ローマでのＦ１開催に前進…ＦＩＡが容認、１３年までに

ローマ市やイタリアの実業家らによる自動車レースの最高峰Ｆ１のローマ招致運動で、Ｆ１を主催する国際自動車連盟（ＦＩＡ）のエクレストン副会長はアレマノ・同市長に書簡を送り、条件が整えば２００１３年までの開催を認める考えを伝えた。２６日付イタリア紙コリエレ・デラ・セラが伝えた。

　開催に向けた条件の具体的な内容は不明だが、レースコースの安全対策などを指しているものとみられる。ローマ市などは南部エウル地区の公道を使うことを予定している。

　イタリアでは既に北部モンツァでＦ１が行われており、ローマでの開催は１回限りとなるとみられる。ＡＮＳＡ通信は１２年に開催される可能性が高いと伝えた。

　エウルは第２次大戦の前にファシスト政権が建設を始めた新興地区で、石畳の道が多い歴史地区と比べて道路の幅も広く、舗装もきれいで、レースの開催に適している。（共同）

参照元：スポーツ報知