宮里聖志パット１０センチ届かず…カシオワールドオープン最終日

◆男子プロゴルフツアー　カシオワールドオープン最終日（２５日、高知・Ｋｏｃｈｉ黒潮ＣＣ、パー７２）　あと１０センチ届かなかった。逆転での日本シリーズ出場を狙った賞金ランク２７位の宮里聖志は、最終１８番でピン左４メートルのバーディーチャンスにつけた。しかし、ボールは無情にもわずか１０センチショート。通算３アンダーの２２位に終わった。

　今大会開幕前から賞金ランク２５位以内のシリーズ出場を目標に据えてきたものの、約１６万円及ばず２６位。２００５年以来の自身２度目、優作との兄弟同時の最終戦出場はかなわなかった。

　ホールアウト後は「最後まで粘れたし、ダメなら仕方がない」と、自分に言い聞かせるように話し、約１時間、祈るように速報ボードで、自身の順位の行方を見つめていた。“終戦”が確実となると「悔しい。（約１６万円を）自腹で出したいくらい」と、肩を落としてクラブハウスを後にした。

参照元：スポーツ報知