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◆北京五輪 新体操(22日、北京工大体育館) 団体予選2日目はフープ・クラブを行い、2大会ぶり出場の日本は合計30・850点の10位で8チームによる決勝に進めなかった。初日のロープで9位だった日本は、交換技のミスで得点が伸びず、この種目で10位に終わった。団体予選敗退後、チームリーダーを務める山崎浩子・日本体操協会強化本部長(48)が辞意を表明した。個人総合予選は後半2種目を行い、エフゲニア・カナエワ(ロシア)が74・075点で首位通過した。

 “フェアリージャパン”は、決勝の舞台へ羽ばたけなかった。終盤で高く投げ上げたフープが、コントロールを失って場外へ。得点が抑えられる傾向のある1番の演技順で、致命傷ともいえるミス。「“たられば”になるけど、あれがなければ」と山崎リーダーはため息だ。

 最大の見せ場はきっちり決めた。つなぎ合わせたフープを持つ稲垣早織が中央でクルクルと回り、4人が次々と全力疾走でくぐり抜ける“妖精スペシャル”。キャプテンの三沢樹知は「中国の皆さんもすごく喜んでくれて気持ち良かった」。

 06年から千葉県内で共同生活。ホームシックを乗り越え、2度のメンバー交代も経て北京切符をつかんだ。「2年半かけてきた分の喜びを味わわせてあげたかったが、これが勝負の厳しさ」と山崎リーダー。平均年齢17・7歳の妖精軍団に、世界の壁は厚かった。

参照元:スポーツ報知

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◆北京五輪 野球 韓国6-2日本(22日・五カ松球場) 星野JAPANの金メダル獲得が消滅した。日本代表は準決勝で、1次リーグ1位の韓国から序盤に2点を先行したが、7回から登板した藤川が追いつかれ、8回には岩瀬が李承ヨプに決勝2ランを浴びるなどこの回、致命的な4点を奪われ、まさかの逆転負け。シドニー、アテネ五輪に続いて、3大会連続で決勝に進出できなかった。2012年のロンドン五輪で実施競技からいったん外れるため、最後となる大会で頂点を逃した日本は23日に3位決定戦で銅メダルをかけて米国と対戦する。

 澄んだ青空は目に入らなかった。大騒ぎの韓国ナインに目をくれず、星野監督がグラウンドに背を向けた。「韓国は強かった。終盤はしのぎ合いだったけど、つまらない点を予選(1次リーグ)から与えていた。あそこが2点で止まっていたら。申し訳ない」勝負師としては禁句の“たら・れば”が自然と出るほど、重くつらい敗戦だった。

 完敗だった。序盤で2点を先行。先発の杉内を4回途中で下げ、川上から成瀬と小刻みな継投で韓国打線を6回まで1点に封じたが、肝心のトリプルストッパーが試合の流れを変えた。

 1点リードの7回。まずは藤川が代打・李晋映に同点打を許した。左打者が並ぶ8回に岩瀬をつぎ込んだが、先頭の李容圭に左前安打。ここで星野監督はマウンドまで足を運び、ハッパをかけたが、1死後に不振の4番・李承ヨプに決勝2ランを浴びた。いったん肩を作った後、ブルペンでしばらく待機していた涌井を急きょリリーフへ送るちぐはぐさも重なり、さらにダメ押しの2点を奪われた。

 「何もないです…」今大会で3敗目を喫した左腕の目は真っ赤。主将の宮本や2失策したG・G・佐藤らが涙する姿は指揮官の胸に響いた。「あのような結果になったが、選手たちはいい試合をしてくれた。あそこは岩瀬しかない。うちのパターンだから」と、懸命にかばった。

 1次リーグ、準決勝で韓国に連敗。4強入りしたチームにここまで1つも勝てなかった。「何かが足りなかったから、このような結果になった。それを分析しても詮(せん)ないこと。すべてはオレの責任です」2日の直前合宿から11日間で大会に臨んだが、川崎、西岡、村田ら故障者が続出。昨年のアジア予選のような一丸となるチーム作りは時間的に困難だった。

闘将自身もこの大会に命を懸けていた。試合中には血圧が上がり、胃の粘膜が内出血を起こすようなストレスに襲われても懸命にタクト。北京に呼び寄せた主治医に点滴を打ってもらうこともあった。すべて金メダルのためだったが、その夢ははかなく散った。

 公開競技だった84年のロサンゼルス五輪で金メダルを獲得したが、正式種目となった92年のバルセロナ五輪以降は96年アトランタ大会の銀が最高。最後の大会で有終の美を飾れなかった。3位決定戦ではキューバに敗れた米国と対決。「何とかメダルを取って帰りたい。頑張ります」と指揮官。日本野球のプライドと闘志を結集し、最後は笑ってみせる。

参照元:スポーツ報知

日本サッカー協会の小野剛技術委員長(46)は22日、南アW杯アジア最終予選第1戦バーレーン戦(9月6日、アウェー)に向けて、MF中村俊輔(30)=セルティック=、MF稲本潤一(28)=フランクフルト=、MF松井大輔(27)=サンテティエンヌ=、MF小野伸二(28)=ボーフム=、MF長谷部誠(24)=ヴォルフスブルク=の5人の所属クラブに対し、招集要請レターを出したことを明かした。

 メンバー発表は25日。この日、岡田武史監督(51)は「メンバーは23人くらい」と話した。「以前より走るサッカーになっていた。1―3はひどい」と話す小野の招集は微妙だ。また、岡田監督は同組のウズベキスタン―オーストラリア戦(9月10日)を直接観戦することを認めた。23日はG大阪―神戸戦(万博)を、24日は千葉―川崎戦(フクアリ)を視察する。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 陸上男子四百メートルリレー決勝(22日・国家体育場) 悲願のメダルだ。日本が世界で3番目に速い国になった! 男子四百メートルリレー決勝で、日本は塚原直貴(23)=富士通=、末続慎吾(28)=ミズノ=、高平慎士(24)=富士通=、朝原宣治(36)=大阪ガス=のメンバーで38秒15の3位に入り銅メダルを獲得した。日本男子のトラック種目でのメダルは史上初。女子を含めても1928年アムステルダム五輪女子八百メートル銀メダルの人見絹枝以来、80年ぶり2個目の快挙となった。

 アンカーの朝原が、祝福の打ち上げ花火のようにバトンを天高く投げ上げた。日の丸をまとう4人のメンバーは、男泣きしながら世界新で金のボルトらジャマイカ勢と肩を並べてウイニングランを見せた。この日、この時を待っていた。日本陸上界悲願のトラック種目メダル獲得が、80年ぶりに実現した。

 「最高の舞台で、最高に気持ちがよかった」朝原が涙をふいて笑顔になる。「日本短距離として先輩方が培った歴史を結果にできた」エース格の末続も声を弾ませた。

 予選で米国、英国など強豪がバトンを落とし、全体3位で迎えた決勝。棚ぼたと言われようと、こんなチャンスは二度となかった。脚の痛みを抱える塚原が「切り込み隊長として」飛ばし、二百メートル1次予選で落選した末続も最後の一本に全力を注いだ。第3走者の高平は「コーナーなら前へ出られる」と自信の走りで2位争いの横一線。アンカー朝原は1人にかわされたが、力強い加速でゴールに飛び込んだ。

 日本がリレーに力を入れ始めたのは1980年代から。個々では体格、筋力に優れる海外選手に歯が立たなくなり、集団で勝負する道を選んだ。自身も短距離選手だった高野進・代表監督が「もともと短距離選手は我が強い」と言うように、他の種目に比べプライドが高いスプリンターたちが、「リレーでメダルを」の合言葉のもと、合宿を張り続けた。

 他の国は互いに手を伸ばしながら前走が上からバトンを渡して距離を稼ぐオーバーハンドパスだが、日本は距離は近いがミスが少ないアンダーハンドパスを選択。個人能力にたける海外選手に鼻で笑われても、一つ覚えのように続けて精度を高めた。選手たちも同じ釜の飯を食ううちに融合。特に今の代表4人は、「最初からぶつかり合いなんてなかった。塚原と僕が情熱系。ほかの2人がクレバー系で」(末続)ウマがあった。今五輪で全員の個人種目が終わった19日と20日の夜には、夕食後に集まって練習法などを午前2時ごろまで約5時間話し合った。

 何より力を発揮できたのは「このメンバーで走るのは、これで最後」(末続)だという思い。今季限りで現役を退く朝原へのはなむけに最高のチームワークを見せた。

 「ここまで僕がいっしょに走ったすべてのリレーメンバーに感謝したい」朝原は、歴代チームの苦闘の歴史にもメダルをささげた。人見は専門の百メートルで敗退し、急きょ出場した未経験の八百メートルでメダルを取った。今回もラッキーな部分は大きい。ただ、世界選手権と五輪で7大会連続の決勝進出だった。地道な努力を続けた日本人にくれた神様の最高のごほうびだった。

参照元:スポーツ報知

自動車F1シリーズ第12戦、欧州GPは22日、初開催となるバレンシア市街地コースでフリー走行を行い、ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は8位と14位だった。

 最速タイムは1回目がトロロッソ・フェラーリの21歳の若手、セバスチャン・フェテル(ドイツ)、2回目はフェラーリのキミ・ライコネン(フィンランド)。

 ホンダはジェンソン・バトン(英国)が2回目に3位の好タイムをマーク。トヨタはティモ・グロック(ドイツ)が2回目に7位になったのが最高だった。

参照元:スポーツ報知

お宝ボールはどこへいった? 悲願の金メダルを獲得したソフトボール日本代表が22日、北京市内のジャパンハウスで会見。エースの上野由岐子(26)=ルネサス高崎=ら15選手が、米国を撃破して頂点に立った前夜の喜びを改めて語った。一方で、金メダルを決めた決勝戦のウイニングボールが“行方不明”になっていることが明らかになった。

 首から金メダルを提げた選手たちは、決戦から一夜明けても喜色満面。2日間で3試合、計413球を投げ抜いた上野は「目標の舞台で金メダルを取れてうれしい。うれしさの方が大きくて疲れは感じない」と笑顔で話した。

 最大の目標を成し遂げた日本ナインだが、新たな“問題”が浮上した。前夜の米国戦、最後の打者は三塁ゴロ。歴史的ウイニングボールは、佐藤理恵一塁手(28)=レオパレス21=のグラブに収まった。しかし、佐藤は「感極まって、空に投げてしまいました」。選手が歓喜の輪を作るそばで、記念のボールは無残にもグラウンドを転々。佐藤は、塁審の一人がボールを拾い上げてチームのマネジャーに渡したとの情報をつかんでいるそうで「監督に渡っていると思います」と話した。

 しかし、それを聞いた斎藤春香監督(38)は目を白黒させて首を横に振り「まだもらっていませんね」と困惑顔。佐藤は「こ、これからだと思います」として会見が終わったが、選手の中にも“目撃談”はない。本紙撮影の写真によると、三塁の賈阿麗塁審(中国)が拾ってナインが作った歓喜の輪の横を走っているが、その後の行方は不明だ。

 日本がつかんだ初の金メダルは、ソフトボールが4年後のロンドン五輪で正式競技から外れるため“最後の金”になる可能性もある。五輪最後の試合のウイニングボールとなれば、日本協会はもちろん、国際ソフトボール連盟にとっても貴重な財産。「勝った時はうれしくて(ボールの存在は)忘れていましたけど、いただきたいですね」と事実上の“所有権”を持つ斎藤監督は色気も見せた。果たして発見されるのか。

参照元:スポーツ報知

大麻所持の疑いで逮捕され日本相撲協会を解雇された元幕内・若ノ鵬寿則容疑者(20)の事件に関し、日本アンチドーピング機構専門委員で再発防止検討委員会の慶大教授・大西祥平委員が22日、再発防止策として抜き打ちで力士への尿検査を行う可能性を示した。さらに抜き打ちで部屋のチェックを行う考えも明かした。ともに29日に開かれる再防委で提案する意向だ。

 若ノ鵬事件の再発防止へ、具体的な対策が浮上した。大西委員は「今後、こうした薬物の問題が起きないように各部屋に抜き打ちで尿検査をすることも必要かと考えています」と明言。薬物汚染の防止へ、全53部屋の力士に実施したい意向を示した。

 大西委員は協会が昨年、発足させたアンチドーピング委員会の委員も兼任する。協会は秋場所後に筋肉増強剤などの禁止薬物の使用をチェックする初のドーピング検査を試験的に実施する。抜き打ち尿検査はこれとは別に行う計画。抜き打ちにすることで力士の薬物使用を未然に防ぐ狙いだ。

 同委員によると大麻などの薬物への尿検査は、検査キットも「数百円」で費用はかからない。さらに結果も数分で分かるため、導入に際して協会の負担は少ないという。アンチドーピング委員で相撲診療所の吉田博之所長も抜き打ち尿検査について「こういう事態が起きたので今後、必要になってくると思います」と同調した。

 抜き打ちは尿検査だけではない。協会幹部は、今回の事件で間垣部屋の容疑者の個室から吸引具が押収されたことを重大視し「師匠にもアポなしで再発委員が訪問することも考えられる」と、再発防止へ抜き打ちで各部屋を視察する計画も明言。さまざまな再発防止策は29日の再防委でまとめられ理事会で協会として採用するか否かが討議される。

 一方、解雇された若ノ鵬容疑者は警視庁の調べに「他の力士はやっていない。今は後悔している」と供述していることが判明。大麻を受け取った六本木のディスコには1人で行ったことを明かし、解雇処分は「仕方ない」と話しているという。

参照元:スポーツ報知

◆女子プロゴルフツアー CATレディース第1日(22日、神奈川・大箱根CC=パー73) 三塚優子(23)=フリー=が66の7アンダーで首位発進した。2打差の2位に李廷恩(22)=フリー=、さらに1打差の3位に古閑美保(26)=キリンビバレッジ=ら3人がつけた。2連覇を目指す横峯さくら(22)=エプソン=は2アンダー10位、今季国内ツアー4戦目の上田桃子(22)=ソニー=は1アンダー17位。

 2週連続優勝を狙う原江里菜(20)=マスターカード=は30位、同じ組で回った渡辺聖衣子(42)=森林公園GC=が12番で、辻恵美子(23)=茨木CC=が17番で史上2組目となる同大会、同日、同組でのホールインワンを記録した。

参照元:スポーツ報知

◆男子ゴルフ 関西オープン第2日(22日、滋賀県滋賀GC=7080ヤード、パー72) 首位から出た石川遼(16)=パナソニック=が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算9アンダー。2位の加藤丈喜(GEN―TEN ENTERPRISE)、吉田泰典(フリー)に4打差をつけ、首位を守った。2日目首位は、開幕戦・東建ホームメイトカップ以来。初日からの2日連続アンダーパーも4日間大会では初で、プロ初Vへ弾みをつけた。通算7オーバー、55位までの61人が決勝ラウンドへ進んだ。

 苦しい状況でも、石川は耐え抜いた。最終18番パー4。ティーショットをバンカーに入れると、ライが悪くフェアウエーに出すのが精一杯。グリーンまでの残り155ヤードを7アイアンで狙ったが乗らず、3メートルのボギーパットが残った。ダブルボギーのピンチにも「ダボだけは打ちたくなかった。ギリギリだったけど、悔やむことはない」と気合でねじ込み、2位へ4打差をつけて首位を死守した。

 暗雲を振り払った。スタートの1番でティーショットが池ポチャ。ボギーとしたが、その後もティーショットが安定せず、フェアウエーキープは3回。パーオンは14ホールで成功したが、ラフからはグリーンに乗せるのがやっとで、好機を作れず我慢が続いた。それでも「イライラしそうな時に来てくれた」と6、7番の連続バーディーで気持ちを切り替えると、13番では10メートルをねじ込み、うっぷんを晴らすかのように、大きなガッツポーズで喜びを表現した。

 苦い思い出は忘れていない。3月のG―ONEオープン、東建ホームメイトカップは最終日に崩れて優勝争いから脱落。「細かく鮮明に思い出したいけど、今は難しい」そのときのプレー内容が記憶にないほど、ショックを受けた。

 しかしその後、難しいセッティングの男子ツアーを戦ったことで技術面、精神面にレベルアップ。今大会も「焦らないで芯に当たれば飛んでくれる」深いラフ対策として、朝はゆったりとしたスイングでハーフショットを繰り返し練習。クラブを打ち込むことを意識し、結果につなげた。

 プロ初Vへ、残すは2日。「成長しているし、崩れる不安は持たなくていい。最終組で回れればチャンスはある」と言い切った。今度こそ、チャンスをつかんでみせる。

参照元:スポーツ報知

◆米女子ゴルフツアー セーフウェー・クラシック(22日、米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=パー72) 第1ラウンドを行い、宮里藍(23)=サントリー=は3バーディー、3ボギーの72で回り、イーブンパーでプレーを終えた。

 前週からのショットの好調を維持した宮里だが、パットに苦しんだ。2アンダーで迎えた12番(パー5)を3パットのボギーとするなど、スコアを伸ばせなかった。

 宮里藍「(グリーンに)目に見えない傾斜があって、強めにまっすぐ打ったのに切れたりした。でも考えすぎないようにしたい」

参照元:スポーツ報知

北京五輪野球の日本代表・星野仙一監督(61)が21日、準決勝の韓国戦に向け、『必勝3か条』を披露した。雨のために屋外練習が中止となり、宿舎内の体育館で調整。首脳陣は1次リーグで逆転負けした宿敵を徹底的に分析し、投手陣に容赦ない内角攻めを命じるとともに、野手には先発が濃厚な金広鉉の直球狙いを指示。さらに選手24人の総動員起用を明かした。悲願の金メダル取りへ、チーム一丸で最大の難関に挑む。

 腹をくくった。24時間後に迫った韓国との大一番。体育館での最終調整を見守った星野監督が、言葉に力を込めた。「3点勝負かな。とにかく先に点を取ることだ。プレッシャーをかけないと」06年のWBC以降、昨年のアジア予選を含めて2勝3敗と負け越し、1次リーグを1位通過した宿敵を倒すことは簡単ではない。だからこそ綿密な戦略を練った。

 闘将が真っ先に掲げたのは金広鉉の攻略法だった。「あのスライダーにどれだけ我慢できるかだね」16日の1次リーグでは低めに沈む決め球に手を出し、5回1/3を1点に抑え込まれた。同じテツを踏まないため、田淵ヘッドは「高速スライダーは100%捨てる。真っすぐ狙い。それしかない」と言い切った。

 李承ヨプを中心とした打線にも、指揮官のチェックが入った。主軸の長打力に加え、体に当たってでも死球で出塁しようとする捨て身の作戦が特長だ。「ひじやひざを出してくるなら、胸元を突けばいい。向こうは外角球を投げさせようという手なんだから」と力説。和田から同点2ランを放った李大浩に関しても「穴のあるタイプ。投げミスさえしなければ」と切り捨てた。

 さらに「全員をつぎ込む」と星野監督が断言したように、先発の杉内以外は、全投手がブルペンで待機。タイブレーク要員には藤川とともに、ダルビッシュをスタンバイさせる。野手陣には川崎(左足甲)や西岡(右脇腹)らの故障者を抱えているが、田淵ヘッドコーチも「みんな出るよ」と明言した。まさに総力戦で白星をもぎとる覚悟だ。

 韓国とは対照的に、1次リーグを4勝3敗の4位で通過した。準決勝に進出した他の3チームに全敗。「ワイルドカードみたいやな。でも、ワイルドカードは強いんだぞ」と星野監督は不敵に笑った。金メダル取りへ、まさに運命の一戦。「決勝トーナメントでは1次リーグの成績は関係ない。負けたのはシャクだが、そのシャクを捨ててくれ。尾を引くな」と、選手に魂の言葉を伝えた。「みんなの歴史の1ページに、新たなものを刻みたい」欲しいのは「勝利」の2文字だけ。ファンの期待を胸に、星野監督がまずはセミファイナルの舞台に立つ。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 新体操(21日、北京工大体育館) 団体予選は1種目目のロープを行い、2大会ぶり出場の日本は15・425点の9位で発進した。序盤の交換技のミスなどが響き、決勝進出の8位内へ苦しいスタート。個人総合予選はロープとフープの前半2種目を行い、昨年世界選手権3位のオルガ・カプラノワ(ロシア)が36・825点で首位。日本選手は出場していない。

 平均年齢17・7歳の“フェアリージャパン”は、躍動感あるリズムに乗って若々しい演技を披露。5人が足でロープをつなぎ合わせるオリジナルの「ティアラ」でフィニッシュも決めたが、序盤の交換技のミスなどが実施点に影響した。「試合は何があるか分からない。改めて実感した」とキャプテンの三沢。22日のフープ+クラブで決勝進出の8チームが決まる。坪井は「まだ涙を流すわけにはいかない」と気持ちを切り替えた。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 陸上男子四百メートルリレー予選(21日、国家体育場) どん底の陸上ニッポンに神風が吹いた。男子四百メートルリレー予選で、日本(塚原、末続、高平、朝原)は38秒52の1組2着で、22日の決勝に進出した。アンカーまで先行していた米国などが次々とバトンを“ポロリ”と落とし、完走できないアクシデント。2組も強豪国が沈み、幸運にも恵まれた日本は、全体でも3着のタイムとメダル圏内で決戦を迎える。

 これがリレーの怖さと面白さだ。“棚ぼた”メダルが見えてきた。日本より先行していた米国のアンカー、ゲイがバトンを落とし、ナイジェリアも“お手玉”。この組でゴールしたのは、8か国中4チームだけ。個人種目は散々で、団体戦に懸けた日本に天が味方した。

 「リレーはナマモノですねぇ」末続の言葉がすべてを表す。2組目も、昨年の世界陸上3位の英国、05年1位のフランスが落ちた。タイムで日本の上にいるのは、決勝では短距離2冠王ボルトを投入するとみられるジャマイカと、百メートルのファイナリスト2人を擁するトリニダード・トバゴだけ。メダル射程圏だ。

 アテネ五輪で過去最高の4位に入ったこの種目は日本陸上界にとって重点強化種目の一つ。2年前から今の4人で固めてきたメンバーは、毎月のように富士山ろくで合宿を張った。最年長の朝原を“お父さん”、エース格の末続を“アニキ”と呼び、時には風呂場で背中を流し合い、チームワークを高めた。選手村でも前日、前々日と深夜2時まで5時間以上、予選のレース運びについて語り合った。

 バトンパスは、米国など多くの国が、前の走者が上から渡すオーバーハンドパス。互いに手を伸ばし、距離を稼げるがミスも多い。一方、日本は距離は近付くが、ミスが少ないアンダーハンドパス。予選では、パス方法が明暗を分けた。日本は他国がほとんどしないバトン練習を合宿のたびに入念に繰り返した。日本ならではの繊細な“手仕事”が威力を発揮した。

 決勝は今大会を最後に現役を退く朝原の花道レースでもある。「しっかり疲労をとって全力で走りたい」とラストランに気合が入る朝原。バトンもメダルも逃さず手にしたい。

参照元:スポーツ報知

 国際オリンピック委員会(IOC)は21日、北京五輪期間中に実施した選手委員選挙の投票結果を発表し、日本から立候補した陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)は908票で、立候補者29人中15番目の得票で上位4人に入れず落選した。

 選手委員会は五輪運営に選手の意見を反映させる。当選者はIOC委員にも就く。日本は2002、06年冬季五輪での荻原健司候補(スキー)、2000年シドニー五輪での松岡修造候補(テニス)に続いて落ちた。室伏は「落選したが、選挙活動を通じて貴重な経験ができた」とコメントした。

 テコンドー男子の文大成候補(韓国)が3220票でトップ。競泳男子のアレクサンドル・ポポフ(ロシア)、フェンシング女子のクラウディア・ボケル(ドイツ)、バレーボール女子のユミルカ・ルイス(キューバ)各候補も当選し、4位のルイス候補は1572票だった。

参照元:スポーツ報知

◆北京五輪 卓球女子(21日・北京大体育館) 女子シングルス4回戦で、福原愛(19)=ANA=は、アテネ五輪金メダルの張怡寧(中国)に1―4で敗れた。開会式で選手宣誓した張に食い下がったが、前回と同じくベスト16で姿を消した。主将の柔道男子100キロ級・鈴木桂治(28)=平成管財=に続き、旗手の愛ちゃんとそろってメダルがないのは、夏季五輪の日本選手団では56年ぶりとなった。男子も4回戦で韓陽(東京アート)、3回戦で水谷隼(スヴェンソン)が敗れ、日本勢は全員が敗退した。

 笑顔で北京のコートを後にした。左右に打ち分ける女王の強打に、福原は12分で簡単に3ゲームを失った。第4ゲーム。「どんな苦しい場面でも何か方法はある」と自らを落ち着かせた。球足の長いサーブを使い、ネット際の打ち合いから後方での展開へ戦術を変更。無敵の女王から第4ゲームを11―9で奪った。

 張には03年5月の初対戦からこれで9連敗。だが、1ゲーム奪ったのは06年12月以来4回目。涙はなく、充実の笑み。「夢の舞台で五輪女王と試合をして、納得のプレーができた。これで負けたなら仕方ない。何かわかんないけど、いっぱいつかみました。技術的にも精神的にも。アテネよりも収穫は多い」と胸を張った。ただ、応援に駆けつけた柔道・鈴木とともに、日本選手団の主将&旗手が2人とも表彰台を逃したことに「悔しい」と残念がった。

 10代最後の大舞台で確かな成長は見せた。自ら対戦相手の映像をビデオで見て研究。メモをとり、対策を立てた。日本のエースとして団体戦4位、個人ベスト16。女子の近藤欽司監督(65)は「素晴らしいプレーを随所に見せた」とたたえた。「相手の逆をつく頭脳的なプレーが必要」と4年後のメダルへ一層の成長を期待した。

 今後、しばらくは国内に拠点を置く。「温泉に行きたい。おすしが食べたい」と笑った。在籍する早大に通い、9月の関東学生秋季リーグ戦などに出場する予定だ。ロンドン五輪は23歳。「いい女になれるように頑張ります」この日の経験を糧に4年後、最高の笑顔を輝かせる。

参照元:スポーツ報知

女子プロゴルフツアーのCATレディースは22日から3日間、神奈川・大箱根CCで行われる。上田桃子(22)=ソニー=は21日、パッティングに“大手術”を加えたことを明かした。「アドレスも打ち方も持ち方も変えました。同じなのはボールの位置くらい」パターもピン型からオデッセイの2ボールにチェンジ。ショットとパットの打ち方のイメージがバラバラだったため、シーズン中では異例の変更を施した。「今週からは我慢との戦いになると思います」9月の日本女子プロから続く3つのメジャータイトルを見据えた決断だ。

参照元:スポーツ報知

◆報知新聞社後援 男子ゴルフ 関西オープンゴルフ第1日(21日、滋賀県滋賀GC、7080ヤード、パー72) 石川遼(16)=パナソニック=が貫録の首位スタートを切った。ショットとパットがかみ合い、ボギーなしの1イーグル、5バーディーで7アンダー65の今季自己ベストをマークしてコースレコードを樹立。2位の吉田泰典(26)=フリー=に3打差をつけた。プロ転向後の首位発進は3月のG―ONEオープン以来で、単独は初めて。10月の日本オープン(16~19日、福岡・古賀GC)出場権獲得へ好調に滑り出した。

 圧巻だ。石川は強風にも負けなかった。2月の米ハワイの地域大会・パールオープン2日目以来のノーボギー。初の単独首位に「すごく珍しいラウンド。目指している理想のゴルフができた」と笑みを浮かべた。

 出だしの10番パー5。残り230ヤードを1メートル半へ2オンさせるイーグルで勢いに乗った。16番では第1打を左の林に曲げたが、そこから奥4メートルにつけてバーディー。パーオンを逃したのはわずか4回で、8番では手前11メートルをねじ込むなどパットも好調だった。

 出場144人中、シード選手は5人だけのレベル。今季の賞金ランクで言えば25位の小田孔明、33位の貞方章男に次ぐ38位で3番目と、実力、実績は他を上回る。コースの全長も7080ヤードと短い。とはいえ、完ぺきな内容を披露。原動力は五輪ソフトボール日本女子のエース、上野由岐子投手にあった。

 20日に12回を投げきったオーストラリア戦をテレビ観戦。「息切れしたら甘い球になっちゃう。でも、疲れていても表情に見せない。僕はまだまだ」アスリートとして学んだ必要なことを、早速、最終9番で発揮した。1メートルのパーパットを残すピンチに直面したが、これをねじ込んだ。「最後のパットの持つ意味は大きい。緊張してプレーができた」“上野魂”でノーボギーを死守した。

 上位に入れば、日本オープンの出場権が得られる。昨年、プロツアーで初の予選落ちを喫した苦い思い出がある大会だけにリベンジを誓った。「首位の方が緊張感があっていい」上野は米国にリベンジして金メダルを獲得。自身も逃げ切りで栄冠をつかむ。

 ◆関西オープン 1926年に始まった日本で最も古いオープン競技。73~91年は賞金ランク対象のツアー競技として行われていた。2003年から日本オープン予選にもなり、上位選手(昨年は11人)が出場権を得ている。また00年から3日間だったが、今年から4日間競技となり、賞金総額も1500万円が3000万円へ増えた。

 ◇滋賀GCのコースレコード 1998年に渡部光洋がマークした64。今大会は6934ヤードから全長を146ヤード延ばしたため、石川の65も認定されてコースから賞金20万円が贈られた。

 【日本オープン出場権】前年度の日本ツアー賞金ランク上位20人、今年9月1日時点の賞金ランク上位30人、今季ツアー優勝者、地区オープン上位者、予選会(9月8、9日)上位者など計15のカテゴリーがある。昨年はツアー優勝者として出場した石川は上記資格がないため、地区オープン上位者(各地区の人数は9月2日発表)での出場を目指している。

参照元:スポーツ報知

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