遼に新たな勲章！世界ＮＯ１専門誌で特集

　【パールシティ（米ハワイ州）６日】男子プロゴルフの石川遼（１６）＝パナソニック＝が世界ＮＯ１専門誌「ゴルフダイジェスト」米国版に特集された。日本人で紹介されたのは宮里藍以来。８日から始まるプロアマ混成の地域大会、パールオープン（～１０日、パールＣＣ）を前に新たな勲章を手に入れた。

　全米などで数百万部の発行部数を誇る同誌は、昨年から石川の活躍に注目。「ＴＯＫＹＯ　ＧＩＡＮＴ」の見出しで「ジャンボ尾崎以来のヒーロー」と２ページにわたって掲載した。関係者から雑誌を手渡された石川も「米国のファンが読むから影響力は大きい。また載せてもらえるよう頑張ります」とうれしそうに話した。

　オーストラリアから約１０時間のフライトでハワイ入り。雷で到着が約２時間遅れたが、杉並学院高の先輩、薗田峻輔（１８）らとアウトの９ホールをラウンドした。７日は初のプロアマ戦のスタート前に、現地メディアへの公式会見も設定されるなど注目度も抜群。昨年は１３位に入り「そこから自信がついてきた」という思い出の大会で、全英予選落選の悔しさを晴らしてみせる。

　◆開幕前に２戦実戦の勘養う　○…石川は男子ツアー開幕戦の東建ホームメイトカップ（４月１７～２０日、三重・東建多度ＣＣ名古屋）前に、２つのプロ試合への出場を検討。ミニツアーのＧ―ＯＮＥオープン（３月２９、３０日、茨城・チャーミング・リゾートワイルドダックＣＣ）と地域大会の岐阜オープン（４月１２、１３日・各務原ＣＣ）で、今大会後は遠ざかる実戦の勘を養う目的。特に開幕前週の岐阜オープンは「東建―」会場とも近く、仕上がりを占う絶好の機会となりそうだ。

参照元：スポーツ報知