清田ＴＫＯで暫定王座獲得…東洋太平洋Ｓミドル級

◆プロボクシング　東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座決定戦１２回戦（２６日、東京・後楽園ホール）　清田祐三（２４）＝フラッシュ赤羽＝が東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座を獲得した。ズルフィカル・アリ（２９）＝フィジー＝が７回終了時に左こぶしの故障を訴え、ＴＫＯ勝ち。次戦は故障でこの日の試合を回避した正規王者、ウェイン・パーカー・ジュニア（オーストラリア）との統一戦に臨む。清田の戦績は１５勝１３ＫＯ２敗１分け。

　清田が暫定ながら念願の王座獲得。序盤はほぼ互角だったが６回にはロープ際で左右のボディーを連打するなど優勢に立った。７回終了時点でアリが左こぶしの故障を訴えてＴＫＯ勝ちが決定。「倒したわけじゃないんで」と複雑な表情も浮かべたが、所属ジム初のタイトルに最後は笑顔に。「もっと上のレベルを目指す」と王座統一戦へ、気持ちを引き締めた。

参照元：スポーツ報知