興毅、２月下旬にも再起戦…都内で０８年初練習

プロボクシング亀田家長男・興毅（２１）が所属する協栄ジムの金平桂一郎会長（４２）は１６日、興毅の再起戦について「遅くとも３月中旬までには（再起戦を）やりたい。間もなく発表できると思います」と２月下旬から３月中旬に行う考えを明らかにした。１１日にジムから科された試合自粛処分が解けた興毅はこの日、都内で今年初の練習を行った。

　ライトフライ級に続く２階級制覇へ動き出した。約１時間の練習を終え「今年はとにかく２階級制覇。絶対するよ」と笑顔を見せた。「今年は４～５試合はこなしたい」と話し、手応えをつかみ次第、挑戦したい考えだ。ＷＢＡの王者が同じジムの坂田のため、標的は２月に行われることが濃厚な現ＷＢＣフライ級王者・内藤大助（３３）＝宮田＝対ポンサクレック（３０）＝タイ＝の勝者。「（内藤が）タイトルを持っているなら、挑戦するのが当然」と語った。

　昨年７月を最後に試合から遠ざかっており、長いブランクに不安を吐露する一方「いろいろ考える時間もあったし試合勘はともかく頭はレベルアップしているよ」と自信を見せた。

　◆携帯メールで朝青にエール
  興毅が“アニキ”と慕う大相撲の朝青龍に場所前、携帯電話のメールで「頑張れ」と激励したことを明かした。協栄ジムへ移籍する以前から親交があり、２日目に早くも黒星を喫した横綱を「ブランクは大きいな」と心配。それでも「徐々に調子は戻ってきてると思う。まだ１敗やし、優勝ラインは１３か１４勝だろうから、いけるやろ」と優勝を確信していた。

参照元：スポーツ報知