遼「コース設計してみたい」…東海クラシック練習ラウンド

　男子ゴルフのコカ・コーラ東海クラシック（２７～３０日）でプロツアー３戦目に臨む石川遼（１６）＝杉並学院高１年＝が２２日、会場となる愛知・三好ＣＣ西Ｃで練習ラウンドを行い、将来の夢にコース設計を掲げた。

　同伴競技者で同ＣＣの泉憲一常務理事からコースの裏側や改造の話を聞いた石川は「いつになるかわからないけど、（コース）設計してみたいですね」と話した。その意図を「ただゴルフを分かってるだけじゃなく、すべて分かっていないとできないから」と説明。尊敬するタイガー・ウッズ（米国）は昨年１１月にコース設計会社を設立し、ドバイなどで設計を行っている。「タイガーも若いけど設計しているし、それがプレーに役立つかもしれない」と、目を輝かせた。

　新たな目標が力となったのか、練習ラウンドでは６バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの１アンダー７０をマーク。深いラフに苦しみながらも、３度目のコース下見で初のアンダーパーをたたき出した。「落としどころとイメージが一致するようになってきた」。昨年大会は４日間通算のアンダーパーが優勝の星野英正だけという難コースで、確かな手応えをつかんだ。

参照元：スポーツ報知