られる渡辺監督の頭脳が頼りだ。

　腹をくくった。開幕が２日後に迫り、渡辺監督は吹っ切れた表情で切り出した。「これから数日で（対戦チームの）情報を集めるのは無理。目の前の試合を精いっぱい戦うだけです」９日まで日本シリーズで巨人と激闘を演じた。アジアシリーズに向けての準備は皆無。指揮官は“ぶっつけ本番”で最大４試合を戦う決意を固めた。

　今大会は中島、細川、グラマンら主力９人が欠場。戦力ダウンに加え、渡辺監督は「（相手の）映像とかも全くない」と窮状を説明した。ＳＫは日本シリーズにスコアラーを派遣し、西武を徹底チェック。韓国・金星根監督が「西武は投手がしっかりしているし、長打力がある打者もいて手ごわい」と評したように、的確な分析を済ませている。

　それでも日本一監督は「手を抜くことはあり得ない」と不敵に笑った。情報戦の不利を覆すのは、自らの記憶だ。北京五輪で活躍したＳＫのエース・金広鉉については「球が速くて変化球、制球もいい」とチェック済み。９９年から０１年は台湾・勇士で選手兼コーチとしてプレーしており、「実は（統一に）教え子もいる」と明かした。

　蔡士勤は台湾時代に指導した右腕。抑えの林岳平や遊撃手の陽森についても特徴を把握している。西武には台湾出身の許銘傑もおり、統一の選手はほぼ網羅できる。さらに中国・天津とは２軍監督時代に対戦。渡辺監督は「天津の方が知ってる選手が多いかも」と余裕の笑みを浮かべた。

　日本チームの４連覇を見据え、先発ローテも決定。予選で帆足、岸、松永を起用し、決勝は涌井の先発が濃厚だ。「相手の熱意は伝わっている。今ある戦力で本気で行くよ」国際派監督の経験と頭脳で逆風を切り裂き、西武がアジアの頂点を極める。

参照元：スポーツ報知

Ｇ大阪チャーター機内は客室乗務員もユニホーム姿…ＡＣＬ決勝

【アデレード（オーストラリア）＝１２日】ＡＣＬ決勝の弾丸ツアーに参加したＧ大阪サポーターと関係者約２５０人を乗せた日本航空のチャーター機が１２日早朝、関西空港からの約９時間のフライトを経て当地に到着した。

　機内では「勝つ」の縁起担ぎで機内食で特製「カツ丼」が振る舞われ、サッカーボール型のデザートも登場。さらに、客室乗務員１３名全員がＧ大阪のユニホームを搭乗前から着用と、決戦ムードは高まる一方。

　渡辺公子キャビンスーパーバイザーは、「私が搭乗するチャーター機で（クラブの）ユニホームを着るのは初めての試み。ファンの方にも好評です」と、一体感が高まった遠征気分に笑顔を浮かべていた。

　試合は現地時間午後７時半（日本時間午後６時）キックオフとなっている。

参照元：スポーツ報知

ワンジルがロンドン出場へ…北京五輪マラソン金メダリスト

北京五輪の男子マラソンで金メダルを獲得したサムエル・ワンジル（ケニア）が、五輪後の初マラソンとして、来年４月のロンドンに出場する意向を固めたことが１１日、分かった。来年３月の東京マラソンは１０キロの部で出場を検討している。

　ワンジルのマネジメント会社は同日、明治製菓と所属契約を結んだと発表した。契約期間は今月１日から来年の１１月末まで、所属先名はザバスとなる。トヨタ自動車九州を退社したワンジルは、日本とケニアを拠点にプロランナーとして活動する方針で、スポンサーを探していた。

参照元：スポーツ報知

亀田大毅、２４日少年団と“更生マッチ”

６日に約１年１か月ぶり再起戦を“改心ＫＯ”で飾ったプロボクシングの亀田大毅（１９）＝亀田＝が、２４日に茨城・古河市体育館でのチャリティー興行（１８古河ジム主催）で、少年団を相手に“更正マッチ”を行うことが１１日、発表された。初めてミットを持って地域の活性化に協力。来年１月６日に２０歳となるが、その前に自身の更正ぶりもアピールする。

　この日の午前中は、再起２戦目（１２月８日・栃木県立県南体育館）のＰＲで栃木・小山市内で会見。午後は古河市役所総和庁舎を表敬訪問し、応対した地元の永岡桂子衆院議員（５４）に「毛皮を着てくるかと思った」とイメチェンぶりに驚かれた。栃木での対戦相手は希望する日本人選手に断られており、この日の発表に至らなかったが「１２月は１０代最後の試合。いろいろあった１０代のケジメをしっかりとつけたいですね」と大毅。昨年２月の札幌以来となる地方での試合に「栃木の印象？　ギョーザですかね。茨城？　日本ですから言葉も通じますし、不便なこともないです」と話していた。

参照元：スポーツ報知

石川遼、世界の技盗む！イメルマン＆今田と予選同組…男子ゴルフ

男子プロゴルフツアーの三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズは１３日、静岡・太平洋クラブ御殿場Ｃ（パー７２）で開幕。石川遼（１７）＝パナソニック＝は、１１日にテレビマッチで回ったマスターズ覇者のトレバー・イメルマン（２８）＝南アフリカ＝、予選ラウンドで同組となる今田竜二（３２）＝フリー＝から米ツアーで活躍する秘訣（ひけつ）を学ぶことを誓った。

　石川は、神奈川県内でのテレビマッチ収録後にコースを訪れた。「球筋が違いました。アゲンストでもフォローでもそれが変わらない。僕の方が明らかに風に流されていました」と世界レベルに脱帽。「努力と練習しかない」とのアドバイスを心に刻んだ。イメルマンも「非常に素晴らしい選手。我慢して忍耐強くやっていけば偉大な選手になる」と、その素質に太鼓判を押した。

　また石川は、今田との同組に関しても「最高の組み合わせ。小技とか向こうで活躍できるゴルフを見たい」と目を輝かせた。将来の目標に掲げるマスターズ制覇。一歩でも近づくため、世界レベルを体感する。

参照元：スポーツ報知

オグシオ解散！潮田現役続行も“方向性にズレ”

北京五輪のバドミントン女子ダブルスで８強に進出した人気美人ペア「オグシオ」の潮田玲子、小椋久美子（ともに２５、三洋電機）が１１日、都内で会見し、コンビの解散を発表した。引退を示唆していた潮田は現役続行を宣言したものの、さらなる飛躍を目指しパートナーを変えて再出発。オグシオでの参戦は５連覇を狙う全日本総合選手権（１６日まで代々木第二）と日本リーグ（１２月２８日まで各地）が最後となる。

　三洋電機・喜多努監督の衝撃コメントに、報道陣からどよめきが起こった。「次のステップに進むため、オグシオはペアを解消します」―。決してケンカ別れではない。新たな可能性を求めての発展的解消だった。

　北京五輪で夢の舞台に立ち、潮田は達成感から引退を示唆していた。だが「少し休んで考える時間をいただき、もう一度やりたい気持ちがわいてきた」。久々のコートとなった１０月１２日の日本リーグ開幕戦（新潟）で気持ちは明確になった。結論は現役続行―。

　ただし、２０１２年ロンドン五輪までの道は不透明だ。「１年ずつやっていって、その先にロンドンが見えたら目標になる」一方の小椋は４年後をはっきりと視野に入れている。方向性のズレ―。それもペア解消の理由だった。五輪出場権は国際大会で稼ぐポイントを基にした世界ランクで決まる。潮田が中途半端な気持ちのまま組み続けるわけにはいかない。

　北京五輪準々決勝で、世界ランク３位の中国ペアに完敗したことも一因だ。喜多監督は「北京まで相当練り上げてやってきた。ロンドンを考えたとき、ここで刺激が必要」と判断した。

　高校１年生だった００年のジュニア代表合宿で初ペアを組んでから９年目、三洋電機に入社してから７年目の別れ。潮田は「寂しい気持ちが一番。オグッチが私のバドミントン人生を変えてくれた」と感謝した上で、「決めたからには前を向いて頑張るしかない」と涙をこらえて宣言した。

　４月の大阪インターナショナル、９月の全日本社会人など個人戦ではオグＶＳシオでガチンコ対決の可能性も出てくる。潮田は「お互い客観的に見てサポートができれば」と話し、小椋も「これからも高めあっていきたい」と再出発に意欲を見せた。ただし、新しい相棒とのコンビが不調な場合再結成の可能性もある。

　◆小椋　久美子（おぐら・くみこ）１９８３年７月５日、三重県生まれ。２５歳。大阪・四天王寺高出、三洋電機。２００２年全日本総合選手権女子シングルスで史上初の予選勝ち上がり優勝。潮田と全日本のダブルスで４連覇を達成。初速２３０キロといわれる女子屈指のスマッシュが武器。１７１センチ、６４キロ。血液型Ａ。

　◆潮田　玲子（しおた・れいこ）１９８３年９月３０日、福岡県生まれ。２５歳。福岡・新津中で全国中学校大会、九州国際大付高で全日本ジュニア選手権シングルス優勝。小椋と２００５年デンマーク・オープン優勝、０６年ドーハ・アジア大会で３位。相手の動きを読んだ多彩なショットが武器。１６６センチ、５７キロ。血液型Ａ。

参照元：スポーツ報知

魁皇が１８度目の休場、史上ワーストタイ１２度目かど番

大相撲の西大関・魁皇（３６）＝本名古賀博之、福岡県出身、友綱部屋＝が九州場所４日目の１２日、「右下腿（かたい）三頭筋筋挫傷、左上腕三頭筋筋挫傷で約４週間の安静加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。魁皇の休場は昨年秋場所以来、通算１８度目。４日目の対戦相手、琴奨菊は不戦勝。来年１月の初場所は千代大海と並ぶ史上最多の１２度目のかど番となる。

　魁皇は師匠の友綱親方（元関脇・魁輝）と進退問題について話し合ったが、現役続行に強い意思を示したという。同親方は「ここまで一生懸命やってきたんだから、彼の気持ちをくんでやるのも一つだ」と話し、来場所に力士生命をかけることになった。

　魁皇は３日目（１１日）の若の里戦で左上腕を負傷し、２敗目を喫した。場所前のけいこでは右ふくらはぎの肉離れを起こしたが、史上２位タイの大関在位５０場所目となった地元開催場所に強行出場していた。

　友綱親方（元関脇・魁輝）「進退のことも含めてどうだ？　と聞いたら、「このままじゃ納得できない。まだできます」と強い意思を示した。本人の熱意がまだあると判断した。来場所は厳しくなるが、今から治療していけば十分間に合う」

参照元：スポーツ報知