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◆女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン第1日(16日・有明テニスの森公園) 賞金総額134万ドル(約1億4000万円)をかけて開幕。シングルス1回戦を行い、世界ランク162位で本戦初出場の森田あゆみ(18)=キヤノン=が6―7、7―5、6―4で同19位のアグネシュ・サバイ(19)=ハンガリー=を逆転で破る大金星を挙げた。同146位の中村藍子(24)=ニッケ=は初戦敗退。ダブルスは第1シードの杉山愛(33)=ワコール=、カタリナ・スレボトニク(27)=スロベニア=組が初戦で敗れる波乱があった。

 最後に相手のリターンがアウトになると、森田は思わずラケットを手元から落として拳を振り上げた。主催者推薦で初出場の東レで2時間25分の熱戦の末、世界19位を破る大金星スタートだ。「自分の力を出せて満足している。すごい自信になる」喜びを爆発させた。

 1歳上の相手は昨年の全米オープン8強。今年の全仏1回戦でも当たり、森田がフルセットの末、惜敗していた。この日も第1セットからタイブレークの接戦になったが、「最後まで絶対にあきらめない」と集中。両手打ちの強打を巧みに打ち分け、最後は粘り勝ち。世界19位は、これまでに勝った相手の中で最高位だ。

 2005年4月に日本史上最年少の15歳1か月でプロ転向。同年秋に全日本選手権を制した天才少女も、今季はすべてWTAツアーに出場しているが、大半が予選敗退。4月に世界ランクを初めて99位に上げたが、現在は162位まで落ちた。「勝てそうな試合を落として自信をなくしていた。勝負どころで取り切るのが難しい」と壁にぶつかっていた。それでも、8月の北京五輪は世界トップ50のエラコビッチ(ニュージーランド)に勝って初戦突破。同い年の男子のホープ・錦織圭(ソニー)の活躍にも刺激を受けた。

 丸山淳一コーチは「今までのベストマッチ。負けた試合から学習する能力がついてきた」と成長に目を細める。東レは4大大会に次ぐティア1トーナメントで、次の相手は世界31位の李娜(中国)と同7位のクズネツォワ(ロシア)の勝者。輝きを取り戻した天才少女が、再び番狂わせに挑む。

 ◆森田 あゆみ(もりた・あゆみ)1990年3月11日、群馬・太田市生まれ。18歳。7歳でテニスを始める。01年全日本ジュニア12歳以下でノーシードから優勝。05年4月に15歳1か月でプロ転向。05年全日本選手権シングルスを史上3番目の若さ、15歳8か月で制した。07年ウィンブルドンで4大大会初出場。北京五輪に単複出場。162センチ、54キロ。家族は両親と弟。

参照元:スポーツ報知

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男女シングルス予選を行い、女子で日本ランキングサーキット優勝の後藤愛(NTT東日本)と伊東可奈(ヨネックス)、男子の上田拓馬(早大)と山田和司(日体大)の日本勢4人が本戦に進出した。17日は各種目の1回戦が始まり、女子ダブルスで北京五輪4位の第1シード、末綱聡子(27)、前田美順(22)組(NEC・SKY)は18日の2回戦から登場する。五輪8強の小椋久美子(25)、潮田玲子(24)組(三洋電機)は調整不足で欠場した。

 欠場したオグシオの2人は16日、都内で会見。北京五輪後は休養を十分取り、今月から練習を再開したが、今大会には間に合わなかったと話した。「体と気持ちを万全に作れなかった」と小椋。潮田は「中途半端な状態で試合をするのは、来てくれる人に失礼になる」と、欠場理由を説明した。現在は10月12日開幕の日本リーグ(新潟)に照準を合わせて調整しており、10月末のデンマークオープン、フランスオープンにも出場する予定。潮田は「次の大会でしっかり戦いたい」と話した。北京五輪8強の美女タッグは現役続行が熱望されているが、4年後のロンドン五輪についてはともに「今は先のことは考えられない」。去就の決断については時間がかかりそうだ。

参照元:スポーツ報知

◆大相撲秋場所3日目 ○雅山(押し出し)朝青龍●(16日・両国国技館) 休場明けの朝青龍が3日目で負けた。突き合いから雅山に右からいなされると体が泳ぎ最後は179キロの巨体に頭から突っ込まれて押し出された。「こんなもんだろう。全然ダメだ」。3場所ぶりの復活Vへ早くもつまずき力無く首を振った。

 名古屋で左ひじを負傷し途中休場。今場所も同じ失態を繰り返せば進退問題が浮上する。場所前には待望の母国モンゴル巡業が実現し勇気をもらった。さらに4日連続で出げいこするなど精力的だったが、本場所は甘くなかった。武蔵川理事長は「軽い感じがする。元気な頃は立て直せたけど今はスピードがない気がする」と不安を投げかける。

 観戦した横審の内館牧子委員はさらに厳しい。「けいこ不足じゃないかしら」場所前に見せたマジメな姿も付け焼き刃だというのだ。「勝ちにこだわる甘さが出た」4日目は過去に因縁がある稀勢の里。朝青龍にとって早くも正念場だ。

参照元:スポーツ報知

 女子ゴルフの最新世界ランキングが15日発表され、上田桃子(22)=ソニー=は16位で前週と変わらなかった。不動裕理(31)=フリー=は18位に1つ順位を下げ、横峯さくらは28位から25位に上がった。宮里藍(23)=サントリー=は37位、福嶋晃子(35)=NEC=は38位。

 1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)、2位のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は変動なし。

参照元:スポーツ報知

男子プロゴルフツアーのANAオープンが18日から4日間、北海道・札幌GC輪厚C(7063ヤード、パー72)で開幕。17日に、17歳の誕生日を迎える石川遼(パナソニック)は16日、練習ラウンドで最終調整。先輩プロの戦略をヒントに初のホストプロ大会へ準備は整った。

 407ヤードの10番パー4。向かい風の中で、ドライバーだった石川は距離感が難しい左足上がりのフェアウエーへ。しかし増田伸洋ら同組の先輩は3番ウッドで打ちやすい平らなフェアウエーへ落とした。難グリーンでパーオンが絶対条件。増田から「アゲンストなら3番ウッド、フォローならドライバーで左足上がりのところを超えるのがいい」風向きで戦略を変更するヒントを得た。

 17日は17歳の誕生日。「ツアーにも慣れて、体重が今までで一番増えた」58キロだった体重が70キロへ増加。昨年はいていたパンツも太ももが太くなりはけなくなるほど、体格も良くなった。「4日間プレーすることが目標」心身ともに一回り大きくなった石川が成長を見せる。

参照元:スポーツ報知

◆大相撲秋場所3日目 ○白鵬(寄り倒し)琴奨菊●(16日・両国国技館) 武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)の立ち合い改革が結びの一番を襲った。結びで横綱・白鵬(23)=宮城野=が東前頭筆頭・琴奨菊(24)=佐渡ケ嶽=を破ったが、正面の放駒審判長(元大関・魁傑)が立ち合いで琴奨菊の手付きが不十分として取り直しを命じ、仕切り直しにも動じず寄り倒し、初日から3連勝とした。横綱・朝青龍(27)=高砂=は武蔵川部屋の西前頭筆頭の雅山(31)に完敗。土俵の内外で武蔵川旋風が巻き起こってきた。

 会心の上手投げが決まった。結びを締めた横綱の3連勝を祝って起きた観客の拍手。だが、勝ち名乗りを受けるため土俵中央に戻ろうとする白鵬の表情は、険しく変わった。行司に呼び止められ、告げられたのは琴奨菊の右の手付き不十分による立ち合い不成立。立ち合い直後に、審判長の放駒審判部長が大きく右手を挙げ「待った」をかけていたのだ。

 結局、仕切り直しの一番でも白鵬が寄り倒しで勝ったが、立ち合いの手付き不十分を厳しく取り締まる“武蔵川改革”を象徴するような出来事だった。今場所幕内で初めて、審判による待ったをかけた放駒部長は「行司が『残った』と言っているのを止めることは勇気がいるけど、決まり。手を挙げたが行司も相撲を見ていたし、お客さんの声もあって気づかなかったのだろう」と説明。先場所までなら成立していた立ち合いだが、武蔵川理事長は「止めるのは当たり前」と、毅然(きぜん)とした態度を示した。

 白鵬が「力が抜けた。物言いならわかるけど今日のはいけないでしょ」と苦笑。幕内・春日王も「そこまでこだわらなくても」と話すなど、力士の間では困惑の声が上がっている。だが、結びでも止めるという態度は、協会側の強い決意の表れ。初日(14日)に通達し、6番だった手付き不十分の待ったは、2日目は1、3日目は2番になるなど浸透してきた。

 観戦していた横審の内館牧子委員は「立ち合いは厳しくしていい。でも、白鵬は立派。息もあがっていただろうし」と“2勝”した白鵬を褒めた。協会の進める土俵マナー向上計画は、一歩前進。「難しいね」結びを2番見た観客は楽しめたが、白鵬にとっては後味の悪い一日となったようだ。

参照元:スポーツ報知

 米女子ゴルフツアーの来季出場権を懸けた1次予選会は16日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCCの2コース(ともにパー72)で第1ラウンドを行い、大山志保と佐伯三貴が3アンダー、69で首位に3打差の2位につけた。

 宮里美香は1オーバー、73で35位。ミシェル・ウィー(米国)は2アンダー、70で8位スタートとなった。

 1次予選会で30位までに入れば、12月の最終予選会の出場権を得る。(共同)

参照元:スポーツ報知

◆楽天5―6西武(15日・Kスタ宮城) 今季を象徴する、驚異のアーチ攻勢だった。2点を追う9回、1死一塁から中島がバックスクリーン右へ同点の20号2ラン。2死後、中村がリーグトップを独走する決勝の40号ソロを右翼席へぶち込み、土壇場で試合を引っ繰り返した。劇的な逆転勝利。渡辺監督は「みんなの気持ちがあの回に集約されたね」とたたえた。マジックも一気に8と1ケタに突入。ミラクルレオがゴール前、最後の直線に入った。

 レフトからライト方向へ吹き始めた“神風”が奇跡を呼んだ。最終回、栗山が執念の内野安打で出塁。「お前がヒット打ったら、オレが2ランいくわ」と栗山に耳打ちしていた中島はグウィンの2球目、カットボールを風に乗せ、予言通りの同点アーチをかけた。「最近の中では一番うれしかった」これで20本塁打に到達したのはブラゼル、中村、G・G・佐藤、ボカチカに続き5人目。リーグでは6チーム目、西武では初の記録となった。

 その勢いに乗って中村が続いた。初球のカットボールを右方向へ飛ばすと、打球はフェンスをギリギリで越えていった。「手応えは十分でした。自分で決めるつもりでした」今季のチーム185発目。西武の日本人選手では1987年の秋山(現ソフトバンクチーフコーチ)以来となる40号となった。「ホームラン王? これからも意識してやりたいと思います」2位ローズと4差に広げ、初タイトルを大きく引き寄せた。

 5カードぶりに勝ち越し、2位・オリックスと6差。最短で20日のソフトバンク戦で優勝が決まる。「ある程度ゴールが見えてきて、選手の気持ちも違ってくると思う」と指揮官。4年ぶりの栄光は、すぐそこだ。

参照元:スポーツ報知

◆レイズ5―13レッドソックス(15日・セントピーターズバーグ) レッドソックスの松坂大輔投手は先発で5回を投げ3安打1失点、毎回の7三振を奪い、日本投手シーズン最多の17勝目(2敗)を挙げた。レッドソックスは13―5で勝ち、ア・リーグ東地区首位のレイズにゲーム差なしと迫った。

 レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で先発し、6号本塁打を含む2打数1安打1打点。5回に代打を送られ交代した。打率は2割7分8厘。

 松坂は今季17勝目を挙げ、ドジャースなどで活躍した野茂英雄投手=引退=と自身の16勝を上回り、日本投手のシーズン最多勝利数を更新した。

 17勝は、西武時代の2006年に並ぶ自己最多勝利タイで、大リーグ通算は32勝14敗、日米通算では140勝74敗。

 ◆岩村、松坂から一発
  岩村は4点を追う3回1死、カウント2―1から松坂の速球を左翼席最前列へ運んだ。6月24日以来となる6号ソロだった。

 この一打で、反撃態勢が整ったと思われたが、投手陣が踏ん張れず直後の4回に7失点。1ゲーム差で迎えたア・リーグ東地区の首位攻防戦は、中盤までに予想外の大差がついた。

参照元:スポーツ報知

 【グラスゴー(英国)15日】来年1月のJリーグ復帰プランを明かしたセルティックの日本代表MF中村俊輔(30)が15日、古巣・横浜Mへの復帰願望を初めて公の場で口にした。

 14日付地元紙で報じられた復帰発言について、「前から言っていること。いつかは日本に帰るときが来ると話しただけ」と前置きしながらも、「移籍するなら横浜M? それが第1なのはもちろん。ほかのクラブ(でやりたい)というのは、今のところ別にない」と初めて公の場で移籍希望先を明言。「マリノスで育ててもらったし、そこでやりたいのは自然なこと」と1997年のプロデビューから5シーズン半過ごした古巣への変わらぬ愛を告白した。

 横浜M側も1月の獲得を目指し、総額5億円の移籍金の準備を進めており、近日中にも正式オファーを提示する見込み。木村浩吉監督が「帰ってきてくれると信じている」と語るなど、相思相愛の状況だ。

 15日付の地元各紙によると、セルティックのピーター・ローウェル最高経営責任者(CEO)は、「最低でも今シーズン終了(6月)までは引き留めたい」と1月の移籍を阻止する考えを明かしたが、俊輔は「そこは交渉(次第)でしょ」とキッパリ。「(自分が)ベストな時に帰っておきたいという気持ちはある」とも語っており、日本が生んだ天才司令塔はあくまで来年1月の古巣復帰を目指す腹づもりだ。

参照元:スポーツ報知

◆WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 ○ローマン・ゴンサレス(TKO4回1分59秒)新井田豊●(15日・パシフィコ横浜) WBA世界ミニマム級タイトルマッチは王者・新井田豊(29)=横浜光=が同級1位のローマン・ゴンサレス(21)=ニカラグア=の強打に屈し、4回1分59秒TKO負け。8度目の防衛に失敗した。

 悔しさを感じることすらできなかった。完膚なきまでに、新井田が叩きのめされた。プロ28戦目にして初のKO(TKO)負け。ゴンサレスの左アッパーを浴び、紫色に腫れ上がった右目が完全にふさがると、レフェリーは試合続行を不可能と判断した。「負けを認めますよ。自分は、もうちょっとやりたかったんですけど…」右目を冷やしてもらいながら、か細い声でつぶやいた。

 6月、所属ジムの会長で、元東洋太平洋フェザー級王者・関光徳さん(享年66歳)が亡くなった。「防衛することが一番の供養だと思う。墓参りでいい報告がしたい」と250ラウンドのスパーリングをこなし、自身最高の仕上がりで臨んだ。が、挑戦者は怪物だった。初回、右フック一撃で左鼓膜が裂かれ、セコンドの指示も聞こえなくなった。足を使い、機を見て左を打ち込み、難敵の動きを止める狙いだったが、足元がもつれてしまっては、得意のカウンターを狙う余地はなかった。

3回、意を決して捨て身の打ち合いに挑んだ。けた違いのパンチ力の差は想定済みだったが、ほかになすすべはなかった。「圧力がすごかった。そこが予想外だったというか…。勝ちたかったんですけど。自分なりには一生懸命やりました」

 防衛は7回でストップ。10月には30歳の誕生日を迎える。ボクサー生活最大の挫折を機に、引退する可能性が高いが「今のところは今後のことは考えられません」と明言を避けた。担当の及川秀文トレーナーは「新井田次第ですよ。1か月くらい休んで本人が決めること。でも、もう十分やりましたよね」と引き留めはしない意向だ。日本軽量級きっての天才ボクサーが、このままリングを去ってしまうのか。

 ◆新井田 豊(にいだ・ゆたか)1978年10月2日、横浜市鶴見区生まれ。29歳。神奈川・科学技術学園高2年でボクシングを始め、アマ1勝(1KO・RSC)1敗。96年11月にプロデビュー。2001年8月、WBA王座奪取も直後に引退し王座を返上。03年7月に復帰し、04年7月、王座奪還。身長156・3センチの右ボクサーファイター。家族は夫人と長男。

 ◇初世界戦でVゴンサレス ○…ニカラグアの怪物がベールを脱いだ。KO率90%の破壊力を見せつけ、世界初挑戦で王座奪取。初回には強烈な右フックで新井田の鼓膜を破った。どよめく場内で敬けんなクリスチャンは「神の祝福に感謝したい」と笑顔。「セコンドの指示が良かった」とチームワークを強調した。母国のテレビ局も訪れ、朝4時から生放送。国民的ヒーローは「2回は防衛して、その後は階級を上げたい」と2階級制覇にも意欲を示した。

参照元:スポーツ報知

◆プロボクシング トリプル世界戦 WBA世界スーパーフライ級王座決定戦 名城信男(判定)河野公平●(15日・パシフィコ横浜) WBA世界スーパーフライ級王座決定戦は同級1位の名城信男(26)=六島=が、2―1の僅(きん)差判定勝利で1年4か月ぶりに王座に返り咲いた。同級3位の河野公平(27)=ワタナベ=に苦しめられたが、終盤の右アッパーで逆転。米国での統一戦実現へ夢をつないだ。WBA世界ミニマム級タイトルマッチは王者・新井田豊(29)=横浜光=が同級1位のローマン・ゴンサレス(21)=ニカラグア=の強打に屈し、4回1分59秒TKO負け。8度目の防衛に失敗した。

 「新王者」のコールが耳に届くと、リング上で涙が止まらない。「ホンマに五分五分で…。きつい試合でした。2回目のベルトは重たいです」3人のジャッジがすべて1点差という薄氷の判定勝利。名城が苦しみながら、1年4か月ぶりにベルトを奪還した。

 中盤まで相手の思うつぼだった。低く突進してくる河野のスタイルは想定内だったが、執拗(しつよう)なクリンチ越しのパンチに中盤まで押された。「この試合は一体、(ジャッジに)どう見えてるんや」リング上で大型ビジョンに何度も目をやるほど、混乱していた。

 9回だ。藤原俊志トレーナー(33)の「汚いボクシングでええんや!」の叱責(しっせき)が分岐点になった。この日のために磨いてきた右ストレートを捨て、ヒットしていた右アッパーを多用。この切り替えが功を奏し、終盤の有効打で逆転した。「最後はスタミナだった」ムニョス戦後の長い準備期間に絶え間なく続けた走り込みが、勝利の女神をほほえませてくれた。

4月。3度目の命日の前日に亡きライバルと2人きりで話をした。05年に戦った日本タイトル戦のリング事故で亡くなった田中聖二さん(享年28歳)のお墓参りを済ませた後、「ちょっといいですか」と言って墓前に戻った。もっと強いチャンピオンになる―。今も心に生きる友人のために、負けるわけにはいかなかった。

 人間的にも成長した。以前は「腰痛は何をしても治らない」と耳を閉ざしていたが、苦手なマッサージを受けるようになった。口ベタな男が後輩を指導するようになった。「現役独身」が信条だが、父・建伸さん(53)は「王者になったら結婚してほしい」と勧める。

 名城には、米国開催の可能性がある暫定王者との統一戦が待っている。「勝てるんかな」ぽつりとこぼした言葉は、本音かもしれない。まだプロ13戦目。さらに進化し続けて、次の舞台へ駒を進めたことは確かだ。

 ◆名城 信男(なしろ・のぶお)1981年10月12日、奈良市生まれ。26歳。近大在学中の2003年7月にプロデビュー。05年4月、日本スーパーフライ級王座獲得。06年7月にマーティン・カスティーリョ(メキシコ)に10回TKO勝ちし、辰吉丈一郎に並ぶ史上最短記録のプロ8戦目で世界初奪取。同12月に1度防衛し、07年5月に王座陥落。家族は父と弟。戦績は12勝(7KO)1敗。163・1センチの右ファイター。

参照元:スポーツ報知

◆大相撲秋場所2日目(15日・両国国技館) “パパ”の負ける姿は、想像できない。立ち合い、まわしを取れなかった白鵬は雅山の重い突っ張りをものともせず、冷静にさばき、送り出して2連勝。「最初から突き放す作戦? 作戦はないです。流れ。横綱が作戦考えてちゃだめでしょ」どんな体勢でも勝つのが横綱。支度部屋では珍しく少し声を荒らげながら、プライドをのぞかせた。

 2人の子供の存在で、心が充実している。2日、第2子となる長男が誕生。現在は相撲に集中するため、自宅ではなく東京・墨田区の宮城野部屋に寝泊まりしているが、毎日、打ち出し後には顔を見に行く。「お相撲さんにしたい」と話す待望の“2世”。「名前はまだだけど3つに絞った。本当にかわいいんです」とパパは目を細める。

 昨年5月に生まれた長女・愛美羽ちゃんも「電話すると声が分かるみたいで『パパ』って言う」までに成長。長男の誕生で少し嫉妬(しっと)するようになったということで、「これからが大変だよ」とおどけるが、取組で疲れた心を癒やしてくれる。

 先場所から続く連勝は17に伸びた。「意識はしてないけど言われるとそうかなってなりますね」関心を示さないが、今の調子なら自己記録の25連勝を上回ることは確実だ。愛美羽ちゃん誕生直後の昨年夏場所は、15戦全勝で綱取りに成功。今場所も全勝Vで、長男に最高の誕生プレゼントを贈る。

参照元:スポーツ報知

米女子プロゴルフ協会(LPGA)が公認するスキンズゲームの主催者が15日、昨年に続く日本開催となる第2回大会を10月28日に兵庫県六甲国際GCで実施し、宮里藍(23)=サントリー=、上田桃子(22)=ソニー=、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ポーラ・クリーマー(米国)の4選手が出場すると発表した。

 宮里、ソレンスタム、クリーマーは昨年に続く出場。ホールごとにかけられた総額5000万円の賞金を取り合う。

参照元:スポーツ報知

男子プロゴルフツアーのANAオープンは18日から4日間、北海道・札幌GC輪厚C(7063ヤード、パー72)で行われる。初のホストプロを務める石川遼(16)=パナソニック=は15日、ツアー初の5戦連続予選突破へ向け練習ラウンドを行った。帰国第1戦となる丸山茂樹(39)=トヨタ自動車=も軽めの調整で汗を流した。

 初のホスト大会に挑む石川には、プレッシャーはなかった。スポンサー契約を結ぶANA主催の大会のため、同じくホスト役の伊澤利光とポスターに登場。「盛り上がりもすごそう。伊澤さんと僕に注目してくれている。プラスに考えたい」と笑みを浮かべた。

 大役を担う今大会で決勝ラウンドに進めば、自己最高のツアー5戦連続予選突破となる。昨年11月の三井住友VISA太平洋マスターズから今年4月のつるやオープンでも記録しているが、予選落ちのない日本シリーズJTカップ(報知新聞社主催)を挟んでいた。とはいえ、これも単なる通過点。「スコアにこだわる気持ちが出てきちゃダメ。スイングに気持ちを置いていけばいい」と気を引き締めた。

 練習ラウンドでは、ラフの状態もチェック。「もっとフェアウエーが広いと思った。ドライバーの落とし所が狭い所があった」と警戒した。ただ、北海道の試合には自信がある。7月の長嶋茂雄招待セガサミーカップ、サン・クロレラクラシックと、2戦とも予選を通過。セガサミーカップでは今季最高の3位に食い込んだだけに「風とかコースとかの印象はいい」と不安はない。

 練習後は札幌市内のフットサル場で約1時間、汗を流した。「いい運動になった」ホストプロとして通常の試合以上に注目を浴びる中、リフレッシュにも怠りはなかった。

 ◇ホストプロ 大会を主催する企業と所属契約やスポンサー契約を結んでいるプロのこと。告知ポスターやテレビCMに登場する大会の顔としての役割や、主催者の顧客と同じ組でプロアマ戦を回ったり通常より数多くのサインをこなしたりという接待役も求められる。石川は次週のパナソニックオープンとコカ・コーラ東海クラシック(10月2~5日)、レクサスチャレンジ(11月6~9日)もホスト大会となる。

参照元:スポーツ報知

◆プロボクシング トリプル世界戦 WBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦 ○西岡利晃(判定)ナパーポン・ギャットティサックチョークチャイ●(15日・パシフィコ横浜) 西岡利晃(32)=帝拳=がナパーポン・ギャットティサックチョークチャイ(29)=タイ=を3―0の大差の判定で下し、5度目の世界挑戦で悲願の世界王座を獲得した。5度目の挑戦での初戴冠は、元WBA世界フライ級王者・花形進に並ぶ“スロー出世”。帝拳ジムとしては元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史以来、約21年ぶりの日本人王者誕生となった。戦績は32勝19KO4敗3分け。

 勝ち名乗りを受けた西岡が天を見上げる。その目には光るものがあった。初挑戦から約8年。左アキレスけん断裂など苦難を乗り越えた末に手にした栄冠だった。「すべてを出し切りました。ジムの人、家族や応援してくれた人すべてに感謝の気持ちしかありません」試合後のリング上でまな娘・小姫ちゃん(2)と約9か月ぶりの対面。「パパ、世界チャンピオンおめでとう」の愛らしい声に、疲れは吹き飛んでいった。

 不屈の闘志で前に出た。ナパーポン陣営の参謀だった元WBC世界バンタム級王者ウィラポンとの過去4度の対戦で足りなかったものだった。9、10回の反撃にもひるまず果敢に打ち合った。「足りなかったあと一歩が気持ち。それだけは負けたくなかった」かつての宿敵は試合後、西岡の左腕を高々と掲げ、祝福した。

 不退転の決意で臨んだ。昨年12月。ボクシングに集中するため、家族を美帆夫人(27)の実家に預けることを決意。まな娘とも離ればなれの単身生活を始めた。だが本田明彦会長には「世界戦ができる可能性は10%もない」と言われ、家族を呼び戻すことを勧められた。しかも「3、4回言われましたからね。さすがにがく然としましたよ」。

 それでも、あきらめず練習を続けた。ときには自炊、ときには寂しい思いをしながら定食屋に足を運んだ。チャンスが来ると信じ続けた。そして、正規王者イスラエル・バスケス(メキシコ)の長期休養により暫定王座決定戦が実現。執念が運を引き寄せた。

 32歳1か月11日の王座奪取は、日本ジム所属選手では歴代5位の高齢記録。「感謝、だけです。自分一人じゃここまで頑張れなかった」5度目の挑戦までの過程で新しくできた家族や周囲の応援を受けるうちに、一人では何もできないことを知った。遠回りは決して無駄ではなかった。新王者は、応援団にていねいに頭を下げながら花道を引き揚げていった。

◆西岡 利晃(にしおか・としあき)1976年7月25日、兵庫・加古川市生まれ。32歳。94年12月にプロデビュー。98年12月、日本バンタム級王座獲得。2000年6月以降、元WBC世界バンタム級王者ウィラポン(タイ)に4度挑戦し、2敗2分けで世界王座獲得に失敗。身長169・2センチの左ボクサーファイター。家族は妻と1女。

 ◆史上5位 西岡の32歳1か月11日での世界王座奪取は、日本ジム所属選手では史上5位の高齢記録で、32歳5か月16日のWBAミニマムの星野敬太郎(花形)に続く。歴代1位の高齢世界奪取は、WBCフェザー・越本隆志(FUKUOKA)の35歳0か月24日。

 ◇西岡の今後 今回の暫定王座は正規王者イスラエル・バスケス(メキシコ)にドクターストップがかかり、防衛戦開催が不可能になったため実現した。本来であれば次戦は王座統一戦となるが、帝拳ジムの本田明彦会長によればバスケス側は高額ファイトマネーがかかるビッグマッチを望んでおり、実現するかは微妙な情勢。西岡の防衛戦について、同会長は「バスケスがタイトルを返上かはく奪されて、西岡が正規王者になった場合に、1月に行いたい」と話している。

 ◆暫定王座 チャンピオンが負傷など正当な理由で防衛戦を行えない場合、暫定的に設置する王座。暫定王者は防衛戦を行うことができ、正規王者の復帰後は王座統一戦で戦うのが通例。

参照元:スポーツ報知

女子ゴルフの最新世界ランキングが15日発表され、上田桃子は16位で前週と変わらなかった。不動裕理は18位に一つ順位を下げ、横峯さくらは28位から25位に上がった。宮里藍は37位、福嶋晃子は38位。

 1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)、2位のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は変動なし。

参照元:スポーツ報知

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