オグシオ初Ｖ！！「北京で金」…バドミントン大阪国際チャレンジ

◆バドミントン大阪国際チャレンジ最終日（６日・守口市民体育館）　女子ダブルス決勝で、北京五輪出場が確定しているアイドルペア、小椋久美子（２４）、潮田玲子（２４）組＝ともに三洋電機＝が河貞恩・金ミン貞組（韓国）に２―１で逆転勝ちし、初優勝を飾った。２人の国際大会優勝は、０５年１０月のデンマーク・オープン以来２年半ぶり３度目。昨年のヨネックスオープンで敗れた相手にリベンジし、北京五輪でのメダル獲得に弾みをつけた。

　最後に潮田のショットが決まると、２人は顔を見合わせて握手を交わした。ファン２５００人と家族の声援を受けて、所属企業の地元・大阪で０５年以来の国際大会優勝。小椋は「ホッとしました。五輪に向けて励みになる」と凱旋Ｖに喜びを爆発させた。

　相手は昨年９月のヨネックス・オープンで負けた世界ランク１５位の韓国ペア（オグシオは６位）。第１ゲームはセットポイントを握りながら５連続失点で落としたが、高速ラリーを粘り強くつないで逆転に成功した。

連戦の疲れで体も悲鳴を上げていた。潮田は古傷の足首に加え、腰痛も訴えた。それでも「オグッチがいるから大丈夫と思った」と信頼して強行出場。小椋も先月のスイス・オープンで右ひじを負傷したが「いつもカバーしてもらっている分、頑張るしかない」と潮田の分まで強烈なスマッシュを打ち込んだ。

　来月１日には五輪出場が正式決定する。「４年間の思いを無駄にしたくない。悔いの残らないよう頑張る」と小椋が言えば、潮田も「目標は金メダル」と意気込んだ。地元でつかんだ金メダルを胸に、北京に向かって突き進む。

参照元：スポーツ報知