上田は１３位で変わらず…世界ランキング

女子ゴルフの最新世界ランキングが１８日に発表され、上田桃子は前週と同じ１３位だった。宮里藍は１７位、横峯さくらは１８位、大山志保は２０位と変わらず、不動裕理は順位を１つ上げて２１位。１位のロレーナ・オチョア（メキシコ）ら上位陣に変動はなかった。

参照元：スポーツ報知

遼ちゃん、松坂のスイングに触発された…プロ・アマチャリティーゴルフで競演

今年のスポーツ界で華々しい活躍を見せた２人が夢の競演を果たした。レッドソックスの松坂大輔投手（２７）と男子ゴルフの石川遼（１６）＝杉並学院高１年＝が１８日、千葉・東千葉カントリー倶楽部で行われた第９回ＧＭＡプロ・アマチャリティーゴルフに同組でプレーした。

　初めて目の当たりにした松坂の姿。石川は「あれだけのスイングスピードがあるのに（体の軸が）ぶれない。背筋が強いと思った」と、世界の舞台で戦う男の鍛え上げられた筋力のすごさを痛感させられた。

　将来海外で活躍することを目指し、今オフは体力アップが目標だ。それだけに松坂から学んだ３か条は大きな収穫で、父・勝美さん（５１）は「トップの筋力がこういうものと分かって刺激になったと思う」。これまでトレーニングの方向性が明確でない部分があったが、松坂の存在が後押しになりそうだ。

　初めて同組でプレーした大ベテランの尾崎将司からは「飛ばす能力がある。あと１０センチ身長を伸ばしてもらいたい」とオフの間に１８０センチ超えの“宿題”を出された。思わぬ難題に「ジャンボさんに引っ張って伸ばしてもらうしかないですね」と苦笑いだったが、２人のトッププロから得たノウハウは確実に１６歳の心に響いた。

　◆ジャンボ会心も…遼こすって同距離　遼のパワフルショットに尾崎将も驚きを隠せなかった。スタートの１番では、石川はともにフェアウエーをとらえた松坂をオーバードライブしてみせた。「（自分の）会心と（石川の）こすった当たりが同じくらいだった」と“元祖飛ばし屋”もティーショットでは石川にほとんどリードを許してお手上げ。それでも７３と同組の中でトップ。まだまだジャンボも健在だった。

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松坂から遼へ 世界一の３か条…プロ・アマチャリティーゴルフで競演

今年のスポーツ界で華々しい活躍を見せた２人が夢の競演を果たした。レッドソックスの松坂大輔投手（２７）と男子ゴルフの石川遼（１６）＝杉並学院高１年＝が１８日、千葉・東千葉カントリー倶楽部で行われた第９回ＧＭＡプロ・アマチャリティーゴルフに同組でプレー。松坂はマスターズ制覇が目標という遼クンに、世界と戦うための準備として「３つの奥義」を伝授。ひと足先に世界一となった男からの助言を胸に、ハニカミ王子は世界制覇への道を歩む。

　世界一の称号を手にした１億ドル右腕から、これから世界へはばたくゴルフ界のプリンスへ、アドバイスが送られた。「いろいろ聞かれたので、自分はこうトレーニングしてきたということを伝えました」松坂は自分が石川と同じ高校生の時のことを思い返し、トレーニングする上で意識する３つのポイントを挙げた。

　１つ目は「自然に力をつける。機械を使ったトレーニングは年を重ねてからでいい」と徹底した走り込みなど、機材を使わずにトレーニングをすること。松坂の高校時代といえば、横浜高で甲子園春夏連覇を達成するなど功績は輝かしい。「怪物」と呼ばれた右腕は筋トレよりも走りこむことで球速や持久力をアップさせてきた。

　また、投球動作でもゴルフスイングでもポイントとなる体の軸、つまり体幹トレーニングの重要性や「高い壁を乗り越えてほしい。乗り越える力がある」と目標を常に高く持つことの大事さを説いた。同じように１０代から脚光を浴び続けてきた“先輩”の言葉を、石川は心の奥深くに刻み込んだ。

　ゴルフ好きの松坂は「ハニカミ王子」のことを米国滞在中、インターネットのニュースで知ったという。「石川くんみたいなスターはみんなが待っている人ですから頑張ってほしい」と若き王子にエールを送った。ラウンド中、野球界とゴルフ界のスーパースター２人の表情からは終始、笑みがあふれていた。松坂は「ジャンルを問わずに２人で明るいニュースを提供していきたいですね」とスポーツ界をけん引していくことを誓っていた。

　◆シーズン同様！？「中盤に崩れ」〈８４〉　この日のゴルフコンペでは松坂はレッドソックスのロゴが入った特製ゴルフボールでラウンドした。前半は３７と好調も、後半は４７とスコアを落とし、トータル８４でホールアウト。「今日のゴルフはシーズンの野球そのもの。１～３回は抑えるのに４、５回（の中盤）に崩れた」と自身の投球に例え、残念そうな表情を浮かべていた。また石川はトータルで７４。同組だった尾崎将司は７３のスコアだった。

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武蔵、お笑い芸人と異色対決…大みそかＤｙｎａｍｉｔｅ！

　大みそか恒例の「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！」（京セラドーム大阪）を主催するＦＥＧは１８日、追加２カードを発表した。武蔵（３５）＝正道会館＝はＫ―１ルールで、外国人お笑い芸人のベルナール・アッカ（３５）＝コートジボワール＝と異色対決することが決まった。

　武蔵は１２月８日のワールドＧＰ出場の直前、アッカがレギュラーを務めるテレビ番組にゲスト出演して、子供たちを交えて仲良く体操したばかり。アッカの対戦要求を受けて谷川貞治イベントプロデューサー（４６）が即決したカードだが、武蔵は「殴り合っているところを、あの時の子供たちが見たらどう思うだろう…」とやや困惑顔だ。

　漫才をこなす日本語のみならず、英仏韓を加えた４か国語も操るアフリカンの多才さは素直に認めるが、日本のエースとしては譲れない一線がある。「オレより日本語がうまい。ギャグでも勝てませんし。闘志がメラメラわいてきました。打撃で負けるわけにはいきませんよ」お笑い芸人に負けての年越しとなれば、笑止の一言では済まされない。

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福留、カブスと契約へ渡米

中日からフリーエージェント（ＦＡ）となり、米大リーグのカブスとの契約に合意した福留孝介外野手（３０）が１８日、シカゴへ出発した。現地で身体検査を受けた後、正式契約を結ぶ。

　福留は「まだ向こうに行っていないし、何の実感もないが、うまく進めばいい」とリラックスした様子。カブスの印象については「球場が独特だし、風が強いことでも知られている。（日本では）ドーム球場でやっている分、苦労すると思うが、いいと思う。伝統あるチームでファンも熱心だと聞いているし、楽しみ」と話した。

　福留孝介外野手「（カブス入団は）本当に必要としてもらえたし、望まれていくのがベストだと思って決めた。カブスは伝統があるチームで、ファンも熱心と聞いているので楽しみ」

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岡田監督、Ｊ全監督前に所信表明「Ｗ杯であっと驚かせるチーム作りたい」

日本代表の岡田武史新監督（５１）が１７日、横浜市内で行われたＪリーグの監督会議に出席。「世界を驚かせるチームを作りたい」と宣言し、各監督に協力を求めた。さらに選手選考に対し「代表のプライドを持った選手しか使わない」と厳しく語り、各監督にベスト選考のために密な連絡を要請。１８日に千葉県内に初集合し“絞り込み”が始まる。また、Ｗ杯３次予選のため、年末の東南アジアの大会を直接視察する可能性を明かした。

　新指揮官はＪ１、Ｊ２の監督の前で堂々と宣言をして、その心をつかんだ。出席者によると、岡田監督は会議で「Ｗ杯で世界をあっと驚かせるチームを作りたい」と語った。監督自身は「誰が言ったの？　（選手）みんな坊主にして出るとか」ととぼけたが、大きな目標を伝えることにより、“共闘”を求めた。

　正確なコンディションチェックのため、各監督と直接連絡を取り合う考えだ。この日出席した日本人の監督は「全員知っていた」。１８日からの合宿メンバー発表の前には、クラブの監督に直接連絡をし、チェックもしている。この日は浦和のオジェック監督と携帯電話の赤外線通信機能を使って連絡先を交換。「コンディションが少しでも悪いと感じたら、直接携帯でもいいから伝えてほしい」と求めた。

　クラブ関係者と協会の情報交換が主だったジーコ、オシム両監督時代は、正確な情報が伝わらず、集合直後に故障で離脱する選手もいた。選手のコンディションを正確に把握するクラブの監督と直接話し合いができるのは、代表監督が日本人である最大の利点ともいえる。また、岡田監督は、イングランド代表の欧州選手権での予選敗退を例に挙げ「代表へのロイヤリティー（忠誠心）が薄れていた。心身共に状態を把握したい」と、精神面の状況も把握したい意向だ。

　１８日から千葉県内に集合して始動する岡田ジャパン。さらに、２１日には、来年１月１５日から鹿児島・指宿で行われる合宿メンバーを「３０人くらい」発表する見込み。メンバーの絞り込みを始める一方、自らも年末の東南アジアに渡り、Ｗ杯３次予選で対戦するタイを視察する可能性もあるという。「まずは予選を勝たなきゃいかん。それを（会議で）言うのを忘れてたな」と言ったが、下準備は着々と進んでいる。

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カカＭＶＰ４冠へ…チューリヒでＦＩＦＡ年間ＭＶＰ授賞式

　トヨタ・クラブＷ杯を初制覇したＡＣミラン（イタリア）のブラジル代表ＭＦカカ（２５）が１７日、ＦＩＦＡ年間最優秀選手賞授賞式出席のため、成田空港からチャーター機でスイス・チューリヒへたった。

　弟のＤＦジガン（２２）と一緒に、チームとは別行動となったカカは、来年４月に出産を控えるカロリーネ夫人（２０）と手をつないで２ショットを披露。各国代表チームの監督と主将の投票によるＦＩＦＡ年間最優秀選手受賞が決定的だが「僕にとっては重要な賞。取れるかどうかは分からないけどね」と、１得点２アシストの活躍で勝利に貢献した前夜（１６日）の決勝の疲れも見せずに笑顔で話した。サポーターから手拍子と「リッキー！（本名リカルドからの愛称）」の歓声を浴びながら、搭乗ゲートに入った。

　個人ＭＶＰ３冠目のトヨタ・クラブＷ杯のＭＶＰにあたるゴールデンボール賞を受賞。賞金２００万円は、イエス・キリストが育った地として知られるイスラエルのナザレに、ミラン主催のチャリティー基金が建設中の聖家族病院プロジェクトに寄付する。１８歳の時、プールでの飛び込みで頚（けい）椎を損傷し、一時は車いすで生活したこともあったが、奇跡的に回復。サッカーが出来ることだけでも感謝の念を抱くという青年は、４冠目を得てもその謙虚さは忘れていない。

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尚子、名古屋出場…好相性が決め手過去２戦２勝

女子マラソンのシドニー五輪金メダリスト高橋尚子（３５）＝ファイテン＝が１７日、北京五輪代表選考の最終レースとなる名古屋国際（来年３月９日）への出場を正式に表明した。有力選手が多数出場する予定で、激戦となるのは間違いない。背水の戦いで、北京へのラストチャンスにかける。

　高橋は、最も激戦のレースに身を投じることを選んだ。名古屋国際には、今年の大阪世界陸上で入賞した嶋原清子（セカンドウィンドＡＣ）ら、五輪、世界陸上の代表級が顔をそろえる予定。だが、高橋のマネジメント担当者は出場理由を「色々な要素を考え、総合的に名古屋がベターと判断した」と説明した。名古屋は過去２戦２勝。９８年は当時の日本最高記録となる２時間２５分４８秒を記録して優勝。シドニー五輪代表選考会となった００年も優勝し、五輪で金メダルを獲得するなどゲンがいいレース。相性の良さも決め手になったようだ。

　この日の日本陸連理事会では、強化指定選手の見直しが報告され、現在最低のＣランクの高橋は、「強化標準記録（２時間２７分）の突破があれば」という条件で３月に残留の可否が判断される。２時間３１分２２秒で３位と惨敗した昨年の東京国際のようなレースをしてしまうと、北京代表落選はもちろん、強化指定から外される可能性もある。

　今の自分を「競技人生の最後の１周に入った」と表現し、集大成の準備に入るＱちゃん。来週には中国・昆明入りし年越しの合宿を実施。戦いを本格スタートさせる。

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３３歳内藤 史上最高齢ＭＶＰ…０７年度ボクシング表彰選考会

　日本ボクシングコミッションの２００７年度年間表彰選考会が１７日、都内で行われ、ＷＢＣ世界フライ級王者・内藤大助（３３）＝宮田＝が最優秀選手（ＭＶＰ）と年間最高試合に初めて選出された。３３歳でのＭＶＰは、１９７３年の輪島功一の３０歳を超える史上最高齢記録。内藤は有力視される来年１月２９日にタイで、受賞対象試合となった前王者とのＶ２防衛成功を目指す。表彰式は来年１月２３日、東京ドームホテルで行われる。

　いまや“国民的王者”へと変身した内藤が、史上最高齢ＭＶＰに輝いた。合宿先の沖縄・名護で朗報を聞いた内藤は「いままで一度も賞のたぐいは取ったことないですからねぇ。一戦一戦ガムシャラにやってきた結果だと思う。とてもうれしいですよ！」と声を弾ませた。

　７月１８日に１０年以上無敗の無敵王者ポンサクレック・ウォンジョンカム（タイ）のＶ１８防衛戦に３度目の正直で挑み、３―０の判定で破る快挙を達成。内藤自身を含め、のべ７人の日本人挑戦者が負けている日本の宿敵討伐に成功した。「絶対王者が相手だったし、正直勝てると思っていなかった試合だけに、賞が取れてうれしいです」タイトル奪取は国内史上２位の３２歳１０か月。さらに、その名が一気にブレークした亀田大毅戦（１０月１１日）では国内史上最高齢記録となる３３歳１か月での初防衛に成功した。内藤は「昔といまではスポーツ年齢も違うからね。一概に比較はできないけど、３０歳過ぎてもやれることを証明できました」と振り返った。

　次戦は未定だが、来年１月２９日にタイで前王者とのＶ２防衛戦が有力だ。年間最高試合の受賞対象ともなった試合での再戦で、ポンサク返り討ちを目指す内藤。名護で２２日まで合宿を行う。

　◆選考事情　選考委員は新聞、テレビなど運動記者クラブボクシング分科会に加盟する３４社。ＭＶＰでは内藤が一発投票で２年連続ダブル受賞の長谷川穂積（真正）、坂田健史（協栄）を抑えて３２票を獲得。年間最高試合でも２３票で一発で決めた。ＭＶＰに次ぐ技能賞では、１６日に衝撃のＫＯ初防衛を決めたＷＢＣ世界フェザー級王者ホルヘ・リナレス（帝拳）が、長谷川との決選投票で獲得、ＫＯ賞とともに滑り込みのダブル受賞をした。また、殊勲賞は坂田が選ばれ、三賞はフライ級の２人の王者が獲得した。

参照元：スポーツ報知

北の湖理事長「朝青Ｖノルマ」

大相撲初場所（２００８年１月１３日初日・両国国技館）で３場所ぶりに復帰する横綱・朝青龍（２７）＝高砂＝は１７日、部屋のけいこが休みのため都内のジムで筋力トレーニングに励んだ。この日、北の湖理事長がけいこ再開後、初めて朝青龍について「横綱は出場すれば優勝するのは当然。それができなければ責任を果たしたとは言えません」と言及した。

　理事長、さらには優勝２４回の大横綱としての言葉だった。「横綱は“よく頑張った”と言われる地位ではない。結果がすべてです」とブランクに関係なく復活する以上、優勝がノルマと断言した。理事長の愛のムチを朝青龍がどう生かすか注目だ。

　◆忘年会は中止　日本相撲協会が年末の恒例行事となる忘年会を今年は中止したことが１７日、分かった。毎年、協会は両国国技館内の大広間で師匠、親方、関取らの協会員をねぎらうための忘年会を開催していたが、今年は序ノ口力士の死亡などさまざまな問題が噴出したことを受けて自粛したもの。同様の理由で来年の新年会も中止する。

参照元：スポーツ報知

諸見里、ダイキン工業と３年契約

女子プロゴルフの諸見里しのぶ（２１）がダイキン工業と所属契約を結んだと同社が１７日、発表した。期間は来年１月から３年間。同社は諸見里の地元・沖縄で女子ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスを主催し、諸見里は２００１年に１４歳７か月で最年少予選突破記録（当時）を樹立するなど縁が深い。諸見里は「ダイキンオーキッドに育ててもらった私にとって、所属契約ができることはうれしく思います」と話した。

参照元：スポーツ報知

横田先輩、遼の全英ＯＰ出場太鼓判！

男子プロゴルフの横田真一（３５）＝サクセスプロ＝が１７日、石川遼（１６）＝杉並学院高１年＝の全英オープン出場に太鼓判を押した。石川は全英のオーストラリア予選（来年２月５日・シドニー）に出場するが、横田は昨年の予選に日本から唯一出場（２５位で落選）。コースや出場者を知る“先輩”は「日本ツアーで１５位で通る。遼クンなら大丈夫でしょう」と話した。昨年は５１人中、上位４人が出場権獲得という狭き門だが、「仕上がっている選手はあまりいなかった」。コースも芝も「特にクセはない」と断言した。

参照元：スポーツ報知

上田は１３位で変わらず…世界ランキング

　女子ゴルフの最新世界ランキングが１８日に発表され、上田桃子は前週と同じ１３位だった。宮里藍は１７位、横峯さくらは１８位、大山志保は２０位と変わらず、不動裕理は順位を１つ上げて２１位。１位のロレーナ・オチョア（メキシコ）ら上位陣に変動はなかった。

参照元：スポーツ報知

佑ちゃん４冠！０８年ハタチの誓い

早大が１６日、東京・西東京市の早大グラウンドで、今年最後の練習を行った。東京六大学の春秋リーグ戦と全日本大学選手権の制覇に大きく貢献した斎藤佑樹投手（１年）は、「いろいろ成長できた１年」と振り返り、来季こそ明治神宮大会も含めた“大学４冠”を達成すると誓った。

　早大の若きエースは、来年６月で２０歳になる。節目の年に狙う目標は、これしかない。「４冠を達成できるように頑張っていきたいです」１１月の神宮大会では、ソフトバンク入りする大場擁する東洋大に決勝で敗れ、涙をのんだ。上には上がいることを痛感した大会だった。

　目標達成のため、制球力をいっそう磨く。「（２年目で）慣れてくるので、今までできなかったいろんなことに挑戦したい。個人的にはリーグ戦通して、無四球（試合）とか完投ができるようにしたい」と意気込んだ。１０月１日の立大２回戦でしか出来なかった無四球完投を来季はもっと増やし、リーグ戦で勢いをつけてトーナメントに挑む構えだ。この日はランニングなどのメニューをこなして午前中で練習を終えたが、年末年始もランニングやジム通いを続けて、スタミナアップを図るつもりだ。

　新人ながら数々の記録を打ち立てた。「（入学）１年目で環境の変化もある中で、たくさんの人と会って学べた。いろいろ成長できた１年かなと思います」さわやかな笑顔で１年を締めくくっていた。

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インザーギ２発！大会最多４発！ミラン第２次黄金時代の予感…トヨタ・クラブＷ杯

◆トヨタ・クラブＷ杯決勝　ＡＣミラン４―２ボカ・ジュニアーズ（１６日・横浜国際総合競技場）　ＡＣミラン（イタリア）が１７年ぶり４度目の世界の頂点に立った。決勝戦でボカ・ジュニアーズ（アルゼンチン）を４―２で下す快勝。１―１で迎えた後半５分にＤＦネスタ（３１）が勝ち越しゴールを決めると、同１６分にＭＦカカ（２５）が３点目、同２６分にはＦＷインザーギ（３４）がこの日２点目となる４点目をたたき出した。決勝戦同大会史上最多の４得点で、前身のトヨタ杯などを含め４度目の世界一をつかんだ。

　史上最多の４度目となる世界一のタイトルは、クラブ一丸でつかんだ栄冠だった。ベルルスコーニ会長は「ミランをディズニーやワーナーのような世界的エンターテインメント企業にしたい」との野望から、国内リーグより国際タイトルを重要視するチーム方針を徹底。過去５度のトヨタ杯では過密日程のため試合２～３日前の来日ばかりだったが、今回はリーグ戦２試合を来年にずらし、初戦の７日前に来日。万全の準備期間を設けた。

　イレブンの本気度も違った。選手たちは大会前、一様に「クラブＷ杯はとても重要なタイトル」と口をそろえた。関係者によると、ボカに敗れた０３年大会では自由時間に繁華街を出歩く選手が大勢いたが、今年はほとんどいなかったという。

　「選手を信じていたし、勝つことも信じていた」と胸を張ったアンチェロッティ監督は、「再び世界一になるチャンスはあると思うか？」との質問に、「ミランには核となる選手がしっかりいる。だから栄光は続けられるはずだ」と力強く断言。１９９０年代初期に続く、ミランの第２次黄金時代の幕開けを告げる勝利になりそうだ。

　◆ＡＣミラン　１８９９年、ミラノ在住の英国人が創設。チームカラーは赤と黒。ＡＣは「Ａｓｓｏｃｉａｚｉｏｎｅ　Ｃａｌｃｉｏ」（サッカー法人）の略。欧州ＣＬ（欧州チャンピオンズ杯含む）優勝７回は、レアル・マドリード（スペイン）の９回に次ぐ歴代２位。主な優勝はセリエＡ１７回、セリエＢ２回、イタリア杯５回。トヨタ杯（南米代表との１試合）３回。今季国内リーグ戦は１３試合を戦い、勝ち点１８で現在１１位。ホームスタジアムはサンシーロ（８万２９５５人収容）。

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ワシ２発で浦和世界３位！号泣！絶叫！得点王！偉大な置き土産…トヨタ・クラブＷ杯

◆トヨタ・クラブＷ杯最終日　▽３位決定戦　浦和２―２エトワール＝ＰＫ４―２＝（１６日・横浜国際総合競技場）　アジア王者の浦和が、３位決定戦のエトワール（チュニジア）と２―２で前後半９０分を終えた後のＰＫ戦を４―２で制し、過去アジア勢最高の３位となり、２５０万ドル（約２億８３００万円）の賞金を獲得。９９年のＪ２陥落から８年で世界３位という金字塔を打ち立てた。ホルガー・オジェック監督（５９）との確執で今季限りで退団となるＦＷワシントン（３２）が、２得点を決める爆発。通算３得点で大会得点王に輝き、偉大な置き土産を残した。

　涙が止まらなかった。壮絶なＰＫ戦。ＧＫ都築の執念のセーブを見届けた赤き血のイレブンは守護神に駆け寄る。アフリカ王者との死闘を制した。初出場のクラブＷ杯で偉大な世界３位。日本サッカー界に打ち立てた金字塔に祝祭が繰り広げられる中、ワシントンだけがピッチに崩れ落ちた。壮絶な号泣は２分間続いた。

　「いいことも悪いこともあった。でも、浦和を愛する気持ちは永遠に変わらない！」今季限りで退団し、来季フルミネンセに移籍するエースはロッカールームで絶叫した。浦和最終戦で一世一代の大爆発を見せた。

　０―１で迎えた前半３５分、２年前一緒に東京Ｖから加入した相馬崇人の絶妙なクロスに苦手なヘディングで同点弾を叩き込んだ。「初めての形。ワシの気持ちの強さを感じた。心が動いた」と万感の相馬。３年間で初めて連係が完成だった。２度の大手術を乗り越えた心臓を何度も叩き、勢いに乗るワシントンは後半２５分にもＦＫから再びヘッド弾。ＤＦ陣のミスで２失点したが、ＰＫ戦１人目のキッカーという大役も見事にこなした。

　大会得点王となる３ゴール。浦和公式戦通算７８試合６２ゴール。１試合平均０・７８得点というクラブ史上最高の決定力を誇る男の涙には喜びと苦悩が込められていた。「浦和を去るのは悲しいし、寂しい。でも、オレを首にした男を救ったことが悔しい」試合後に言い放った。オジェック監督との確執で今季、反逆者と化した。

　選手と対話のない学者肌の指揮官に対し、今季６回造反。ワシ弾の瞬間、複雑な表情を浮かべた指揮官は９月に放出決意し、新潟ＦＷエジミウソンの来季獲得の方針を固めた。偉大な置き土産で昨季得点王を勝ち取った英雄の座を取り戻したワシ砲。思えば１５日前、この横浜で迎えたリーグ最終節で衝撃のＶ逸、監督更迭問題に揺れながらもクラブＷ杯準決勝ＡＣミランでの勇敢な善戦劇、そして、世界３位で株を上昇させた赤い悪魔と姿が重なった。

　９９年にＪ２降格を味わい、「Ｊリーグのお荷物」と呼ばれた最弱クラブが８年間の時を経て、世界３強に輝いた。「日本の歴史を作った。来年は決勝進出を目指す」と中村修三ＧＭ。１８日にブラジルへ帰国する英雄の遺産を継承した赤い悪魔は、来季世界一を狙う。

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岡田ジャパン来年の始動は鹿児島・指宿市で

日本サッカー協会の小野剛技術委員長は１６日、岡田武史新監督が率いる日本代表の来年の始動となる１月１５日からの合宿は、鹿児島県指宿市で実施すると明らかにした。岡田監督が指宿市での合宿を要望したという。期間は１０日間程度になる見通し。

　日本代表は１月２６日にチリ、同３０日にボスニア・ヘルツェゴビナと国際親善試合を行い、２月６日の２０１０年ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会アジア３次予選初戦のタイ戦（ホーム）に臨む。

参照元：スポーツ報知