岩村、上原打ちに自信 成長ぶり見せる

レイズの岩村明憲内野手（２９）が、メジャー移籍を目指して巨人からＦＡ宣言した上原浩治投手（３３）の攻略に自信を見せた。２０日、東京・神宮外苑の室内練習場で「ナイキ・ベースボールクリニック」に参加。２００人を超える中学生を相手に先生役を務め、「対戦することになるかもしれない。楽しみ」と心を躍らせた。

　上原には同じア・リーグ東地区のオリオールズ、レッドソックスなどが関心を示しており、入団が決まれば対戦の可能性も高い。ヤクルト時代の対戦成績は９０打数２２安打の打率２割４分４厘、２本塁打。「初球からよくフォークを投げてきた。打てないイメージもないけど、打つイメージもない。厄介な投手が来る」と警戒しながら、「あの頃と今は違う」とメジャーの先輩としての自信ものぞかせた。

　イベントの「プロにチャレンジ」コーナーでは、岩村の指名した中学生が上原から鮮やかに左前安打を放った。感心して“攻略法”を尋ねた岩村への返答は「ボールをよく見て打って下さい」だった。笑いに包まれた会場で「僕もクリニックを受けた」と頭をかいていた。

参照元：スポーツ報知