藍が今季最高１４位…米女子ゴルフ

◆米女子プロゴルフツアー　セムグループ選手権最終日（４日、オクラホマ州セダーリッジＣＣ、パー７１）　前日１１位の宮里藍（２２）＝サントリー＝はスコアを１つ落としたが、通算７オーバーで今季自己最高の１４位となった。ポーラ・クリーマーが通算２アンダーで並んだジュリ・インクスター（ともに米国）をプレーオフ２ホール目で破り２月のフィールズ・オープン以来となる今季２勝目、ツアー通算６勝目を挙げた。ツアー記録の出場５試合連続優勝を狙ったロレーナ・オチョア（メキシコ）は首位と５打差の５位で記録達成はならなかった。

　宮里は最終日は１４位と順位を落としたが、今季の自己ベストに明るい表情を浮かべた。１５番（パー３）でティーショットを池に入れダブルボギーとしたが、昨秋から不振だったドライバーで大きなミスはなし。「強風の中で４日間を通じて我慢ができた」と不調からの脱出に自信を深めた。ショットが良くなり上位への欲も出てきたが「その欲がミスショットにつながる場面もあった」と反省もした。予定の５連戦の３試合を終え「少しリフレッシュが必要」と話し、次戦へ向け疲労回復も鍵となりそうだ。

参照元：スポーツ報知