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ベールに覆われていた巨人のドラフト戦略が、明らかになった。この日、東京ドームでの都市対抗野球に巨人のスカウト陣が集結。山下哲治スカウト部長は高校生ドラフトについて、「投手か打者かは、最後まで検討したい。現時点で筆頭候補は絞り込まれています」と注目発言。仙台育英・佐藤由には「夏の甲子園のウチのリストで唯一、特A(即戦力)の評価」と話し、大阪桐蔭・中田にも「打者では最上位」と続けた。投打のNO1選手の獲得へ、果敢に臨む姿勢を初めて明言した。
夏の甲子園期間中、巨人の現場、フロント両方で、佐藤由の評価は急上昇を遂げていった。1回戦では強打の智弁和歌山相手に、毎回の17三振を奪って2失点完投。巨人が20年以上使用している球団所有のスピードガンで、初めて154キロを記録した。これは、寺原(日南学園―現横浜)や辻内(大阪桐蔭―現巨人)でも出せなかった驚異的な数字だ。山下スカウト部長も「球威とスライダーのキレ、ともに高校生離れしている」と絶賛。2回戦の智弁学園戦では自己最速となる156キロを計測し、直後に開かれたスカウト会議では、「即戦力で活躍できる投手」との意見で一致した。
一方で、中田への高評価も不動だ。巨人は右の大砲が手薄なことから、将来のクリーンアップを担う逸材として高校通算87発男への調査を進めてきた。投手との“二刀流”から外野手専念を決めた怪物には、「サードでも面白い。体が大きいのに走れるし、肩もいい」(山下スカウト部長)と適応力にも好評価。今夏の大阪大会決勝では金光大阪に惜敗したが、清原、松井クラスの長距離砲だけに、野手のトップランクという評価は揺るがない。甲子園大会後、山下スカウト部長から原監督に高校生ドラフトの現状が報告され、完成されている佐藤由か、たぐいまれな将来性を秘めた中田か、という二者択一での決断が確認された模様だ。
大抽選は避けられない。佐藤由には地元の楽天をはじめ、複数球団が競合覚悟で獲得に走るのは確実な情勢。中田へは阪神、オリックスがすでに1巡目指名を公言している。高校生ドラフトは10月3日。投打どちらの逸材に、チームの将来を託すのか。運命の日、巨人の決断に注目が集まる。
◆巨人の高校生ドラフト1巡目メモ 05年に分離ドラフトが導入されて以来、巨人は競合覚悟で目玉候補を指名している。05年には大阪桐蔭・辻内崇伸投手をオリックスとの抽選の末、交渉権確定。当時の堀内監督がクジを引いたが、オリックス・中村GM(当時)が外れを当たりと勘違いし、交渉権確定球団が間違って発表されるハプニングも起きた。06年は愛工大名電・堂上直倫内野手を中日、阪神との競合の末、中日に奪われ、同様に高く評価していた同じ内野手の光星学院・坂本勇人を指名した。
参照元:スポーツ報知
参照元:スポーツ報知
城島健司は「7番・捕手」で3打数1安打だった。打率は2割8分3厘。
城島は3回の2失点をポイントに挙げた。2死一塁から3連続長短打。「あそこを我慢して相手ピッチャーにプレッシャーをかけないと」。エンゼルスの先発ラッキーは、これで今季マリナーズ戦3勝で計24回を無失点。
しかし、城島に落ち込む様子はない。「まだ3試合をすべて勝たなければという状況ではない」。気持ちを切り替えて2戦目に臨む。
イチロー「(直接対決の初戦に完封され)間違いなく、これから(の戦いは)投手を中心としたディフェンス(が大事)だから。5回までに4点というのはきつい」
城島「(6失点の先発バティスタに)この前の登板から“らしく”ない。ただ、どの試合も勝とうとはしているが、3連戦をすべて勝たないといけない、という状況ではない」
◆イチローの打席別結果
第1打席 1回 三振
第2打席 3回 中安打
第3打席 5回 一ゴロ
第4打席 8回 三振
◆城島の打席別結果
第1打席 2回 遊ゴロ
第2打席 4回 三振
第3打席 7回 右安打
参照元:スポーツ報知
松井秀「(大敗に)今日はなすすべもない、何もすることなし、という感じだった」
◆松井秀の打席別結果
第1打席 1回 一ゴロ
第2打席 4回 四球
第3打席 7回 右飛
参照元:スポーツ報知
理由は2つある。まずは体調面での不安だ。欧州組は長時間移動で帰国することから、代表合流は試合前日になるケースが多い。「移動、時差、それに伴う疲労が生じる。代表の試合が終わればすぐに所属先のクラブでも試合がある。所属先でレギュラーを失う選手もいるかもしれない」と危惧(きぐ)する。
そして、国内組への配慮。強行日程で試合出場したとしても、「国内の選手が『オレの方がうまい、海外の選手がどれだけうまいのか』と疑問に思うことがあるかもしれない」と続けた。オーストリア遠征(9月3日から)では欧州組を招集するが、その後は国内組主体でオシム・ジャパンを熟成させていく。
参照元:スポーツ報知
モンゴル勢では、新関脇で朝青龍の弟弟子の朝赤龍が「向こうで精神的にリラックスできるはず」と話し、旭天鵬は「一人の人間として心を治さなければ」と気遣った。
大関陣では、千代大海が「早く元気に戻ってきてほしい」とエールを送ったが、琴欧洲は「処分の意味がないでしょ」と厳しい見方をした。
参照元:スポーツ報知
宮里藍ら4選手による米女子プロゴルフ協会(LPGA)公認のスキンズゲームが、10月22日に茨城県のイーグルポイントGCで開催される。主催者が28日発表した。
賞金総額5000万円で、宮里のほかにアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、ポーラ・クリーマー、モーガン・プレッセル(ともに米国)が出場を予定している。
参照元:スポーツ報知
男子プロゴルフツアーのフジサンケイ・クラシック(30日開幕)に出場する石川遼(15)=杉並学院1年=が28日、大会会場の山梨県富士桜CCで記者会見し「ファンに喜んでいただけるようなゴルフをしたい」と抱負を話した。
ツアー最年少優勝を飾った5月のマンシングウェアKSBカップ以来、約3か月ぶり2戦目となるプロの舞台に「あのときは自分のゴルフに集中できた。今回は注目されている中での挑戦」と意気込んだ。
予選ラウンド2日間は深堀圭一郎、宮里優作と同組。「トッププロ2人と一緒でいいのかな、という感じ。でも、自分のゴルフと照らし合わせるチャンス」と楽しみにしていた。
参照元:スポーツ報知
参照元:スポーツ報知
◆広島1―14巨人(26日・広島) 巨人が今季最多の20安打、14点で爆勝、首位をキープした。1回に犠打失策をはさんだ6連打で一挙、6点。2回にも4安打で3点と序盤で試合を決めた。大量援護をもらった久保が、8回1失点で5月5日以来、113日ぶりの3勝目。先発投手の“谷間”をきっちり埋めた。最近、ハラハラドキドキが続いたG党も安心の試合展開で、3カード連続勝ち越し、8月の月間勝ち越しも決めた。
第一声は「ホントに、久しぶりだねえ」だった。大勝の試合展開を問われて切り出した原監督の言葉には、実感がこもっていた。伊原ヘッドは「やられっぱなしだったから、少しはウサを晴らせたかな」と笑顔だった。打ちも打ったり、取りも取ったりの20安打14得点。いずれも今季最多をマークし、隠し球や4戦連続逆転負けなど敵地での因縁にケリをつけた。ヒットパレードの幕開けは、まだ西日が差し込む初回だった。
いきなり谷が初球を安打、清水がファーストストライクを叩いて、無死一、二塁の得点機を作った。二岡が送りバントを決め、それを栗原が一塁に悪送球してあっさりと先制した。ここから小笠原、阿部、木村拓のタイムリーなどで一挙6点。この間、たったの14分だった。相手のミスに乗じて一気に襲いかかる。強いチームができることだ。「初回の初球を谷がヒットし(二岡が)いいバントをして相手のミスを誘った。その辺りがしっかりしていたからでしょう」指揮官はビッグイニングの要因を冷静に分析した。
一度火がついた打線はもう止まらなかった。ホリンズのソロアーチなどで3回までに計10点とし、6回には4安打を集中して4点。高橋由がけがでスタメンを外れる中、先発野手全員安打、3~8番が「マルチ打点」の猛攻だった。ホームラン以外での13得点は、87年7月10日のヤクルト戦(後楽園)以来、20年ぶりの快挙。「2試合続けて(打線が)かみ合った。1試合でも継続してやっていきたい」初回に2点適時打の小笠原は意気込んだ。
3回を終えて9点リードの展開に、原監督は主力組を早々とベンチに下げた。休ませる意味合いが強いが、それだけではない。全員野球の真髄がそこに隠されていた。「バックアップの選手たちが『オレの出番だ』と準備し、しっかりとカバーするのはとても重要なこと。カバーし合うことで、チームに勢いは生まれる。全員で戦っているんだ、ということを示しながら、チームとして前に進んでいきたい」原監督の言葉だ。投打ともに疲労が色濃い夏、圧勝の意義は大きかった。
激戦のペナントレースは残り30試合を切った。「最後はやはり気持ちがもっとも大事」と指揮官がのぞむ闘争心がナインからにじみ出た結果、粘りとなって打線はつながった。2か月ぶりの月間勝ち越しを決め、首位をキープした。現時点で、指揮官は具体的な数字を立てていない。「ここまで来たら、皮算用はしたって仕方がない。目標はひとつなんだから」と強い口調で言った。最後の直線で波に乗りつつある。栄光のゴールへ、まっしぐらに進んでいく。
巨人・原監督「(ビッグイニングは)初回の初球、谷がヒットし、(二岡の)いいバントで相手のミスを誘った。その辺がしっかりしていたからでしょう。いいものを続けていく。それが大事だと思います。久保は、きょうは真っすぐで力投していた。ナイスピッチングです」
参照元:スポーツ報知
辛抱強く援護を待った。初回、稲葉に16号ソロを許した。日本ハム・八木の好投を横目に「追加点は与えない」と誓った。走者を背負うとフォークを多投し、狙って三振を奪った。味方が逆転した直後の8回に2点目を失い、この回限りでの降板を言い渡されたが、その裏に再び栗山のアーチで勝ち越し。粘りと驚異的な勝ち運で、ハーラーダービーのライバル、杉内(ソフトバンク)に2差をつける16勝目を手に入れた。
エースに息つく暇はない。3位まで5・5ゲーム差。残り31試合での逆襲へ、西武は涌井中心のローテーションを組む。次回から中5日で先発するが、9月下旬には中4日以内のスクランブル登板も検討中。現在9完投の右腕は「これからは完投より勝ちを意識します。(完投は)最後の試合でできればいい」と欲を封印してフル稼働する。
8月最後の登板で、横浜高の先輩でもある松坂のシーズン最多勝(06年17勝)にも王手をかけた。残りの先発は最低でも6試合。20勝の大台も射程圏にある。試合後、疲れも見せずロッカーへの階段を猛然と駆け上がった涌井は「勝つためには(自分が)投げないと。ウチは最低でもAクラスで終わらないといけないチームですから」と風格十分。20勝、そして26年連続Aクラスへ。背水のレオには最後のとりでが残されている。
参照元:スポーツ報知
城島健司は7回に代打で出場し、この回から捕手に入った。2打数1安打1打点。打率は2割8分2厘。
マリナーズ・イチロー「(27日から同地区の首位エンゼルスと3連戦)大きいですね。今日のゲームが終わったばかり。よく分かりません」
マリナーズ・城島「(7回2死一、二塁で代打で左飛)差し込まれてしまった。あそこで差し込まれるようではいかん」
◆イチローの打席別結果
第1打席 1回 遊撃内野安打
第2打席 3回 一直
第3打席 4回 遊ゴロ
第4打席 8回 一ゴロ
◆城島の打席別結果
第1打席 7回 左飛
第2打席 9回 中安打 打点1
参照元:スポーツ報知
ヤンキース・松井秀「(打球の処理誤りランニング本塁打)弱い当たりだったのでいけるかなと思ったけど、思った以上に切れていった」
◆松井秀の打席別結果
第1打席 2回 三振
第2打席 4回 左安打
第3打席 6回 右飛
第4打席 9回 一ゴロ
参照元:スポーツ報知
完全復活を告げるゴールだった。右クロスをペナルティーエリアわずか外で左足で落とした森本は、相手ゴールとGKを見ながら落ち着いて右足を振り抜いた。敵地のタルディーニスタジアムで先制点を突き刺した19歳は、バルディーニ監督のもとへ走ると思い切り抱きかかえられた。「すごくうれしかった」
同点のアシストも決めた。1―2からの前半44分。MFバイオッコからのパスをすかさずワンツーで返し、バイオッコが決めた。
「(試合前は)落ち着いた気持ちだった」森本だが、セリエA2年目、6試合目で初となる先発を言い渡されたのは前夜。シーズン前の対外試合で先発がなかったことを考えると突然のことだった。だが“予兆”はあった。23日のユースチームとの練習試合で3得点。集まった2000人のサポーターから森本コールが起こった。たまらずバルディーニ監督はスタンドに冗談交じりに「モリモトが先発がいい人は?」と質問。多くのファンが手を挙げた。
セリエA最初のシーズンは大けがに悩まされた。じん帯断裂。7月の1次キャンプでもチームに合流できずリハビリの毎日。坂道ダッシュ、筋トレ…持ち味のダッシュ力が戻らず「瞬間に力入れて動くのが怖い。またけがしてしまうのでは」と漏らしたこともあった。
それでも「じっくり焦らずやりたい」と開幕に照準を合わせ、先発、そしてゴールと結果を生んだ。目指していた7月のU―20W杯出場は棒に振った。だが、最終予選が始まった五輪代表への道はある。Jリーグの数々の最年少記録を塗り替えた“怪物”がもう一度スタートラインに立った。
◆森本 貴幸(もりもと・たかゆき)1988年5月7日、神奈川県生まれ。19歳。FW。98年からV川崎(現東京V)の下部組織でプレー。2004年に東京V入りし、同年3月の開幕戦で15歳10か月6日のJリーグ最年少デビュー。5月には15歳11か月28日の最年少得点記録。Jリーグ最優秀新人賞。05年の世界ユース選手権(現U―20W杯)代表。昨年7月、期限付き移籍でカターニャ入りした。今年1月29日のアタランタ戦でデビュー戦ゴール。180センチ、76キロ。血液型B。
◆欧州リーグでの日本人の開幕ゴール 森本で4人目。83年8月13日にブンデスリーガ(当時西ドイツ)ビーレフェルトのFW尾崎加壽夫が1FCケルン戦で前半20分、右足でゴール。2人目はセリエA・ペルージャのMF中田英寿で98年9月13日のユベントス戦で2得点。MF稲本潤一(現フランクフルト)はプレミアリーグ(イングランド)フラムで03年8月16日のミドルスブラ戦の後半11分、勝ち越しゴールを奪った。
参照元:スポーツ報知
理事会では相撲診療所の吉田博之所長が、朝青龍の病状を説明する。理事会で承認されれば、朝青龍本人も希望していたモンゴル帰国が、成田からウランバートルへの直行便がある29日に実現する見通しとなった。
参照元:スポーツ報知
日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月9日初日・両国国技館)の新番付を発表し、名古屋場所で13勝を挙げて大関に昇進した琴光喜は西に座った。日本人力士の新大関は栃東以来で、31歳3か月での昇進は年6場所制となった1958年以降では最年長記録。
先場所で21度目の優勝をした横綱・朝青龍が夏巡業の休場を届け出ながらモンゴルでサッカーをしたことで2場所出場停止となり、西の白鵬が一人横綱。2場所連続殊勲賞の安美錦とモンゴル出身の朝赤龍が関脇に昇進し、新関脇が2人誕生したのは2001年初場所の若の里、琴光喜以来。元高校横綱で21歳の豪栄道が新入幕を果たした。
大関陣は、在位52場所目の千代大海が3場所ぶりに東の正位に座り、琴欧洲が西。勝ち越してから休場した魁皇は東で、2場所連続でかど番がいないのは6年ぶり。魁皇は幕内在位が史上5位の85場所目となる。
小結は稀勢の里が4場所ぶりに返り咲いて東。西の安馬は関脇で負け越しながらも三役にとどまった。再入幕は岩木山、旭天鵬、春日錦の3人。十両から幕下へ転落した力士がいないのは、72年初場所以来となった。
参照元:スポーツ報知
藍の大きな目が、うっすらと潤んでいた。79をたたき、プロ5年目にして初の2週連続予選落ち。「こんな経験はないです」とうつむきながらラウンドを振り返った。
初日と同様、ティーショットが乱れた。「バックスイングは問題ない。インパクトの時におかしい」という。10番からスタートし、3つボギーを重ねると、3番では左の林に打ち込み痛恨のダブルボギー。フェアウエーをキープしたのはわずか5ホールと曲がりまくった。左へひっかける場面が目立ち、「左には行かないように」と思ったことが、さらにスイングを狂わせた。
「先週から気持ちの整理がついていなくて、心の迷いが振りに出た。考えすぎないようにはしていたんだけど…」と藍。自己最下位の128位に終わった先週のショックを引きずっていたようだ。
コーチで父の優さん(61)は、原因は精神面にあると話した上で、独自の分析も披露した。「米国に慣れてきて、ほっとしている部分があると思う。最初のころのようながむしゃらさがない。ただこれもいい勉強。これを生かさないと、普通の選手になってしまう」
父からのエールに応えるように「長い目で見ればいい経験をしているのかも」と前を向いた藍。出場予定の次戦以降で必ず“リベンジ”をしてみせる。
参照元:スポーツ報知
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