虎フリー打撃状態！アニキ４安打、矢野２発…大爆発３位浮上

◆巨人２―１５阪神（８日・東京ドーム）　岡田監督の予言が的中した。前日（７日）の敗戦後「明日は打線が打ちよるよ」と言った通り、猛虎打線が大爆発。５回に矢野の４号２ランなど６安打で６点。８回にはシーツ、矢野、関本の１イニング３発などで７点。２年ぶりの１５得点で、巨人戦では史上２位となる１３点差の大勝だ。

　５回、無死一塁で鳥谷が四球を選ぶと、赤星のバント安打が木佐貫の一塁悪送球を誘って、先取点を奪った。「あれで吹っ切れた」と岡田監督がほくそ笑み、シーツ、代打・浜中の適時打など、一気攻撃をかけた。

　今季初の４安打となったシーツは「こういう形で勝てるのは自信になる」と胸を張った。金本も初の４安打で２打点。「単打ばかりで疲れたわ」とぜいたくな不満を口にしたが、史上２０人目の３５００塁打にあと１とした。５番の林も３安打１打点で、クリーンアップ３人が猛打賞。今季初のそろい踏みとなった。

　「予言は選手に暗示をかけた？　そんなんちゃうよ。見た通りや」前日はわずか５安打でも、打線は好調をキープしているとジャッジしていた。これで後半戦は連敗がなく、１日で３位に返り咲いた。「これだけ点を取ると次の日が心配やな…」と岡田監督は不吉な“予言”。だが負けると言っているわけではない。「（ＪＦＫの）３人が投げるようにしたい」と接戦での逃げ切り勝ちも、併せて予告した。

参照元：スポーツ報知