宮里、上田らが最終調整…全英女子ゴルフ

女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英女子オープン選手権の開幕前日の３０日、英国南部のサニングデールＧＣで練習ラウンドが行われた。宮里藍（２３）＝サントリー＝、上田桃子（２２）＝ソニー＝、佐伯三貴（２３）＝日立アプライアンス＝らが最終調整した。

　宮里は「前回の優勝スコアを参考に、毎日平均４アンダーを出していきたい」と目標を話した。現役最後のメジャーに挑むアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）とともに回った上田は「自分に足りないものがたくさん見えた。勉強になった」と声を弾ませた。昨年７位の佐伯も「昨年と同じぐらいの成績を残せるよう頑張りたい」と抱負を述べた。

　宮里は練習ラウンドを終え「風と雨で違ってくるけど、（４日間で）１６か１７アンダーを狙って自分の世界をつくっていきたい」と力強く目標を掲げた。

参照元：スポーツ報知

イチロー３０００安打達成！…日本選手２人目の快挙

◆レンジャーズ―マリナーズ（２９日・アーリントン）　マリナーズのイチロー外野手（３４）は、１回の第１打席に左前に安打を放ち、日米通算３０００安打を達成した。

　日本のプロ野球選手で３０００安打を達成したのは、３０８５安打のプロ野球記録を持つ張本勲（元東映、巨人ほか）氏に次いで２人目。イチローはオリックスの９年間で１２７８安打、大リーグの８年間で１７２２安打を積み重ねた。

　大リーグではピート・ローズ（元レッズなど）の通算４２５６安打が最多で、３０００安打達成は２７人いる。

参照元：スポーツ報知

清原友情の３８球仕上げ「桑田の魂もらった」…オリックス

数々のドラマを演じてきたＫＫコンビが手を取り合い、夢対決が再現した。オリックス・清原和博内野手（４０）が２９日、スカイマークで、ＰＬ学園、巨人で同じユニホームを着た盟友の桑田真澄さん（４０）＝スポーツ報知評論家＝とフリー打撃で対戦。８月３日の１軍復帰へ向け、魂の３８球に後押しされた。引退後も親友のために練習を重ねてきた桑田さんにとっても、野球人生の大きなピリオドとなった。

　　ヘルメットが脱げ落ちるほど、清原のバットは勢いよく空を切った。桑田さんこん身のラストボールに「うおー」と叫び、白い歯がこぼれた。西武時代の９４年日本シリーズ第５戦で西武球場のバックスクリーンへたたき込んだのと同じ高め直球。「恐怖感や不安いっぱいで、桑田にポンと背中を押してもらった」カクテル光線に照らされたＫＫコンビががっちりと握手し、笑顔で抱き合った。

　全力でぶつかった３８球だ。２人の間には、ケージもネットもなかった。パイレーツのユニホームで桑田さんがマウンドに立つと、０６年９月以来、１年１０か月ぶりにオリックスの戦闘服を着た清原が打席へ。直球を右翼席へ運べば、背番号１８も直球で４つの空振りを奪った。日本シリーズ、球宴では通算２０打数８安打、４本塁打の対戦も、この日は互角だった。

アクシデントは２６球目に待っていた。打球が桑田さんの左足首内側を直撃。患部を冷やすと、休むことなくさらに１２球を投げ込んだ。「会心の当たり。投げ続けたのが不思議だし、心配」と思いを熱くした清原。「お土産をもらいましたね」患部は腫れ、湿布を施すほどだったが、桑田さんはさわやかに笑った。

　ちょうど１年前の７月３０日、プロスポーツ選手では前例のない左ひざの骨軟骨移植手術後、清原はリハビリを開始。小さな一歩を踏み出したこの日は大切な節目だった。復活の儀式も決めていた。３月２８日、桑田さんから引退報告を受けると、１軍復帰直前の打撃投手を頼み、快諾された。

　桑田さんも心で応えた。この日のために、オーナーを務める「麻生ジャイアンツ」などで週５日の練習を続けてきた。「アマのボールは投げたくなかった。しんどいときもあったけど、彼の顔を浮かべてね。でも、きょうでプロの球は投げなくていいんです」とうなずくと「彼らしいホームランを最後に１本見たい」とエールを送った。

　並んで会見を終えると、最後に「頑張ってね」と左手で盟友の背中をそっと押した桑田さん。３１日に１軍に合流し、８月３日のソフトバンク戦（京セラＤ）で復帰する背番号５は「生涯最高の練習をやってもらった。桑田の魂を胸に頑張っていきたい」と心を新たにした。出会って２６年目、お互いにこの日は忘れない。戦いの場へ清原を送り出し、桑田さんは本当の意味で野球人生にピリオドを打った。

　◆過去のＫＫ対決　初対決は８７年４月５日のオープン戦。桑田が直球で清原から三振を奪った。同年のオールスターでは清原が桑田から本塁打を放ち、リベンジした。オールスターでは桑田が８打数１安打に封じているが、日本シリーズでは清原が９４年の第５戦で２打席連続アーチするなど合計１２打数７安打３本塁打と打ち込んでいる。

参照元：スポーツ報知

反町ジャパン不完全燃焼…雷雨に消されたラスト１０分

◆キリンチャレンジ杯２００８　北京五輪壮行試合　日本０―１アルゼンチン（２９日・国立競技場）　北京五輪日本代表は本番前最後の壮行試合をアルゼンチンと戦ったが、後半３８分２５秒に雷雨のため中断、そのまま打ち切られた。残り１０分を切ってビハインドという五輪本番でも想定される状況で、劣勢をはね返すためのラストの総攻撃がテストできなかった。２４日のオーストラリア戦では反町ジャパン初の逆転勝利を決めたばかりだが、流れをものにできず、消化不良のまま、悔しさを胸に、第１戦の地・天津に乗り込むことになった。

　稲妻と豪雨に、北京ロードの仕上げを邪魔された。反町康治監督（４４）が「最後の相手としては格好の場」と臨んだアルゼンチン戦で、総仕上げの時間だけが悪天候に奪われた。「負ける感じはしなかった。不完全燃焼です」ＧＫ西川は空を覆った雨雲を恨めしそうに眺めるだけだった。

　後半３８分２５秒、まさにラストスパートをかける時だった。ボランチの本田拓は「前から行こうと話をした直後に試合は終わってしまった」と悔しがった。中断。まさに水を差された。その６分３５秒後、シンガポール人の主審は両手を広げ、試合終了を言い渡した。

　前線からボールを追いかけ、こぼれ球を拾って波状攻撃を仕掛けることが出来ずじまいに終わった。残り１０分を切り、０―１で負けていた。１次リーグで米国、ナイジェリア、オランダと対戦する。すべて格上。強い相手から少ない時間で何としても得点を挙げなければならない―。この日の後半３８分２５秒の状況は、本番でも十分想定される。５日前のオーストラリア戦で後半４４分に決勝弾を決めたＦＷ岡崎は、後半３２分から途中出場。反町ジャパンのジョーカーは、決定的な仕事をする前にわずか６分で試合が終わってしまった。

　ＤＦ安田がイレブンの意見を代弁した。「あと７分、ロスタイムを入れると１０分あったと思う。カミナリには少しビビったけど、もう少しやりたかった。残り１０分は何があるか分からないから」後半開始から雨が降り始め、選手はピッチ際でスパイクを雨天仕様のものに替えた。エンジンをかける準備は整っていた。

　後半３２分から途中出場したＤＦ長友らは試合後、壮行セレモニーが終わった後でも人工芝ピッチで練習に励んだ。やり残したフラストレーションを晴らすかのようだった。反町監督は「『まだまだ』と書いていただけるとありがたい。ウチのチームは叩かれて、叩かれて強くなってきた」。押し殺した悔しさを持って、中国へと乗り込む。

参照元：スポーツ報知

岡田監督、熱弁６０分“洗脳”…教材にアーセナル＆バルサ

日本代表の岡田武史監督（５１）が候補合宿２日目の２９日、宿舎で自己最長となる６０分間ミーティングを行った。アーセナルの攻撃、バルセロナの守備を教材にしながら、攻守の切り替えなど主なチームコンセプトを伝授。９月のＷ杯アジア最終予選までに、いかに新戦力を発掘できるかがカギだが、ＦＷ大黒将志（２８）＝東京Ｖ＝ら今回初招集となった１０選手もチームへの理解を口にするなど、岡田監督の洗脳術が成功した。

　岡田監督が新戦力の「洗脳」に成功した。練習前、宿舎の一室に全選手を集めて行われたミーティング。映像を使いながら、岡田ジャパンのサッカーのイロハを教え込んだ。「ＶＴＲを使ってチームコンセプトを伝えたんだよ」。自身最長となる６０分間。身ぶり手ぶりを交えながら熱弁をふるった。

　選手の話を総合すると、岡田監督は世界トップクラブのアーセナル、バルセロナのサッカーを教材にしたという。攻撃ではアーセナルの流れるようなパスワークを「見ろ」。守備ではバルセロナの組織的にボールを奪い、速攻に転じる様に「こうやるんだ」。そして「こうやれば、もっと良くなる」と具体的に訴えた。

９月開幕のアジア最終予選まで時間がない中、今回１０人の初招集選手を呼んだ。この３日間は、その１０人にいかにチームの理解度を植え付けられるかがテーマ。そこで、岡田監督は世界トップクラブを例に出し、視覚、聴覚の両方からコンセプトを伝えた。最終予選で、１０人を起用できる状態にするための洗脳だった。

　初招集組の反応も良かった。ＦＷ大黒は「イメージしやすかった。練習でもできていたと思います。あとは攻撃と守備のバランスを考えてやるだけ」と話せば、ＭＦ青木も「鹿島のサッカーと似ているので、イメージしやすかった」と手応えを口にした。

　さらに、岡田ジャパンを象徴するアジア３次予選・オマーン戦（６月）での運動量。コートジボワール戦（５月）での攻守の切り替えからの得点シーンを見せた。「良いプレーを見せて、僕らがプレーしているのを見て、初めての選手には分かりやすかったと思う」とＤＦ中沢。岡田監督が最終予選に向け、下準備を着々を進めている。

参照元：スポーツ報知

Ｖ３へ弾み！「内藤大助物語」１３・６％織田裕二肉薄！

ＷＢＡ、ＷＢＣ世界フライ級ダブルタイトルマッチは３０日、ゴング。都内で２９日、計量が行われ４選手ともに、一発でパスした。ＷＢＣ王者・内藤大助は２８日にＴＢＳテレビ系で放送された「内藤大助物語」が平均１３・６％を記録。同時間帯に放送されたフジテレビ系の織田裕二の主演ドラマ「太陽と海の教室」の１４・４％に肉薄した勢いそのままにＶ３防衛を狙う。ＷＢＡ王者・坂田健史は、勝利で存在をアピールすることを誓った。（視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区）

　空腹がピークに達しているはずの計量直後にもかかわらず、内藤がニヤニヤ…。それもそのはず。自身の自叙伝をドラマ化した「内藤大助物語」が、フジテレビ系の“月９”に肉薄する視聴率をマークしたのだから笑いが止まらない。「大健闘でしょ？　うれしいなあ。リアルだったし、これで負けられなくなったね」と自らに重圧をかけた。

　最高の景気づけになった。「内藤―」は試合も放送するＴＢＳテレビ系で午後９時から２時間にわたり放送。強力な裏番組を相手にしての大健闘だった。フジテレビ系では午後９時からは織田裕二主演ドラマ、１０時からは１８・２％を記録した「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」といずれも人気番組が相手だった。

　いじめられっ子から、はい上がる内藤の生き様が予想外に支持された形となり「やればできるところを見せないとね。いじめられている子にいい影響を与えられるように、面白い試合をして勝ちたい」と意気込んだ。

　調整はこれまでにないほど順調だ。武器であるスピードはさらに増し、変則スタイルから繰り出す“見えないパンチ”にも磨きがかかった。正統派スタイルのイケメン挑戦者・清水を迎撃する準備は万全。「やってきたことを出すだけ。いじめられっ子に勇気を与えますよ」。ボクシング界きっての視聴率男が、新人王獲得で終わったドラマの続編をリングで披露する。

参照元：スポーツ報知

桃子、ソレンスタムと同組…全英女子オープン組み合わせ

３１日に英国南部のサニングデールＧＣで開幕する女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英女子オープン選手権の予選ラウンド組み合わせが２９日に発表され、宮里藍はポーラ・クリーマー（米国）と同組で第１ラウンドは午後零時１０分（日本時間午後８時１０分）、上田桃子は現役最後のメジャー大会に臨むアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）と回り午前７時２５分（同午後３時２５分）のスタートとなった。

　佐伯三貴は午前７時３分（同午後３時３分）にティーオフし、その次の組の不動裕理は世界ランキング１位のロレーナ・オチョア（メキシコ）と回る。横峯さくらは午前１１時５９分（同午後７時５９分）にナタリー・ガルビス（米国）らと同組でスタート。馬場ゆかりは横峯の前の組で回る。

参照元：スポーツ報知

遼、アマ薗田に胸借りる…男子ゴルフ

　男子プロゴルフツアーのサン・クロレラクラシックは３１日から４日間、北海道・小樽ＣＣで開催。石川遼（１６）＝パナソニック＝は在学している杉並学院高の先輩で明大１年の薗田峻輔（１８）への“リベンジ”を誓った。

　石川は２９日午前、薗田、谷原秀人（２９）＝フリー＝とともに開催コースのアウト９ホールを練習ラウンド。薗田は今季プロツアー初出場だが、石川にとっては昨季までチームメートとして、ともに汗を流した先輩。「相変わらずうまい。アマのゴルフじゃない。ぼくの方が上、という技術はなかった」と舌を巻いた。「同じ６Ｉで打っても、自分のボールの方が薗田先輩より転がってしまう。スピン量が違う」。薗田は、初対面の小学４年時から目標にしていた選手。史上最年少優勝、プロ転向を成し遂げてもまだ「負けの方が多い」と尊敬の念は変わっていない。

　それだけに「先輩は勝ちたい相手」と鼻息は荒い。この日は睡眠不足からか疲れた様子で早々にコースを去ったが、石川プロは尊敬するアマに胸を借りるつもりで戦う。

参照元：スポーツ報知

さくら、良郎氏助言に従う…全英リコー女子

【サニングデール（英国）２９日】今季海外メジャー最終戦の全英リコー女子オープンは３１日からサニングデールＧＣ（６４０８ヤード、パー７２）で４日間行われる。日本人選手は６人出場するが、横峯さくら（２２）＝エプソン＝は参院議員の父・良郎氏（４８）と１年ぶりタッグでメジャーに挑む。

　昨年は当日に父がバッグを担ぐことが決まり「準備不足だった」と悔いが残る予選落ちに終わったが、今年は良郎氏が一足先に現地入りしコースを下見。「普通のイギリスのコース」この日のプロアマ戦でもキャディーを務め楽観的な父に、「いつも自信満々」と苦笑いした娘も「クラブの番手ミスはないと思う」と信頼を置く。「ロングホールの距離が短いのでしっかり取りたい」と意気込んだ。

参照元：スポーツ報知

イシンバエワが５メートル０４…陸上モナコ国際

　陸上のモナコ国際は２９日、モナコで行われ、女子棒高跳びでエレーナ・イシンバエワ（ロシア）が５メートル０４の世界新記録を樹立した。１１日のゴールデンガラ（ローマ）でマークした自身の世界記録を１センチ更新した。

　男子百メートルは前世界記録保持者のアサファ・パウエル（ジャマイカ）が９秒８２で圧勝。同四百メートル障害で北京五輪代表の為末大（ＡＰＦ）は４９秒５１で７位だった。同千五百メートルはダニエル・コメン（ケニア）が３分３１秒４９の今季世界最高で制した。

　女子四百メートル障害はメレイン・ウォーカー（ジャマイカ）が５３秒４８、同走り幅跳びはナイデ・ゴメス（ポルトガル）が７メートル１２のいずれも今季世界最高で快勝した。（共同）

参照元：スポーツ報知

宮里、上田らが調整…全英女子ゴルフ

３１日に開幕する女子ゴルフの今季メジャー最終戦となる全英女子オープン選手権を目前に控えた２９日、英国は南部にあるサニングデールＧＣでプロアマ戦などが行われ、宮里藍（２３）＝サントリー＝、上田桃子（２２）＝ソニー＝ら日本勢もコースの感触を確かめた。

　４年前に同じコースで行われたこの大会で、深いラフとバンカーに悩まされた宮里だが「前と変わっていない。でも、４年間で（対策の）知識はできた」と手応えを語った。

　上田は「やり残すことがないよう全力でぶつかって、日本に何かを持ち帰り、また来年も戻って来たい」と抱負を語った。

参照元：スポーツ報知

愛“重責”、桂治“五輪刈り”…結団式で主将＆旗手初仕事

愛＆桂治コンビが笑顔で初仕事！　北京五輪日本選手団の結団式が２８日、都内のホテルで皇太子さまを迎えて行われた。史上最年少の旗手に選ばれた卓球女子の福原愛（１９）＝ＡＮＡ＝は、約７キロの団旗を自分の背丈の倍近くまで高々と掲げるなど、笑顔で初仕事を乗り切った。その後の壮行会では、主将の柔道男子百キロ級の鈴木桂治（２８）＝平成管財＝と息の合った“連携”も披露。アテネ五輪を上回る史上最多５７６人（選手３３９人、役員２３７人）の選手団に弾みをつけた。

　身長１５５センチの小さな最年少旗手が、背丈の倍近い団旗を掲げた。日本選手団公式ウエアのスーツに身を包んだ福原は、約１７００人の前で福田富昭・団長（６６）から柄の長さ２５０センチ、重さ約７キロの団旗を受け取ると、表情がこわばった。野球の星野仙一監督（６１）が「倒れなきゃいいな、と見ていた」と心配する中、両手で掲げ「改めて重さを感じた。１つ目の仕事を終えてほっとしてます」と安どの笑みを浮かべた。

　今月の合宿中に１度、旗手練習を行った。それでも「緊張した」。会場に向かう途中、０４年アテネ五輪で旗手を務めた、親交のある女子レスリング７２キロ級の浜口京子（３０）＝ジャパンビバレッジ＝と携帯メールで５回もやりとり。「私が後ろで見守ってるから大丈夫」と励まされ、力がわいた。ただ、開会式は屋外で風も吹き、競技場を１周する行進は長時間だ。福原は「これから旗手トレします」と課題を自覚した。

参照元：スポーツ報知

錦織は１２２位に下げる…男子テニス世界ランク

男子テニスの最新の世界ランキングが２８日発表され、北京五輪代表の錦織圭（ソニー）は前週の１１２位から１２２位に順位を下げた。

　１位はロジャー・フェデラー（スイス）で変わらなかったが、マスターズシリーズのロジャーズ・カップを制した２位のラファエル・ナダル（スペイン）がポイント差を一気に詰めた。３位はノバク・ジョコビッチ（セルビア）。（共同）

参照元：スポーツ報知

オグ、室伏にトキめいた！シオも興奮！

◆北京五輪日本選手団結団式（２８日）　バドミントン女子ダブルス代表の人気ペア、小椋久美子（２５）、潮田玲子（２４）組＝ともに三洋電機＝は初めての五輪結団式に「すごい」と興奮。他競技の選手とも交流し、小椋は男子ハンマー投げの室伏広治（３３）＝ミズノ＝にトキめいたことを明かした。

　壇上でスピーチする機会はなかったが、オグシオは隠れた主役だった。注目の美人ペアの周囲には、記念撮影や握手を求める人が殺到。潮田は「アジア大会とかの結団式より大きくて雰囲気が違う」と顔を輝かせた。

　小椋はバレーボール男子日本代表主将の荻野正二（３８）＝サントリー＝らと談笑。数々のイケメン選手の中でも、お眼鏡にかなったのはハンマー界の貴公子。「室伏さんとアイコンタクトしたんですけど、超かっこよかったです」と目と目が合った瞬間にハートを射抜かれたことを明かした。

　だが、浮かれてばかりはいられない。中国勢が立ちはだかる厳しい組み合わせが決まり、小椋は「緊張してます」と表情を引き締めた。「いよいよだなと実感しました」と潮田も気合を入れ直した。悲願のメダルを目指し、５日に北京へ出発する。

参照元：スポーツ報知

内藤、体調の良さ強調 坂田「実力をアピール」

ボクシングのフライ級ダブル世界タイトルマッチ（３０日・国立代々木競技場）の調印式と記者会見が２８日、東京都内で行われた。

　ＷＢＣ世界チャンピオンの内藤大助（宮田）は３度目の防衛戦へ「コンディションはすごくいい。万全の状態で上がれると思う」と体調の良さを強調。内藤に挑む同級１３位の清水智信（金子）は「持っている力を百パーセント出して勝ちたい」と話した。

　４度目の防衛戦に臨むＷＢＡ世界王者の坂田健史（協栄）は「できる限りの練習をしてきた。自分の実力をアピールできればいい」と冷静さを見せた。同級３位の久高寛之（仲里ＡＴＳＵＭＩ）は「勝てると思っている」と強気に話した。

　ルール会議でＷＢＡ戦が１ラウンド中３度のダウンでＫＯ負けとなるスリーノックダウン制、ＷＢＣ戦はフリーノックダウン制の採用などを確認した。ＷＢＣ戦のみ４、８回の終了後に採点を公開し、バッティングによる負傷が故意か偶然かの判定などでビデオ裁定を導入する。

参照元：スポーツ報知

渡辺会長「亀田ジム」視察「特に問題はなかった」

プロボクシング亀田兄弟の新ジム設立の推薦人となったワタナベジム・渡辺均会長が２８日、東京・葛飾区の亀田家に隣接予定の「亀田ジム」を視察した。メキシコから帰国したばかりの長男・興毅（２１）ら兄弟らとも会ったという同会長は「特に問題はなかった」と設備面などに不備がなかったことを明かした。独立を申請している東日本協会も近日中に視察する予定で、８月１１日にも正式認可される見込み。

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遼「違い見せる」…“ぽっちゃり王子”に先輩の意地

男子プロゴルフツアーのサン・クロレラクラシックは３１日から４日間、北海道・小樽ＣＣで行われる。長嶋茂雄招待セガサミーカップ３位から一夜明けた２８日、石川遼（１６）＝パナソニック＝は今大会がプロツアー初挑戦の“ぽっちゃり王子”こと青森山田高１年の古田幸希（１６）＝十和田国際ＣＣ＝と練習ラウンドを行った。

　昨年７月の世界ジュニア以来１年ぶりに古田と同伴し、石川は自身の成長を感じ取っていた。午後から強い風に見舞われた中、課題のドライバーショットで「風がない時は（飛距離の）差がなかったが、向かい風の時に幸希より５０ヤードくらい前にいった」と球質の進化を実感。古田を「アプローチの種類も増えていた」と驚かせもした。今季の男子ツアー最長の７５３５ヤードのコースが相手だが「違いを見せられるようにしたい。早くプロになれば、これだけうまくなるところを」と試合を心待ちにしていた。

参照元：スポーツ報知