大毅解雇も！「車はぶつけるもん」発言に東日本協会激怒…金平会長厳罰示唆

１年間のライセンス停止処分を受けている、プロボクシング亀田家の二男・大毅（１９）が最悪の場合、協栄ジムを解雇される可能性が出てきた。大毅は１月２７日に追突事故を起こしたが、その後「車はぶつけるもん」などと発言。東日本ボクシング協会は１８日の定例理事会で管理、監督の徹底を要望した。

　金平桂一郎会長（４２）は席上、陳謝した上で「すべての可能性は否定しない」と今後、態度が改善されない場合、解雇を含めた厳罰を下す可能性を示唆した。問題の発言は１２日に大毅が茨城・霞ケ浦高レスリング部の練習見学をした際のもの。同協会の大橋秀行会長は一般例を挙げ「事故で亡くなる方もいるわけですから」と断罪した。さらに１３日以降、協栄ジムに抗議の電話が寄せられたという。

　改善策として金平会長は父・史郎氏（４２）が社長を務める亀田プロモーションとの連携を強化し自覚を促すとした。だが、今回のようなリング外の出来事に関し「どこまでコントロールできるか難しい」と頭を抱えた。次戦のメドが立たないこともあり、ジムへも「ほとんど通っていない状態」。大橋会長は「しっかりしてくれということ」と亀田一家とジム側のコミュニケーション不足に苦言を呈していた。

　◆３・２２興毅の対戦相手は変更

　３月２２日に約８か月ぶりの再起戦（幕張メッセ国際展示場第２ホール）を控えるＷＢＡ世界フライ級１位、亀田家の長男・興毅（２１）の対戦相手が急きょ変更されることになった。金平会長は「１週間くらい前に申し出があった。残念ですが変更することになりました」と予定されていた元ＷＢＯ世界フライ級王者ホセ・ロペス・ブエノ（３３）＝スペイン＝が「健康上の理由」で試合をキャンセルしたことを明言。「候補が何人かいます」と複数の代役をリストアップし、交渉中であることを明かした。

参照元：スポーツ報知