琴光喜オレ竜に続いてＶ宣言

胆石を抱えながら九州場所に強行出場する大関・琴光喜（３１）＝佐渡ケ嶽＝が２日、福岡県糟屋郡の同部屋で、福岡入りしてから初めて関取衆と申し合いを行った。同部屋の小結・琴奨菊（２３）らと１３番を取り１１勝２敗。「ドラゴンズにあやかりたい」と、５３年ぶり２度目の日本一に輝いたプロ野球中日に続く２度目の優勝を宣言した。

　１０月に虫垂炎と胆石が発覚してから初めての本格的な申し合い。鋭い出足で琴奨菊を圧倒し、ブランクを感じさせなかった。「思ったより悪くなかった」今後は大関・琴欧洲（２４）との申し合いなどで仕上げていく計画だ。

　愛知県岡崎市出身。大ファンの中日の優勝で気持ちも乗っている。物議を醸した落合監督の采配にも「勝負に徹する意味だから賛成だよ」と、同じ勝負師としての見方を披露した。胆石はいつ痛みが再発するか分からない状態だが「そんなの関係ねぇ！」と拳を握りしめた。

参照元：スポーツ報知