史郎氏、三男・和毅に専念か！？

ＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチでの暴挙でライセンス停止などの処分を受けた「亀田家」の長男・興毅（２０）が２６日、東京・大久保の協栄ジムで一家を代表して謝罪会見した。会見を拒否し引退を選んだ父・史郎氏（４２）は、ジムに辞任を申し出て受理され、反則を犯した二男・大毅（１８）は厳重注意、興毅は３か月間の試合出場自粛の処分が、ジムから下された。

　セコンド辞任でボクシング界から引退した亀田史郎氏は今後、来年７月のプロデビューを目指す三男・和毅の育成に、心血を注ぐことになりそうだ。興毅と大毅の２人は、亀田道場での練習と史郎氏の直接指導を禁止されたが、アマの和毅はＪＢＣ、東日本ボクシング協会の管轄外。父と息子の関係として直接指導できるが、来年和毅がプロデビューする場合は、兄２人と同じく、所属ジムに預けるしかなくなる。

　その和毅は日本でのアマチュアデビューを断念して、メキシコへ。８月４日に開幕したアマ最高峰大会「ゴールデン・グローブ」のバンタム級リーグ戦に参加中だが、騒動の余波を懸念して、継続参戦を断念する可能性も出ている。

　ＪＢＣが処分を下す前日の１４日にはすでに「私が邪魔ならそれも仕方ない。正直、セコンドにつくのもしんどい」と覚悟は決めていた史郎氏。現在の肩書は、兄弟の芸能活動などをマネジメントする「株式会社亀田プロモーション」の代表取締役だが、同社の今後は不明だ。

参照元：スポーツ報知