達也！玉田！闘莉王！日本３得点でカタール戦初勝利

◆Ｗ杯アジア最終予選第４節　カタール０―３日本（１９日、ドーハ・アルサッドスタジアム）　４大会連続のＷ杯出場を目指す日本代表が、因縁の地ドーハでカタールを３―０で下し、過去３分け２敗と相性の悪かった相手から初勝利を挙げた。日本は２勝１分けの勝ち点７でＡ組２位をキープ。カタールは同４で３位のまま。

　左ひざのけがが心配されたＭＦ中村俊輔（３０）＝セルティック＝は予定通り先発に名を連ねた。右股（こ）関節内転筋肉離れで代表を辞退したＤＦ中沢佑二（３０）＝横浜Ｍ＝の代役には、先日のシリア戦でも先発したＤＦ寺田周平（３３）＝川崎＝が起用された。

　序盤はカタールの速い出足に押し込まれた日本。それでも前半１９分、ＤＦ内田篤人（２０）＝鹿島＝の前線へのフィードからＭＦ田中達也（２５）＝浦和＝がＤＦの裏に抜け出すと、胸トラップから右足でＧＫの股下を抜いて先制。前半を１―０で折り返した。

　日本は後半２分に玉田圭司（２８）＝名古屋＝が左足ミドルシュートで追加点を決めると、同２３分には右ショートコーナーからの中村俊輔（３０）＝セルティック＝の左足クロスに田中マルクス闘莉王（２７）＝浦和＝がヘッドで合わせ決定的な３点目を挙げた。その後も組織的な守備でカタール攻撃陣に決定的なチャンスを与えなかった日本は、そのまま無失点で逃げ切った。

　岡田武史監督「選手がひるむことなく、自分たちの良さを出してくれた。選手らの頑張りに感謝したい。ウズベキスタン戦でできなかった守備への戻りと、パスアンドムーブを重点的にやってきたが、修正できていた。年内は１２月に１泊のミニキャンプを行って、改めて意思統一したい。年明けのオーストラリア戦もベストを尽くす」

　メツ・カタール代表監督「今回の試合で日本の強さを痛感した。個人個人の技術でカタールを上回っていた。チームが初歩的なミスをしてしまったのも敗因の一つ」

参照元：スポーツ報知

和毅、活動拠点はメキシコ！現地タイトルも狙う

２１日（日本時間２２日）にメキシコでプロデビューするボクシング亀田３兄弟の三男・和毅（１７）が当面の間、同国を拠点とする方針であることが１９日までに分かった。同国でプロ経験を積みながら、地域タイトル獲得も視野に入れて、試合をこなしていくという。

　長男・興毅（２２）、次男・大毅（１９）が所属する亀田ジムの五十嵐会長は「向こうで経験を積んでいくことになると思います」と話し、アマ時代と同様、メキシコを拠点にすることを明かした。また「どれになるかは分かりませんが、タイトル獲得も目指すことになるでしょう」と見通しを語った。

　現状、和毅は日本のプロライセンスを保持していないため日本のリングに上がることはできない。本人や父・史郎氏らが納得したタイミングでライセンスを取得し、亀田ジム所属選手として“凱旋”することになりそうだ。デビュー戦はバンタム級４回戦でアレハンドロ・モレノ（メキシコ）との対戦が決定。史郎氏と興毅もこの日、応援のため日本を出発した。

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玉乃島５敗も勝ち越しへ全力…九州場所１１日目

◆大相撲九州場所１１日目　○黒海（寄り切り）玉乃島●（１９日・福岡国際センター）　西前頭１３枚目の玉乃島（３１）＝福島・西白河郡泉崎村出身、片男波＝は黒海に敗れ、６勝５敗となった。頭をくっつけ合っての押し合いで「我慢比べに負けた」と、自分から上体を起こしてしまい、そのまま寄り切られた。

　「待ちきれなくて自分で動いて失敗した」と玉乃島。秋場所で楯山親方（元関脇・玉春日）が引退。部屋で唯一の幕内力士となった。「オレがやらなきゃって気持ちになってます。今までは玉春日関に頼っている部分もありましたから」と、部屋頭としての自覚を持って今場所に臨んでいる。

　宿舎は深津市で福岡市内からは電車で約３０分。「周囲には何もない。繁華街の中洲にも行けないし、ファミレスでドリンクバーで楽しむ程度」相撲に集中して、残り４日に勝ち越しをかける。

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把瑠都吹き飛ばした！白鵬ついに一人旅…九州場所１１日目

◆大相撲九州場所１１日目　○白鵬（送り出し）把瑠都●（１９日・福岡国際センター）　横綱・白鵬が綱の貫禄で、８連勝と絶好調の関脇・把瑠都を全く寄せつけず送り出し。１敗で並んでいた平幕の雅山に土が付いて、ついに優勝争い単独トップに立った。１２日目には大関昇進を目指す関脇・安馬と対戦。綱の誇りをかけて大関取りへの壁になる。

　白鵬が“怪物”を退治してＶモードに入った。１９８センチ、１７７キロの巨漢・把瑠都戦。立ち合いでもろ差しになると、一気に前へ。圧力負けした相手が後ろを向くと送り出した。驚異のパワーで台風の目となっていた把瑠都に何もさせず、１敗死守。優勝争いの大本命が単独トップに立った。

　先場所は料理するのに１分２秒５かかった相手を、４秒７で下して通算４００勝達成。「先場所のこともあるし立ち合いから集中した。疲れもありますが、うまく調整している」初日は取りこぼしたが、２日目から１０連勝。相撲内容は日を追うごとに上向き、武蔵川理事長（元横綱・三重ノ海）も「状態が良くなってきている。今日の相撲は今場所で一番いい」と太鼓判を押した。

　この日の福岡市は、２５年ぶりに１１月に初雪を観測するほどの寒さに襲われた。腰痛持ちの白鵬には厳しい季節を迎えたが、執行（しぎょう）稔トレーナー（４１）は「痛みはないです。寒くなる１１月から１月に痛みが出ないのは、体調がいい証拠」と話す。場所中は、ほとんど外食せず、食事に出かけても２次会は回避して体調管理を優先している。「すみません」と誘い自体を断ることもあるという。育ての親・熊ケ谷親方（元幕内・竹葉山）は「ご飯も４杯食べるし、取組を終えて帰ってきても表情が明るい。体調がいい」と話した。

　１２日目は大関取りに挑んでいる安馬と対戦する。場所前には一緒に食事するなど仲がいいが、手加減するつもりはない。「いい流れで相撲を取りたい」２敗の安馬に土を付ければ、「優勝」の２文字がはっきりと見えてくる。

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あこがれのポールターから遼に「宿題」…男子ゴルフ

石川遼（１７）＝パナソニック＝が、あこがれのイアン・ポールター（３２）＝英国＝から“宿題”を出された。１９日のダンロップフェニックス（２０～２３日、宮崎・フェニックスＣＣ）のプロアマ戦後、ポールターは１８日に石川らと出場したテレビマッチに言及。「まだ１７歳。これから学ぶべきことはたくさんある」とし「いろんな芝や状況を経験して多くの種類のショットを覚えることが必要」と提言した。

　石川は昨年の同大会でポールターと初対面。ポールターの顔型ヘッドカバーを今も愛用している。ポールターは今季、マスターズでホールインワンを記録し、全英オープンでは優勝争いをするなど活躍。１年ぶりの再会となったが「石川は今年プロになり、たくさん練習をしている。優勝もして本当に素晴らしい」と絶賛しながらも、「しかし３２０ヤード飛ばすだけではダメ」と愛のムチをふるった。

　しかし、石川とポールターは試合では同組でのラウンドは昨年もなく、今大会の決勝ラウンドで本気の実力を見せつけるチャンスはある。石川は「バーディーを取ることにこだわりたい。あと３試合でバーディーが一番取れていないコースだと思う。４日間で１２個取れたら」と目標を設定。現在のバーディー率３・８３は、ブレンダン・ジョーンズ（４・１２）に次いで２位。あこがれの存在に成長を見せつける。

参照元：スポーツ報知

北島、愛＆錦織の熱愛発覚に“何も言えねぇ”

五輪競泳男子平泳ぎで２大会連続２冠の北島康介（２６）＝日本コカ・コーラ＝が１９日、都内のホテルで行われた母校・日体大の北京五輪報告会に出席した。

　日本選手団としてともに戦った仲間である卓球の福原愛とテニスの錦織圭との熱愛発覚に、報道陣にコメントを求められ「…」と首をかしげながら苦笑い。再度「『何も言えねぇ』という心境でしょうか」と振られると「それを言わせたかったんでしょ？」と会場の笑いを誘った。

　体操男子団体銀メダリストの内村航平（１９）＝２年＝と壇上で共演。消え入りそうな内村の声に対し、堂々の受け答えで先輩の貫禄を見せつけた。「若い！　シャイボーイな感じ。これからもっと強くなってくれるんじゃないかな。後輩が頑張っている姿を見るのは気持ちがいい」と笑顔で今後の活躍に期待を寄せたが、自身の去就については「まだ決めていませんが、水泳で学んだことを生かして成長していきたい」と話すにとどまった。

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景気悪化で来季３大会減少…米女子ゴルフ

米女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）は１９日、来季のツアー日程を発表し、世界的な景気悪化の影響で３大会減って３１大会となった。全体の賞金総額は今年より５００万ドル程度減り、約５５００万ドル（約５３億３５００万円）となる見込み。

　来季は来年２月１２―１４日にハワイで行われるＳＢＳオープンで開幕。メジャー大会はクラフト・ナビスコ選手権が４月２―５日、全米女子プロ選手権は６月１１―１４日、全米女子オープンは７月９―１２日、全英女子オープンは７月３０日―８月２日に行われる。

　米国以外でも１１大会を実施。日本では１１月６―８日にミズノ・クラシックが三重県の近鉄賢島ＣＣで開催される。（ＡＰ＝共同）

参照元：スポーツ報知

武藤すき焼き、しゃぶしゃぶ店オープン

全日本プロレス社長の武藤敬司（４５）は１９日、自身が店主を務める和牛すき焼き、しゃぶしゃぶの店「麻布　武藤」を東京・麻布十番にオープンした。１４０坪の店内はシックな大人の空間で、看板商品はオリジナルの塩すき鍋。故郷・山梨名物のほうとうや甲州地鶏を使った料理などにもこだわり、「プロレス一色で突っ走るのもいいけど、ほっとした雰囲気で食事ができるところを作りたかった」と話した。問い合わせ、予約はＴＥＬ０３・５７６５局２８４４。

参照元：スポーツ報知

虎、三浦に絞った！２０日ＦＡ交渉解禁

虎はノーモア福留―。阪神が、今オフのＦＡ補強を横浜・三浦大輔投手（３４）の獲得に一本化することが１８日、明らかになった。中日・川上憲伸投手（３３）もＦＡ宣言したが、現時点ではメジャー志向が強いと判断。昨年も同様のケースで福留（カブス）に逃げられただけに、交渉解禁日となる２０日からは三浦の一本釣りに全力を傾ける。

　二兎（と）を追う者は一兎をも得ず。先発投手に飢え、補強へ血まなこになってきた虎だが、最後はことわざ通りの結論へたどり着いた。この日の夕刻、大阪・野田の電鉄本社で開かれた坂井オーナー、南球団社長、沼沢球団本部長による３者会談。席上では交渉解禁となる２０日以降のターゲットを、三浦で一本化することを確認した。

　横浜・三浦、中日・川上とリーグを代表するエース右腕がＦＡ市場に出回った今オフ。当初はダブル獲得も視野に入れ水面下で調査を進めてきたが、川上に関しては最後までメジャー志向の情報ばかりが集まり、国内移籍を示す根拠が得られなかった模様だ。

　阪神は昨年、川上と同様にメジャーへの強い思いを胸にＦＡ宣言した福留に４年総額２０億円の破格条件を提示したが、結論を１２月中旬以降まで先送りすることを伝えられるなど難航。結局、２度目の交渉を待たずに阪神から断りを入れざるを得なかった苦い経験がある。「ノーモア福留」の教訓は球団はもちろん、本社サイドにも深く刻まれている。

　３者会談を終えた坂井オーナーは、これまで上限を設けていなかった獲得資金について「（資金を）気にせずに、というのは言い過ぎ」とトーンダウンした。今季年俸が１億５０００万円の三浦獲得にも、３年総額で１０億円規模の巨費が必要になる。対する川上の今季年俸は３億４０００万円（金額はいずれも推定）。メジャー移籍の可能性が消えない状況下で、用意できる金額ではない。

　狙いは三浦一本に絞った。交渉役を務める沼沢球団本部長も「向こうの都合がよければ、すべての予定を飛ばして動く」と交渉解禁日の２０日に連絡を入れ、交渉のテーブルに着く準備があることを改めて明言した。恋愛と同様、二股（また）はかけずに思いを成就させる。

　◆三浦姿見せず　○…前日（１７日）にＦＡ権行使を表明した三浦は、横須賀・ベイスターズ球場での練習に姿を現さなかった。朝の時点では体を動かす予定を組んでいたが、自宅で休養することにしたようだ。球団広報にも「行くつもりだったけれども、休むことにした」と連絡が入ったという。

参照元：スポーツ報知

１８歳中井、開幕三塁だぁ！「第２の坂本」育成へ原監督密着指導

巨人・原辰徳監督（５０）が「第２の坂本」育成へさっそく乗り出した。１８日、東京よみうりランド内のジャイアンツ球場で行われた秋季練習で、来季の正三塁手候補として期待する高卒１年目の中井大介内野手（１８）をつきっきりで２時間に及ぶ熱血指導。今季、プロ２年目の坂本はじめ、越智、山口ら若手を次々抜てきし、１軍の主力へ育て上げた手腕を再び発揮し、チームの底上げを図る。今オフは、ＦＡ補強を封印し、素質のある若手を鍛えることで、日本一奪回への戦力を整える。

　張りつめた２人の空間に、誰も近づけない。大きなジェスチャーを交えながら打撃指導を繰り返す原監督に、中井は何度もうなずいた。ティー打撃、フリー打撃を終えると「中井、上に来い」と声を張り上げた。マンツーマン指導の第２ラウンドは、室内練習場で行われた。

　中井は今季、高卒１年目ながら、２軍で打率こそ・２６７にとどまったが、チームトップの５０打点、本塁打は同２位の１０本をマークした。大きな可能性を秘めた中井のスイングに、指揮官のボルテージは上がる一方。自ら打撃投手を務め「軸を意識しろ」「インパクトで力むな」「重心はへその下に置け」と一球一球に声を飛ばし、１１６球も投げた。「わがジャイアンツに来て羽ばたかなきゃね。すべてにおいて勉強だよ」と指揮官は息を切らした。

　サブグラウンドでの守備練習でもノックバットを持ち、左右に打ち分けるなど合わせて２時間に及ぶ密着指導。中井は「緊張というか、いつも以上に頭を使いました。期待に応えられるようにしたい」と感謝した。

原監督は今春の宮崎キャンプから、その高い潜在能力に注目。「ガッツ（小笠原）に続く大型サードになれ」と激励し、シーズン中盤には指揮官自らが「ファームの４番」で起用するよう２軍の首脳陣へ指示を出した。オープン戦から日本シリーズまでの全１７０試合に先発出場した坂本と同じく、１年間故障もなく乗り切ったその強い体にも高く評価している。

　今オフ、ＦＡ補強をしない方針を固めたチームは、若手育成に重点を置いている。その目玉が中井だ。原監督は「未来はすぐだよ。今の野球では未来とは近々のことをいう。高い仕入れ値で（巨人に）来てるんだから」と、独特の言い回しで、来季の三塁手候補であることを表現した。

　もちろん、中井もその気十分。１０代で開幕スタメンを勝ち取り、そのまま遊撃のポジションを奪った坂本に続けとばかりに「開幕１軍を狙いたい。レギュラーを脅かす存在になりたいです」と言い切った。越智、山口ら若手の底上げを成功させてリーグ連覇を果たした原巨人が、来季もヤングＧをチームの活性剤に日本一を奪回する。

　◆中井　大介（なかいだいすけ）
  ▽生まれ＆サイズ　１９８９年１１月２７日、三重・伊勢市生まれ。１８歳。１８０センチ、８４キロ。右投右打。
  ▽球歴　宇治山田商のエースとして０７年夏の甲子園に出場。２回戦で優勝した佐賀北と対戦。延長１５回引き分け再試合の後、１―９で敗退。２試合合わせて１６回２／３、２７２球の熱投も報われなかった。同年秋の高校生ドラフト３巡目で巨人に入団。
  ▽趣味　読書、音楽鑑賞。
  ▽マイブーム　朝食で、ご飯の上に目玉焼きをのせて食べる。部屋でガムをかむこと。
  ▽好きな女優　香里奈（昔は加藤あい）。
  ▽ビッグマウス　今夏のフレッシュオールスター前日、「明日はＭＶＰ取りますよ。賞金（１００万円）はどうしようかな」と発言。実際、１本塁打を含む３安打３打点。巨人選手として４５年ぶりのＭＶＰ獲得はならなかったが、優秀選手賞を獲得。
  ▽親思い　料理が趣味の父・美明（よしあき）さんに、優秀選手賞の賞金５０万円で高級調理器具一式をプレゼントした。

参照元：スポーツ報知

俊輔「責任も自信もある」

◆Ｗ杯アジア最終予選第４節　カタール―日本（１９日、ドーハ・アルサッドスタジアム）　Ｗ杯アジア最終予選Ａ組で、日本は１９日午後７時半（日本時間２０日午前１時半）からドーハでカタールと対戦する。

　ＭＦ中村俊輔（３０）＝セルティック＝が代表に合流後、初の全体練習に参加し、ハーフコートのミニゲームなどをこなした。痛めている左ひざにテーピングをしていたが「巻いていいプレーができなければ出場しない。自分には責任も自信もある」とカタール戦に闘志を燃やした。

　岡田監督も「大丈夫」と司令塔のコンディションに太鼓判を押した。

参照元：スポーツ報知

佐藤がテストで最速タイム…Ｆ１テスト走行

自動車Ｆ１シリーズの冬季テスト走行が１７日、スペインのモントメロで始まり、Ｆ１復帰を目指す佐藤琢磨がトロロッソ・フェラーリに搭乗して最速タイムをマークした。今回のテスト走行はテストドライバーを中心に１７台が走った。

　佐藤はスーパーアグリ・ホンダの撤退に伴ってＦ１シートを失い、現在は無所属。９月にもトロロッソでテスト走行をしている。

　ホンダは、年間優勝を３度果たした故アイルトン・セナ（ブラジル）のおい、ブルーノ・セナを招いたが、１５位タイムだった。（共同）

参照元：スポーツ報知

高橋大輔「五輪Ｖへの試練」

フィギュアスケート日本男子のエースで、右ひざ手術のために今季の大会出場を断念した高橋大輔（２２）＝関大大学院＝が１８日、日本スケート連盟を通じてコメントを発表した。

　「長い道のりではありますが、これは五輪で勝ち抜くための試練なのかもしれません」１０月３１日の練習中に右ひざを負傷し、今季初戦に予定していたグランプリシリーズ第３戦の中国杯を欠場。精密検査を受け、右ひざ前十字じん帯と半月板の損傷が判明し、２８日からの同シリーズＮＨＫ杯も欠場を決めた。

　高橋は０７年世界選手権で、日本男子初の表彰台となる銀メダルを獲得。１０年バンクーバー五輪の有力なメダル候補と期待される。「不安な状況でリンクに立つことのないよう、手術をすることに決めた。ここで腐るのではなく、爆発するエネルギーを蓄えたい」と再起を誓った。

参照元：スポーツ報知

名城に３階級制覇アルセからオファー

プロボクシングＷＢＡ世界スーパーフライ級王者の名城信男（２７）＝六島＝に、同級暫定王者で３階級制覇のホルヘ・アルセ（２９）＝メキシコ＝から対戦オファーが来ていたことが１８日、分かった。大阪市内で行われた王座奪還の祝勝会で枝川孝会長が明かした。王者として米国での世界戦が実現すれば、日本人初の快挙になる。

　名城の海外戦が現実味を帯びてきた。米国のほかメキシコも候補地に挙がっており、同会長は「メキシコでも行く。海外で防衛を続けて、名城の名前を世界にアピールしたい」と今後のプランを説明。アルセがベルト返上を選択する可能性もあり、正式決定を待っている状況だ。

　ＷＢＡ同級はスーパーチャンピオンのダルチニアン含め３王者が存在する事態。名城は約３００人の出席者を前に「どんな強い相手でも負けない努力をしたい」とスターがひしめく同級で勝ち抜くことを約束していた。

参照元：スポーツ報知

把瑠都すごい８連勝…九州場所１０日目

◆大相撲九州場所１０日目　○把瑠都（寄り切り）千代大海●（１８日・福岡国際センター）　新関脇・把瑠都が怪物パワーで８連勝を決めた。大関・千代大海を驚異的な力でつり上げてから寄り切り、２敗を死守。この勢いで１１日目に対戦する１敗の横綱・白鵬から初白星を奪い、２ケタ勝利につなげて大関取りの起点にする。大関取りが懸かる関脇・安馬も勝ち越し。優勝争いは１敗の白鵬と平幕の雅山。２敗の安馬と把瑠都の４人に絞られてきた。

　驚異の光景だった。把瑠都は、もろ差しで千代大海を挟み込んだ。半身の大関に左からの内掛けで抵抗され、掛け投げや河津掛けを受けたが、１９８センチ、１７７キロの巨体は揺るがなかった。館内がどよめいたのは、次の瞬間だった。

　まるでクレーン車のように１５０キロの大関の体をつり上げ、いとも簡単に寄り切った。「動かそうと思ってもビクともしない」大関在位５９場所。百戦錬磨の千代大海もあきれるほどすさまじい把瑠都の怪力だった。

　規格外の力に、武蔵川理事長（元横綱・三重ノ海）も「すごいね」と笑うしかない。周囲のどよめきにも把瑠都は涼しい顔だ。「立ち合いが良かった。１回投げに行こうとしたけどヤバイと思って、やめたんだ」怪力より、冷静に相手の動きを見切った内容を自画自賛した。これで新関脇場所を３日目から一気の８連勝で勝ち越し。２ケタ勝てば大関取りの起点になるだけに「一番一番大切にしたい」と気持ちを引き締めた。

　連勝の陰に、兄弟子の背中がある。入門以来、世話になってきた幕下の里山が、水ぼうそうで２日目から入院。体調不良の中、この日から復活した。「何とか土俵には上がりたい」と里山。把瑠都は「うつしてほしくないよ」とジョークで本心を隠すが、今は付け人を務める兄弟子の土俵にかける執念が闘志をかき立たせた。

　１１日目は横綱に挑む。武蔵川理事長は「白鵬にとって把瑠都は脅威だ」と予告する。「ガップリ四つになりたいね。今日は早く帰って寝るよ」大一番を前に周囲を笑わせた怪物。その余裕が優勝争いでも主役に躍り出る予感を漂わせていた。

参照元：スポーツ報知

“遼くんエキス”で賞金女王

女子プロゴルフの古閑美保（２６）＝キリンビバレッジ＝が石川遼（１７）＝パナソニック＝のエキスを吸い取った？　男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックスは２０日から４日間、宮崎・フェニックスＣＣで開催されるが、１８日に行われたテレビマッチで石川とペアを組んだ古閑は「遼くん、かわいい」と刺激を受け、賞金女王争いに意欲を見せた。

　２人は昨年、練習で訪れた尾崎将司邸で対面したが、ラウンドをともにしたのは初。和やかムードの中、古閑は「きょう（石川の）電話番号ゲットします！」と宣言。しかし石川の女性ファンからの悲鳴に「すいません…」と後ずさりして行為は未遂に終わった。

　それでも、ラウンド後も「しっかりしていて１７歳とは思えない」と絶賛。「恋の予感？　９歳も離れてますからね。３つか４つくらいまでなら…」と交際がうわさされた２歳下のロッテ・西岡剛内野手をほのめかせる答えをしながら苦笑した。一方、１７歳の石川は「お姉さんという感じ。古閑が本気だったら？　じゃあ、ちょっと注意します」とさわやかに返答。しかし、首位の李知姫を約１８４０万円差を追う賞金女王レースについて「遼くんでテンションが上がってる！」と古閑はやる気。“遼効果”が今度は賞金女王レースにも波及する？

　◆ウッズばり積極攻め　○…石川は１８日、テレビマッチの後にフェニックスＣＣでインの９ホールで練習ラウンド。過去の大会で、タイガー・ウッズが３Ｗで１オンさせた左ドッグレッグの１３番パー４（３３２ヤード）では、ドライバーを握り果敢に１オンを狙う積極的な攻めを見せた。冷たい風を浴びてのラウンドだったが「最後の方はスイングの調子が戻ってきた」と自信を見せた。

参照元：スポーツ報知

星、鶴見が金メダル…体操アジア選手権

体操のアジア選手権最終日は１８日、カタールのドーハで男女の個人種目別決勝後半を行い、男子個人総合２位の星陽輔（セントラルスポーツ）が平行棒で１５・６２５点、鉄棒で１５・６５０点を挙げて優勝し、２個の金メダルを獲得した。馬場亮輔（コナミ）も鉄棒で銀メダルを手にした。

　女子床運動は個人総合優勝の鶴見虹子（朝日生命ク）が１４・５００点で制し、団体、個人総合、種目別の段違い平行棒と合わせ、この大会４個目の金メダルとなった。新竹優子（大阪・羽衣学園高）も３位に入った。

　大会は全日程を終え、日本は男女の団体と個人総合、種目別４種目で計８個の金メダルを獲得した。（共同）

参照元：スポーツ報知