スティーブ・フォセット氏の事故機の残骸を発見

米ネバダ州で昨年９月、冒険家のスティーブ・フォセット氏＝当時（６３）＝が消息を絶った際に操縦していた小型飛行機の残骸（ざんがい）が、カリフォルニア州中部マンモスレークス付近の山間部で見つかった。地元当局者らが２日、明らかにした。ＡＰ通信などによると、現場からは人間の遺体の一部も発見されたが、フォセット氏のものかどうかは確認されていない。

　残骸が確認された近くで９月２９日、ハイカーの男性がフォセット氏の身分証などを発見したため、捜索が行われていた。

　フォセット氏は２００２年に熱気球による初の単独・無着陸世界一周を達成、０５年には単発ジェット機で史上初めて単独で無給油・無着陸世界一周飛行に成功した。昨年９月３日に小型飛行機で離陸後に行方不明になり、米裁判所が今年２月に死亡を宣告した。（共同）

参照元：スポーツ報知