大田は松井以上の怪物ボディー…「バランスいい。開幕１軍ある」岡崎２軍監督

巨人のドラフト１位ルーキー・大田泰示内野手（１８）＝東海大相模＝が、早くも“ゴジラ超え”を果たした。新人合同自主トレが８日、東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場でスタート。フルメニューを消化し、視察した岡崎２軍監督から「今すぐ実戦に入ってもよさそうな引き締まったいい体。バランスは松井よりいい」と絶賛された。現役時代に新人の松井秀（現ヤンキース）とプレーした指揮官に怪物のお墨付きをもらい、目標の開幕１軍へ順調な第一歩をしるした。

　冷たく乾いた空気を切り裂くスイング。一人だけ違う大田の打球音に、観客席がどよめいた。ティー打撃に励む怪物の熱気が、周囲の視線を独占した。「ここに来る前にしっかり練習していたので、思ったように振れました」先月２９日まで母校で積んだ練習の成果を、さっそく披露した。

　万全の調整ぶりは、視察した岡崎２軍監督をうならせた。「すぐに実戦に入れそうな引き締まったいい体。バランスは松井よりいい。（開幕）１軍の可能性は十分にある」と絶賛。大田は自主トレ初日で、まずは“ゴジラ超え”の評価を得た。松井秀の１軍初出場は、１年目の５月１日、ヤクルト戦（東京Ｄ）。順調に結果を残せば、ファーム指揮官の予想は的中するかもしれない。吉村１軍野手総合コーチは「体は大きいけど、走る姿は良かった。雰囲気はあるんじゃないかな」とスターがもつ独特の“におい”をかぎ取った。

　清武球団代表を含めた球団関係者約３０人が、一挙手一投足を目で追った。報道陣７０人、テレビカメラ１０台。「これだけ見られる中でプレーできるなんて幸せです」緊張するどころか、むしろ闘志に火がついたのも一流の証明だろう。

ゼッケンではあるものの“背番号５５”をお披露目しての初練習。走り、打ち、守った。常に先頭で声を張り上げた。「ドラフト１位ですし、先頭に立ってやれば自分のためにもなると思います」存在感をアピールする巨体が、いっそう大きく映った。キャッチボールでは早くも全力投球を見せ、肩の仕上がりを感じさせた。内野ノックでは２８球で１失策。フルメニューを全力でこなしたほか、期待に恥じない練習への姿勢を見せた。

　練習前のミーティングでは、原監督がチームのスローガンに「維新」を掲げたと聞いた。「巨人の一員として、人間的にも変わらないといけない。打撃も守備も何か一つ変化できればいいですね」入寮で持参した真っ白な野球ノートの１ページ目に、さっそく「維新」と書いて気を引き締めた。

　メジャーへのあこがれを否定しない新人も多いが、「自分はジャイアンツで頑張っていきたい」と“生涯巨人”を宣言。巨人で実績を重ねて松井秀を超え、王、長嶋に記憶と記録の両面で迫る意気込みだ。「高校野球と違って危機感があります。これからは野球が仕事ですから」背番号５５を継承した怪物が、目標の「開幕１軍」へ第一歩を踏み出した。　◆怪物ボディー　１８８センチ、９０キロで胸囲１０７センチ、足のサイズは３０センチ。日本人離れした体格だが、体脂肪が少なく、筋肉質で、ウエストは引き締まっている。５０メートルを６秒３で走るなど、巨体を苦にしない俊敏さも自慢。

参照元：スポーツ報知

弱小チーム再建へ岩村が上原に３原則

レイズの岩村明憲内野手（２９）が８日、愛媛県松山市のゴルフ場で行われた楽天・池山隆寛打撃コーチ（４３）主催のチャリティーコンペに参加。上原浩治投手（３３）がオリオールズと基本合意したことを受け、自身の経験から「弱小チーム」を再建するための３原則を示した。

　上原が近く正式に契約を交わすオリオールズと岩村が入団したレイズは共通点があった。オ軍は昨年まで１１年連続して負け越し、レ軍も０７年までの１０年間で９度最下位とア・リーグ東地区のお荷物的存在だった。

　それが昨季、２年目の岩村の巧みなリーダーシップでいきなりのリーグＶ。上原にも同様の期待がかかる。「アドバイス？　ありませんよ。向こうの方が先輩ですから」と岩村。代わりに「僕の場合はやっぱりコミュニケーションが一番重要だった」と自らの経験をもとに、チームを変えた３つの要因を挙げた。

　まずは、日本人だからといって萎縮（いしゅく）しなかったことでチームに溶け込めたという。「どんどん輪に入って、ぶっつけ本番の英会話だった」と遠慮せず、片言の英語でも自分の考えを伝えてチーム内の空気を変えた。

　次に挙げたのは、違うポジションの選手との積極的な交流。「投手陣と食事やゴルフをしたりした」と振り返るように、グラウンドで接する時間の短い選手とは試合の前後で一緒にいる時間をつくった。意思の疎通をしっかり図った結果、耳を傾けてくれる選手が増えたようだ。

　さらにチーム内での自分の役割を感じ取れたことも大きかったとみる。入団当時のレイズは、個々に実力はあるが、勝ち方を知らない「若いチーム」と判断。そのため自ら先頭に立つことを決め、言動でリーダー的存在となった。

　上原については「自分の空気を持った方ですから」と敬意を示しながら、似たようなチーム状況下でメジャー人生を踏み出す右腕に成功してほしいという思いは強い。ヤンキース、レッドソックスの２強時代から乱世へと変えるため、上原とともに地区を盛り上げる。

　◆佐々木、斎藤はいきなりＰＳ出場　前年の負け越しチームと契約した日本人メジャーは、過去９選手。渡米１年目に活躍して、いきなりポストシーズン（ＰＳ）進出に貢献したのは００年マリナーズの佐々木主浩投手と０６年のドジャース・斎藤隆投手。ともに守護神として、チームをワイルドカード獲得に導いた。野手では同様のケースはいないが、岩村明憲内野手がレイズ２年目で、松井稼頭央内野手も渡米４年目の０７年に、６年連続Ｂクラスだったロッキーズを初のリーグ優勝に導いた。

参照元：スポーツ報知

憲剛が本になる！高原以来の現役選手半生記

川崎の日本代表ＭＦ中村憲剛（２８）のサッカー人生を描いた書籍が、講談社から出版されることが８日、明らかになった。２部作となり、３月に「中村憲剛のスルーパスの極意（仮題）」という技術編、８月に都立高出身の無名選手が日本代表選手にまでなった半生を描いた「人生」編が出版される。現役選手のサッカー人生を描いた本が書かれるのは、浦和ＦＷ高原直泰（２９）ら数例で、異例のこと。憲剛も全面協力して発売される。

　日本代表の主力にまで成長した憲剛だが、０３年に川崎へ練習生から入団したときは、全くの無名選手だった。今では岡田ジャパンでも稀有（けう）な存在に成長。それが書物となることになった。日本代表の中村憲剛はいかに生まれたか。２部作のうち、８月に出版される人生編については、憲剛も企画段階から乗り気だった。

　「プロに入るまで、背も低かったし、（地区の）選抜にも入ったことがない。でも、代表になれた。小さくても、あきらめずに頑張ればできるというのを知ってほしい。エリート以外の人のほうが多いんだから」憲剛は、自身の歩んできた道を中高生に伝えたかった。

　書き手は、ミズノスポーツライター賞優秀賞を獲得したことのある作家の森沢明夫氏（３９）。昨年１１月から取材が始まった。憲剛は「まだ終わってないけど。出来上がりが楽しみ」と、全面協力している。現役選手の半生記が出版されるのは、あまり例がなく、現在の日本代表では初のことになる。

　３月に出版される第１部の技術編では憲剛の企業秘密が明かされる。本人がスルーパスのコツを写真と図解入りで説明する構成で、ほかのテクニックも惜しげもなく披露する。憲剛は「普段からやっていることだから隠す必要もないしね」と、話した。

　憲剛は１０日、日本代表の鹿児島合宿へ合流する。欧州組、Ｇ大阪勢がいないため、メンバー中４番目の年長となる。ベテランの域に入りつつあるが、「今年は大事な年。僕もレベルアップしないといけない」と、向上心は尽きない。２０日のアジア杯予選イエメン戦（熊本）でも、中高生に、成長した姿を見せる。

参照元：スポーツ報知

太田が営業マン！フェンシングのためスポンサー獲得も真剣勝負

　メダル営業、やります！　日本フェンシング協会は８日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで日本代表の会見を行い、北京五輪男子フルーレ銀メダルの太田雄貴（２３）＝森永製菓＝らが参加。「百年に一度の不況」に危機感を募らせる太田は、競技だけでなく、協会の“営業活動”にも意欲を見せた。

　協会は２０１２年ロンドン五輪でのメダル獲得目標を金２個、銅３個に設定。太田の師でもあるウクライナ人のマツェイチュク・オレグ・コーチ（３６）との契約を延長し、エペ、サーブルにも欧州からコーチを招へいする考え。Ｗ杯などの海外遠征にも積極的に派遣していく方針だが、気になるのは費用。関係者によると、全体では「年間億単位の強化費が必要になる」という。

　五輪で銀メダルを獲得後、「裏方の皆さんの苦労がすごく分かった」と太田。協会はマネジメント会社と契約しスポンサー獲得に動いているが「応援していただけるのはうれしい。プレゼンとか顔を出したい」と協力する考えを明かした。

　年末は紅白歌合戦の審査員などで大みそかまで仕事をこなし、５日からは代表合宿と、サラリーマンとして福岡、東京などの事業所にあいさつ回りを行うなど、相変わらずの多忙ぶり。初戦は１８日のコペンハーゲン杯（デンマーク）となるが「１２年に結果を出すことが一番。今年はチャレンジしたい」と突き進むことを宣言した。

参照元：スポーツ報知

真央 地元で滑り初め…連続３回転ジャンプ成功が目標

　昨年１２月のフィギュアスケート全日本選手権（長野）で自身初の大会３連覇を達成した浅田真央（１８）＝中京大中京高＝が８日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われたアイスショーで０９年の“滑り初め”。今季後半戦の四大陸選手権（２月２～８日、カナダ・バンクーバー）、世界選手権（３月２３～２９日、米・ロサンゼルス）２連覇へ向け、失敗続きの２連続３回転ジャンプの成功を目標に掲げた。

　今季ショートプログラム（ＳＰ）とフリーの両方に入れている３回転フリップ―３回転ループは、全日本までの４試合で８回挑み、１度も成功がない。特に２つめのループが回転不足を取られるなど苦戦しており、真央は「２つめをしっかり跳びたい。もっと高く跳ぶように意識して練習してます」と明かした。

　この日は２回転半など計３回のジャンプを成功し、４１００人から大歓声を浴びた。元日は地元・愛知の熱田神宮に初詣でに行ったが、あまりの大混雑に参拝を断念。それでも「屋台を食べ歩きしました。“たません”がおいしかった」と笑った。９日も同じ会場でエキシビションのチーム対抗戦に出場する。

　◆美姫、右足は大丈夫　○…昨年１２月の全日本選手権で３位になった安藤美姫（２１）＝トヨタ自動車＝は３回転サルコー、２回転半を成功させ、右足のけがの不安を払しょくした。全日本のフリーの直前練習で村主章枝（ａｖｅｘ）と接触し、転倒で右ひざを強打。テーピングはしているが「痛みはない」と笑顔。バンクーバー五輪出場枠のかかる世界選手権へ「表彰台に乗りたい」と抱負を語った。

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長谷川、リナレスから進化のきっかけ盗む！

プロボクシングＷＢＣ世界バンタム級王者・長谷川穂積（２８）＝真正＝が８日、初の海外キャンプ地となるハワイへ、ＷＢＡ世界スーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス（２３）、ＷＢＣ世界フェザー級３位・粟生隆寛（２３）＝ともに帝拳＝と成田空港から出発。今年の目標とする２階級制覇の“先輩王者” リナレスから進化のきっかけを盗む。

　「ベネズエラのゴールデンボーイ」こと２６戦全勝中のリナレスとは、これまでも合同キャンプの経験はある。だが、今回は見る目が違う。「昨年の２階級制覇は刺激を受けた。特にすごいのは速いフック。いいところは吸収したい」１０日間のキャンプで“教材”にする心づもりだ。

　今年のテーマを「ＣＨＡＮＧＥ」と決めたように、経験も少なく苦手な海外をあえてキャンプ地に選択。暖かいハワイで体を絞り、そのまま２か月後の試合に向けて緩やかな減量期間に入る。「去年がピークと言われないように」２けた防衛、２階級制覇、米国進出と可能性を広げる０９年。３月のＶ８戦は、夢の通過点に過ぎない。

　◆粟生は「頂」
  ○…ＷＢＣ世界フェザー級王者オスカー・ラリオス（メキシコ）への再戦を目指す粟生は、今年のテーマを「頂（いただき）」に設定した。世界の頂点を目指し、約１０日間のキャンプで約３００キロを走破する予定。ただ平地を走るだけでなく、現地の名所でもある起伏の激しい標高２３２メートルのダイヤモンドヘッドをコースに入れる。「どんな展開でも１２ラウンド、同じペースで戦えるようにしたい」先輩世界王者の長谷川、リナレスとともに、まずはハワイの“難所”を攻略する。

参照元：スポーツ報知

横綱朝青龍は初場所出場

左ひじのけがで昨年１１月の九州場所を全休し、３場所連続休場中の大相撲の西横綱朝青龍（２８）＝本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋＝が９日、初場所（１１日初日・両国国技館）に出場することが正式に決まった。初場所は進退を懸けての土俵となる。

　朝青龍は場所前から不調を露呈しており、初場所への出場か休場かの決断が注目されていた。９日午前に両国国技館で開かれた取組編成会議で、朝青龍は初日に苦手の小結稀勢の里、２日目は琴奨菊との対戦が組まれた。

参照元：スポーツ報知

遼が切り込み隊長！アジア初Ｖへ直道主将が指名

　【バンコク（タイ）８日】男子プロゴルフの欧州対アジアの対抗戦、ザ・ロイヤルトロフィーは９日から３日間、当地のアマタスプリングＣＣ（パー７２、７４７０ヤード）で行われる。アジア代表の尾崎直道主将（５２）＝フリー＝は、フォアサムで行われる初日のトップバッターに石川遼（１７）＝パナソニック＝を指名。恐れを知らない“切り込み隊長”の一打で初優勝への道を切り開く。

　大きな期待が、１７歳の背中にかけられた。アジア代表の主将を務める尾崎直は試合前日の８日、ダブルス形式のフォアサムで争われる初日の第１組に石川と谷口を指名。そして石川について「ぼくはトップバッターにすえたい。若さでアジアのムードを盛り上げて、勢いに乗っていきたい」とティーショットを石川に任せる意向を示した。「後ろの先輩方や見に来て下さる方々に、良いニュースを届けられるようにしたい」と大役に喜びすら感じた石川。「気持ちをコントロールして、いつも通りの集中力でいきたい」と力を込めた。

　今回で３回目を迎える同大会は、過去２戦とも欧州が優勝。同じく尾崎直が主将を務めた０７年の前回大会は３・５対１２・５（アジアの１勝５分け１０敗）と大差を付けられ苦汁をなめた。それだけに尾崎は「前回の負け方はひどかった。勝つという意識を強く持ってほしいと思う」と並々ならぬ闘志を燃やす。

参照元：スポーツ報知

遼がタイで今季初戦

昨年の男子ゴルフツアーで史上最年少の賞金１億円突破を果たした１７歳の石川遼（パナソニック）は９日、バンコク郊外のアマタ・スプリング・カントリークラブ（パー７２）でのアジアと欧州の団体対抗戦、ロイヤル・トロフィーに出場し、プロ２年目となる今季の初戦をスタートする。

　大会は両チーム８人ずつで争い、第１日は２人１組で１つの球を交互に打つフォアサムで行われ、２日目は２人１組で２人のいい方のスコアを採用するフォアボールで戦う。最終日は通常の個人戦で争う。過去２大会は欧州が勝っており、石川はアジアの代表として初優勝を目指す。

参照元：スポーツ報知

Ｆ１撤退のホンダ、売却先を絞り込む

ホンダが自動車Ｆ１シリーズからの撤退を決めたことを受けてチームの売却先を探していたニック・フライ最高経営責任者（ＣＥＯ）は８日、３０を超す候補を１２前後に絞り込んだことをモータースポーツ専門誌に明らかにした。

　同ＣＥＯは「見通しは良好だ。将来のためにどの候補が最もふさわしいかをホンダ側と話し合っている」と現状を説明。ホンダがこれまでに投入した資金と技術を受け継ぐチームは、買い手にとって「またとないチャンスになっている」と価値を強調した。（共同）

参照元：スポーツ報知

佑、正捕手育てる！…日本一奪回へ始動

早大の２年生エース・斎藤佑樹投手が７日、東京・東伏見の早大グラウンドで始動した。２年間正捕手を務めてきた細山田が卒業するため、０９年最初の目標として「新妻養成」を掲げた。

　「不安もあるけど、期待もある。ワクワクしていますよ。話し合いながらやって、細山田さん以上になってもらいたい」日本一奪回へ向けて、新たな女房役の育成は急務だ。リーグ通算１８勝を挙げているエースの自覚で、チームの司令塔を育てるつもりだ。

　候補としては０６年夏の甲子園優勝時にバッテリーを組んでいた白川英聖（早実、２年）、０７年夏の甲子園で主将として全国制覇にも貢献した市丸大介（佐賀北、１年）の名前が挙がる。さらに今夏の甲子園大会に出場した地引雄貴（木更津総合）、杉山翔大（東総工）が推薦入試で入学する。

　「新たな気持ちで練習に取り組めました。（大学野球は）あと２年しかないので、スパートをかけるつもりで突っ走っていきたい」と決意を込めた斎藤。シーズンを万全の状態で臨むために、まずは正捕手候補たちへ愛情を注いでいく。

参照元：スポーツ報知

井口、ロッテ入りへ前進…初交渉好感触、３年６億円提示

ロッテは７日、沖縄・名護市内のホテルで、フィリーズからＦＡとなった井口資仁内野手（３４）と初交渉した。３年総額６億円の条件を提示し、さらに「監督手形」と「優勝ボーナス」を用意。メジャーを最優先にしてきた井口も前向きな姿勢を見せており、早ければ１月中旬にも「ロッテ・井口」が誕生する可能性が浮上した。

　約１時間半の交渉を終えた瀬戸山社長は、井口とがっちり握手を交わした。「すごく前向きな交渉ができた。結論まで時間はかからない気がする」と好感触を強調した。

　井口が昨季、パドレスと結んだ契約は年俸３７５万ドル（約３億５２５０万円）の１年契約。年俸２億円の複数年契約を提示したロッテ側と、金額面では開きがあるが、それ以上の条件を提示した。「監督も含めて、指導者としての資質を持っている」と将来的に指導者で球団に残ることを用意。さらに、優勝した場合にアップさせる“特別ボーナス”も約束した。

　この好条件に、井口も「期待されていると感じた。家族にも迷惑をかけたし、腰を落ち着かせて野球がしたい」と誠意を感じ取った様子。決定はオファーを受けている日米数球団の条件がそろってからと保留したが、「必要とされる球団に行きたい」とも話した。本人同席の交渉はこれが最後で、今後は球団と代理人が交渉を進める。第２回交渉は未定だが、「ロッテ・井口」誕生へ大きく前進したのは確かだ。

参照元：スポーツ報知

俊輔がダンディーＵ戦を欠場…スコットランド・カップ

サッカーのスコットランド・プレミアリーグ、セルティックのＭＦ中村俊輔が、１０日に行われるダンディー・ユナイテッドとのスコットランド・カップの試合を欠場する見通しとなったことが７日、明らかになった。

　同リーグのダンディーＵ戦（３日）で脚の付け根を痛めた中村は、トップチームの練習には参加していなかった。中村は地元紙に「いつもと違う部位をけがしたので、きちんと治療しないと再発すると言われている」と説明した。（ＡＰ＝共同）

参照元：スポーツ報知
 

錦織、世界２０位撃破！格上圧倒８強！…テニス ブリスベーン国際

◆テニスツアー開幕戦　ブリスベーン国際（７日、オーストラリア・ブリスベーン）　男子シングルス２回戦を行い、世界ランク６１位の錦織圭（１９）＝ソニー＝が、第５シードの同２０位トマーシュ・ベルディハ（２３）＝チェコ＝を７―６、６―３で破る金星を挙げ、準々決勝に進出した。女子ダブルス準々決勝では杉山愛（ワコール）、ダニエル・ハンチュコバ（スロバキア）組が第１シードのカーラ・ブラック（ジンバブエ）、リーゼル・フーバー（米国）組を７―５、３―６、１０―３で破り、準決勝に進んだ。

　センターコートでの最後の試合で、錦織が格上を圧倒した。「今日は出だしがよく、１ゲーム目から感じがつかめた」第１セットは２―５と後がない状況から、身長１９５センチのベルディハの強打に的確なサーブで対抗。タイブレークに持ち込み先取した。第２セットでは代名詞のジャンピングフォアハンド「エア・ケイ」をさく裂させた。

　世界２０位撃破は、１６強入りした昨年８月の全米での４位フェレール、同２月のデルレービーチ国際での１２位ブレークに次ぐ“大物食い”。４大大会初戦となる全豪オープン（１９日開幕・メルボルン）での８強入りに向け、練習拠点の米フロリダ州のＩＭＧアカデミーで、世界２６位のラデク・ステパネク（チェコ）らトップ選手を相手にサーブ練習を積んできた。

　昨年１１月に帰国した際は髪を茶色に染めて眉（まゆ）を整え、車の免許も取得した。公私ともに階段をまた一歩上ったミラクルボーイ。８日の準々決勝では世界３１位のポールアンリ・マチュー（フランス）と対戦する。２週間後の大一番を見据え、ツアー初戦のベスト８を突破する。

参照元：スポーツ報知
 

和毅「年間２０戦やる」…拠点メキシコへ出発

ボクシング亀田兄弟の三男・和毅（１７）＝亀田＝が７日、驚異の「年間２０戦計画」をぶち上げた。この日、活動拠点とするメキシコに出発した。

　成田空港で和毅は、「一年で２０試合ぐらいするのが目標。向こう（メキシコ）はいろいろタイトルがあるから、で１個ぐらい取ろうとも思う」と、大きな数字を掲げた。年間２０戦となれば、２～３週間に１戦の計算。日本にいる選手では、通常、年間６～７戦でも多い方なだけに、異常ともいえる試合数の多さだ。

　キャリアは２戦だが、「ハタチまでに世界戦をやりたい」と青写真を描いており、今年は若さにものを言わせ、経験を積む作戦だ。２４日には現地で、４回戦（相手未定）が決まったが、早くも「１月中にもう１回するかも」と、中６日程度で、試合をすることも考えている。

　また、「２～３年後には兄弟３人で、アメリカで試合をしたい」とも明かした。和毅自身は、その時は世界戦の予定という。「（今年の）大みそかも、３人でできたら、やりたい」と、夢は尽きない１７歳。メキシコでは現地人のガールフレンドもできたとのことで、笑顔で日本をあとにした。

参照元：スポーツ報知
 

白鵬と日馬富士が充実ぶりアピール

　大相撲の横綱審議委員会による初場所（１１日初日・両国国技館）のけいこ総見が７日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。横綱・朝青龍は動きが悪かったが、対照的に、初の４連覇を目指す横綱・白鵬と新大関の日馬富士（はるま・ふじ）が充実ぶりをアピールした。

　白鵬は朝青龍を６勝１敗と圧倒した。「本当にいい流れでけいこができた。４連覇をしたいし、今年は年男なので真っすぐ突き進んでいきたい」と自信を漂わせた。

　日馬富士は小結・稀勢の里らを相手に気迫十分の取り口を披露し「大関としては初めて（のけいこ総見）だったけど楽しかった」とさわやかな表情だった。

参照元：スポーツ報知
 

横審、朝青龍に休場勧告…けいこ総見ボロボロ６勝１０敗

横綱・朝青龍（２８）＝高砂＝が休場勧告を突きつけられた。大相撲初場所（１１日初日・両国国技館）の横綱審議委員会によるけいこ総見が７日、両国国技館で行われ、３場所連続休場で進退がかかる朝青龍は、ライバルの横綱・白鵬（２３）＝宮城野＝に６連敗するなど申し合い１６番で６勝１０敗の醜態。武蔵川理事長（元横綱・三重ノ海）、横審委員が休場を勧告する異常事態となり、土俵際へ追い込まれた。

　無残だった。朝青龍が望んだ白鵬との申し合い。横綱のプライドを捨て、頭をつけて必死にまわしを取りにいったが、まったく歯が立たなかった。けいこ場にどよめきが起こった６連敗。最後に一矢を報いたが、新大関・日馬富士らも含めると６勝１０敗で、調整不足を露呈してしまった。

参照元：スポーツ報知