宮里藍は１５位に後退…世界ランキング

女子ゴルフの最新世界ランキングが２５日発表され、日本勢では宮里藍が前週の１４位から１５位に後退した。大山志保は１６位、上田桃子は１９位で変わらず、横峯さくらが２３位から２０位に浮上し、不動裕理は２０位から２３位に順位を下げた。１位のロレーナ・オチョア（メキシコ）ら上位に変動はなかった。

参照元：スポーツ報知

石川遼が日本シリーズ出場へ

男子ゴルフの新星、石川遼（１５）＝杉並学院高＝が、男子の日本一を決めるゴルフ日本シリーズＪＴカップ（１１月２９日―１２月２日・東京よみうりＣＣ＝報知新聞社など主催）に出場できることになった。

　同大会は出場資格がプロに限定されているため、５月の男子ツアー、マンシングウエアＫＳＢカップに優勝した石川は出場資格がなかったが、主催者と日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）が資格変更を協議し、アマチュアの出場を認めることが２５日、正式に決まった。

参照元：スポーツ報知

日本ハムＭ６…ソフトバンク３位以上確定

プロ野球は２４日、パ・リーグ首位の日本ハムが２位ソフトバンクとの直接対決で延長十二回の末に４―４で引き分け、優勝へのマジックナンバーは一つ減って「６」となった。ゲーム差は２・５のまま。最短での優勝決定は２８日の西武戦（グッドウィル）となる。

　ソフトバンクは３位以上が確定し、パでは日本ハムに続いて日本シリーズ出場を争うクライマックスシリーズ進出を決めた。

参照元：スポーツ報知

藤川２死から２失点…阪神痛すぎる５連敗

◆横浜５―４阪神（２４日・横浜）阪神が終盤の手痛い逆転負けで５連敗。４―３とリードの８回から６番手として抑えの藤川を投入。しかし、２死から四球と内野安打で一、二塁とされ、続く佐伯に左越えの２点二塁打を許した。横浜の連敗は３でストップ。

参照元：スポーツ報知

イチロー「罰ですね」…目の前でエンゼルス地区Ｖ

◆エンゼルス７―４マリナーズ（２３日・アナハイム）　マリナーズのイチローは「１番・中堅」で４打数１安打。４月１３日のレンジャーズ戦以来、今季３度目の３三振で打率は３割５分となった。エンゼルスが西地区の優勝を決めた。

　前日に本塁でのプレーで首と左肩を打撲した城島健司捕手は大事を取って欠場した。

　ゲームセット直後、マリナーズのイチローと城島は対照的な反応を見せた。マウンド付近にはエンゼルスの歓喜の輪。ほとんど見ずにロッカーに引き揚げたイチローに対し、城島はベンチに座ってしばらく眺めていた。どちらも、悔しいことに変わりはなかった。

　イチロー「大事なゲームにことごとく負けてきた罰ですね」

　城島「（エンゼルス優勝決定に）この４連戦が勝負というところまで持ってくることができなかった。まったく相手にプレッシャーをかけることができなかった」

　◆イチローの打席別結果
  第１打席　１回　左安打
  第２打席　３回　三振
  第３打席　５回　三振
  第４打席　８回　三振

参照元：スポーツ報知

松井秀ノーヒットもヤンキース再び１．５差

◆ヤンキース７―５ブルージェイズ（２３日・ニューヨーク）　ヤンキースの松井秀喜は「５番・指名打者」で３打数無安打。打率は２割８分７厘。ヤンキースは首位・レッドソックスと１．５ゲーム差に縮めた。

　松井秀は２四球で２得点と接戦での勝利に貢献したが、スイングには不満も。「ミスショット。うまく当たらなかった」と、いずれも好機での遊飛と中飛を反省した。

　松井秀「（２四球２得点）得点につながって良かった。見極めはできている」

　◆松井秀の打席別結果
  第１打席　２回　四球
  第２打席　３回　三振
  第３打席　５回　遊飛
  第４打席　７回　四球
  第５打席　８回　中飛

参照元：スポーツ報知

セルティック初黒星 故障の中村はベンチ外…スコットランド・プレミアＬ

◆スコットランド・プレミアリーグ第７節　ヒバーニアン３―２セルティック（２３日、英国・エディンバラ）　中村俊輔の所属するセルティックは、ヒバーニアンに２―３で敗れ、今季のリーグ戦で初黒星を喫した。

　チーム関係者によれば、中村は左ひざを負傷しておりベンチ入りしなかった。

参照元：スポーツ報知

浜口“誤審”で負けた…レスリング世界選手権最終日

◆レスリング世界選手権最終日（２３日、アゼルバイジャン・バクー）　女子７２キロ級の浜口京子（２９）＝ジャパンビバレッジ＝が審判の“誤審”に泣いた。２回戦でスタンカ・ズラテバ（ブルガリア）に敗退。敗者復活戦も２回戦で負け、８位以内に与えられる五輪出場枠を逃した。

　鬼のような形相でマットに駆け上がった父のアニマル浜口団長が、審判団にほえた。「おかしいぞ。どうなってるんだ」体育館は騒然。女王返り咲きへの道は、あまりにも無情な形で幕を下ろされてしまった。

　ズラテバとの２回戦。第２Ｐの１分２０秒に浜口は外無双で相手を背中から転がした。本来なら浜口に２点が入るはず。ところが審判は、そのまま浜口の体を巻き返した相手だけに２点を入れた。

　浜口は必死にアピールしたがレフェリー、ジャッジは無反応。セコンドの金浜コーチが猛抗議するとイエローカードではね返された。ビデオチェックの権限を持つチェアマン、コントローラーも動かなかった。納得できないまま突きつけられた終戦。「現実が信じられない」砂をかむ思いで悲運のマットを下りた。

　昨年は決勝でズラテバに頭突きを食らい、鼻骨など４か所を骨折させられて敗れた。因縁対決でリベンジに失敗。第１Ｐに飛行機投げで３点を取られたが、「ズラテバが強くなったという実感はない」と気丈に話した。

　敗者復活戦は２回戦でカザフスタンの選手にフォール負け。メダルどころか、五輪出場枠さえも逃した。“誤審ショック”が動きにも連鎖した最悪の結末。国際連盟副会長でもある福田富昭会長はビデオ確認を怠った審判団に激怒し、制裁を求める考えを明かした。

　深い落とし穴にはまった１２回目の世界選手権。北京切符は３月のアジア選手権（韓国）に持ち越された。「出場権を取りにいかないとならない状況に変わった。落ち込んでる場合じゃない」ズラテバと決着をつける北京へ、どん底からの再出発。試合後、アップ場で練習する浜口の姿があった。

参照元：スポーツ報知

伊調馨Ｖ５ 姉・千春と２年連続姉妹Ｖ…レスリング世界選手権最終日

◆レスリング世界選手権最終日（２３日、アゼルバイジャン・バクー）　アテネ五輪６３キロ級金メダルの伊調馨（２２）＝綜合警備保障＝は完勝で５連覇。４８キロ級を制した姉・千春（２５）＝同＝と２年連続姉妹Ｖを達成し、北京五輪代表に決まった。

　マットの下で待ち構えた姉・千春に体当たりで喜びをぶつけた。「ご飯を作ったり、荷物を準備したり、いろいろ支えてくれた。千春の優勝があったから、私も勝てた。ホッとしている」２年連続の姉妹Ｖ。ともに北京切符を決めた今回は格別にうれしかった。

　憎らしいほど強かった。アテネ五輪決勝の再現となる１回戦でマクマンを倒し、決勝のシャリギナ戦まで抜群の安定感を維持。相手のタックルを切ってバックに回り、着実にポイントを重ね続けた。「朝は顔がこわばって緊張していた」という千春の心配は取り越し苦労に終わった。

　長いリーチで相手を懐に入れない“人間要塞（さい）”に、死角は見当たらない。だが「（０―０の延長で）クリンチになれば運任せになる。だから１点を取る選手でなければ（コイントスで攻撃権が決まる）今のルールでは勝てない」。１点へのこだわりを強めて五輪連覇、さらにアテネ五輪で逃した姉妹金メダルに挑む。

参照元：スポーツ報知

白鵬「綱の重み」責任全う横綱初優勝…大相撲秋場所千秋楽

　◆大相撲秋場所千秋楽　○白鵬（寄り切り）千代大海●（２３日・両国国技館）　横綱・白鵬（２２）＝宮城野＝が横綱となって初優勝を達成した。結びの一番で大関・千代大海（３１）＝九重＝を寄り切り、通算４度目の賜杯。朝青龍（２６）＝高砂＝の出場停止で、一人横綱となった重圧をはね返し、綱の権威を守った。九州場所（１１月１１日初日・福岡国際センター）では東横綱として名実ともに角界の頂点に君臨する。

　涙はなかった。白鵬は、静かに喜びをかみ締めた。千代大海を万全の寄りで下し横綱初Ｖ。「優勝したい気持ちが強かったのでうれしい。眠れないも日あった」“一人横綱”の重圧と戦った１５日間。朝青龍問題で揺らいだ日本の国技を守った。責任を果たした２２歳の青年の顔に、少しずつ笑みが戻った。

　綱の重みに苦しめられ続けた。新横綱の名古屋場所。「大関と違って横綱は負けられない」気負いから１１勝４敗でＶ逸。「横綱ってこんなに大変なものなんだ。ならなきゃよかった」冗談めかしながら、周囲に弱音を吐いた。

　“綱の重み”は体にも襲いかかった。土俵入りで着ける綱の重さは１３キロ。取組を２番取ると同じ大変さと言われる土俵入り。綱を落とすわけにいかず、きつく締め続けた結果、腰痛に襲われた。腰が高くなり相撲は安定感を欠いた。名古屋場所では毎日約１時間、付け人からマッサージを受けた。続く夏巡業でも連日の土俵入り。腰痛は慢性的なものになった。

　救ってくれたのは大横綱の教えだった。名古屋場所後に元横綱・大鵬の納谷幸喜相撲博物館館長と会食。「自分を磨きなさい。相撲は自分との戦いだから」３２回の優勝を誇る“先輩”の言葉が胸に響いた。「一人横綱？　プレッシャーはあったけど横綱は横綱。責任を果たせてよかった」名古屋では３日間だけだった朝げいこも今場所は１５日間皆勤。自覚を持った行動が結果につながった。

　目指すは人に尊敬される横綱。夏巡業でもファンサービスを欠かすことはなかった。自分のけいこと同時に若い衆を積極的に指導。「横綱が動いているのだから僕らもやらないと」付け人の１人は言った。育ての親・熊ケ谷親方（元幕内・竹葉山）も「自覚が出てきたよ」。九州場所で７勝を挙げれば初の年間最多勝が確定。「次の目標。もちろん優勝。３連覇」初場所には朝青龍が戻ってくるが、相手は自分。白鵬が新しい時代を築く。

　◆白鵬　翔（はくほう・しょう）本名ムンフバト・ダヴァジャルガル。１９８５年３月１１日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。２２歳。宮城野部屋。２０００年１０月来日。０１年春場所で初土俵。０４年夏、新入幕。０６年春場所後に大関昇進。０７年夏場所後に第６９代横綱に昇進。優勝４回。殊勲賞３回、敢闘賞１回、技能賞２回。金星１。得意は右四つ、投げ。家族は紗代子夫人（２３）と長女・愛美羽（あみう）ちゃん（４か月）。１９２センチ、１５５キロ。

参照元：スポーツ報知

相沢、世界初挑戦は大差判定負け…ＷＢＡ世界Ｓフライ級

◆プロボクシングＷＢＡ世界スーパーフライ級王座戦　○アレクサンデル・ムニョス（判定　３―０）相沢国之●（２４日、東京・後楽園ホール）　世界初挑戦で同級６位の相沢国之（三迫）はチャンピオンのアレクサンデル・ムニョス（ベネズエラ）に０―３の判定で敗れた。ムニョスは初防衛。

　相沢は相手の強打を受けて劣勢に立たされ、足を止めての打ち合いにも応じたが決め手がなかった。９回にはダウンを喫し、判定は大差がついた。戦績は１６戦１３勝（１０ＫＯ）２敗１分け。

　今年５月に名城信男（六島）を判定で破って王座に復帰したムニョスは、元王者時代を含めると通算４度目の防衛で、戦績を３３戦３１勝（２７ＫＯ）２敗とした。

　日本のジムに所属する現役世界王者は６人のまま。

　アレクサンデル・ムニョス「気分もよく、満足している。ＫＯはできなかったけれど、相手があることだし不満はない。相沢は忍耐強かった」

　◆アレクサンデル・ムニョス（ベネズエラ）　９８年１０月プロデビュー。０２年３月にセレス小林をＴＫＯで破り、ＷＢＡスーパーフライ級王座を獲得。３度防衛後に陥落したが、ことし５月に名城信男に判定勝ちしてタイトルを奪回した。軽量級離れした強打が自慢の右ボクサーファイター。戦績は３３戦３１勝（２７ＫＯ）２敗。ベネズエラ西部のボリバル出身。２８歳。

　相沢国之「情けないだけ。相手にパンチがあるとは思わない。むしろ距離感がうまく、詰めさせてもらえなかった。今までやってきたことの半分も出せなかった」

参照元：スポーツ報知

藤本ローキックで沢屋敷打倒作戦…２９日Ｋ―１ワールドＧＰ開幕戦

Ｋ―１ワールドＧＰ開幕戦（２９日、韓国・ソウル、オリンピック第一体育館）で、沢屋敷純一（２３）＝チームドラゴン＝との日本人対決に臨む藤本祐介（３２）＝モンスター・ファクトリー＝が２３日、大阪市内で公開練習。動き回る相手をキックで倒すハンター作戦でＫＯ勝利を狙う。

　パンチの強さからブンブン丸と呼ばれる藤本が、移動しながらローキックを放つ練習に打ち込んだ。減量中で、現在の９９キロから、さらに２キロ落とす予定。「体が軽い。（沢屋敷は）１～２回は逃げ回るだろうから、ローキックで倒したい。威力が落ちずに打ち続けられるローキックだと思う」と新スタイルに手応えを感じている。ヘビー級新星の沢屋敷に対し「みんなが盛り上がっているけど、（Ｋ―１で）４戦しかしてないし、簡単じゃない。倒したい」。日本人最強の座は譲らない。

参照元：スポーツ報知

弔いジャイアンツ…亜希子さん遺影に誓ったＶ奪回

　◆巨人７―１横浜（２２日・東京ドーム）　午前１１時。都内の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督（７１）＝報知新聞社客員＝の自宅にＧ戦士たちの姿があった。原監督をはじめとする首脳陣と、生え抜きの選手たちが、１８日に心不全のため亡くなったミスターの妻・亜希子さん（享年６４歳）の弔問に訪れていた。

　７時間後。ミスターとともに日本一に輝いた清水、高橋由、二岡の“生え抜き３人衆"がグラウンドで大暴れした。勝負を決めたのは２試合連続で「６番」に入った清水だった。

　１点を失い、リードが２点に縮まった直後の４回１死。三橋の内角低めの変化球を完ぺきに捕らえた。「ドロップです。難しい球だったけれど、うまく打てたよ」きれいな放物線を描いた打球は右翼席中段に吸い込まれた。８月２４日の広島戦（広島）以来となる３号ソロ。横浜に傾きかけた流れを引き戻し、「最高のバッティングでした」と声を弾ませた。

　口火を切ったのはヨシノブだった。初回、先頭でいきなり右前安打を放ち、小笠原の二塁打で先制のホームを踏んだ。二岡も続く。２死二塁となって、右中間を破る適時二塁打。続く清水は中前にタイムリー。一気に３点を奪い、主導権を握った。

　その後も勢いは止まらない。３人そろってマルチ安打を記録し、二岡は１打点、清水は２打点。４３年間連れ添った愛妻との突然の別れに悲しむ“恩師"に白星をささげた。

　２１日の試合前、長嶋氏の長男で、巨人球団代表特別補佐の一茂氏が東京ドームを訪れ、２２日に弔問を受けることをチーム関係者に伝えた。弔問に訪れた原監督らは遺影に手を合わせ、ミスターのためにも改めてＶ奪回を誓った。

　原監督は「選手の動きも目の輝きも、よく映ります」とチームに勢いを感じている。清水は「バットが折れようが、なにしようが、内容よりも勝つことが大事」と言葉に力を込めた。ミスターは２４日の中日戦（東京ドーム）を観戦予定。２３日の横浜戦も絶対に負けられない。

参照元：スポーツ報知

日本ハム、一休みＭ７のまま

◆日本ハム２－３ソフトバンク（２３日・札幌ドーム）　パ・リーグ首位の日本ハムが２位ソフトバンクとの直接対決に敗れ、優勝へのマジックナンバーは「７」のまま。ゲーム差は２・５となった。最短での優勝決定は２８日の西武戦（グッドウィル）となる。

　淡口打撃コーチは「７回がすべて。最大のチャンスだったが…」と悔やんだ。森本の中前への２点適時打で１点差に迫り、なお１死二、三塁。だが、田中賢が空振り三振、稲葉は遊ゴロで、逆転のチャンスを逃した。

　ヒルマン監督は「あと一本が出なかった」とうなだれた。

参照元：スポーツ報知

佑ちゃん、６回９安打２失点で初黒星…東京六大学野球

◆東京六大学野球第３週第２日　法大２―１早大（２３日・神宮）　早大のスーパールーキー・斎藤佑樹投手が先発、６回９安打２失点でデビュー以来、初の負け投手（通算５勝１敗）となった。

　斎藤は初回から３回まで先頭打者に安打されピンチを作るも無失点に抑えてえていたが、４回も先頭打者の大沢に左翼フェンス直撃の２塁打を打たれると、後続に４安打され２点を失った。

　佑ちゃんを援護したい早大は６回、相手のエラーなどで１点を返したが、追加点を奪えなかった。

　第１試合は慶大が１―０で明大を下した。

　法大と慶大が、ともに１勝１分けとした。

　慶大は３回に挙げた１点を３投手の継投で守り切り、明大に１―０で先勝した。

参照元：スポーツ報知

松井秀３安打１００打点も突破！井川は１／３回無失点

◆ヤンキース１２ｘ―１１ブルージェイズ＝延長１０回＝（２２日・ニューヨーク）　ヤンキースの松井秀喜は「５番・左翼」で６打数３安打３打点で今季１０２打点とした。松井秀のシーズン１００打点は大リーグ５年目で４度目。打率２割８分９厘。

　井川慶投手は８回のピンチに８番手で登板、右前打されたが、１／３回無失点だった。

　チームは延長１０回、サヨナラ勝ちした。

　松井秀「（３安打３打点）今日は全体的に良かったと思う。９回（中飛）はバットのしんに当たっているけど上がりすぎた」

　◆松井秀の打席別結果
  第１打席　２回　中安打
  第２打席　３回　中飛
  第３打席　５回　右翼線三塁打　打点１
  第４打席　６回　右安打　打点２
  第５打席　７回　二ゴロ
  第６打席　９回　中飛

　◆井川の投球内容
  回数　１／３
  打者　２
  球数　５
  被安打　１
  奪三振　０
  与四死球　０
  失点　０
  自責点　０

参照元：スポーツ報知

松坂、日本人新人最多１５勝目お預けも…ＰＯ進出決定！

◆デビルレイズ６―８レッドソックス（２２日・セントピーターズバーグ）　レッドソックスの松坂大輔投手が先発し、６回２／３を投げ５失点で降板した。松坂に勝敗は付かず、日本人新人投手で最多の１５勝目は、レギュラーシーズン最終となる次回登板に持ち越された。デビルレイズの岩村明憲は「１番・三塁」で４打数１安打。打率は２割８分２厘。

　レッドソックスは乱戦を制し今季９２勝目をマーク。地区優勝を逃しても、ワイルドカード（最高勝率の２位）でのプレーオフ進出を決めた。ア、ナ両リーグでプレーオフ進出第１号。

　松坂は５―３とリードした７回、２死から２四球を出し降板。救援投手が３点本塁打を打たれ逆転された。松坂の最終登板予定は、２８日（日本時間２９日）のツインズ戦。

　デビルレイズの岩村は松坂から１回に先頭打者安打。７回は四球を選び、後続の３点本塁打につなげた。

　序盤から「ベンチでも（松坂は）球が来てないという話が出ていた」という。

　デビルレイズ・岩村「（松坂は）立ち上がりから球威がなかった。負けは仕方がないでしょ」

　◆松坂の投球内容
  回数　６回２／３
  打者　２９
  球数　１１５
  被安打　６
  奪三振　７
  与四死球　３
  失点　５
  自責点　５

　◆岩村の打席別結果
  第１打席　１回　左安打
  第２打席　３回　右飛
  第３打席　５回　三振
  第４打席　７回　四球
  第５打席　９回　中飛

参照元：スポーツ報知