朝青龍の暴走に協会は不問

横綱・朝青龍（２７）＝高砂＝の暴走行為が不問になった。日本相撲協会の生活指導部長を務める伊勢ノ海理事（元関脇・藤ノ川）は２７日、アロハシャツ姿で暴言を連発した朝青龍に関し「師匠が注意したと聞いているので、呼び出して注意することはない」と明言した。

　力士の生活指導を管理する立場の同理事は、処分はもちろん、一連の経緯を事情聴取する考えもないと断言。事実上、協会は暴走行為を不問にする。当の朝青龍は出げいこを予告していたが、一転して休み。代わりに高砂親方（元大関・朝潮）が大阪市内の部屋で横綱の出現を待ち受けるカメラマンに「また怒られるぞ」と笑えないジョークを飛ばしていた。

　また、ライバル横綱・白鵬（２２）＝宮城野＝は大阪・堺市の宮城野部屋で始動。「寒いけどいい汗をかけた」と充実した表情を見せた。

参照元：スポーツ報知