バンナ“Ｌ作戦”でチェ・ホンマン打倒に自信…８日Ｋ―１ＧＰ

Ｋ―１のけんか番長、ジェロム・レ・バンナ（３４）＝フランス＝が６日、“Ｌ作戦”での初優勝に自信を示した。Ｋ―１ワールドＧＰ決勝トーナメント（８日・横浜アリーナ）に向けて都内で記者会見が行われ、初戦で２１８センチのチェ・ホンマン（２７）＝韓国＝とのリターンマッチに臨むバンナは、韓流巨人撃破のマル秘特訓の内容を明かした。

　辛勝したものの、延長判定までもつれ込んだ昨年開幕戦と同じ苦しみはしたくない。チェと等身大のスパーリングパートナーを探して備えようとしたが、母国・フランスでは見つからなかった。そこで考案したのは、パートナーに高さ約５０センチのＬ字形の台に乗ってもらっての練習。Ｌ字上を動き回ってもらい、パンチを振り下ろしてもらうことで「仮想・ホンマン対策ができた」と自信を見せた。

　一発勝負師のバンナは、もともとトーナメントが大嫌い。いまだに優勝経験もない。だが、初戦で難敵を迎えるのは、番長にとって渡りに船だ。「ボウリングと同じ。最初にでかいピンを倒せば、あとは勝手に全部倒れるさ」。韓流巨人を倒して念願の“ストライク”を狙う。

参照元：スポーツ報知

阪神、グライシンガーに２年７億以上提示

阪神がヤクルトから自由契約となったセス・グライシンガー投手（３２）との入団交渉を本格的に開始した。米国に派遣した球団渉外担当が現地４日（日本時間５日）、グライシンガーの代理人と話し合いを持ち、２年７億円以上の条件を提示した。

　だが、最多勝右腕争奪戦には、ソフトバンクのほか、米大リーグ球団も参戦していることが確認された。南球団社長は「想像以上にマネーゲームの様相はある。どこまでも（条件が）上がるのでは、かなわん」とメジャー球団の出方を気にかけた。しかし、「幅は持たせている」と条件を上積みすることも想定し、粘り強く交渉を継続する方針だ。

参照元：スポーツ報知

星野監督、長嶋さんなら北京来る！黄金タッグ結成へ「元気ならじっとしていない」

２００８年北京五輪出場を決めた日本代表の星野仙一監督（６０）と田淵幸一ヘッド兼打撃コーチ（６１）が５日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、０４年アテネ五輪日本代表監督を務めた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督（７１）に、４０分間の予選突破の報告を行った。来年８月の北京五輪について、「もし（北京に）来られるというのなら、それだけ元気になられたということ」と、夢の強力タッグ結成を歓迎した。

　言葉はいらない。同じ重圧を味わった者にしか分からない解放感が、２人の指揮官を包んでいた。だからこそ、ミスターの考えていることも手に取るように分かる。「来年？　そこまではまだ。仮定の話には答えられないが、もし（北京に）来られるというのであれば、それだけ元気になられたということ。あの人は元気ならじっとしてないですよ」星野監督は独特の言い方でミスターのバックアップと、タッグ結成を歓迎した。

　今年３月に会談した際に、指揮官が北京五輪日本代表の相談役就任を要請し、快諾を得た。アジア予選の前には、「僕の思いは野球ファンすべての思いだ。野球ファンのすべてが、心を一つに、君たちとともに戦うだろう」とのメッセージを送られ、戦いの地へと向かった。

　長嶋さんは３試合すべてをテレビ観戦し、日の丸をかけた日本代表の戦いを目に焼き付けた。台湾戦の７回に見せた同点スクイズに触れ、「よく勇気を出してサインを出したね」と感心。「１シーン、１シーンを私よりもしっかり覚えていたくらい」と星野監督はミスターの集中力に驚きの声を上げた。

　さらに、ベンチでは選手全員が立ったまま戦っていたことに、「本当にね、こうなってくるんだよね」とアテネ五輪予選の激闘を思い出したように、左手の拳を固く握った。「いい経験だよね。本当にすばらしかった」とアジアを制した激闘をねぎらった。

　経験したことがない緊張感、逃げ出したいほどの重圧を背負い、それを克服した星野ＪＡＰＡＮ。「分かるような気がします。ほかの場合とは違って、勝ち負けが違う。北京の場合もまた違うんじゃないの。やはり日の丸というのはありますよね」という長嶋さんの言葉に、「経験者ですし、私たちの気持ちを分かってくれる最大、最高の理解者。いい報告ができて幸せに思います」と闘将も表情を和らげた。

　来年の夏には、世界の強豪を相手にした本番が待っている。４年前、アテネで果たせなかった悲願達成へ。ミスターの協力を得た文字通りの「黄金タッグ」で、星野監督は金メダルを狙う。

参照元：スポーツ報知

福留に複数の球団監督興味…ヒルマン「中軸で」、Ｗソックス「イチ＋松井」

米テネシー州・ナッシュビルで行われているウインターミーティング２日目の４日、各球団監督の会見がスタートして、中日からＦＡとなっている福留孝介外野手（３０）の名前が、複数の球団から挙がった。

　交流戦や昨年の日本シリーズで対戦したロイヤルズのヒルマン新監督は「スイングに無駄がなく、バランスがいい。外野守備の動きも素晴らしい。打点を叩き出せる勝負強さを持っており、中軸を打たせたい」と強い興味を示した。

　一方、年平均１０００万ドル（約１１億円）の複数年契約を準備していると報じられているＷソックスのギーエン監督も、ビデオを見たことを明かした上で「センターを守れる選手。イチロー（マリナーズ）とマツイ（ヤンキース）のコンビネーションだ」と絶賛した。

　なお、福留獲得には総額１００億円も用意、と４日付電子版で報じたシカゴの地元紙サン・タイムズ紙は５日付で「（本命のカブスは）条件が高騰し、獲得できなかった場合はマリナーズのイバネス外野手を狙う」という今オフ外野手補強のプランＢを伝え、争奪戦の激しさを物語っている。

参照元：スポーツ報知

最多６３点！インザーギＶ弾でミラン首位通過…欧州ＣＬ

◆欧州チャンピオンズリーグ　１次リーグ第６節　◇Ｄ組　ＡＣミラン１―０セルティック（４日、サンシーロ）　【ミラノ（イタリア）４日】既に決勝トーナメント（Ｔ）進出を決めているＡＣミランがセルティックを１―０で下し、１次リーグ首位通過を果たした。ＦＷインザーギ（３４）が後半２５分に決勝点を挙げた。欧州カップ戦通算６３点目は歴代の単独１位。ミランは勢いに乗ってトヨタ・クラブＷ杯制覇を目指し６日、来日する。左ひざ負傷でＭＦ中村俊輔（２９）が欠場したセルティックは負けたが２位に入り、２季連続で１６強進出。

　インザーギが来日前に記録を作った。後半２５分、右サイドを崩したＭＦカカがペナルティーエリア内でタテパスを送る。カカの後方から走り込んできたカフーが中央へクロス、インザーギがゴール正面から右足で決めた。元西ドイツ代表のゲルト・ミュラー氏の持つ６２得点を超え、欧州カップ戦６３得点の最多得点の記録を打ち立てた。

　「このゴールを仲間とサポーターと分かち合いたい」と、喜んだ。今季は１９試合（リーグ戦１３試合、ＣＬ６試合）で先発出場６回、途中出場６回となかなか出番に恵まれていない。しかし、ＣＬでの決定力は抜群。出場４試合（先発３、途中出場１）１８８分で４得点。アンチェロッティ監督からも「彼は大事な試合で決めてくれる」と、腐らずプレーし続けるベテランは絶大な信頼を置かれている。

　この日はスタンドで両親、弟が見守っていた。「家族と記録達成を祝いたい気持ちもあるが、まだ今は祝えない。なぜなら、日本での試合が待っているから」６日には、来日する予定だ。「３４歳だけど、気持ちは子供なんだ。走りたい、楽しみたい、得点したい、喜びたい」。最後は涙を流しながら、語った。次の目標は日本で、世界一のタイトルをつかむことだ。

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俊輔セルティック連続決勝Ｔ…欧州ＣＬ

◆欧州チャンピオンズリーグ　１次リーグ第６節　◇Ｄ組　ＡＣミラン１―０セルティック（４日、サンシーロ）　【ミラノ（イタリア）４日】既に決勝トーナメント（Ｔ）進出を決めているＡＣミランがセルティックを１―０で下し、１次リーグ首位通過を果たした。左ひざ負傷でＭＦ中村俊輔（２９）が欠場したセルティックは負けたが２位に入り、２季連続で１６強進出。

　セルティックの中村が昨年のリベンジを果たすチャンスを得た。シャフタル・ドネツクが勝っていたら１次リーグ敗退だったが、突破。試合後、結果を知ったストラカン監督は「厳しい戦いを切り抜けた」と、ホッとした表情。俊輔は５日、「どこも強いチームだったから、突破できたのは良かった」と、仲間をねぎらった。昨季はＡＣミランに延長の末２戦合計０―１で敗れている。「決勝Ｔではできるなら、強くて、今まで対戦したことのないチームと当たりたい」と、希望した。治療も順調、２月の決勝Ｔでは万全の状態で、今度は８強入りを狙う。

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ロナウジーニョ、チェルシー移籍合意

　ＦＣバルセロナのブラジル代表ＭＦロナウジーニョ（２７）がチェルシー（イングランド）への移籍に合意したと、スペインのマルカ紙が５日、報じた。兄で代理人であるロベルト・デ・アシス氏が４日まで英国に滞在し、チェルシーと水面下で交渉し、年俸１０００万ユーロ（約１６億２０００万円）で合意したという。チェルシーが正式にオファーを出せば、クラブ間で移籍交渉が始まる。

　チェルシー移籍については９月下旬に英国メディアでも１度、取り上げられた。移籍金として５８００万ポンド（約１３０億円）を用意していると伝えられており、今回もこの金額で交渉が進む可能性が高いと見られる。

　ロナウジーニョは右足首痛などで最近では先発落ちが多い。欧州ＣＬリヨン戦（１１月２７日）に続いて前節のエスパニョール戦（１日）でもベンチ。ライカールト監督との確執も取りざたされており、最近ではＡＣミランへの移籍もうわさされていた。

参照元：スポーツ報知

けんかやいじめ「ある」…大相撲５３部屋アンケート

　大相撲の５３部屋に対するアンケートの結果で、相撲部屋の生活やけいこ指導の実態が浮き彫りになった。

　けんかやいじめの現場を見たことが「ある」と答えたのは１７部屋（３２％）。そのときの対応は、９０％が「やめさせた」。しつけと体罰は４５部屋が違うと認識し、７部屋が似ていると回答した。

　「厳しいけいこ」が「行き過ぎたけいこ」にならないように心掛けているのは４２部屋。ただ、心掛けていないとしたのは８部屋あった。

　外国出身力士がいる部屋では、９８％が日本文化を教えているとしたが、日本語を特別に教えている部屋は６８％だった。

　過去１年で弟子が突然やめた部屋は１９。未成年力士の飲酒、喫煙は３４部屋が厳禁としたが、大目に見ると答えた部屋も１５あった。この点について伊勢ノ海委員長は「千秋楽の打ち上げパーティーなどでの乾杯程度ということです」と話した。

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福原愛と韓陽の北京五輪出場確実に

国際卓球連盟は５日、最新の世界ランキングを発表し、女子で福原愛（ＡＮＡ）、男子は韓陽（東京アート）の北京五輪出場権獲得が確実となった。北京五輪出場権は来年１月３日発表の上位２０人（１か国・地域最大２人）に与えられるが、福原は１０位、韓陽は１９位で、それまでに大幅に変動する可能性が低いため。

　日本女子は来年１月の世界ランキング発表までに福原のほか、１８位の平野早矢香（ミキハウス）、２４位の福岡春菜（中国電力）が今季のプロツアー成績上位者によるプロツアー・グランドファイナル（１３―１６日・北京）に出場する。しかし平野、福岡がそろって世界トップクラスを次々と破り、福原の順位を逆転しない限り、福原は出場権を手にする。

　男子で韓陽に次ぐ水谷隼（青森・青森山田高）は３０位。グランドファイナルには出場しないため、世界ランキングでの出場権獲得はなくなった。（共同）

　福原愛「まだ大会が残っているので、気を抜かずに最後まで頑張りたい。（五輪出場権獲得が）きちんと決まったら、ほっとしたい」

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ボンヤスキーＫＯ宣言…８日Ｋ―１ＧＰ

Ｋ―１ワールドＧＰ決勝トーナメント（８日・横浜アリーナ）に出場するレミー・ボンヤスキー（３１）が初戦で対戦するバダ・ハリ（２２）＝モロッコ＝の“口撃”をフライング・ニーで封じる。以前から一方的に嫌われており「彼の大口をふさぐにはＫＯしてあげるのがいいだろう」とリング上の完全決着を誓った。

　「フェイク（偽の）チャンピオンだ」など０３、０４年の王者に対し相変わらずの暴言を吐きまくるバダ・ハリに対しボンヤスキーは「何で嫌われているかも分からないよ。テロリスト並みだね」と苦笑い。「ぼくは紳士。リスペクトしているよ」と、大人の対応を続けた。

　だがリング上では別の話。「彼にはガードを上げてしっかりディフェンスしろとしか言えないね」と戦闘モードに突入した。若さゆえの暴走は得意のヒザで食い止める。

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楽天が長谷部と仮契約、年俸１５００万円

楽天は５日、大学生・社会人ドラフトで１巡目指名した愛工大の長谷部康平投手（２２）＝１７３センチ、６８キロ、左投左打＝と名古屋市内のホテルで入団交渉し、契約金１億円、年俸１５００万円プラス出来高払い５０００万円で仮契約した。

　長谷部は北京五輪アジア予選日本代表にアマチュアからただ１人選出され、４日に台湾から帰国。登板はなかったが「緊張感ある試合を経験し、成長できた。これを生かして頑張りたい」と活躍を誓った。同席した吹石チーフスカウトは「球速とスタミナがある。先発でも抑えでもいけると思う」と期待をかけた。背番号は９日に発表される。（金額は推定）

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福留５年１００億円！？カブス、パドレスなど５球団名乗り

シカゴの地元紙が４日付で、中日からＦＡとなっている福留孝介外野手（３０）に対し、エンゼルスに５年総額９０００万ドル（約１００億円）でＦＡ移籍したハンター外野手並みの条件になる可能性を報じた。また、広島からＦＡ宣言した黒田博樹投手（３２）についても条件が高騰。３日開幕したウインターミーティングでは、日本の誇る投打のＦＡ組獲得に、メジャー各球団のマネー合戦が展開されそうだ。

　米大リーグの球団関係者や選手の代理人などが一堂に会するウインターミーティングが３日、米テネシー州ナッシュビルで始まった。表面上は大きな動きはなかったが、水面下で「ＦＵＫＵＤＯＭＥ」の名前が会場を駆けめぐった。

　４日付のシカゴ・サンタイムズ紙電子版は、地元カブス補強の目玉・福留の条件高騰を伝えた。同紙によると、その値段はツインズから今オフにＦＡとなった７年連続ゴールドグラブ賞の名手ハンターが、エンゼルスと交わした５年総額９０００万ドル（約１００億円）程度になる可能性もある、としている。

　争奪戦を繰り広げるパドレスのタワーズＧＭはこの日、「われわれの補強ポイントは外野手。（福留獲得の）チャンスはあるはず。（６日に）この会議が終わるまで、最低１人の外野手との契約をまとめたい」と明言。Ｗソックスのギーエン監督も興味を示したほか、ドジャース、レンジャーズも乗り出すなど、メジャー各球団が一気に札束攻勢をかける可能性が示されたようだ。

　大リーグ挑戦を明言した黒田と違って、福留は来季のプレーする舞台を明らかにしていない。それでも、先週「早く態度を決めてくれ」とメディアを通じて訴えたカブスのヘンドリーＧＭは、３日には「いい外野手を決めるまでは、この会場（ウインターミーティング）から去ることはできない」と福留獲得への決意を口にしている。

　代理人のアーボン氏はＭＬＢ公式ページの電話取材に、ウインターミーティングを欠席することを明かした。その上で「複数の球団からオファーを受けている、としか言えない。ただ、今週末までに移籍先を絞り込みたい」と展望を語った。最近は、インターネット交渉の時代だけに、最終日の６日までに一気に交渉が進展することも濃厚。米各球団の動きから目が離せない。

参照元：スポーツ報知

オシム監督、第一声「試合は？」先週末家族と会話

　日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事（５０）は４日、脳梗塞（こうそく）のため千葉・浦安市の順天堂浦安病院に入院中の日本代表イビチャ・オシム監督（６６）が先週末にアシマ夫人（６４）ら家族と会話した内容を明かした。１１月１６日の緊急入院後、初めて発した言葉は「試合は？」だったという。「どの試合を指すのか分かりませんが、オシム監督のサッカーに対する思いを改めて感じます」と同専務理事は感激の面持ちで話した。

　集中治療室で得意の“オシム語録”も飛び出した。アイスクリームを食べさせたアシマ夫人が「冷たくない？」と問いかけると「冷たくなければアイスクリームではありません」と返答したという。報告を受けた日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン（７１）も「オシム監督らしい」と喜んだ。

　ただし、同専務理事によると「覚せいと睡眠を繰り返している」状態で完全に意識を取り戻したわけではない。また、１１月２５日に決まったＷ杯３次予選の組み合わせに「どうだった」と興味を示したものの、岡田武史新監督（５１）の就任が決まったことについて、家族はオシム監督に伝えていないという。

参照元：スポーツ報知

ロマリオから陽性反応

サッカーの元ブラジル代表ＦＷで母国のバスコ・ダ・ガマ所属のロマリオ（４１）が１０月２８日の試合後に行ったドーピング検査で禁止薬物フィナステリドの陽性反応が出たことを４日、明らかにした。本人は使用を認めたが、発毛剤によるものと主張した。

　フィナステリドは筋力増強剤の使用を隠す作用があるとして世界反ドーピング機関（ＷＡＤＡ）から禁止されている。ロマリオは３日、現役通算１０００得点を記録したとしてブラジル・サッカー協会から表彰されたばかり。（リオデジャネイロＡＰ＝共同）

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セルティックが決勝Ｔへ、俊輔は欠場…欧州ＣＬ

　欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）は４日、イタリア・ミラノなどで１次リーグＤ組の最終節２試合を行い、中村俊輔の所属するセルティック（スコットランド）が敵地でＡＣミラン（イタリア）に０―１で敗れたものの勝ち点９でＤ組２位を守り、２季連続で１６チームによる決勝トーナメント進出を決めた。故障の中村は欠場した。

　ミランは勝ち点１３で同組を首位通過。後半２５分にＦＷインザーギが決勝点を挙げ、欧州連盟（ＵＥＦＡ）が主催するクラブ大会での通算６３得点で歴代最多記録を塗り替えた。

　もう１試合はベンフィカ（ポルトガル）がシャフタール・ドネツク（ウクライナ）を２―１で破り、勝ち点７の３位に浮上してＵＥＦＡカップに回った。

　左ひざ痛の俊輔をはじめ、けが人続出のセルティックは力負け。シャフタール・ドネツクが敗れたため辛くも決勝トーナメントに進出できたが、ストラカン監督は「厳しい戦いを切り抜けた」とほっとした表情だった。消極的なプレーが目立ち、攻撃は単調。俊輔の技巧があれば突破口を開けたかもしれないが、年内に復帰する望みは薄い。

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興毅スパー！軽～く「目慣らし」５Ｒ

プロボクシングの世界戦反則騒動で、協栄ジム（東京・大久保）での練習を義務づけられた亀田兄弟の長男・興毅（２１）が４日、同ジムでの練習２日目にして早くも５ラウンドのスパーリングを敢行した。弟・大毅（１８）が見守る中、１１月に再始動先のメキシコで積んだ防御技術を再確認。上体とステップワークだけでパンチを紙一重でかわす“アンタッチャブル・ディフェンス”を見せつけた。

　パンチを出さずに、スパー相手の元日本フライ級ランカーを手玉。確実にレベルアップしているが「スパーちゃうで。目慣らしのために人を立ててシャドーやってるだけや。全然アカンよ」とさらり。公言する「２１歳で２階級制覇」への道を確実に踏み出したようだ。

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「朝青バブル」便乗！報道陣にも入場料１万円…冬巡業最終日

朝青龍（２７）＝高砂＝の“バブル人気”が思わぬ弊害を生んだ。大相撲の熊本・天草市巡業で４日、主催者が報道陣に対し、１社につき１万円の入場料を請求する異例の出来事が発生。赤字の穴埋めに朝青龍が利用された形だ。

　天草場所の益田政昭委員長（５４）はチケットの売れ行きが不調だとして「赤字だったので１０日前に決めた。ビジネスですから」と取材座席も用意せずに報道陣から計１９万円を集めた。２７００人収容の会場は１９００人しか入らなかったが、朝青龍は数か月前のバッシングから一転、一番大きな歓声を浴びる人気ぶり。益田委員長も「朝青龍が来れば報道陣も多く来る」と人気に便乗したことを認めた。

　謹慎明け後、初の巡業を終えた横綱は「土俵の感触？　おいしいよ。食べたい気持ち」と笑顔。５日から数日は九州で休養。９日から東京でけいこを始める。

参照元：スポーツ報知