川上、無失点で勝利投手

◆パイレーツ２―５ブレーブス（２７日・フロリダ州ブラデントン）　ブレーブスの川上憲伸投手は先発で２回を投げ１安打無失点だった。１三振を奪い、勝利投手になった。

　川上の安定感ある投球にコックス監督は「打者にとらえられた球は一つもなかった。すべての球種を制御した、衝撃的な初登板だった」と手放しで褒めた。

　◆川上に聞く
  ―安定した内容だ。
  「とりあえず２回を点取られることなく終わったので（良かった）。オープン戦だけど、初登板で多少の緊張感、どうなるんだろうという不安はあった。低めに集まっていたし、ぼちぼちじゃないですかね」

　―最後は狙った三振。
  「そんなことはない。紙一重。（カウント）０―３から悪い癖でストライクを集めてしまった。ただ、オープン戦でフォアボールを出したくなかったから、なんとか抑えられて良かった」

　―変化球の切れは。
  「ほとんど投げていない。カーブ２球、カットボール２球、あとは見た目には分からないシュートを結構投げた。悪くはない」

　―日米のボールの違いは。
  「自分が思ったより球が（低く）垂れたりした。日本では（ボールが気に入らないと）１球１球かえたけど、こちらではそれでいくしかないと思っている」

参照元：スポーツ報知