興毅に援軍！たむけんスポンサーちゃ～…２２日再起戦

ボクシング亀田家長男・興毅（２１）＝協栄＝とお笑い芸人のたむらけんじ（３４）が強力タッグを結成した。再起戦となるレクソン・フローレス（２５）＝フィリピン＝戦（２２日、幕張メッセ）のトランクススポンサーに、たむらがオーナーを務める人気焼き肉店「炭火焼肉たむら」など４社が決定したことが１９日、発表された。推定１００万円の“援護射撃”を得て、興毅が０８年のスタートを切る。

　年内に２階級制覇を狙う興毅が、再起戦でたむけんとの異色タッグを結成した。たむらがオーナーを務める「炭火焼肉たむら」が再起戦用に新調する興毅のトランクスの足部分に“臨時出店”することが決まった。メーンのトランクス前面ではなく足部分とはいえ、スポンサー料は推定１００万円。焼き肉店名義ながら、芸能人が個人でスポンサーにつくのは極めて異例のことだ。

　きっかけは番組共演だった。１月下旬に大阪ローカルの人気バラエティー番組「ＧＡ―ｔｕｕｕｎ！」（テレビ大阪）のロケで２人が対談。意気投合したという。その縁もあり、今回のタッグ結成が実現した。「応援してもらってうれしい。モチベーションも上がるな」と興毅はコメントした。

　トランクススポンサーは昨年１０月、ＷＢＣ世界フライ級王者・内藤大助（３３）が二男・大毅（１９）に投げつけられた際にも注目を浴びた。視聴率と並び、ボクサーの人気のバロメーターとも言える。今回、トランクススポンサーを一新しており、再起を図る“浪速の闘拳”の援軍に、たむけんが名乗りを上げた形となった。

　約８か月ぶりの試合はもう目の前。減量も順調であとは２２日のゴングを待つだけの状態となった。「ええ試合で恩返しがしたいな。あとは試合で“ニュー亀田”を見せるだけや」と興毅は息巻いた。オーナーとして大阪市内で２店舗を構えるまでに成長したたむけんの勢いも得て、復帰を勝利で飾りたいところだ。

　たむらけんじ「３、４ラウンドでＫＯとか言ってるようですが、ウチとしては名前が出るんで、１２ラウンドギリギリまでＫＯしないでいただければ…」

参照元：スポーツ報知