ウッズらが練習ラウンド…全英オープン１９日開幕

１９日に開幕する男子ゴルフのメジャー第３戦、全英オープン選手権の練習ラウンドが１６日、英国・カーヌスティのカーヌスティ・リンクス（７４２１ヤード、パー７１）で始まり、大会３連覇を狙うタイガー・ウッズ（米国）が早朝から回るなど各選手がコース設定を確かめた。

　この日は朝からの強い風雨が午後になって急速に回復。午前にスタートした昨年５位の谷原秀人は「（距離が）長かった。向かい風ではドライバーで２００ヤード飛ぶか心配だった」と苦笑いしたが、午後にラウンドした近藤智弘は「条件が良かったせいか、それほど難しいとは感じなかった」と話した。

　８年ぶりで会場となるカーヌスティは、全英で使用されるコースで最北に位置する。練習場で調整した武藤俊憲も「明日は天気が悪いそうなので回って経験しておく」と変わりやすい天候への対応を重視した。（共同）

参照元：スポーツ報知

宮里藍は前週と同じ１２位…世界ランキング

　女子ゴルフの最新世界ランキングが１７日発表され、宮里藍は前週と同じ１２位だった。大山志保が１４位で、不動裕理は１９位。１５日終了の日本ツアー、スタンレー・レディースで優勝した上田桃子が順位を４つ上げて２１位となった。

　上位３人はロレーナ・オチョア（メキシコ）カリー・ウェブ（オーストラリア）アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）の順で変動なし。

参照元：スポーツ報知

遼が練習ラウンド…世界ジュニアゴルフ

ゴルフの世界ジュニア選手権に出場する石川遼（東京・杉並学院高）が開幕前日の１６日、米カリフォルニア州サンディエゴのトーリーパインズＧＣ（パー７２）で最終調整に臨んだ後「自分の実力を試したい気持ちがすごく大きくなった」と意欲を示した。

　１５―１７歳の部に挑む石川は、男子代表の古田幸希（青森・三沢一中）前粟蔵俊太（茨城・鹿島学園高）らと練習ラウンド。米男子ツアーのビュイック招待が毎年開催される太平洋沿いのコースの印象を「自然と闘っている感じがする。風を計算してフェアウエーの右や左サイドに打っていく勇気が必要」と話した。

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宇野、悲願へ前進…ＨＥＲＯ’Ｓ

◆ＨＥＲＯ’Ｓミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦　○宇野薫（判定　３―０）永田克彦●（１６日・横浜アリーナ）　日本人対決を制し、悲願のミドル級王者に前進した。目の前で日本人選手が次々と敗れ、重圧で本来の力は出せなかった。それでも的確な打撃でペースを握り、判定勝ち。「緊張で動きが硬かった。こんな試合をしてたら、勝てないと改めて感じました。練習するだけです」と猛省。一昨年は４強、昨年は準優勝。３度目の正直に懸ける。

参照元：スポーツ報知

アドマイヤフジ、北で輝く…２２日函館記念

◆函館記念（２２日・函館競馬場）　今週のメーンは「サマー２０００シリーズ」第２戦の函館記念・Ｇ３。伝統のハンデ重賞で、アドマイヤフジが完全復活を期す。“ディープ世代”の一角として、Ｇ１戦線をにぎわせてきた実力馬。骨折により、４歳時のほとんどを休養、復帰後も本来の走りができずにいたが、ＧＩの宝塚記念で４着に好走した。輝きを取り戻しつつある５歳夏。北の地で、昨年１月の日経新春杯以来の勝利を目指す。

　未完の大器が、ようやく軌道に乗ってきた。空前の豪華メンバーがそろった宝塚記念。アドマイヤフジの評価は１３番人気に過ぎなかったが、後方から脚を伸ばすと、１着アドマイヤムーンに次ぐ３ハロン３６秒４の上がりで４着に食い込んだ。

　「よく頑張ってくれた。いいころに戻ってきたと言えるでしょう」橋田調教師は手応えを口にする。３歳時は、３冠レースでディープインパクトの〈５〉〈４〉〈６〉着。昨年１月の日経新春杯で重賞初制覇を果たし飛躍を期待されたが、その直後に胸椎棘（きょうついきょく）突起骨折のアクシデントがあって、１１か月間も戦列を離れた。首の付け根には、今でもへこみが残る。

　「もともとキ甲のない馬だったのに、余計になくなってしまった」と橋田師は笑うが、目黒記念（３着）に続いてＧＩでも好走。久々の白星が見えてきた。「目黒記念後より、今回の方が回復が早かった。ゴトゴトしたところがある馬だけど、コズミもなかった」児玉助手は状態の良さをアピールする。

　ローカルで走るのは初めて。小回りをどう克服するかがカギだが、函館の重い芝に対しては「パワフルなタイプだから、こなすと思う。距離も２０００メートルは守備範囲」とトレーナーは前向きだ。Ｇ１で力を見せた後のＧ３戦。ハンデは軽くないだろうが、条件そのものは悪くない。

　この夏は「サマー２０００シリーズ」の優勝を狙う。「ここを使う以上は、目標にしていくことになりますね。次は札幌記念か新潟記念か、今回の結果を見て判断したい」と橋田師。重賞Ｖで完全復活を遂げ、夏の主役を突き進む構えだ。

　◆母は函館巧者　母アドマイヤラピスは現役時７勝。函館では３度走り、今回と同じ芝２０００メートルの奥尻特別を優勝。残り２戦も〈３〉〈２〉着に入っている。

　◆叩き良化型　５００キロを軽く超える大型馬。５月の目黒記念で３か月半ぶりに復帰し、宝塚記念を使ってさらに調子を上げてきた。２勝目の若葉Ｓ（０５年３月）は、５か月半の休養からカムバックして４戦目。３勝目の古都Ｓ（同年１１月）は“夏休み”を終えて３戦目だった。

参照元：スポーツ報知

原巨人不可解、同点７回１死満塁で二岡に代打

◆巨人２―４広島（１５日・東京ドーム）　巨人は谷の１８試合ぶりの本塁打で挙げた２点を守れず逆転負け。２度の満塁機を生かせず、４カード連続勝ち越しなしのドロ沼だ。特に７回１死満塁、原監督は５回に守備で超ファインプレーを見せた５番・二岡に対して、１軍昇格したばかりの小関を代打に送る大勝負に出たが、実らなかった。中日が阪神に勝ったため、５月２８日から守ってきた首位の座から陥落。１６日からは球宴前、最後のカードとなる阪神３連戦（甲子園）に臨むが、再び首位に立って前半戦を締めくくることができるか？

　意を決した代打策が、不発に終わった。同点の７回、１死満塁。打席に向かおうとしていた５番・二岡を原監督が呼び止め、「代打・小関」をコールした。犠飛でもスクイズでも併殺崩れでも、勝ち越せる場面。結果は内角の変化球をハーフスイングしての３球三振だ。

　小関「（代打に起用されたことは）それは試合の流れなので。何とか走者をかえそうと思ったんですが…」ベンチの手すりにバットをたたきつけて悔しがった。

　谷の左前安打、敬遠を含む２四球でつかんだ千載一遇のチャンスだったが、続くホリンズも倒れ無得点。結局、９回、３番手の林が代打・嶋に２点適時打されてジ・エンド。中日が阪神に勝ったため、首位から転落。５月２７日以来の陥落だ。

　なぜ、二岡に代打だったのか？試合後、この質問が続いた。

　原監督「勝ち越しのための確率を高くすることが、ゲームの中では大事なことだから。小関は経験も（豊富に）あるということで何とか、と…。５番打者に（代打）というところもあるが、そういうことを考えさせない二岡になってもらいたい」

　二岡には〈１〉得点圏打率がリーグ２位の４割１分１厘〈２〉５回、２死二塁のピンチで梵のライナーを背走キャッチする最高のファインプレーを見せ、気持ちが乗っている〈３〉マウンドの宮崎に対して今季、２打数２安打―という好材料があった。その一方、〈１〉前日（１４日）の試合で好機に併殺打〈２〉左打ちで走力もある小関の方が併殺のリスクも減る―という対極のデータも浮かんだ。一瞬の判断を迫られる場面で葛とうし、代打を告げた。

　二岡「ベンチの指示ですから、しょうがないです。それしか言えないです」

　一方、宮崎は「二岡さんなら『やばい』と思ったんですが…」と試合後、振り返った。

　その後も勝利への執念を見せた。８回、２死。栗原が高橋尚にタイミングが合っていたと判断し、豊田にスイッチ。その裏、豊田をそのまま打席に立たせ、続投を選択したが、９回、先頭・新井、アレックスと連打を許した。そして、林が嶋に痛恨のヒットを許した。７月に入り、５度目の逆転負けだ。

　交流戦終了後、５カードを消化して勝ち越したのは６月２９日からの広島３連戦のみ。貯金は５月３０日以来のひとケタとなる９となった。１６日からは甲子園に乗り込み、阪神と前半戦最後の３試合に臨む。今は、ただ我慢するしかない。

参照元：スポーツ報知

松坂、ランニングで調整

　レッドソックスの松坂大輔投手は１１勝目を挙げたブルージェイズ戦から一夜明けた１５日、ランニングなどで調整した。

　前日は２本塁打を浴びて６回４失点。疲労を口にしたが「特別なことはしない。我慢して体調が上がるのを待つだけ。必要を感じたらするけど、今は強めのキャッチボールや遠投をもっとやりたいくらい」と話した。

参照元：スポーツ報知

松井秀、岩村とも２安打

　◆デビルレイズ６―７ヤンキース（１５日・セントピーターズバーグ）　ヤンキースの松井秀喜は「５番・左翼」で５打数２安打だった。打率は２割７分７厘。デビルレイズの岩村明憲は「１番・三塁」で５打数２安打。打率は２割８分５厘。

　松井秀が走攻守に活躍、６月２２日以来の“貯金”に貢献した。３回２死二塁、左前安打に「投げやすい体勢で捕れた。スローは２バウンドになってしまった」。二塁走者を本塁で刺した。１点を追う８回無死二塁では、走者を進める打撃で一、三塁と好機を広げた。そして１死後には「（左翼手が）見えるので、いい送球が来たら戻ればいい」とカノの左飛で二進。フィリップスの左前打で勝ち越しのホームを踏んだ。

　岩村は終盤に２安打して反撃機をつくったが、チームは１点差の敗戦。８回２死満塁で、ジーターの三遊間への強い当たりを横っ跳びで捕ったが、一塁送球がやや遅れて内野安打に。「ボールが右手の中で遊んでしまってああいうプレーになった。悔やまれます」と逆転負けに顔をしかめた。

　ヤンキース・松井秀「今日も苦しい試合だった。最終的に勝てて良かった。こういう接戦をものにできれば次につながる」

　◆松井秀の打席別結果
  第１打席　２回　左飛
  第２打席　４回　左安打
  第３打席　６回　遊ゴロ失
  第４打席　８回　右安打
  第５打席　９回　三振

　◆岩村の打席別結果
  第１打席　１回　投直
  第２打席　２回　三邪飛
  第３打席　４回　遊ゴロ
  第４打席　７回　中安打
  第５打席　９回　中安打

参照元：スポーツ報知

斎藤、ボンズ斬り！２４セーブ目

　◆ジャイアンツ３―５ドジャース（１５日・サンフランシスコ）　ドジャースの斎藤隆投手は５―３の９回に５番手で登板、１回無安打無失点で２４セーブ目をマークした。

　斎藤が、ボンズ斬りで昨年記録したセーブ数に並び、２試合連続の救援失敗を乗り越えた。２者連続で二ゴロに仕留めると、前日は四球を許したボンズに対しても真っ向勝負。カウント２―３から最後は内角の真っすぐで打ち取った。

　ドジャース・斎藤「挽回する機会が早ければいいと思っていた。良かった。いい形でここから戦っていける。これからも攻める気持ちを忘れずに自分の仕事をしていきたい」

　◆斎藤の投球内容
  回数　１
  打者　３
  球数　１２
  被安打　０
  奪三振　０
  与四死球　０
  失点　０
  自責点　０

参照元：スポーツ報知

斎藤、ボンズ斬り！２４セーブ目

　◆ジャイアンツ３―５ドジャース（１５日・サンフランシスコ）　ドジャースの斎藤隆投手は５―３の９回に５番手で登板、１回無安打無失点で２４セーブ目をマークした。

　斎藤が、ボンズ斬りで昨年記録したセーブ数に並び、２試合連続の救援失敗を乗り越えた。２者連続で二ゴロに仕留めると、前日は四球を許したボンズに対しても真っ向勝負。カウント２―３から最後は内角の真っすぐで打ち取った。

　ドジャース・斎藤「挽回する機会が早ければいいと思っていた。良かった。いい形でここから戦っていける。これからも攻める気持ちを忘れずに自分の仕事をしていきたい」

　◆斎藤の投球内容
  回数　１
  打者　３
  球数　１２
  被安打　０
  奪三振　０
  与四死球　０
  失点　０
  自責点　０

参照元：スポーツ報知

イチロー死球で途中交代！城島は出場せず

◆マリナーズ７―１１タイガース（１５日・シアトル）　マリナーズのイチローは「１番・中堅」で２打数１安打１打点。５回の死球の後、二塁へ進んでから代走と交代した。打率は３割５分。城島健司は出場しなかった。

　イチローが珍しく苦痛に顔をゆがめた。５回無死一塁での第３打席。昨年の新人王右腕バーランダーの１５０キロを超える速球を右ひざ上にまともに受けた。トレーナーが駆け寄り、試合は数分間中断。何とか一塁に立ったが明らかに足を引きずっていた。暴投で二塁へ進んだ後、ベンチはプレー継続を見合わせ代走を送った。

　マリナーズ・イチロー「（３打席目、右ひざ上に死球）エックス線検査で（骨に）異常はないです」

　◆イチローの打席別結果
  第１打席　１回　左安打
  第２打席　２回　二ゴロ　打点１
  第３打席　５回　死球

参照元：スポーツ報知

三都主、宮本は出場せず、ザルツブルク敗れる

サッカーのオーストリア１部リーグで三都主アレサンドロと宮本恒靖が所属するザルツブルクは１５日、オーストリア・パシングでケルンテンに０―１で敗れた。三都主、宮本はともにベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

　ケルンテンは昨季までのスーパーファンドで、所在地移転でクラブ名が変わった。（共同）

参照元：スポーツ報知

オシム監督、４万人黙らせろ！“敵を味方に”秘策伝授…１６日アジア杯ベトナム戦

◆サッカー　アジア・カップ　▽１次リーグＢ組最終戦　ベトナム―日本（１６日、ハノイ）【ハノイ（ベトナム）１５日】日本代表のイビチャ・オシム監督（６６）が、４万人の地元観衆を味方につける秘策を授けたことが１５日、分かった。１６日の１次リーグ最終戦、ベトナム戦に向け、老将は公式会見では慎重なコメントを連発。実はその裏で、選手に早い時間帯に得点しサポーターを意気消沈させ、逆に４万観衆が相手のプレッシャーとなるような展開に持ち込むことを指示した。目指すは４大会連続の１位突破だ。

　老将が使い分ける「表と裏」の顔。ベトナム戦前日も、それは見事に浮き彫りとなった。公式会見では慎重なコメントに終始。「ベトナムにとって歴史的な試合になる。ホームであり、ベトナムがいいゲームをする可能性はある」と相手を持ち上げたかと思えば、選手やスタッフが口をそろえる１位突破に関しても、「通過することがまず優先。通過した後でほかのことについて考える」と、独特な言い回しでけむに巻いた。だが、それはもちろん、本心ではなかった。

　今大会１勝１分けと負けなしのベトナム。勢いを生み出す最大の要因はスタンドを埋める４万を超える大観衆だ。オシム監督は、誰もが恐れる逆風に自分もおびえているかのように振る舞い、実は選手にはそれが日本の追い風となる可能性を指摘。「相手には４万人のサポートがある。こちらは心理的に厳しいが、それをひっくり返してみろ！　そうすれば、相手は精神的にその倍きつくなるんだ」と、指示していた。

　その秘策のポイントは、早い時間帯の得点にある。俊輔はベトナムに関して、「カタール戦で１点取られてから極端に動けなくなった。（サポーターも）期待してた分、静かになったり、やっぱり日本が違うなと４万人が思えば、向こうは動きが鈍くなる」と話した。早い段階でゴールを奪えれば、大群衆が逆に相手に重圧となり、焦りも生み出せる。

　「中国大会もそうだった」と俊輔。３年前の前回大会決勝は、反日感情が渦巻く中、地元・中国と対戦。６万を超える地元観客が敵となった。だが、前半２２分にＭＦ福西のゴールで先制すると、スタジアムは意気消沈。一気に日本のペースに持ち込むことができ、結果、３―１と快勝している。

　「余計なことを口走って、ただでさえモチベーションが上がっている相手を勇気付けるようなことはしたくない」会見の終盤、そう言って幕を引いた指揮官だが、さすがに一筋縄ではいかない。その思惑通りに展開すれば、日本の１位突破は開かれる。

　◆日本の勝ち上がり　最終戦で日本負け、カタール勝ち以外なら、日本は１次リーグを突破。日本は勝つか、または引き分けてもカタールがＵＡＥに引き分けか負けなら１位となる。※の場合、勝ち点５で日本、ベトナム、カタールが並ぶ。順位決定は勝ち点が同じ場合、〈１〉３チーム間での得失点差〈２〉同総得点〈３〉１次リーグ全体の得失点差〈４〉同総得点の順に決め、日本とベトナムは〈３〉までは同じだが、〈４〉で日本が上。カタールの結果に関係なく、日本の２位以上が確定。さらに日本―ベトナム戦が０―０ならカタール１位、日本２位。２―２以上なら日本１位、ベトナム２位。１―１の場合の順位は、カタールの３戦目の得失点次第となる。

参照元：スポーツ報知

白鵬、史上初１０・２３今治城で土俵入り

　◆大相撲名古屋場所８日目　○白鵬（はたき込み）豊ノ島●（１５日・愛知県体育館）　横綱・白鵬が１０月２３日の愛媛・今治市の今治城敷地内で行われる秋巡業で、横綱土俵入りすることが１５日、明らかになった。１６０４年に築城された今治城内にある吹揚公園で行うもので、城内での土俵入りは史上初の快挙。由緒ある場所で、力強い不知火型を披露する。

　白鵬はこの日、豊ノ島を下し８連勝。「小さい相手だから」と、警戒していた相手に懐に潜り込まれる場面もあったが、何とかはたき込んだ。１場所１５日制（１９４９年夏場所）以降に誕生した２９人の新横綱では玉の海、隆の里、旭富士に続き４人目のストレート給金。しかも全員が不知火型の土俵入りを選択。「縁起がいい」と話した。

　台風の影響を心配された名古屋市内のけいこ場も難を逃れ、一安心。「８連勝？　場所前からそういう気持ちでやっていたけど、ほっとしちゃだめ」今の白鵬に、油断はない。

参照元：スポーツ報知

出たぁ！３年ぶり朝青スペシャルつり落とし…名古屋場所８日目

　◆大相撲名古屋場所８日目　○朝青龍（つり落とし）高見盛●（１５日・愛知県体育館）朝青龍スペシャルが３年ぶりにさく裂した。３場所ぶりの復活優勝を狙う横綱・朝青龍（２６）＝高砂＝は東前頭４枚目の高見盛（３１）＝東関＝を必殺のつり落としで破り１敗を死守。朝青龍スペシャルと呼ばれるつり落としでの勝利は０４年夏場所以来、約３年ぶり。必殺技の復活が逆転Ｖへの最高の弾みとなる。全勝は横綱・白鵬（２２）＝宮城野＝と関脇・琴光喜（３１）＝佐渡ケ嶽＝で変わらないが大関・魁皇（３４）＝友綱＝が敗れ１敗は朝青龍と平幕の豊真将（２６）＝錣山＝の２人となった。

　朝青龍の全身に忘れかけていたパワーがよみがえった。約２年ぶりの対戦でいつも以上に過剰な高見盛のパフォーマンスに闘志が沸点に達した。「何だ！　と思うぐらい向こうが気合入ってたからこっちも気合入った」立ち合いで激しく当たると強烈なもろ差しで高見盛のまわしを引きつけた。クライマックスは次の瞬間だ。

　両腕で１８８センチ、１４３キロの“ロボコップ”の体を挟み込むようにつり上げた。「まっすぐ上げたからどこに落とそうかと思った」。足をばたつかせる敵をあざ笑うかのように土俵にたたきつけた。出たぁ。つり落としだ。朝青龍スペシャルがさく裂だ。あまりの勢いに最後は高見盛の背中に乗っかってしまうほど。本場所では０４年夏場所１０日目の琴光喜戦以来、約３年、１９場所ぶりの復活だ。「向こうの気合にこっちも気合で返してやった。相撲は気合だよ」久々の荒業復活はＶ２０の横綱に闘志がよみがえった表れだった。

　初日で黒星を喫し１敗で全勝の新横綱・白鵬らを追う。古傷の左ひじはいつ痛みが再発するか分からない苦しい場所だが前夜、母国モンゴルから勇気をもらった。モンゴルを訪問中の皇太子さまが出身地のハラホリンを視察され、両親が所有する遊牧民の住居「ゲル」を案内したのだ。「両親から電話があった。皇太子さまがいらっしゃってくれてうれしいです」。母国での感激が横綱を支えた。

　北の湖理事長は「こういう相撲を取れば乗ってくる」と評価。今場所は夜も出歩かず全神経を土俵に集中している。折り返しの後半戦。白鵬に主役の座は譲らない。

参照元：スポーツ報知

ミスターも感激！谷口やった予告Ｖ…セガサミーカップ最終日

◆男子プロゴルフツアー　長嶋茂雄招待　セガサミーカップ最終日（１５日、北海道・ザ・ノースカントリーＧＣ、パー７２）　ミスター、予告Ｖです！　谷口徹（３９）＝フリー＝が５バーディー、１ボギーの６８で回り、通算１２アンダーで大会前からの予言通りの完全優勝を果たした。前週のウッドワンオープン広島に続く自身３度目の２戦連続Ｖ。大会名誉会長の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督（７１）から優勝トロフィーを受け取り全英オープンでの活躍を誓った。バーディーなどをポイント制で争う長嶋茂雄賞は尾崎健夫（５３）と小田孔明（２９）＝ともにフリー＝が獲得した。

　ミスターと初対面した谷口は、プロ野球選手を夢見ていた小学生のころにタイムスリップした。念願の表彰式でミスターからトロフィーを受け取り「優勝おめでとう」と祝福された。握手し、優勝スピーチは隣で見つめられた。「体が小さくて野球はあきらめたけど、ゴルファーになって良かった」と満面の笑みをみせた。

　３打リードで迎えた８番。１・５メートルにつけた小田より先に、ピン左奥エッジから９メートルのバーディーを決めプレッシャーをかけた。小田も入れ返したが、その後も終始リードを保った。２位に３打差の完全Ｖ。１８番で沈めた５０センチのウイニングパットには、テラス席で観戦していたミスターからも拍手が送られた。

　表彰式後はＶＩＰルームでミスターと談笑。「前からパットうまいなあ」と、昨年など３度も平均パット１位になった実績をほめられた。「僕を知っていてくれたなんて…」１０分の予定だった懇談は盛り上がり、２５分間も至福の時を過ごした。

　小学生のころは投手兼ショート。地元の近鉄ファンだったが、ＯＮだけは別格だった。次週の全英オープン（１９～２２日・カーヌスティＧＬ）に備え欠場するプランもあったが「絶対にカップをもらう」と強行日程を選んだ。ミスターに“力水”をもらい、世界の舞台での活躍を胸に誓った。

　賞金ランクもトップに浮上。「優勝しようと思って来て逃げ切れた。昔のゴルフを思い出しましたよ」０２年以来の賞金王にも大きな自信になった。通算１３勝目は、過去のどの勝利よりも格別だった。

参照元：スポーツ報知

日本は決勝進出…ソフトボール

◆ソフトボール女子Ｗ杯（１５日、米オクラホマシティー）　１次リーグを行い、日本はベネズエラに４―１、中国に３―１と連勝、通算４勝１敗で２位となり、１位の米国とともに決勝に進出した。

　ベネズエラ戦は一回に４点を奪い、藤原（日立ソフトウェア）―江本（豊田自動織機）の継投でリードを守った。中国戦では広瀬（太陽誘電）の本塁打などで３回までに３点を取った。（ＡＰ＝共同）

参照元：スポーツ報知