遼は元賞金王・片山よりスゴイ！カリスマコーチ江連絶賛

５月１日に開幕する男子プロゴルフツアー・中日クラウンズ（～４日、愛知・名古屋ＧＣ和合Ｃ）に出場する石川遼（１６）＝パナソニック＝を、カリスマコーチの江連忠（３９）が絶賛した。２９日の練習ラウンドで初チェックし「晋呉の２２歳のときよりうまい」と、かつて教えていた片山晋呉（３５）＝フリー＝以上と断言。また石川は予選ラウンドで初めて尾崎将司（６１）＝マックス・インターナショナル＝と同組になった。

　片山晋呉、伊澤利光、上田桃子らを王者に育て上げたカリスマコーチからは、石川への称賛の言葉しか出てこなかった。「練習の意識レベルが高い。すべてのコーチが思っていることだろうけど、教えられたら幸せだよねえ」豪快なショットに加え、ジャンボ尾崎直伝のアプローチなどを目の当たりにして、改めて１６歳の才能にホレ込んだ。

　コーチを務める星野英正が石川と練習ラウンドを行うことから、インの９ホールをついて回った。これまで練習場やテレビでプレーを見たことはあるが、生でのラウンドチェックは初めて。具体的なポイントは企業秘密として明言を避けたが「オレが直すとしたら５個ぐらい。晋呉のときは２３個あったけど」と、通算２３勝を挙げている元賞金王以上の能力を秘めていると断言した。

　星野のコーチということで最初は遠慮していた石川だが、星野から「聞きたいことがあったら江連さんに聞いた方がいいよ」と言われると、次の１４番ホールで即座に質問。「体幹を意識すること」など身ぶり手ぶりを交えたアドバイスを受けた。

　祝日とあって練習ラウンドでも大会史上最多の２４７２人が来場。「ギャラリーのおかげで気持ちが締まってます。絶対に４日間やりたい」大観衆、初同組のジャンボ、熱視線を送る江連コーチの存在は、いつも以上に石川のモチベーションを高める。

参照元：スポーツ報知