遼、通算８オーバーで予選落ち…日本オープン選手権

　◆男子プロゴルフツアー　日本オープン選手権第２日（１２日、神奈川・相模原ＧＣ東コース＝パー７２）　横尾要が２バーディー、１ボギーの７１で回り、通算５アンダーの１３９で単独首位を守った。片山晋呉も７１をマークして２打差の２位をキープ、小田孔明ら２選手がさらに１打差で続いた。

　初日７７の６５位と出遅れた石川遼（１６）＝杉並学院高１年＝は３バーディー、６ボギーの３オーバー７５でホールアウト。前日からスコアを３つ落として通算８オーバーの６５位タイに終わり、１打差でプロツアー４戦連続の予選通過はならなかった。

　昨年覇者のポール・シーハン（オーストラリア）も通算９オーバーで決勝ラウンドへ進めなかった。

参照元：スポーツ報知

上原フリー打撃に登板、主力に約６０球

球団新記録のシーズン３２セーブを挙げた上原が１１日、川崎市のジャイアンツ球場での全体練習でフリー打撃に登板。主力打者を相手に約６０球を投げた。

　日本一を最大目標に掲げる巨人の上原は「絶対に日本シリーズに出たいが、先を見ては駄目。５歩先を見ていると足をすくわれるからね」と気を引き締める。

　林、豊田の復帰で中継ぎの層は厚くなるが、上原は状況を問わず、フル回転する覚悟だ。「２イニング、３イニングもあるでしょう。そういう気持ちでいる」と言葉に力を込めた。

参照元：スポーツ報知

王監督、来季限りの意向

　ソフトバンクの王貞治監督は１１日、来季限りで監督から退く意向を持っていることを明らかにした。１０日、ロッテに敗れて今季のが日程が終了した後、千葉市内の宿舎で選手らに伝えたという。

　王監督はこの日、羽田空港で「自分ではそういうつもりでいる。オーナーには伝えないといけないが、選手の前では、そういう話をきっちりしておいた方がいいと思った」と話した。

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松坂大歓迎！無失点マウンド…リーグＶ決定Ｓ第３戦敵地先陣

レッドソックス・松坂大輔投手（２７）のア・リーグ優勝決定シリーズ（対インディアンス）先発が、１５日に敵地クリーブランドで行われる第３戦に決まった。９日、フランコーナ監督が第１戦から４戦までの先発を発表した。練習を再開した松坂は「（敵地は）投げやすいのでよかった」と歓迎した。シリーズは１２日から開幕する。

　怪物の登板日が敵地での第３戦に決まった。練習を再開した松坂は「（登板日は）聞いています。ヤンキース戦を見ていても非常に勢いを感じますね」とヤ軍を破って勝ち上がってきたインディアンスを警戒した。

　地区優勝決定シリーズは第２戦に先発。第３戦にシリングが登板したが、今回は順番が逆転した。リーグ優勝決定シリーズは変則日程のため、第５戦以降までもつれた場合、第２戦に先発した投手だけ２度目の登板が中６日になる。右肩に不安を抱えるシリングに首脳陣が配慮した形だ。

　さらに、松坂と球場の相性も考慮した。インディアンス戦は２試合で１勝１敗、防御率４・２６だが、本拠地で５回２／３を１２安打、６失点と炎上した。対して、ジェイコブス・フィールドでは７月２４日に７回４安打無失点と好投。「一度投げているマウンドだし、僕にとっては投げやすい部類に入る」と敵地での登板を歓迎する。

　イ軍打線で最も警戒すべき打者にはサイズモアの名前を挙げた。「３、４、５番も当たり前だけど、彼が打つとチームに勢いが出ると思う。打たれているが、気をつけたい」過去の対戦は８打数４安打、１本塁打、２打点。打ち込まれたイメージは強く残る。プレーオフでも１６打数６安打の打率３割７分５厘、１本塁打、１打点、出塁率５割２分４厘をマーク。波に乗るトップバッターを封じることは大量失点の防止に直結するだけに、要注意マークをつけた。

　練習ではキャッチボールなどで軽めの調整。リラックスムードで汗を流した。残り５日間。周到に準備を進め、再び敵地のファンを黙らせる。

　◆ヤ軍苦しんだ虫が大量発生　
  松坂に小さな敵が現れた。インディアンスとヤンキースの地区シリーズでは敵地ジェイコブス・フィールドに大量の虫が発生。第２戦でヤ軍を苦しめた。「もし、発生した場合は集中力を保つのが難しいと思う」と警戒した。

参照元：スポーツ報知

松井稼、因縁の地フェニックスに「凱旋」

ロッキーズの松井稼頭央は開幕前日の１０日、敵地フェニックスのチェース・フィールドで調整。「楽しみ。早く試合になればいい」。待ち切れない思いを口にした。

　メッツ在籍中の昨年６月９日、ダイヤモンドバックス戦でフェニックスに滞在中、ロッキーズへのトレードが決まった。当時、打撃不振の松井稼はメッツで二塁の定位置を失っており、出場機会を求めて契約のトレード拒否条項を撤回、新天地での再起を誓った場所だった。

　トレードが決まりフェニックスからロッキーズの本拠地デンバーに向かう空路は「１人だったね。空港に着いたら、球団の人が迎えに来てくれたけど」と振り返る。あれから１年４か月。松井稼はロッキーズでレギュラーの座を勝ち取って戻ってきた。「凱旋（がいせん）か…。ほんま、そうやね」。（共同）

参照元：スポーツ報知

織田が西日本不参加、全日本ぶっつけ復帰…フィギュアスケート

７月に酒気帯び運転で摘発され、１２月末までの国際大会出場停止などの処分を受けたフィギュアスケートの織田信成（２０）＝関大＝が、復帰初戦を予定していた西日本選手権（１１月２～４日・福岡）に出場しないことが１０日、分かった。復帰は全日本選手権（１２月２６～２８日・大阪）まで遅れる見込み。

　大会事務局によると、この日がエントリー締め切りだったが、織田からの参加申し込みはなかったという。事件後、謹慎していた織田は先月から自費で練習拠点のカナダに渡り、今季の新プログラム作成に着手。関係者によると完成が大幅に遅れ、西日本までに間に合わない状況だという。

　これにより、昨年２位でシード権を持つ全日本が復帰戦となることが濃厚。今月末から始まるＧＰシリーズに出場できないため、世界選手権（来年３月・イエテボリ）の代表選考も全日本が一発勝負になる。本来なら西日本でプログラムを試して臨むはずが“ぶっつけ本番”で挑むため、世界選手権への道がさらに厳しくなりそうだ。

参照元：スポーツ報知

織田が西日本不参加、全日本ぶっつけ復帰…フィギュアスケート

７月に酒気帯び運転で摘発され、１２月末までの国際大会出場停止などの処分を受けたフィギュアスケートの織田信成（２０）＝関大＝が、復帰初戦を予定していた西日本選手権（１１月２～４日・福岡）に出場しないことが１０日、分かった。復帰は全日本選手権（１２月２６～２８日・大阪）まで遅れる見込み。

　大会事務局によると、この日がエントリー締め切りだったが、織田からの参加申し込みはなかったという。事件後、謹慎していた織田は先月から自費で練習拠点のカナダに渡り、今季の新プログラム作成に着手。関係者によると完成が大幅に遅れ、西日本までに間に合わない状況だという。

　これにより、昨年２位でシード権を持つ全日本が復帰戦となることが濃厚。今月末から始まるＧＰシリーズに出場できないため、世界選手権（来年３月・イエテボリ）の代表選考も全日本が一発勝負になる。本来なら西日本でプログラムを試して臨むはずが“ぶっつけ本番”で挑むため、世界選手権への道がさらに厳しくなりそうだ。

参照元：スポーツ報知

大毅がハラキリ世界戦要求

◆プロボクシングＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチ１２回戦　王者・内藤大助　ＶＳ同級１４位・亀田大毅（１１日、東京・有明コロシアム）　“アンチ亀田王者”内藤大助と亀田家二男の挑戦者・大毅のＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチは１１日、東京・有明コロシアムで因縁決着ゴング。１０日は都内で調印式と計量が行われ、大毅が決死覚悟の「負けたら切腹」宣言した。会見には大毅の兄・興毅（２０）も場外乱入して大舌戦。大毅に“ハラキリマッチ”を迫られた内藤は挑発を無視し、決着はリング上へと持ち越しとなった。

　舌戦の口火を切ったのは、記者席にまぎれこんでいた興毅だった。１３歳も年上の王者を「内藤くん」呼ばわりして会見に乱入。「国民の期待に応える」と公言する王者を皮肉るヤジを飛ばした。

　興毅「内藤くん！　国民の期待に応えたれよ」

　内藤「俺の会見やってんだろ。何言ってんだよ」

　興「応えたれよ、しっかりな」漂う不穏な空気。興毅のバトンを受けて大毅がマイクを握る。衣装は調印式用に３００万円かけて作ったド派手な金ジャケット。スポーツメーカー提供の“０円ジャージー”を着た内藤を見下すように宣言した。

　大毅「負けたら切腹するよ」

　いきなり決死覚悟のハラキリ宣言。場内もどよめく。大毅はサングラスの奥からバリバリのメンチ切り。内藤は目が点だ。大毅が、勝てば１８歳９か月５日で国内史上最年少王者。内藤が初防衛に成功すれば、国内最年長記録となる。下馬評は内藤有利。逆風を若さと勢いで吹き飛ばす決意の大毅は亀田流パフォーマンスで決死の覚悟を王者にぶつけた。だが、相手もクセ者。舌戦はさらに続く。

　内藤「本当にやんの？　なにで切腹すんの？」

　大「おまえが刀もってこいや。お前、負けたら切腹せいよ」

　内「俺はそんな約束しないよ」

　挑発無視の王者に

　大毅「思いが違うねん。根性ゼロや」

　亀田家ドン・史郎氏（４２）は「そんなんで成立するか」と吐き捨てるように言った。切腹マッチを日本ボクシングコミッションは「冗談でしょ」と片付けた。かくして“ハラキリ論争”は、リング上決着へ。計量もともにリミット５０・８キロで一発クリアし好調の両者。「勝ちにこだわる」とした内藤に対し、大毅はＫＯを宣言。世紀の因縁対決、どちらに軍配が上がるか。

　◆ルール　４ラウンドごとに採点を公開。１ラウンド内に何度ダウンしても試合を続行するフリーノックダウン制を採用。４回までに偶然のバッティングで試合が停止した場合は引き分け、５回以降はスコアカードで勝敗を決める。グラブは、メキシコ製８オンス。

参照元：スポーツ報知

遼、中嶋に誓ったマスターズＶ…１１日から日本オープン

男子ゴルファー日本一を争う日本オープンは１１日、神奈川・相模原ＧＣ（７２５９ヤード、パー７２）で４日間の幕を開ける。石川遼（１６）＝杉並学院高１年＝は１０日、一緒に練習ラウンドを行った中嶋常幸（５２）＝フリー＝に、将来マスターズ（米オーガスタナショナルＧＣ）で優勝することを宣言。初出場の今大会では史上最年少のローウェストアマ（アマ最上位の称号）獲得に照準を定めた。

　出だしの１０番。石川は第１打で約２９０ヤードをかっ飛ばし、ツアー屈指の飛距離を誇る中嶋を約１ヤード上回った。本番の同組対決を前に、練習ラウンドに同伴してくれた大先輩へ若さとパワーを見せつけた。

　大会史上初めて練習日が一般開放され、１０００円の入場料で１０１２人が来場。大勢のギャラリーからカメラを向けられる中、中嶋から「心技体のすべてがそろわないといいスコアは出ない」「アマの時代が大事」などと助言された。さらにマスターズについて「目指すのは出ることじゃなく（優勝者がもらえる）グリーンジャケットだぞ」と激励され、「ハイ！」と即答。その後の会見でも「ゴルフを始めたころからの目標がマスターズで勝つことでしたから」と言い切った。

　テクニックでも、今大会４勝を誇る５２歳を魅了した。実はマッチプレーで対決。１ダウンを喫したが、勝負を最終ホールまで持ち込んだうえ、中嶋に「スタンスが広めのアプローチを学んだ。彼こそゴルフ界の宝。スイングの質はタイガー（ウッズ）にも共通する」とまで言わしめた。

　最終調整を終えても目標スコアを言わなかったほど難コースを警戒。一方で、１９７８年大会の金子柱憲の１７歳８か月を大幅に更新する史上最年少のローアマ獲得に照準を定めた。「中嶋さんや丸山さん、有名なプロは取っている大きなタイトル。目標ではあります」ツアー初出場から４戦連続で決勝ラウンド進出となれば、最近のアマでは金庚泰（韓国）に並ぶ“最多記録”にもなる。目の前のタイトルを一つずつ獲得していけば、その先に栄光のグリーンジャケットがあると信じている。

参照元：スポーツ報知

宮里「楽しみたい」…米女子ゴルフツアー

１１日から始まる米女子ゴルフツアーのサムスン世界選手権に出場する宮里藍が１０日、米カリフォルニア州パームデザートのビッグホーンＧＣ（パー７２）でプロアマに出場、第１ラウンドに向け「楽しんでやりたい」と抱負を語った。

参照元：スポーツ報知

時津風親方が初指導…「とにかく気合を入れていけ」

大相撲の時津風部屋の序ノ口力士・時太山（当時１７歳）＝本名・斉藤俊（たかし）さん＝の急死問題で　部屋を継承した新時津風親方（３３）＝元幕内・時津海＝が１１日、師匠として初めてけいこを指導した。「力士にはまだ元気がなかった。これから少しでも盛り上げていきたい」と意気込みを話した。

　朝げいこは、午前７時半に始まった。けいこの冒頭、親方は「とにかく気合を入れていけ」と力士を激励した。

　親方もまわしを締め、ぶつがりげいこでは自ら胸を出した。「気分的には以前と変わらなかった。今後もまわしを着ける」と話し、熱心に指導した。

参照元：スポーツ報知

猪木が闘魂ポエムで安田を激励

ＩＧＦの総帥、アントニオ猪木氏（６４）が１０日、旗揚げ第３弾大会を１２月２０日に東京・有明コロシアムで開催することを仙台市内で発表。５日に自殺を図った安田忠夫（４４）には、闘魂ポエム２作と救いの手を差し伸べた。

　「アントニオ猪木酒場仙台店」のセレモニーに出席した猪木は、不肖の弟子を気にかけた。ポエムでは「（し）という漢字は七十一コ、同じ（し）ならば、この（志）を選べ」などと、思いが込められていた。容体を気遣いながら「俺たちが何とかしてあげないと、しようがない。不謹慎かもしれないけど、興行師から見れば、チャンス」と復活を手助けする構え。レスラーとしてだけでなく、猪木酒場の店長起用などの支援策も打ち出した。ただし品行方正になることが条件で「性根を入れ替えろ。早く元気になれ」と激励した。

参照元：スポーツ報知

原巨人、王者の正攻法！竜虎看板叩き潰す

　巨人・原辰徳監督（４９）が９日、クライマックスシリーズ（ＣＳ）のセ・リーグ第１ステージとパ・リーグ第２ステージにスコアラーを派遣することを明かした。「相手のエースと主力打者を勢いづかせないことが大事」と短期決戦の心構えを説き、阪神のＪＦＫ、中日のウッズ、日本ハムのダルビッシュら、投打の主軸を徹底マークする。この日、東京ドームの練習では投内連係やサインプレーを行うなど、１８日からの第２ステージに向け、順調な仕上がりぶりを見せている。

　決戦への確かな決意だった。レギュラーシーズン終了後、初の本拠地練習。原監督がベンチに腰掛け、報道陣に囲まれた。長丁場のペナントとは違い、短期決戦では流れや勢いがより一層、重要視されるが、指揮官はもう一つのポイントを挙げた。「相手のエースと主力を勢いづかせないこと」と力説し、「準備は大事」とクライマックスシリーズでのスコアラー派遣を明言した。

　中日と阪神で争うセの第１ステージは１３日からナゴヤドームで、日本ハムとロッテ・ソフトバンクの勝者で争うパの第２ステージも１３日から札幌ドームで行われる。巨人の００７は名古屋と札幌に飛び、中日ならウッズや森野、阪神ならＪＦＫ、日本ハムならダルビッシュと、投打の主軸を徹底的にマークする方針。三井チーフスコアラーは「セはペナントレース、パは交流戦でのデータがありますが、それに今度のデータを加えて対策を練り直します」と万全を期す構えだ。

　０２年の日本シリーズでは、初戦で相手のエース松坂（現Ｒソックス）から清原（現オリックス）が特大２ランを放つなど、３回に一挙４点を奪ってＫＯ。流れをつかんだ原巨人は一気に４連勝で日本一に輝いた。今回の短期決戦でも、主導権を握り、巨人本来の野球をし、相手の主力を粉砕することが、栄光への近道となることは間違いない。

　この日、投内連係後のサインプレーでは、悪夢を払しょくする練習を行った。９月２４日の中日戦（東京ドーム）でウッズに盗塁を許したシーンを想定したフォーメーションを組んだ。伊原ヘッドは「起こりうるプレーだからね。投内に絡ませてやりました。ウッズの盗塁？　それは年１回。もうさせないよ」と「ノーモア　ウッズ」を誓った。

　第２ステージは１８日開幕で、それまで期間が空くため、調整が難しいとの声もあるが、原監督は首を横に振った。「逆に腰を据えて調整できる。段階を踏んで練習できています」階段を上っていく手ぶりで手応えを示した。敵を徹底的に洗い直し、自軍はコンディションを上げる。ＣＳ、そして日本シリーズへ。新たな戦いへ向けた準備に余念はない。

参照元：スポーツ報知

松坂は第３戦に先発…リーグ優勝決定シリーズ

レッドソックス（東地区１位）の松坂大輔投手は、１２日（日本時間１３日）にボストンで開幕するインディアンス（中地区１位）とのア・リーグ優勝決定シリーズ（７回戦制）での先発登板が１５日夜（日本時間１６日午前）の第３戦と決まった。第３戦は敵地クリーブランドでの初戦になる。

　９日、フランコーナ監督が記者会見で発表した。

　ナ・リーグは松井稼頭央内野手のロッキーズ（ワイルドカード＝ＷＣ＝最高勝率の２位球団）とダイヤモンドバックス（西地区１位）の対戦で、１１日（日本時間１２日）に始まる。

　９日の練習で、レッドソックスは通常のキャッチボールなどを行ったあと、ウェイクフィールド、パペルボンらがフリー打撃に登板し、オーティズら主力打者と対戦した。松坂は軽めの調整、岡島秀樹投手は入念に遠投を繰り返していた。

　ロッキーズは約１時間半の練習。主軸のホリデイらが打撃練習で鋭い打球を連発、松井稼は個別ノックなどもこなし第１戦に備えた。

参照元：スポーツ報知

松井秀、右ひざ手術の可能性も…近日中に精密検査

　シーズン中盤から右ひざの痛みがひどくなった米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は、検査の結果次第で右ひざ手術を受ける可能性も出てきた。

　ブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー（ＧＭ）が９日、ニューヨークのヤンキー・スタジアムで「医師の見解によって今後の予定を決める」と述べ、近日中に精密検査を受けさせる考えを明らかにした。詳細は未定。

　９月の月間打率１割８分５厘という打撃不振でシーズンを終えたことに、キャッシュマンＧＭは「ひざは影響していたと思う。本来の姿ではなかった」と語った。

　松井秀は８日の試合後に「トレーナーから連絡があると思う。（手術が）必要であれば、もちろん早い方がいい」と今後の予定について話した。９日は球場などに姿を見せなかった。

参照元：スポーツ報知

俊輔に仰天オファー！生涯セルティック

スコットランド・プレミアリーグのセルティックが、日本代表ＭＦ中村俊輔（２９）に“生涯オファー”を準備していることが明らかになった。チーム最高責任者（ＣＥＯ）のピーター・ローウェル氏（４８）が本紙の取材に明かしたもので、来季終了をもって契約満了となる至宝の引き留め策として異例の条件を水面下で準備。俊輔は９日、一時帰国したが、古巣・横浜Ｍも獲得に乗り出しており、争奪戦が始まる。

　午前８時３８分、俊輔は契約を結ぶヴァージン・アトランティック機で成田空港に降り立った。

　「４月とか、きつい時期のために、ここでしっかり治したい」。損傷している左ひざじん帯などの古傷治療も兼ねたリフレッシュで、家族とともに一時帰国。７日の敵地グレトナ戦で強行フル出場を果たしたばかりだが、前代未聞のオファーで労を報いられることが明らかになった。

　「ナカは最高の選手。彼は伝説だ。彼がセルティックパークにいることで、我々の魅力的なサッカーが実現できる。我々はナカにできるだけ長くセルティックでプレーしてもらいたいと願っている。契約期間？　彼が望む限りだ。彼がセルティックでの日々を楽しんでいることを信じたい。近々ロベルト（代理人の佃氏）と話し合うことになる」

　ローウェルＣＥＯが、本紙の取材にこう明言した。０５年夏、レッジーナからの獲得交渉に尽力した同氏が持ち出した慰留工作は、前代未聞の長期契約だった。リーグ２連覇に貢献し、３日の昨季の欧州ＣＬ王者ＡＣミラン撃破の立役者となったエースの意向を最大限に反映し、生涯契約オファーを提案した。

　一方、俊輔には今夏、イングランド・プレミアリーグの強豪トットナムが獲得に乗り出すなどオファーが殺到。セルティック側は固辞したが、０２年夏まで所属した横浜Ｍも来夏の獲得を表明しており、１２月にも前倒しオファーを出す予定だ。

　「サポーターにとってもナカの移籍は考えられない。サポーターはナカのようなスキルと才能を持った選手を愛する。美しいサッカーを見ることを願っている。ナカはその象徴だ」とローウェル氏は熱望した。衝撃のＪ復帰か、永遠のグラスゴーか。すべては俊輔の意思次第だ。

参照元：スポーツ報知

内藤、いじめられっ子に白星捧げる…１１日ＷＢＣ世界フライ級タイトル戦

　◆プロボクシングＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチ　王者・内藤大助―同級１４位・亀田大毅（１１日、東京・有明コロシアム）　最終調整を終えた王者・内藤は、初防衛成功後にいじめられっ子を対象とした講演会を開く考えを明かした。予備検診の日、大毅が「アイツはいじめられっ子やろ。オレはいじめっ子や」と発言したことが、中学時代にいじめに苦しんだ経験を持つ者として聞き捨てならなかった。

　「そういうのを聞くとゾクゾクするね。いじめで自殺とか、いまだにあるわけじゃないですか。オレはリアルなことをされたからね。（いじめられっ子に）試合を見てほしい。それでステージに上がって話したい」。いじめっ子をリング上で撃退した暁には、全国の小、中学校を行脚することになるかもしれない。

　直前期だけは、あえて食事も真弓夫人に頼らず、コンビニのパンとスープ程度で節制。一日の食費はわずか３～４００円程度だ。あとは粉末のアミノ酸などで栄養分を補給している。この日は、シャドー、ミット打ちなどの軽めのジムワーク後にリミット（５０・８キロ）をクリアした。大毅の兄・興毅が「試合を見れば分かる」と断言したことには「全くその通り。結果がすべてです」と撃退を宣言。気弱な少年たちの希望の星は、勇気を形にして示すつもりだ。

参照元：スポーツ報知