ウッズが恒例の早朝練習…マスターズ

１０日に開幕する米男子ゴルフの今季メジャー第１戦、マスターズ・トーナメントの公式練習が７日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルＧＣ（７４４５ヤード、パー７２）で始まり、同一年にメジャー４大会をすべて制する「年間グランドスラム」の期待がかかるタイガー・ウッズ（米国）が、恒例の早朝練習を行った。

　３年ぶり５度目の優勝を狙うウッズは曇り空の下、マーク・オメーラ（米国）らとともに１８ホールをプレーし、グリーンの速さなどを丹念に確認した。日本勢は谷口徹が午前中に前半の９ホールをラウンド、片山晋呉は午後から１８ホールを回った。（共同）

参照元：スポーツ報知

上田１１位、横峯は１６位…女子ゴルフ世界ランキング

　女子ゴルフの最新世界ランキングが７日発表され、日本勢のトップは上田桃子で前週の１３位から１１位に上昇した。６日まで行われたクラフト・ナビスコ選手権で日本勢最高の１９位だった横峯さくらが順位を１つ上げて１６位。不動裕理は１８位、宮里藍は２２位でともに２つ順位を下げた。

　上位に変動はかった。

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２０日挙式前に魔裟斗の顔がつぶされる！？…Ｋ―１

Ｋ―１　ＷＯＲＬＤ　ＭＡＸ（９日・広島グリーンアリーナ）の出場選手別会見が７日、広島市内で行われた。５年ぶりの王座奪回を狙う魔裟斗（２９）＝シルバーウルフ＝は、搭乗便が濃霧で広島空港に着陸できなかったため、３時間遅れて到着。対戦するヴァージル・カラコダ（２８）＝南アフリカ＝からは自信満々の挑発を受けた
が、リング上の視界は良好か、それとも―？

　日本のカリスマファイターも、天候には勝てなかった。この日、魔裟斗は東京から空路で広島入りしようとしたが、搭乗機が濃霧のため広島空港に到着できず、伊丹空港へ臨時着陸。タクシーと新幹線を乗り継いで広島入りしたのは、予定から３時間遅れの午後４時過ぎとなった。

　「初めての経験です。リミット（７０キロ）まであと１キロあるし、着いたら走ろうと思ったんだけど…」。最終調整の計画が微妙に狂い、苦笑するしかなかった。２０日にタレントの矢沢心夫人（２７）と都内で挙式するが、花を添えるためにも対日本人４戦４勝のカラコダをＫＯで沈めたいところ。「総合してすべて俺の方が上。いつもどおりやれば」と自信をみせた。

　魔裟斗に自慢のボクシング技術を「せいぜい日本王者レベル」と見下されたカラコダも黙っていない。挙式が控えていると聞くと「気の毒だけど顔がぐちゃぐちゃになるので、いい結婚式にはならないと思うよ」と不穏な予告。嵐を自力で乗り越えて、晴れ舞台に立つことはできるのか。

　◆決勝２試合不満　○…ＭＡＸ史上初の連覇を狙う昨年世界王者のアンディ・サワー（２５）＝オランダ＝は、今年からトーナメントの決勝大会が３試合から２試合へ減ったことに「魔裟斗を有利にするためだろうね」とチクリ。スロースターター型でワンデートーナメントが得意な自分とは対照的に、魔裟斗がワンマッチに強いことを見抜いての指摘とみられる。

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金本、２０００安打あと１…阪神

◆巨人９―１阪神（６日・東京ドーム）　ど真ん中へきた越智の１４５キロのストレートに、金本のバットは空を切った。大量８点差をつけられた９回１死三塁。２０００本へ残り１本と迫って迎えた最後の打席は、豪快な三振に倒れた。

　初回２死一塁。木佐貫のカウント２―２からの６球目、外角低めの速球を中前へはじき返した。「リーチ？　実感？　あんまり」いつもと同様に、記録がらみの話題にはそっけなかった。一方、達成の瞬間が持ち越されたことに小躍りしたのが球団サイドだ。

　「（最終打席の前に）目が合った。アイコンタクトですかね」ネクストバッターズサークルと球団ブースの間で“心の会話”を行ったのが、阪神・沼沢球団本部長だった。Ｘデーとなりそうな８日の中日戦は今季の甲子園開幕ゲーム。熱狂的な虎ファンとともに歓喜の瞬間を迎える。

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西武５連勝で単独首位！ナベＱ監督「フフフッ」笑いも止まらん

◆西武４―３楽天（６日・西武ドーム）　ふふふっ。単独首位に立ったことを試合後に知った渡辺監督が、約３秒間の沈黙後、こらえきれずに表情を崩した。「まあ悪い気持ちはしないけど」笑いも連勝も止まらない。楽天を３タテしての５連勝で、新生レオ特急が走り出した。

　新助っ投の先発・キニーが勝利の立役者だ。８回まで二塁を踏ませない快投。最速１４２キロの直球を微妙に動かし、絶妙な制球力で内外角に散らし、丁寧に低めにも集めた。「今日はコントロールもよかったし、自信を持って投げられたよ」完封目前の９回１死から突然崩れ、グラマンのリリーフを仰いだが、お立ち台では日本語で「オウキニ（Ｏｈ！　ＫＩＮＮＥＹ）」と叫んでスタンドの大喝采を浴びた。

　「キニーは安定していた。相手にしてみれば付け入るスキがなかったと思う」渡辺監督もうなった新外国人の投球術に加え、打の新助っ人、ブラゼルのリーグトップ６号ソロも飛び出し、投打がかみ合っての劇勝だ。「３試合連続で９回満塁のピンチはシビアだったけど、勝てば選手には大きな糧になる」そう言いながら、１２球団最年少となる４２歳の青年監督は「逆（の立場）じゃなくてよかったぁ」と本音も漏らした。

　帰り際、愛車に乗り込んだ渡辺監督は、唯一の気がかりを打ち明けた。「車のタイヤ、まだ（冬用の）スタッドレスのままなんだ。替えたいけど、連勝中だし…」大丈夫。雪道での走行同様、簡単には首位からもスベらない。

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岡ちゃんが柏―新潟戦を視察

日本代表の岡田武史監督（５１）が６日の柏―新潟戦（柏）を代表スタッフらと視察した。２１日から２３日までのミニ合宿招集メンバーを見極めるために視察している指揮官は、３月のＷ杯予選バーレーンの敗戦後初めてイビチャ・オシム前監督（６６）と同席。岡田監督は「あいさつしたけど、通訳がいなかったから」と話し、バーレーン戦の話はしなかったようだ。

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東京Ｖフッキ１勝！新加入エースけん引で８５５日ぶり

◆Ｊ１第５節　神戸０―１東京Ｖ（６日・ホームズスタジアム）　東京Ｖが０５年１２月３日の大分戦以来、８５５日ぶりのＪ１勝利を手に入れた。前半３７分、ＭＦ河野広貴（１８）がゴールを決めて、神戸に１―０で完封勝ち。新加入のＦＷフッキ（２１）は積極的にシュートを放ち、攻撃陣をけん引した。柱谷哲二監督（４３）は指揮官として、札幌時代の０２年３月３１日以来、２１９８日ぶりの白星をつかんだ。神戸は日本代表ＦＷ大久保嘉人（２５）が退場するアクシデントもあり、リーグ戦今季初黒星を喫した。

　勝った。ついに勝った。試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた瞬間、柱谷監督は力強く拳を握りしめ、何度もガッツポーズを作った。東京ＶとしてはＪ１で８８５日ぶりの勝利、柱谷「監督」としては２１９８日ぶりの勝利の味を、全員でかみしめた。

　開幕戦で引き分け、以降３連敗。だが、選手は「下を向く必要はない」と前を見続けた。指揮官もその思いに応えた。多くの選手が居残り練習をする中、グラウンドに遅くまで残り直接指導。５日の練習の最後には「明日（６日）は絶対勝ちましょう！」。短い言葉の中に固い決意が込められていた。待ちわびた勝利に指揮官は「みんなキックオフから、強い気持ちで前へ行く姿勢が出ていた。（今季）初めて先制できたのも良かった」と胸を張った。

　今季初勝利に大きく貢献したのが、この日から東京Ｖの一員として公式戦に復帰したＦＷフッキだ。１人だけでシュート１２本。攻撃陣をけん引した。柱谷監督は「フッキが入ったことによって２、３人引きつけられるので、周りにプレッシャーがかからない」と賛辞を送った。神戸のＦＷ吉田はＤＦ那須に「（ウチは）中盤までボールを運べるけど、前まで行かない」と聞いていた。だが、この日の変わりように「フッキ１人が入るとこんなに（良く）なるんかと思った」と驚嘆した。

　久々に緑のユニホームを身にまとったフッキは「７月に子どもが生まれるんで、ゴールしたかった」と悔しさを見せたが、「これからやっていくうちに、自然とゴールは生まれる」と自信を見せた。フッキという大きな武器を得て、ヴェルディの逆襲が始まった。

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野村引退へ 北京落選、五輪４連覇断たれ心の支え消えた

◆柔道北京五輪代表選考会　全日本選抜体重別選手権最終日（６日・福岡国際センター）　男子６０キロ級で五輪３連覇中だった野村忠宏（３３）＝ミキハウス＝が現役を引退することが６日、確実となった。５日の準決勝で敗れ、この日の強化委員会の選考の結果、北京五輪代表候補から落選。史上４人目の五輪個人種目４連覇への道を断たれ、競技生活を終えることになりそうだ。

　五輪最終選考会となった前日の体重別選手権準決勝で敗れた野村は、この日の強化委員会の選考結果を待ったが、結果は落選。「集大成の北京で最後」と、今回の五輪で柔道生活にピリオドを打つ決意を口にしていただけに、引退することは確実となった。今後については、日を改めて会見する予定だ。

　野村は初出場のアトランタ五輪で金メダルを獲得すると、シドニー五輪、アテネ五輪でも金メダル。アテネ五輪後にも引退を考えたが、２００６年に長男・基晴くん（２）が誕生し、「子供に五輪で勝つ姿を見せたい」と北京へ気持ちをつなげた。だが、北京への道を絶たれたことで決意は固まったはず。前日の敗戦を見守った妻の葉子さん（３４）は「（進退は）本人次第。シドニーやアテネの後も自分で決めていました」と夫に一存する気持ちを話していた。

　大記録を残しながら、五輪のたびに同じ日に試合がある谷亮子の活躍の方に注目が集まっていた。「４連覇と“ママでも金”はどっちが（注目度で）勝つのかな」と言いながらも、今度こそ谷を超える自信はあった。昨年５月、選手生命にかかわる右ひざじん帯断裂の故障を負いながら、選考会に間に合わせたのも、陸上男子走り幅跳びのカール・ルイス（米国）ら過去に３人しか達成していない４連覇という目標があったから。“最後の五輪”という心の支えがなくなり、現役にこだわる理由は少なくなった。

　五輪代表候補には、１０歳下の平岡が選出された。わずかな望みにかけて選考結果を待ったが、落選の報を聞くと、華やかな代表会見に背を向けて会場を後に。五輪無敗のまま現役生活を終える。

　◆野村　忠宏（のむら・ただひろ）１９７４年１２月１０日、奈良県出身。３３歳。叔父の豊和氏は７２年ミュンヘン五輪金メダリスト。９６年アトランタ、００年シドニー、０４年アテネと五輪３連覇。世界選手権は９７年に優勝。得意は背負い投げ。奈良教大大学院出、ミキハウス。１６４センチ。

　◆平岡誓った金　○…野村を抑えて代表候補に選ばれた平岡は「（昨夜は）ほとんど眠れなかった」とホッと息をついた。斉藤仁監督は「平岡は若いだけではなく、結果も出した」と、昨年末から主要大会を続けて制したことを評価した。まだ、アジア選手権が残っているが、「命がけで北京で金メダルを取りたい」と日本としての五輪“Ｖ４”を達成すると誓った。

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マッサ優勝！一貴は１４位…Ｆ１バーレーンＧＰ

◆Ｆ１第３戦　バーレーンＧＰ決勝（６日、バーレーン・サキール国際サーキット）　フェラーリのフェリペ・マッサ（２６）＝ブラジル＝が１時間３１分６秒９７０で今季初優勝、通算６勝目を飾った。同僚のキミ・ライコネン（２８）＝フィンランド＝が２位、ロベルト・クビツァ（２３）＝ポーランド、ＢＭＷザウバー＝が３位に入った。トヨタのヤルノ・トゥルーリ（３３）＝イタリア＝は６位で２戦連続入賞。ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴（２３）は１４位、スーパーアグリ・ホンダの佐藤琢磨（３１）は１７位だった。

　予選１６番手の中嶋はスタートで出遅れると、２周目にはオイルを踏んでスピンしてしまい、１８位まで降下。その後は地道にラップを重ね、１４位でフィニッシュした。レース後は「簡単な日ではなかった。あれ以上、前に行くのは難しかった」と言葉少な。「次のバルセロナ（スペイン・２７日決勝）では、今日のレースから得た教訓を生かしたい」と前を向いた。

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オグシオ初Ｖ！！「北京で金」…バドミントン大阪国際チャレンジ

◆バドミントン大阪国際チャレンジ最終日（６日・守口市民体育館）　女子ダブルス決勝で、北京五輪出場が確定しているアイドルペア、小椋久美子（２４）、潮田玲子（２４）組＝ともに三洋電機＝が河貞恩・金ミン貞組（韓国）に２―１で逆転勝ちし、初優勝を飾った。２人の国際大会優勝は、０５年１０月のデンマーク・オープン以来２年半ぶり３度目。昨年のヨネックスオープンで敗れた相手にリベンジし、北京五輪でのメダル獲得に弾みをつけた。

　最後に潮田のショットが決まると、２人は顔を見合わせて握手を交わした。ファン２５００人と家族の声援を受けて、所属企業の地元・大阪で０５年以来の国際大会優勝。小椋は「ホッとしました。五輪に向けて励みになる」と凱旋Ｖに喜びを爆発させた。

　相手は昨年９月のヨネックス・オープンで負けた世界ランク１５位の韓国ペア（オグシオは６位）。第１ゲームはセットポイントを握りながら５連続失点で落としたが、高速ラリーを粘り強くつないで逆転に成功した。

連戦の疲れで体も悲鳴を上げていた。潮田は古傷の足首に加え、腰痛も訴えた。それでも「オグッチがいるから大丈夫と思った」と信頼して強行出場。小椋も先月のスイス・オープンで右ひじを負傷したが「いつもカバーしてもらっている分、頑張るしかない」と潮田の分まで強烈なスマッシュを打ち込んだ。

　来月１日には五輪出場が正式決定する。「４年間の思いを無駄にしたくない。悔いの残らないよう頑張る」と小椋が言えば、潮田も「目標は金メダル」と意気込んだ。地元でつかんだ金メダルを胸に、北京に向かって突き進む。

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オチョアがメジャー連覇、さくら１９位、藍３１位…米女子ゴルフ

◆米女子ゴルフツアー、メジャー第１戦　クラフト・ナビスコ選手権（６日、米カリフォルニア州ランチョミラージュ　ミッションヒルズＣＣ＝パー７２）　最終ラウンドを行い、単独首位でスタートしたロレーナ・オチョア（メキシコ）が６７で回り、通算１１アンダーの２７７で初優勝した。オチョアは昨年８月の全英女子オープンに続くメジャー大会２連勝で米ツアー通算２０勝目を挙げた。

　宮里藍はバーディーなしの３ボギーで７５とスコアを落とし、通算６オーバーの２９４で大山志保と並んで３１位だった。横峯さくらが７０で２つスコアを伸ばし、通算３オーバーで日本勢最高の１９位。上田桃子は通算９オーバーの４７位に終わった。

　◆ロレーナ・オチョア（メキシコ）米国の大学に留学中にアマチュアで頭角を現し、０４年に米ツアーで初勝利を含む２勝を挙げた。０６年には６勝をマークし、初の賞金女王となった。昨年は４月にアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）を抜いて世界ランキング１位に浮上。初のメジャー制覇となる全英女子オープンを含む８勝を挙げ、２年連続の賞金女王に輝いた。メキシコのグアダラハラ出身。２６歳。

　ロレーナ・オチョア「（メジャー２勝目は）前回よりもさらにハッピーな優勝。最初の連続バーディーで流れをつかめた。素晴らしい１日だった。この好調を維持して、出場する試合すべてに勝ちたい」

　横峯さくら「最終ラウンドに入って、やっと風が分かってきた。アンダーパーで回れてよかった。自分の中でも成長した部分が見えた」

　宮里藍「結果は残せなかったけど、（１打差２位の）初日は大きな収穫だし、今までにないくらいの感触が残せた。次の試合が楽しみ」

　大山志保「やはりパットですね。ショットがすごくよかったのに…。でも苦手のアプローチがうまくいったことで、すごい自信になった」

　上田桃子「情けない成績だけど、手応えもあった。これで終わるか、成長していけるかは自分次第。課題は、自分のショットの距離をもっと理解すること」

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伊達さん、復帰表明「若手の刺激になれば」…女子テニス

女子テニスの日本の第一人者で１９９６年１１月に引退した伊達公子さん（３７）が７日、東京都内での記者会見で「挑戦をしたい」と話し、現役復帰を表明した。今月下旬のツアー下部大会、カンガルー・カップ（岐阜）が復帰戦で、ダブルスでの出場となる。

　世界のトップが集うツアー大会への挑戦は考えておらず、１１月の全日本選手権を目標にする。「若い選手たちにも刺激になればいい」と、晴れやかな表情で話した。

　伊達公子さん「ブランクがどれだけ大きいかは認識している。ランクを上げたいとか、世界へもう一度行きたいということではない。挑戦というかたち。体と相談しながらやっていきたい。若い選手たちにも刺激になれればいい」

参照元：スポーツ報知

長野県がモーグルの上村に栄誉賞

長野県は７日、フリースタイルスキーのワールドカップ（Ｗ杯）女子モーグルで日本人初の種目別優勝を果たした上村愛子（２８）＝北野建設＝にスポーツ栄誉賞を贈呈。村井仁知事が同日午前、県庁での授賞式で、上村選手に賞状と記念盾を手渡した。

　上村は「十数年モーグルをやってきてようやく良い報告ができた」と満面の笑み。「エアも練習不足。もっと強くなりたい」とも語り、２０１０年のバンクーバー冬季五輪での活躍に強い意欲を見せた。

　同賞は国内外のスポーツ大会で優秀な成績を収めた県内の選手や団体を表彰するため、１９８９年に創設。上村選手は長野県白馬村に実家があり、９８年の長野冬季五輪でも女子モーグルで７位入賞、同賞が贈られている。

参照元：スポーツ報知

大場１６Ｋ！６８年ぶり更新！全員だ７連続だ２度目無四球完封だ…ソフトバンク

◆ロッテ０―３ソフトバンク（５日・千葉マリン）　ソフトバンクの黄金ルーキー・大場翔太（２２）が、１６奪三振で今季２度目の無四球完封を飾った。１９９０年の近鉄・野茂（現ロイヤルズ）が記録した１７奪三振の新人記録には１つ及ばなかったが、球団記録を塗り替える快投。７連続を含むプロ野球史上３人目の全員奪三振でチームを首位タイに導いた鉄腕が、新人王へ一直線に突き進む。

　鼻歌すら聞こえてきそうな、悠々の１３２球だった。ロッテの強打者がムキになって挑んできても、大場には状況を楽しむ余裕すらあった。「三振の数はマウンドでも分かっていました」と、いつものポーカーフェースで自慢の直球を投げ込み、クルリクルリと切って取る。９回２死、西岡を右飛に仕留め、ようやく白い歯がこぼれた。

　先月２３日の楽天戦（ヤフーＤ）で無四球完封デビューを飾ったルーキー右腕が、またも大仕事をやってのけた。初回２死一塁からの７連続を含む全員からの１６奪三振は、前身の南海時代の４０年・清水が持つ１５三振を超える球団新記録。９０年の野茂の持つ新人記録の１７三振に肉薄する快投だ。

　天までもが背番号１７に味方した。千葉マリン特有の強風を受け、最速１４６キロの直球は回転数を増し、変化球も大きく揺れた。里崎に２本、左翼ポール際への大飛球を許したが、いずれも風に押し戻されてファウル。八千代松陰高（千葉）時代は「あまりいい思い出はなかった」球場だが、この日ばかりは“神風”が吹いた。

　負ければ貯金がなくなる危機を救った快投に、王監督からも「攻めの投球の典型で、最高の投球だった。完ぺきだったね」と絶賛の嵐だ。先月３０日の西武戦（西武Ｄ）では３被弾で７回５失点。揺らぎかけた信頼を、再び不動のものとした。

　ヒーローインタビュー後、新人らしい初々しさを見せた。鷹ファンが待つ左翼席にサインボールを投げ入れ、内野席のファンとはハイタッチ。通常ではあり得ない敵地でのウイニングランも、抜群の内容と笑顔で許されてしまう。成し遂げた事実の大きさを理解していないのか「球団記録？　そうなんですか。うれしいです」とポーカーフェースだった。

　「三振を取るより、点を入れさせない投球を続けていきたい」と無欲を強調したが、昨年、東都大学リーグ新記録の４１０奪三振を樹立した片りんを早くも披露した鉄腕。新たな「ドクターＫ」伝説が、華々しく幕を開けた。

　◆大場記録メモ
  ▼…ルーキーの大場（ソ）がロッテの出場した９人の打者全員から三振を奪った。全員奪三振を記録したのは延べ１０チームあるが、１人の投手でマークしたのは、０４年の松坂（西）、０５年の川上（中）に次いで大場が３人目になる。一方、ロッテは全員三振を喫したのが、３度目で日本ハムと並び最多になってしまった。
  ▼…大場は１６奪三振をマーク。１試合１６奪三振以上は、１９の野田（オ）をはじめ、１６人目（１８度目）だが、新人では、９０年の野茂（近）の１７個に次ぎ、８０年木田（日）、９３年伊藤（ヤ）に並ぶ記録だ。
  ▼…大場は１回のオーティズ（ロ）から、７人連続で三振を奪った。連続奪三振のプロ野球記録は、５７年梶本隆夫（阪急）、５８年土橋正幸（東映）が記録した９打者連続だが、新人で７人以上続けて三振を奪ったのは、６２年尾崎行雄（東映）、９０年潮崎哲也（西）の８人連続、０３年の和田（ダ）、久保（巨）の７人連続に次いで大場が５人目だ。
  ▼…無四死球完封勝利の大場は、３月２３日の楽天戦でも無四死球完封。２リーグ制となった５０年以降、新人が４月までに２度の完封勝利をマークしたのは、０６年平野佳（オ）以来９人目になるが、無四死球の完封を２度となると、大場が初めてだ。

参照元：スポーツ報知

岡田監督新戦力発掘肩透かし お目当ての清水矢島＆藤本不発

◆Ｊ１第５節　Ｇ大阪２―０清水（５日・万博）　日本代表の岡田武史監督（５１）が５日、Ｇ大阪―清水戦（万博）を視察。「エスパルスで何人か期待して見てたけど、今日はガンバが良かったね」と話し、新戦力発掘は肩すかしに終わった。

　代表は今月２１～２３日に合宿を行う。岡田監督のお目当ては「大木コーチが評価している」（清水関係者）というＦＷ矢島卓郎（２４）と、オシム前監督に呼ばれていたＭＦ藤本淳吾（２４）と見られた。

　しかし矢島は開幕から５戦不発で、清水・長谷川監督はレギュラーはく奪を示唆。藤本も右太もも裏を負傷し、前半で交代。岡田監督は「（Ｇ大阪）遠藤は良かったね」と話したが、合宿にはＡＣＬを戦うＧ大阪と鹿島の選手を呼ばない方針で、収穫は少なかったようだ。

参照元：スポーツ報知

浜口＆伊調千春 全日本故障欠場…女子レスリング

“主役”が消えた！？　レスリングの全日本女子選手権（６日、東京・駒沢体育館）にエントリーしていた７２キロ級の浜口京子（ジャパンビバレッジ）と４８キロ級の伊調千春（綜合警備保障）が故障により欠場することが５日、発表された。浜口は３月のアジア選手権で左手首をねん挫。「ジャパンビバレッジ杯」と所属の冠大会だけに痛みを隠して強行出場を目指したが、我慢の限界を超えたという。赤石光生コーチによると練習再開まで「最低でも２週間」の見込み。伊調は練習中に古傷の左ひざ痛が再発。大橋正教監督は「五輪のために大事を取った」と説明した。

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オグシオ２年連続決勝…バドミントン大阪国際チャレンジ

◆バドミントン大阪国際チャレンジ第４日（５日・守口市民体育館）　女子ダブルス準決勝で、世界ランク６位の美人ペア、小椋久美子、潮田玲子（ともに２４）＝ともに三洋電機＝組が伊東可奈（ヨネックス）、内藤真実（日体大）組に２―０で快勝し、２年連続の決勝進出を決めた。昨年のインカレ王者ペアから７連続ポイントを奪うなど、試合時間わずか３８分の貫録勝ち。潮田は「相手を見て冷静に試合ができた」と笑顔で振り返った。

　ヒヤリとする場面もあった。第１ゲーム後半、潮田がネット際のシャトルを拾った瞬間に足首を軽くひねった。過去にも痛めた足首はテーピングで故障を防止しているが「ちょっと違和感を感じた」。小椋も先月のスイス・オープンで右ひじを負傷し、満身創痍の２人だが「大丈夫です」と気丈に声をそろえた。

　会場は２５００人の観客で満員。この日は小椋の母・光江さんらが地元の三重から駆けつけ、潮田の家族と一緒に応援。６日の決勝では、昨年のヨネックス・オープン２回戦で敗れた世界１５位の河貞恩・金旻貞組（韓国）と対戦。「自分たちのプレーを出したい」（小椋）。リベンジで地元・大阪での凱旋Ｖに花を添える。

参照元：スポーツ報知