琴欧洲が左腕痛め休場、夏場所はかど番へ…大相撲春場所

大相撲の東大関・琴欧洲（２５）＝本名カロヤン・マハリャノフ、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋＝が春場所９日目の１７日「左上腕二頭筋挫傷で１か月の休業加療を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。このまま休場して負け越すのは確実で、５月の夏場所は先場所以来２度目のかど番となる。

　琴欧洲は４日目の鶴竜戦で負傷し、８日目まで２勝６敗。師匠の佐渡ケ嶽親方（元関脇・琴ノ若）は「場所前は元気だったのに、まさかこんな結果になるとは。けさ『腕が痛くて力が入らない』と言ってきた。本人は泣いていた」と話した。

参照元：スポーツ報知

五輪確定のオグシオ帰国…ラグビーＶで二重の喜び

バドミントンの女子ダブルスで北京五輪出場が確定した「オグシオ」の愛称で人気の小椋久美子、潮田玲子組（三洋電機）が１７日、関西空港着の航空機で帰国し、喜びを語った。

　小椋は「やっとオリンピックの舞台に立てるのでうれしい。４年前のアテネに行けず悔しくて無我夢中で頑張ってきた」と話し、潮田は「目標が定まった。あと５か月、精いっぱい頑張りたい」と力を込めた。当面は筋力や持久力などの強化に励むという。

　１６日に同じ三洋電機のラグビー部が日本選手権を制した。機内にいて知らなかったそうで、小椋は「海外にいても試合は気になっていた」と笑顔を見せ、潮田も「ラグビーはどうなんだろうと話していた。すごくうれしい」と自分のこと以上に喜んでいた。

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ミルコ、次戦で崔洪万と初対決も

１５日のＤＲＥＡＭ旗揚げ戦で、１年半ぶりの日本復帰戦を瞬殺勝利で飾ったミルコ・クロコップ（３３）＝クロアチア＝が次戦で韓流巨人、崔洪万（２７）＝チェ・ホンマン、韓国＝と初対決する可能性が１６日、浮上した。都内で行われた一夜明け会見で笹原圭一イベントプロデューサー（４０）は「崔洪万との試合は個人的には見たい」とマッチメークに興味を示した。

　ミルコの狙いはＤＲＥＡＭの初代ヘビー級王者。重量級の選手層がまだ薄いため、初年度の今年はタイトルマッチ形式になる予定。今年の大みそかに構想があるエメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア）との試合を選手権とする可能性もあるが、笹原ＥＰは「その前にふさわしい選手同士でやらないといけないと思います」とタイトル挑戦権決定戦を行う考え。早ければ５月１１日のＤＲＥＡＭ．３（さいたまスーパーアリーナ）で実現する。

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松坂、夫人出産！ 日本凱旋決定

◆レッドソックス７―４オリオールズ＝７回途中降雨コールド＝（１４日・フロリダ州フォートマイヤーズ）　　レッドソックスの松坂大輔投手（２７）の倫世夫人（３３）が１５日の午前、米国ボストン市内の病院で第２子となる体重３０１０グラムの長男を出産した。１４日のオリオールズ戦に登板した同投手は試合後、キャンプ地のフォートマイヤーズから空路、ボストンに戻っていた。母子の健康が確認されれば、松坂はチームとともに２０日、来日。２５、２６の両日、アスレチックス相手に行う公式戦開幕シリーズ（東京Ｄ）に凱旋先発することが決定的となった。

　松坂の来日、そして凱旋先発が事実上、決まった。倫世夫人の出産に立ち合うことになっていたため、チームの来日時期と重なる場合は米国にとどまる意向を示していたが、１５日の早朝、第２子が生まれた。今後、母子の健康が確認されれば松坂はすぐにキャンプ地へ戻り、他のナインとともに２０日に来日。２５、２６日の開幕シリーズのいずれかに先発することが決定的だ。

　１４日はオープン戦のオリオールズ戦に先発。いつものように立ち上がりに苦しんだ。先頭のレッドマンにカウント２―０から右前安打を許しすなど初回に２４球を費やした。「とにかくストライクを先行させ、勝負を早める」意識をして上がったマウンドだったが、「早めに追い込むのは難しくない」ものの、決め球が決まらなかった。

　ファレル投手コーチと「ゴロで打ち取る」という課題を持って臨んだ。４イニングで６つの内野ゴロ。３回にはモーラに左越えソロを浴びたが、４安打２失点にまとめた。「球の走りと制球と、まずまずですね」とオープン戦４試合目の登板を振り返った。

　試合後、フランコーナ監督は、松坂の次回先発をいったん１９日のブルージェイズ戦に決めた。「（松坂が立ち会いを望む）夫人の出産が入れば、その時点で予定変更する。まだ日本行きは確定できない」とファレル投手コーチは試合直後、話していたが、ジュニア誕生で来日は決定した。

　開幕候補だったエース・ベッケットが腰痛で離脱しており、開幕投手を任される可能性は高い。首脳陣が１９日の登板を決めたことは、松坂に開幕戦登板を託すプランが現実味を帯びてきたことを意味する。中４日で２５日に先発し、日本人投手としては野茂英雄以来２人目の開幕投手となるか、あるは中５日で第２戦目になるか。いずれにせよ、凱旋マウンドで日本のファンを沸かせることになる。

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俊輔、悪天候の影響で試合延期

【グラスゴー（英国）１５日】スコットランド・プレミアリーグでＭＦ中村俊輔（２９）が所属するセルティックが１５日に予定していた敵地のマザーウェル戦がグラウンド状態が悪く実施が困難として延期された。代替開催日は未定。競技場が悪天候の影響で試合をできる状況にないという。俊輔は競技場内で練習をして帰宅した。

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岡ちゃん即断！大久保招集「問題ないと報告受けた」

日本代表の岡田監督は１５日の千葉―清水戦を視察した後、追加招集したＦＷ大久保について「大木コーチにも視察してもらい、試合が終わった状態で問題ないと報告を受けた」と話した。すでに１４日に神戸関係者に川崎戦でコンディションをチェックした上で代表に呼ぶことを通達済み。この日、フル出場しゴールも決めた大久保をメンバーに加えた。

　アタッカー大久保を“獲得”した指揮官は、司令塔の中村俊輔（セルティック）の招集もあきらめていない。２３日にセルティックが対戦予定のグレトナは破産危機のため、試合が中止される場合もある。「今後、けが人が出ない限り、追加招集はないが、俊輔は（日程次第で）プラス１の可能性がある」と特別な存在であることを認めた。

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中嶋一貴、決勝１３番手スタート…Ｆ１オーストラリアＧＰ

◆Ｆ１第１戦オーストラリアＧＰ公式予選（１５日、アルバートパーク・サーキット＝１周５・３０３キロ）　今季からフル参戦の中嶋一貴（２３）＝ウィリアムズ・トヨタ＝は公式予選Ｑ３（最終ラウンド）に進めず、１分２６秒４１３の１４位に終わった。昨季総合２位のルイス・ハミルトン（２３）＝英国、マクラーレン・メルセデス＝が通算７度目のポールポジション（ＰＰ）を獲得。総合２連覇を目指すキミ・ライコネン（２８）＝フィンランド、フェラーリ＝はマシンの故障で１６位と出遅れた。中嶋は決勝で１３番手からスタートする。

　中嶋ジュニアがまたしても厳しい洗礼を浴びた。フリー走行１６位に終わった初日に続き、公式予選もＱ２（第２ラウンド）で脱落し、１４位でフィニッシュ。目標としていたＱ３進出はならなかった。

　コメントにも悔しさがにじんだ。一度は「後悔はしていない」と否定しながら、「ベストの結果じゃない。納得している部分はあるけど、満足はしていないし、やっぱり悔しい」と不完全燃焼だったことを認めた。

　課題は新品タイヤの使い方だ。前日に続いて、この日もＱ１（第１ラウンド）でコースアウト。オフには積極的に弱点克服に取り組み、開幕前の段階では「よくなってきた」と手応えをつかんでいたが、「ニュータイヤのときに、欲を出しすぎてミスが出てしまう」と、適応には時間がかかりそう。

　決勝が行われる１６日は、気温４０度近い厳しいコンディションになる見込み。一貴は「コンスタントに周回を重ねて、状況次第でポイント獲得（８位入賞）を目指す」と巻き返しを誓った。

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上村愛子、有終５連勝に「ビックリ」…Ｗ杯モーグル最終戦

　◆フリースタイルスキーＷ杯　モーグル最終戦（１５日、イタリア・バルマレンコ）　イタリア・バルマレンコで最終戦を行い、すでに種目別優勝を決めている上村愛子（北野建設）が２４・５０点で優勝、５連勝で締めくくった。伊藤みき（中京大）は２２・３３点の５位。上村は「ビックリですね」と青空の下で笑顔を輝かせた。

　「最終戦が一番ハードだった」。硬い雪質のコース。足腰に負担がかかり、前日の練習では腰痛のために滑ることが出来なかった。だが、その技術と精神力に、揺るぎはない。快走でターンもエアもトップの得点をたたき出した。

　２月１６日の猪苗代大会で３季ぶりの優勝。難度の高いエアよりスピードとターン重視で開眼した。その後は負け知らずの５連勝。スキーのＷ杯では複合の荻原健司が９３年３月からシーズンをまたいで５連勝しているが、１シーズンでは日本人最多記録だ。

　９８年長野五輪で７位になった時は高校生。「１０年かかってここまできた。できればこのまま強い選手でいたい」。見据えるのはもちろん、２０１０年バンクーバー五輪の頂上。「あなたが滑ると難しいコースが簡単そうに見える」とライバルも脱帽する女王が“長期政権”を築き上げる。

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４８歳・さくらパパ、遼１勝に太鼓判

女子プロゴルフの横峯さくら（２２）＝エプソン＝の父で参院議員の良郎氏が１５日、４８歳の誕生日を迎え、誕生パーティーが行われた。プロレスラーのアントニオ猪木、歌手の内田裕也、俳優の石田純一ら約２００人が出席。石川遼（１６）＝パナソニック＝の話題に触れ「ＯＢの少ないコースなら１勝はできる」と太鼓判。２月のハワイ・パールオープンで石川と対面した内田も「イケると思う」と期待していた。

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ウッズら５人が首位…米男子ゴルフ第３日

◆米男子ゴルフツアー　アーノルド・パーマー招待（１５日、米フロリダ州オーランド　ベイヒル・クラブ＝パー７０）　第３ラウンドを行い、米ツアーで出場試合４連勝中のタイガー・ウッズ（米国）が、強風など厳しい条件の中、６６とスコアを伸ばし、通算６アンダーの２０４で首位に浮上した。

　６３をマークした前週優勝のショーン・オヘア（米国）、ビジェイ・シン（フィジー）ら５人が首位に並んだ。さらに３打差以内に１６人がひしめく混戦。日本選手は出場していない。（ＡＰ＝共同）

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浜口「自分信じ戦いたい」…女子レスリング

レスリング女子７２キロ級の浜口京子（ジャパンビバレッジ）が１６日、韓国・済州島で行われるアジア選手権（１８―２３日）に向け、成田空港から出発した。

　今大会は、各階級とも既に五輪出場枠を獲得した国を除く最上位の国に枠が与えられる。女子で唯一、出場枠を獲得していない７２キロ級の浜口は「自分を信じ、思う存分戦いたい」と意気込みを示した。

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浅田真「思い切って頑張りたい」…フィギュア世界選手権に出発

　フィギュアスケートの世界選手権（１８日、スウェーデン・イエーテボリ）に出場する女子の浅田真央（愛知・中京大中京高）が１６日、中部国際空港から出発した。「何も考えずに思い切って頑張りたい」と抱負を語った。

　練習拠点を米国から地元の愛知に戻した。慣れない海外生活での心労から解放され「特に気持ちの面でリラックスできた」と笑みを浮かべた。

　浅田真は「金メダル（優勝）を意識すると硬くなってしまう。自分の演技に集中したい」と話した。

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ミルコ５６秒殺！水野を粉砕…ＤＲＥＡＭ．１旗揚げ戦

◆ＤＲＥＡＭ．１（１５日、さいたまスーパーアリーナ）　ミルコ・クロコップ（３３）＝クロアチア＝が、約１年半ぶりの日本リング復帰戦を白星で飾った。柔道家出身の水野竜也（２６）＝Ｕ―ＦＩＬＥ　ＣＡＭＰ＝を１回５６秒で瞬殺。旧ＰＲＩＤＥとＨＥＲＯ’Ｓが合併して誕生した日本最大の格闘技大会で初代ヘビー級王者を狙うことを明言した。メーンの青木真也（２４）＝パラエストラ東京＝対Ｊ・Ｚ・カルバン（２４）＝ブラジル＝は試合中の青木の負傷により、ノーコンテストとなった。 　ミルコが誇る破壊力は健在だった。先制の右のひざ蹴りは、ガードの上からでも水野の顔面をゆがませた。さらに脳を揺さぶる右フックをこめかみに当て、崩れ落ちた敵に、左こぶしを４、５発振り下ろしてレフェリーストップ。「故郷に帰ってきたような気分だ」ＰＲＩＤＥ無差別級ＧＰを制した０６年９月１０日以来のさいたまスーパーアリーナ。ファンは歓声でミルコ復活を歓迎した。 　夢を追って昨年移籍した米国最大団体・ＵＦＣでは無名の選手に連敗。六角形の金網での試合がなじまなかったのが最大の理由だが、ミルコ衰退説は日本、クロアチアのみならず全世界に流れた。だが「ＵＦＣでは精神と肉体のバランスが崩れていたんだ」と言い訳はしなかった。数々の栄冠をつかんだ日本を再起の地とすることに迷いはなかった。 　勝利の喜びは一刻も早くザグレブの家族に伝えたかった。生中継を見終えてかけてきた家族からの電話に、記者会見中にもかかわらず携帯電話を取り出した。だが、無名選手に勝ったところで完全復活とはまだ言い難い。「今度はもっと強い相手と戦う。これからも、このＤＲＥＡＭのリングで戦い、ヘビー級チャンピオンを目指します」合併新団体のエースにはＫ―１、ＰＲＩＤＥ両リングで伝説を築いてきた男がふさわしい。 　◆桜庭も登場　○…４月２９日にさいたまスーパーアリーナで開幕戦を行うミドル級ＧＰの出場決定選手が紹介され、桜庭和志（３８）＝Ｌａｕｇｈｔｅｒ７＝も船木誠勝（３９）ら他選手とともにリング上へ。だが「大会の試合には出ますが、すねに小さなカサブタができて血が止まらないので」と独特の言い回しでトーナメント回避の意向を示した。０６年大みそかの反則事件の相手、秋山成勲（３２）がエントリーされたため、敬遠した可能性もあるが、本音は語らなかった。 参照元：スポーツ報知

中田２軍落ちでも五輪代表候補…星野監督 爆発信じてる

【台中（台湾）１４日】日本代表・星野仙一監督（６１）が、開幕２軍スタートが決まった日本ハムの高校生ドラフト１巡目、中田翔内野手（１８）＝大阪桐蔭高＝を、今月中に発表される北京五輪の第１次代表候補７０人に入れると明言した。潜在能力の高さを評価する同監督。大化けを信じて、同じく開幕２軍のヤクルト・佐藤由規投手（１８）＝仙台育英＝とともに、メンバー選出を決めた。

　初志貫徹だった。中田の開幕２軍が正式に決まっても、星野監督の考えが揺らぐことは全くなかった。「中田には（第１次候補に）マルが付いとる。７０人に入れるよ。ほかにおらんやろ」失意の怪物に対し、代表候補入りの内定通知を出した。

　２月１０日、阪神との練習試合（名護）で“プロ初アーチ”。華々しいデビューを飾ったが、オープン戦では一転して思うような結果を残せず、どん底に突き落とされた。「そりゃ、プロの壁には当たるでしょう」１月に中田の代表候補入りを示唆していた闘将は打率１割１分８厘、１本塁打、２打点と物足りない成績を、むしろ当然の結果、と見ていた。

　それでも、代表候補に加えたのは「２０年に１人の逸材」という言葉から分かるように、底知れぬ爆発力を秘めた素材だからだ。「本人の励みにもなるだろうし、爆発的に成長をするかもしれない」と説明。オリックス・清原が新人時代（当時は西武）、１軍のレベルに慣れ始めた５月以降から力を発揮、最終的に打率３割４厘、３１本塁打、７８打点を残したように、想像を超える成長を期待できると信じたからだ。

　代表候補に選ばれながら、チームでは１軍から落選。このいびつな“関係”を修復するため、星野監督は打撃よりも守備力のレベルアップを図るように求めた。「守れれば、たとえ打てなくても我慢して使うことができるんだよ」と指摘。さらに「守りを鍛えていけば、下（下半身）も鍛えられ、バッティングがよくなる」と、打撃との相乗効果まで力説した。

　８月の本大会に出場するためには、まずは日本ハムで周囲を納得させる成績を残す以外に道はない。「１軍か、２軍かは梨田監督が決めること。オレが監督なら毎日、特守をさせるわ」最後には育成方法まで披露した。天国から地獄へ突き落とされた怪物が自力ではい上がってくることを、星野監督は待っている。

　◆由規＆大場も内定　○…星野監督が「由規も入れたよ」と明かしたように、ヤクルト・由規も代表候補に入ることが内定した。本大会は予選リーグ７試合、決勝２試合の計９試合という過密日程のため、投手陣の強化を挙げており、連投がきく新人右腕もメンバーに加えた。また、昨年１２月のアジア予選に出場した代表２４人は全員、代表候補入り。プレ五輪（北京）に出場した大場、久米（いずれもソフトバンク）も候補としてリストアップしている。

　◆台湾・韓国戦視察　星野監督警戒「昨年と違う」　○…星野監督はこの日、田淵ヘッドらコーチ陣とともに北京五輪世界最終予選、台湾・韓国戦を視察した。序盤から競り合う展開に「野球のやり方だけじゃなく、選手、作戦が違う」と、昨年のアジア予選とは違った激しい戦いぶりを入念にチェックした。この日で３日間にわたる視察を終了。「とても意義があった。カナダも、３Ａや２Ａの選手が出てくるだろうね」と、本大会への出場切符を手にした韓国、台湾、カナダの３か国に警戒を強めていた。

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松坂はソロ本塁打浴びる

◆レッドソックス４―７オリオールズ（１４日・フロリダ州フォートマイヤーズ）　レッドソックスの松坂大輔投手は先発で４回を投げ、ソロ本塁打を含む４安打２三振で２失点だった。チームは７回途中降雨コールドゲームで勝った。

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俊輔、大久保追加招集ある…２６日バーレーン戦

日本サッカー協会は１４日、南アフリカＷ杯アジア３次予選第２戦バーレーン戦（２６日、バーレーン・マナマ）の日本代表メンバー２１人を発表した。

　司令塔のＭＦ中村俊輔（２９）＝セルティック＝はスコットランドリーグの日程次第で、アタッカーのＦＷ大久保嘉人（２５）＝神戸＝はコンディション次第で、追加招集されることが確実だ。日本代表・岡田武史監督（５１）は「メンバーが増えることはあり得る」と明言した。

　指揮官は、特に俊輔の動向を気にしている。セルティックが２３日に対戦予定のグレトナは、財政難により破産危機に陥っており、試合が中止される可能性もあるという。第２次岡田ジャパンはこれまで６試合で１０得点。そのうち、５得点がセットプレーから。世界トップレベルの精度を誇る俊輔の左足キックは、アウェーのバーレーン戦で貴重な得点源として期待大。２３日のリーグ戦中止の場合、俊輔は１９日から合流できる。「（中止に）決まったら呼ぶ可能性はある」岡田監督は天才レフティーの参戦を望んでいる。

　右ひざ半月板損傷手術の影響で開幕のＦ東京戦（８日）を欠場した大久保に関しては、すでに追加招集を打診済みだ。日本サッカー協会は「追加を考えているので川崎戦（１５日）を見させてもらってから判断します」と、連絡。神戸関係者は「本人にも伝えました」。ヘッド格の大木武コーチが、大久保のコンディションを最終チェックする。

　俊輔と大久保。強力、かつ独特の武器を持つ２人が加われば、岡田ジャパンは盤石となる。

　◆俊輔「当然行きたい」　○…メンバー発表を受けて、俊輔は１４日の練習後、「協会の関係者から連絡があって、今回は過密日程だから、チームに集中してくれと言われた。すごく尊重されてると思う」と語った。ただし、「当然、行きたい気持ちはある」と青いユニホームへの熱い思いも隠しておらず、日程問題もクリアされ追加招集となれば、喜んで応じるつもりだ。

　◆大久保きょう先発結果出す　○…先発復帰が濃厚な大久保は、１５日の川崎戦（ホムスタ）で“テスト”に挑む。右ひざ半月板損傷手術からの復帰戦に向け、１４日は、非公開で最終調整し「多少、違和感はあるけど、そこは慣れ。体は動く状態になっている。あとは、試合の中でどれだけできるか」。２月６日のＷ杯アジア３次予選タイ戦以来の実戦で、きっちり結果を残し、バーレーンへの切符をつかむ。

　◆雪辱舞台で勢い止める遠藤　○…バーレーン戦は過去３度メンバー入りしており「外国籍の選手が帰化する情報もある」と明かした。バーレーンと対戦した０４年アジア杯準決勝（中国）は一発退場。ドイツＷ杯アジア最終予選（０５年）では２試合とも出番がなかっただけに、自身にとって雪辱の舞台となる。「セットプレーも重要。相手の勢いをしっかり止めたい」と意気込んでいた。

　◆川淵Ｃが大黒摩季に君が代オファー　○…日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは１４日、パーソナリティーを務めるニッポン放送の「キャプテン川淵の行こうぜ！オレ達のニッポン」で、歌手の大黒摩季（３８）と対談。「Ｗ杯予選の勝負どころで（試合前の）君が代を歌って下さい」とオファーし、大黒も快諾した。この日発表されたバーレーン戦のメンバーについては「徐々に岡田色が出てきた」と話していた。

参照元：スポーツ報知

一貴１６位ほろ苦デビューも巻き返せる！！…Ｆ１第１戦オーストラリアＧＰ

◆Ｆ１第１戦オーストラリアＧＰフリー走行（１４日、アルバートパーク・サーキット＝１周５・３０３キロ）　中嶋ジュニア１６位スタート―。今季からフル参戦する元Ｆ１ドライバー・中嶋悟氏（５５）の長男・一貴（２３）＝ウィリアムズ・トヨタ＝は、フリー走行２回目で１分２９秒０７７の１６位と、低調な滑り出しとなった。ルイス・ハミルトン（２３）＝英国、マクラーレン・メルセデス＝がトップ。佐藤琢磨（３１）＝スーパーアグリ・ホンダ＝は２１位だった。レースは１５日に予選、１６日に決勝を行う。

　気合十分で午前中のフリー走行１回目に臨んだ中嶋ジュニアだったが、冬のテストで問題のなかったギアボックスにいきなりトラブルが発生。わずか３周でピットインする不運に見舞われた。問題の解決した午後のフリー走行２回目も、緩いカーブでコースアウトするなど、４６度まで上昇した路面温度と強風に悩まされ、同僚ロズベルグに０・７２５秒差をつけられての１６位に終わった。

　ウィリアムズの第３ドライバーとして参加した昨年のオーストラリアＧＰでは、雨中のフリー走行１回目で６位と好走。正ドライバーに昇格して迎えたこの日は、１年間の成長ぶりを見せつけるはずだったが、「あの時とは天気も気温も違う。風も強いし、難しかった」と淡々とほろ苦デビューを振り返った。

　それでも「午後はもう一度、サーキットを学び直すところから始めた。コースの攻略法？　まだ完ぺきではないけど、ある程度はつかめた」と話すなど、手応えはつかんだ様子。「今晩しっかり今日のことを整理して、いい準備ができたら、予選ではいい走りができると思う」と巻き返しに自信をのぞかせる。

　「予選が終わった時に、１００％の力を出し切ったと言いたい」。苦しい滑り出しにもかかわらず、表情に焦りの色は見られない。一貴が真価を発揮する時は、徐々に近づいている。

　◆トゥルーリ７位トヨタまずまず　○…トヨタはトゥルーリが７位、グロックが１０位とまずまずの滑り出しを見せた。トヨタの新居ディレクターは「タイムはボチボチ。去年よりはいい」とコメント。バトンが１１位、バリチェロが１４位に入ったホンダの中本シニア・テクニカル・ディレクターは「予想外の気温だったので、他チームとの比較はできない」と語るにとどまった。

　◆琢磨２１位も満足　○…資金難により開幕直前まで参戦が決まらなかったスーパーアグリの琢磨は２１位とさえなかったが、「シーズン初日をスタートできてうれしい」と前向きなコメント。「マシンに乗ること自体、久しぶりだった。トラブルらしいトラブルはなかったし、こういう状況で迎えた開幕戦としては、上出来だと思う」と、満足感を漂わせていた。

参照元：スポーツ報知