高原、復帰まで３、４週か…ブログで公表

　サッカーの日本代表でドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属するＦＷ高原直泰は９日、７日に行われた練習試合で負傷した右ひざの状態について「右ひざの内側を伸ばした。今のところ、復帰までは３、４週間くらい」などと自身のブログで明らかにした。

　高原は「復帰が早まるかもしれないし、遅れることもある。まだ患部に痛みがあるので、とりあえず痛みがなくなるまでは復帰の時期も見えてこない」としている。

参照元：スポーツ報知

ベッカムがＭＬＳデビュー

米プロサッカーリーグＭＬＳのロサンゼルス・ギャラクシーに新加入したＭＦデービッド・ベッカムが９日、ワシントンでのＤＣユナイテッド戦に後半２７分から出場し、ＭＬＳデビューを果たした。

　敵地ながら背番号２３がボールを持つと、４万６６８６人の観衆から歓声が上がった。４０メートル弱の位置からＦＫをゴール前の味方に合わせたが、見せ場はあまりなく、チームも０―１で敗れた。

　６月に左足首を痛めた影響で、米国ではチェルシー（イングランド）との親善試合で後半途中から出場しただけで、５日のトロント戦は欠場していた。３２歳は「ほとんど何もしないまま８週間を過ごした後で大変だったが、今夜戻ってこられたことはうれしい」と話した。（ＡＰ＝共同）

参照元：スポーツ報知

白鵬「綱の自覚」強調…夏巡業超満員２０００人

　朝青龍騒動をよそに、もう一人の横綱・白鵬（２２）＝宮城野＝は９日、夏巡業の北海道・清水町で巡業の大切さを説いた。「巡業は大好き。見に来た子どもが将来、力士になるかもしれない」と角界の看板を背負う横綱の自覚を強調した。

　自覚は朝げいこにも表れている。６日の青森・深浦に続き新大関・琴光喜（３１）＝佐渡ケ嶽＝との三番げいこを披露。８勝２敗と圧倒し超満員の２０００人を喜ばせた。春巡業では、けいこをしない力士が続出し大島巡業部長（元大関・旭国）が激怒したが、今回はほとんどの幕内力士が連日参加し、活気ある雰囲気を作り上げている。朝青龍不在をまったく感じさせない状況に大島部長は「白鵬がみんなを引っ張って活気づけている」と目を細める一方で、朝青龍については「もうそんなの忘れた」と突き放した。

参照元：スポーツ報知

朝青龍会見も入院も拒否…高砂親方１時間４０分面会も成果なし

２場所出場停止などの厳罰から急性ストレス障害などと診断された横綱・朝青龍（２６）＝高砂＝の自宅を９日、師匠の高砂親方（元大関・朝潮）が処分決定後、２度目の訪問。記者会見を開かせようという交渉は約１時間４０分にわたったが、説得は失敗に終わった。それでも高砂親方は「前向きな考えを示してくれた」と、１０日以降も説得に出向く方針。師匠と弟子のせめぎ合いは、長期戦の様相を呈してきた。

　粘りに粘った話し合いは、実ることはなかった。約１時間４０分。苦笑いすら浮かべた高砂親方が口を開く。「今日は説得に失敗しました」。『記者会見→入院』の流れをつくるべく意気込んだ２度目の交渉。訪問前には「もう終わらせたい。本人もつらいと思うから。しっかり話すことができれば連れ出すよ」と自信を見せていたが、見事にはね返されてしまった。

　６日の訪問時より話せるようになったという朝青龍。高砂親方は「とりあえず記者会見を開こう。それから通院、入院をしようと言い続けた」と打開策を提案。だが、朝青龍は声を荒らげることはなかったが、「どうして？　なぜ？」と時折、涙ぐみながら拒否した。「朝青龍は、どうしてこんなになってしまったのか、というジレンマがあるのだろう」明確な答えを出せないまま、時間だけが過ぎてしまった。

　両国国技館内の日本相撲協会に１人で戻った親方は、北の湖理事長に報告。理事長は「治療に専念してほしい。とにかく師匠が気配りしてあげないと」とコメント。早期解決を望む理事長は、高砂親方の意向を尊重する考えで、自ら動くことはなく、師弟間で出す答えを認める方針だ。

　問題は泥沼化してきた。ここにきて協会幹部から高砂親方の指導力への批判が続出。処分が下った１日に、朝青龍に会見をさせ、早い段階で話し合いを持てば、事態はここまで大きくならずに済んだ可能性は高い。

　「モンゴル帰国はない。進退についても話していない。あしたも行くよ。本人も気持ちをぶつけてくれた。もうちょっとで出てきそうだ」手応えを口にする高砂親方。１０日も説得に出向くが、まったく先の見えぬまま事態は混迷が続きそうだ。

参照元：スポーツ報知

遼まさかコロコロ池ポチャ…全国高校選手権個人の部第１日

◆ゴルフ全国高校選手権個人の部第１日（９日、高知・土佐ＣＣ　パー７２）　まさかの池ポチャ＆トリプルで王子が沈んだ。石川遼（１５）＝杉並学院１年＝は３バーディー、２ボギー、１トリプルボギーの７４で回り、首位と１０打差の５８位発進となった。３番ウッドで打ったティーショットが池に入る９番のアンラッキーに加え、団体戦に続いて１２番でＯＢを叩き、優勝は厳しくなった。首位は８アンダーの矢代直仁（千葉学芸）、女子は中山三奈（滝川二）、大野和樹（立正）が２アンダーでトップに立った。

　不運としか言えない。９番パー４。３００ヤード先に池があるが、３Ｗでは絶対に届かない距離。しっかり計算して刻んだはずが、ボールはフェアウエーを転がり、痛恨の池ポチャ。「完ぺきなスイング。でも天気や地面の状態が違った。ラッキーじゃなかった」と石川は肩を落とした。

　ミスでリズムが変わった。団体戦でＯＢをした１２番では「ティーグラウンドに向かうにつれて表情がこわばった。間とか歩幅とかが違ったり、焦りがあった。自分のスイングじゃなかった」。修正ができないまま打ったティーショットは右へＯＢ。打ち直しも右に行き、暫定球を打つほどショットは精度を欠いた。

　冷静さを失った１５歳。５打目のアプローチで寄せられなかった場面では、悔しさのあまり、ウエッジを蹴る仕草をみせた。結局、このホールはトリプルボギー。Ｖ争いどころか２オーバーに「気合を入れて臨んだんで…」と唇をかんだ。

　大会に向け、父・勝美さん（５０）から「プロの試合で勝っているんだから、アドバイスを参考にするのはいいけど、違うと思ったら意見を通しなさい」と助言された。自分を信じドライバーを握ると、１８番では３００ヤード超えの会心ショット。「思った通りの弾道で気持ちよかった」と笑顔が戻った。

　首位とは１０打差。逆転は絶望的だが「バーディーを狙って、上位を苦しめるようなつもりでプレーしたい」最後まで上位争いを演じてみせる。

参照元：スポーツ報知

ウッズは２３位と出遅れ…全米プロゴルフ第１日

◆男子ゴルフ　全米プロ選手権（９日、米オクラホマ州タルサ　サザンヒルズＣＣ＝パー７０）　第１ラウンドを行い、２連覇を狙うタイガー・ウッズ（米国）は１オーバーの７１で首位に６打差の２３位と出遅れた。ウッズは４バーディーを奪ったものの、５ボギーでスコアを落とした。

　日本勢は片山晋呉が６オーバーで１０３位。谷口徹が７オーバーで１１６位、今田竜二が１２６位と大きく出遅れた。

　グレーム・ストーム（英国）がボギーなしで５バーディーを奪い、５アンダーで単独首位に立った。ジョン・デーリー（米国）が２打差の２位で追っている。（共同）

　片山晋呉「そんなに悪くないが、ラフにいくとどうにもならない。あしたは少ないオーバーパーで回りたい。アンダーは出ないから」

　谷口徹「ドライバーが曲がってしまった。やれるコースだと思えるだけに悔しい。情けない」

　今田竜二「参った。降参です。フェアウエーは狭いし、グリーンは（踏まれて）ボコボコだった。実力がないからツキもめぐってこない」（共同）

参照元：スポーツ報知

武蔵の本大会推薦枠厳しい

Ｋ―１ワールドＧＰ香港大会で、負傷敗退した武蔵（３４）＝正道会館＝は他力本願で本大会（９月２９日・ソウル）出場を狙う。谷川貞治イベントプロデューサー（４５）は９日、推薦枠２人の候補について「今年の実績からいうとレイ・セフォーと沢屋敷（純一）。武蔵は３番手」と説明。逆転出場には、ラスベガス大会（日本時間１２日）でセフォーがビヨン・ブレギーに敗れるか、ファン投票による救済に期待するしかなくなった。

参照元：スポーツ報知

１５歳ＨＩＲＯＹＡタイでプロデビュー…Ｋ―１秘蔵っ子

Ｋ―１天才少年ファイター、ＨＩＲＯＹＡ（１５）＝フリー＝が、９月１日にタイ・バンコクで開催されるムエタイ日タイ交流戦（国立競技場内チャンタナインヨン体育館）に出場することが９日、発表された。４月にタイに留学して以降、６月のアムステルダム大会で海外デビューを果たしたが、タイではこれがプロ初陣。対戦相手はタイ人選手となる。

　大会はひじ打ちありのムエタイルール。谷川貞治イベントプロデューサー（ＥＰ、４５）はＦＥＧ主催以外の大会に出場させることには慎重だったが、留学から５か月たち「そろそろ経験を積ませても良いのではないか」と判断。調整がつけば１０月３日のＫ―１　ＭＡＸ（日本武道館）にも出場させる計画。ＨＩＲＯＹＡは夏休みを利用して一時帰国。１６日のＫ―１トライアウトの大会にゲストとして来場する予定だ。

参照元：スポーツ報知

虎フリー打撃状態！アニキ４安打、矢野２発…大爆発３位浮上

◆巨人２―１５阪神（８日・東京ドーム）　岡田監督の予言が的中した。前日（７日）の敗戦後「明日は打線が打ちよるよ」と言った通り、猛虎打線が大爆発。５回に矢野の４号２ランなど６安打で６点。８回にはシーツ、矢野、関本の１イニング３発などで７点。２年ぶりの１５得点で、巨人戦では史上２位となる１３点差の大勝だ。

　５回、無死一塁で鳥谷が四球を選ぶと、赤星のバント安打が木佐貫の一塁悪送球を誘って、先取点を奪った。「あれで吹っ切れた」と岡田監督がほくそ笑み、シーツ、代打・浜中の適時打など、一気攻撃をかけた。

　今季初の４安打となったシーツは「こういう形で勝てるのは自信になる」と胸を張った。金本も初の４安打で２打点。「単打ばかりで疲れたわ」とぜいたくな不満を口にしたが、史上２０人目の３５００塁打にあと１とした。５番の林も３安打１打点で、クリーンアップ３人が猛打賞。今季初のそろい踏みとなった。

　「予言は選手に暗示をかけた？　そんなんちゃうよ。見た通りや」前日はわずか５安打でも、打線は好調をキープしているとジャッジしていた。これで後半戦は連敗がなく、１日で３位に返り咲いた。「これだけ点を取ると次の日が心配やな…」と岡田監督は不吉な“予言”。だが負けると言っているわけではない。「（ＪＦＫの）３人が投げるようにしたい」と接戦での逃げ切り勝ちも、併せて予告した。

参照元：スポーツ報知

楽天・山崎武２冠に復帰もチームは最下位転落

　◆日本ハム３―２楽天（８日・札幌ドーム）　楽天の山崎武司内野手（３８）が８日の日本ハム戦で２打点を挙げ、８日ぶりに本塁打＆打点の２冠に返り咲いた。

　２点を追う８回２死一、二塁から三塁線を破る二塁打を放った山崎武。一時は試合を振り出しに戻す貴重な一打の予兆はあった。打席に向かう直前だ。それまで３打数無安打２三振と、まったくタイミングの合っていなかった日本ハムの左腕・武田勝が降板。得意の右投手のマイケルが登場した。

　「ラッキーと思ったよ」カウント１―３からの甘いカーブを思い切り引っ張ると、打球は三塁手の左を痛烈に破った。走者一掃の二塁打。完封勝利を望む札幌ドームのハム党を沈黙させた。

　これで、オリックス・ローズと並び、２冠王の“定位置”に復帰した。だが、同点打の直後に勝ち越され、チームも最下位転落。試合後、表情が硬いままの山崎武は「勝ちにつながらなくて残念だよ。それにしても武田のときにあんな打撃をしてちゃ、いけないね」とポツリ。

　「あしたは頑張らなイカンね」チームの勝利を何よりも願う主砲は、３カード連続勝ち越しがかかる９日の一戦に気持ちを切り替えていた。

参照元：スポーツ報知

佐藤由投手が寺原の甲子園記録に並ぶ１５４キロ

◆第８９回全国高校野球選手権大会第２日（９日、甲子園球場）　第３試合で仙台育英（宮城）の佐藤由規投手が智弁和歌山（和歌山）戦の８回に１５４キロをマーク。スピードガンが普及した１９８０年代以降では「甲子園大会最速」とされる２００１年夏に日南学園（宮崎）の寺原隼人投手（現横浜）が出した記録に並んだ。

　寺原投手の１５４キロは中継テレビ局のスピード計時によるもので、この際に他のスピードガンでは１５８キロが記録されたという。プロ野球ではマーク・クルーン投手（横浜）が記録した１６１キロが最高。

　佐藤由投手はこの日の試合でも１５０キロ台の快速球を連発し、毎回の１７三振を奪った。試合は４―２で仙台育英が勝った。

参照元：スポーツ報知

井口、３試合連続マルチ安打で３連勝に貢献

◆フィリーズ６―４マーリンズ（８日、フィラデルフィア）　フィリーズの井口資仁内野手はマーリンズ戦に「２番・二塁」で出場し、５打数２安打。３試合連続の複数安打でチームの３連勝に貢献した。ホワイトソックス分を含む今季の通算打率は２割６分５厘。

　フィリーズに移って１１試合目となる井口は、移籍後は４６打数１７安打１本塁打、打率３割７分の活躍。けがで戦列を外れているアットリー二塁手は復帰のめどが立たない状況で、マニエル監督は「きちんと仕事をしてくれるもう１人の二塁手がいる」と、早くも井口に厚い信頼を寄せている。

　フィリーズ・井口「いいかたちで点を取り、投手も踏ん張ったし、いい勝ち方だった。（自身の３試合連続の複数安打は）内容は別にして安打がつくことが今は大事」

　◆井口の打席別結果
  第１打席　１回　投内野安打
  第２打席　２回　左安打
  第３打席　３回　遊ゴロ
  第４打席　５回　中直
  第５打席　７回　遊ゴロ

参照元：スポーツ報知

イチロー、２試合連続の３安打！

　◆オリオールズ４―８マリナーズ（８日、ボルティモア）　マリナーズのイチロー外野手はとオリオールズ戦に「１番・中堅」で先発し、前日に続き３安打を放った。打率は３割４分８厘。城島健司捕手は「７番・捕手」で先発し、４打数無安打で打率は２割７分６厘。

　マリナーズ・イチロー「（今季２度目の２試合連続３安打は）当たり前ではないけど、特別でもない」

　マリナーズ・城島「（先発のヘルナンデスは）良くなかった。味方が取ってくれた後の失点は一番いかんパターン。それでも勝ちがついたのは良かったですが…」

　◆イチローの打席別結果
  第１打席　１回　中安打
  第２打席　２回　左飛
  第３打席　４回　右安打
  第４打席　６回　投前バント安打
  第５打席　８回　遊ゴロ

　◆城島の打席別結果
  第１打席　２回　三直
  第２打席　３回　右飛
  第３打席　５回　遊ゴロ
  第４打席　７回　遊ゴロ

参照元：スポーツ報知

視聴率はアーロンに軍配…ボンズ本塁打新記録

　米大リーグ、ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手が大リーグ通算本塁打新記録の７５６号を放った７日の試合の視聴率が１・１％だったことが、８日分かった。

　試合はスポーツ専門局ＥＳＰＮ２で中継され、１・１％は９９万５０００世帯が見た計算になるという。

　１９７４年にハンク・アーロンがベーブ・ルースの記録を更新する７１５号を放ったときはＮＢＣが中継。視聴率は２２・３％で、１４９０万世帯が見た計算になる。

　ボンズの記録達成は米国東部では午後１１時５１分と遅く、アーロンのときは同９時すぎだったこと、現在よりテレビチャンネルが少なく野球が注目されやすい状況にあったことなどが大きな差がついた理由とみられる。（共同）

参照元：スポーツ報知

岡島、１回１／３無失点で３勝目！

　◆エンゼルス６―９レッドソックス（８日、アナハイム）　レッドソックスの岡島秀樹投手は６―６の６回途中から４番手で登板し、１回１／３を無安打無失点に抑えた。チームが７回に勝ち越して、岡島は６月９日以来の３勝目を挙げた。

　◆岡島の投球内容
  回数　１回１／３回
  打者　５
  球数　２３
  被安打　０
  奪三振　２
  与四死球　０
  失点　０
  自責点　０

参照元：スポーツ報知

松井秀、２３号ソロも連勝は５でストップ

　◆ブルージェイズ１５―４ヤンキース（８日・トロント）　前日休養したヤンキースの松井秀喜外野手はブルージェイズ戦に「５番・左翼」で先発出場し、第３打席に今季２３号となるソロ本塁打をバックスクリーンに放った。４打数１安打１打点で、打率は２割９分３厘。しかし、チームは大敗し、連勝は５でストップ。

　ひざ痛を抱えながらプレーしている松井秀だが、２３本塁打、８０打点はともにリーグのトップテンに入る活躍。この日は好投手ハラデーから３０打数目で記録した初の本塁打となった。

　ヤンキース・松井秀「（本塁打の球は）最後は甘かった。点差もあったし（四球を）出したくなかったのでしょう」

　◆松井秀の打席別結果
  第１打席　２回　三振
  第２打席　４回　二ゴロ
  第３打席　７回　中本塁打　打点１
  第４打席　８回　遊ゴロ

参照元：スポーツ報知

ザルツブルク４―０完勝で最終予選へ…欧州ＣＬ予選

◆欧州チャンピオンズリーグ２次予選第２戦（８日、ザルツブルク）　宮本恒靖と三都主アレサンドロが所属するザルツブルク（オーストリア）は、ホームでベンツピルス（ラトビア）と対戦し４―０で完勝。２試合合計７―０として最終予選に進出した。

　宮本は第１戦には出場しなかったが、この日はフル出場。何度も相手の攻撃を未然に防ぐなど安定した働きを見せ「久しぶりでもいいコンビネーションができた」と無失点勝利に手応えを感じた様子だった。

　三都主は後半３３分からと出場時間は短かったが「次はさらに強いチームとあたる。一戦一戦を大切にしたい」と最終予選での戦いに意欲をかき立てていた。

　ザルツブルクは最終予選でシャフタル・ドネツク（ウクライナ）と対戦する。

参照元：スポーツ報知