遼ちゃんが先輩を応援

◆ゴルフ日本アマチュア選手権第３日（５日、愛知・愛知ＣＣ　パー７４）　予選で敗退した石川遼（東京・杉並学院高）が高校の２年先輩、薗田の応援に駆けつけた。

　前夜は一人で悔し泣きしたそうだが「泣いたら切り替えられた」と、この日は笑顔でギャラリーに加わった。父親と敗因を分析したという石川は「フィル・ミケルソンは果敢に攻めるが、ショットを曲げてもリカバリーする。それがうまくなければ攻めても意味がない」と話し、ショットの上達を課題に挙げた。

参照元：スポーツ報知

巨人今季初の５点差完敗

＜巨人３－８横浜＞◇３日◇長崎

　手痛いミスだった。１点を先制された直後、１回裏無死一、三塁からの三ゴロで、三塁走者の矢野がホームを狙ったがタッチアウト。原監督は「初回の走塁ミスで相手を助けてしまった。無理してホームに突っ込む状況じゃなかった」と振り返る。天敵とも呼べる横浜土肥の立ち上がりに、つけ込むことができなかった。

　苦手左腕から４回と５回に１点ずつを奪ったが、６回まで２得点。今季は０勝２敗で、通算成績もこれで３勝１３敗。左足首を痛めている高橋由に代え、１番には代打で結果を出し続けている矢野を抜てきしたが、痛恨の走塁ミスでチャンスをつぶした。原監督は「矢野は張り切りすぎ？　張り切りすぎなのか、能力がないのか…。（矢野は）ここまでいい階段を上ってきているが、まだまだ勉強不足だね」。レギュラー獲得にあと１歩届かない矢野に苦言を呈した。

　終盤まで接戦だったが、頼みの投手陣も８失点。今季５点差以上での敗戦は初めてだった。最後まであきらめずに戦うチーム方針が出ている証拠だが、開幕から勝ち星を積み上げてきた内海が６月９日以来勝ち星がなし、１番で打線を先導してきた高橋由が今季２度目のスタメン外れとなった。長いペナントレースの中で、不安の種は尽きることがない

参照元：nikkansports.com

マー君球宴御礼６勝！打線にもお礼

＜楽天８－６ソフトバンク＞◇３日◇盛岡

　マー君がファン投票１位御礼の白星を届けた。楽天のルーキー田中将大投手（１８）が３日のソフトバンク戦（盛岡）に先発し、序盤３失点も打線が６回に大量７点を挙げ逆転。７回に打球を受け降板も６勝目を手にした。田中が投げると打線が爆発、しかもパ相手では唯一勝利しているソフトバンクが相手と相性の良さは生きていた。地元宮城で開催となる球宴第２戦の先発へ、田中は大きな白星を手にした。

　ベンチ前での勝利の報告に、楽天田中は笑顔で盛岡のファンの前に現れた。ウイニングボールを尻にしまい、野村監督とニッコリ握手。左手のひらから手首にかけてテーピングが施されていても、痛みを押し殺し途中降板した時とは、別人の顔だった。

　７回、先頭の多村のライナーが左手首に直撃した。転がるボールを拾い、懸命に一塁に送球したものの、左手はしびれて力が入らない。ベンチに戻ると、続投を断念。トレーナーの診断では骨には異常はなく、打撲で済んだ。３日は病院にも行かず、４日に仙台の病院でチェックする。試合後は「全然、大丈夫。痛いですけど、心配する痛みじゃない」と毅然（きぜん）と話した。野村監督も「いつものように『行きます』と元気な返事と思ったら『ダメです』だって」と、投げたがりの田中らしからぬ反応に驚いたものの、「次は中３日だな」と余裕のジョークで軽傷を強調した。

　ドラマを呼ぶ男だ。ボール直撃だけじゃない。直前の６回、打線は４番山崎武から１四球を挟んで７連打。１－３の劣勢を一気に逆転。６月２９日に７２歳になってから３連敗中だった野村監督も４戦目で初白星。沙知代夫人からの誕生祝いで「数百万（円）だよ」と言うシャネルの白い腕時計をはめた指揮官は「連打で点を取るのは確率が低い。それが出るのはマー君マジックやな」。勝敗はつかなくても連敗阻止は５度目を数え「ウチのエースだもん」とニンマリだった。

　２日、球宴ファン投票発表でパ先発にトップ当選。この日、全パを指揮する日本ハム・ヒルマン監督が第２戦（宮城）での先発を示唆した。ファンへの御礼とばかりに、ノルマ５勝を果たし、６勝目もゲット。序盤は３点を失ったが「途中から慎重に投げるよう修正できた」と４回以降は無安打に抑えた。田中は「６つ勝てているのが、信じられない。でも現実を受け止め、自信にしたいです。（球宴決定翌日で）もちろん勝ちたかったです。でもチームが勝てたのが一番です」。チームの勝利が左手の痛みを吹き飛ばす。まさに、エースの笑顔だった

参照元：nikkansports.com

巨人高橋由が４年ぶりの月間ＭＶＰを受賞

巨人高橋由が４日、０３年６月以来、４年ぶりに月間ＭＶＰを受賞し、遠征先の福岡ヤフードームで会見した。４割を超えた月間打率について「自分ではそんなに打ったというイメージはなかった。あとから数字を見てびっくりしている」と素直な感想を口にした。

参照元：nikkansports.com

松坂10勝目！初完封は次回にお預け

＜レッドソックス４－１デビルレイズ＞◇３日（日本時間４日）◇フェンウェイパーク

　レッドソックス松坂大輔投手（２６）が２ケタ１０勝目を挙げた。８回１２２球を投げ４安打無失点、９三振を奪った。初完封まであと１イニングだったがパペルボンにマウンドを譲った。デビルレイズ岩村との対戦は三振、三振、左中間安打、三振。日本人メジャーで１年目に２ケタ勝利を挙げたのは野茂（１３勝）石井一（１４勝）に続き３人目となった。防御率は３・５３。

参照元：nikkansports.com

松井、久々のマルチ安打でヤ軍快勝

＜ヤンキース８－０ツインズ＞◇３日（日本時間４日）◇ヤンキースタジアム

　ヤンキース松井秀喜外野手（３３）は「６番左翼」で先発出場し、４打数２安打で勝利に貢献した。中飛、一ゴロ、右翼線二塁打、遊撃内野安打で６月１６日以来久々のマルチ安打を記録。打率は２割７分となった。

　ヤ軍は先発の王建民が７回を４安打無失点と好投。８－０で快勝した。

参照元：nikkansports.com

稼頭央５安打爆発、古巣へ恩返し？

＜ロッキーズ１１－３メッツ＞◇３日（日本時間４日）◇クアーズフィールド

　ロッキーズ松井稼頭央内野手（３１）が古巣メッツ戦で５打数５安打と大爆発した。「２番二塁」で先発出場し、第１打席で左前安打を放つと右前安打、三塁内野安打、二塁内野安打、右前安打と単打５本を打ちまくった。打率は３割１分６厘にはね上がった。

参照元：nikkansports.com

イチロー２安打でついに打率トップ！

＜ロイヤルズ１７－３マリナーズ＞◇３日（日本時間４日）◇カウフマンスタジアム

　マリナーズ・イチロー外野手（３３）が両リーグ打率トップに立った。「１番中堅」で先発出場し、３打数２安打。打率を３割６分９厘として試合前までトップだったタイガース・オルドネスをわずか２毛差上回った。城島健司捕手（３１）は「５番捕手」で先発出場したが、２回に右手人指し指を負傷して途中交代した。

参照元：nikkansports.com

クレスポが南米選手権欠場濃厚

アルゼンチン代表ＦＷクレスポが右脚のけがのため、開催中の南米選手権（コパ・アメリカ）の残り試合を欠場することが濃厚となった。３日、チームドクターが明らかにした。

　クレスポは２日に行われた１次リーグＣ組のコロンビア戦で痛みを訴えた。アルゼンチンは２戦２勝で既に準々決勝進出を決めており、クレスポは３得点を挙げている。

参照元：nikkansports.com

杉山組圧勝モレスモ敗退／ウィンブルドン

＜テニス:ウィンブルドン選手権＞◇８日目◇３日◇オール・イングランドクラブ◇男女シングルス３、４回戦ほか

　全仏準優勝の杉山愛（ワコール）、カタリナ・スレボトニク（スロベニア）組の女子ダブルスが、６－０、６－３のわずか４７分で２回戦を突破した。シングルスでは連覇を狙った世界４位のモレスモ（フランス）が同１０位のバイディソバ（チェコ）に４回戦で敗れる波乱があった。同３位のヤンコビッチ（セルビア）も敗退した。

参照元：nikkansports.com

遼クン予選落ち／アマゴルフ

＜アマゴルフ：日本アマチュアゴルフ選手権＞◇２日目◇４日◇愛知ＣＣ（６９６１ヤード、パー７４）

　史上最年少優勝を狙う石川遼（１５＝杉並学院１年）は上位３２人に残れず予選落ちした。

参照元：nikkansports.com

崔が実現へ意欲「レスナーとやりたい」

【ソウル３日＝趙孝英通信員】崔洪万（２６＝韓国）が強打者を倒し、レスナーとの対戦を実現する。Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ香港大会（８月５日）でゲーリー・グッドリッジ（４１）との対戦が発表された。韓国ソウル市内で復帰会見に臨んだ崔は、脳の腫瘍（しゅよう）に問題がないことをあらためて強調。ハードパンチャーを撃破し、一度は消滅したブロック・レスナー（２９）との夢マッチを現実のものとする。

　レスナーとの夢カードが消滅してから、初めて公の場に姿を現した崔は、苦しんだ日々を告白した。

　崔「ストレスが多かった。おかげで１０キロやせた。（キャンセル後は）人を見たくなかった。韓国にいると余計にストレスを受けるので、わざと日本にいた。ネットでもいろいろいわれていたし、パソコンも見なかった。とにかく、頭を空っぽにして休んだ」。

　カリフォルニア州アスレチック・コミッションの裁定で試合がキャンセルとなり、自身で病状を説明する会見を開き反論した。だが逆に正確に公表したことで、韓国では限界説と、そうした状態で試合を行ってきたことへの批判が上がった。

　この日も地元メディアから質問が出たが「腫瘍は昔からあった。シルムをやるのにも何の支障もなかった。よく知っていたので、生きていくのに支障はない」と、あらためて強調した。

　４月下旬のＫ－１ハワイ大会マイク・マローン戦以来、３カ月ぶりの試合となる香港大会。相手は、健在ぶりを証明するには格好の相手だ。腕相撲世界一で強打者のグッドリッジ。「Ｋ－１の中でも数少ない親しい選手だが、友情をかけて一生懸命やりたい。自分の変わった姿を見せたい」。怪力と打ち合って勝利し、今度こそレスナーとの対戦を実現させる。

　「もちろん対戦したい」。崔はキャンセルが避けられなくなった５月末に対戦を強く望み、レスナーも「当然だ。崔と試合がしたい」と言った。谷川ＥＰも「状況が整えれば、何とかして実現させたい」と、熱意を持っている。

　９月２９日に初めて韓国で行われるＷＧＰ本戦にも、開催国枠での出場が決まっている。失意を乗り越えた韓国の巨人が、完全復活へスタートを切る。

参照元：nikkansports.com

小嶋怪勝、Ｇ１連覇４度目Ｖ／寛仁親王牌

＜前橋競輪：寛仁親王牌＞◇Ｇ１◇最終日◇３日◇優勝賞金２６９６万円

　３７歳にしてなお進化を続ける怪物小嶋敬二（石川）が、高松宮記念杯に続く２大会連続Ｖで通算４度目のＧ１制覇を成し遂げた。赤板先行した永井の番手からフルパワーの２角まくり発進で超高速バンクを制した。注目された自力４車結束の北勢、バンクレコード樹立の荒井も不発に終わらせた。史上初の取得賞金３億円の大きな夢へモンスターパワー全開で挑む。

　超高速バンクに躍ったパワーバトルは、小嶋というモンスターが若き猛者たちの台頭をパワーで粉砕する、あっけない結末となった。屈強の自力型４車を並べた北勢の輪界制覇も、準決でバンクレコード（９秒１）を出した荒井のスピードも無力化してしまった。

　Ｇ１初決勝に緊張する永井に「人が思っているより強いからリラックスして」と、かつて自身も押しつぶされた重圧をほぐした。最終２角から踏み出せば、残り半周は独壇場だ。

　高松宮記念杯に続いてのＧ１連続制覇は、０３年に競輪祭、ダービーを制覇した山田裕仁以来でロイヤルを冠する２大会連続Ｖは初だ。

　圧勝したゴール直後に「今は減って９０キロ台前半かな？」という巨体が胴上げされて宙を舞った。公式プロフィルは８９キロだが１００キロ超もざらだ。しかも、それは最新の科学トレーニングを積極的に導入して、全身を筋肉とパワーの権化に改造し続ける結果だ。一例を挙げると好調時、逆に不調時も血液の精密検査のデータをとり続け「ひと言で説明するのは難しいが、どうやったら最高にレベルを上げ、最高の状態を作り上げられるか、終わりのない実験のようなもの」。契約スタッフらを含めた年間の総経費が数千万円に及ぶこともある。

　身銭を惜しまず肉体改造に精進する３７歳はいまだ進化論の途上。年齢の壁には「日大の大先輩・坂本勉さんは４４歳でまだ自力型。あの滝沢（正光）さんも、自分の年では、まだバリバリの自力型」と一笑に付す。

　筋肉のよろいによろいを重ねたモンスターの加速は止まらない。取得賞金額は約９８００万円に到達した今、２年ぶりのＧＰを初制覇すれば、史上初の３億円レーサー誕生も夢ではない。夢を現実に変えてきた怪物。０７年が輪界の歴史に怪物の名を刻むメモリアルイヤーとなる

参照元：nikkansports.com

ダーレーの馬主資格承認、ＪＲＡ参入

中央競馬の馬主登録審査委員会が３日、都内で開かれ、昨年却下されたダーレー・ジャパン・ファーム（高橋力代表）が賛成多数で認められた。北海道日高町を拠点に生産育成を行う同ファームは、ドバイのダーレー・グループ傘下の日本法人。４日のＪＲＡ審査会を経て、正式に認可される。

　馬主登録審査委員会（ＪＲＡ職員、馬主、学識経験者計１５人以内で構成）で審議された有限会社ダーレー・ジャパン・ファーム（以下ＤＪＦ）の案件は、財務状況を主に検討された後、決が採られた。その結果、賛成が反対の５票を大きく上回って認可。結果はＪＲＡ審査会に送られ、正式に決定する。

　北海道日高町を拠点として生産育成事業を行うＤＪＦは、高橋力氏（ダーレー・ジャパン会長）が９０％、海外のノンバンクが１０％出資する日本法人で０４年に設立。昨年初めて馬主資格を申請した。その時は生産事業の実績不足と直近２期の経常利益の赤字を理由に却下されていた。ＤＪＦは却下理由を不適当として、行政不服審査法に基づく異議申し立てをＪＲＡに対して行っていた。

　これまで大手生産者や馬主が認可に反対してきた理由は、ＤＪＦが、ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）ドバイのシェイク・モハメド殿下が代表を務めるダーレー・グループ傘下であることから、莫大（ばくだい）なオイルマネーが脅威とされた。しかし、日本のパート１国入りが認められて国際的な責任が重くなり、ドバイワールドＣデーには毎年多数の日本馬が参戦するようになった。今年はアドマイヤムーンがドバイデューティフリーを制して、芝の世界最高賞金を獲得。その賞金はモハメド殿下の懐から出ている。道義的な問題からも、直接的ではないにせよドバイ資本の参加を避けられない情勢になっていた。

参照元：nikkansports.com