時津海の部屋継承決定…９日承認へ

師匠が解雇された時津風部屋は、時津海が引退して継承する。時津海は６日、両国国技館で行われた社会福祉大相撲には現れず、午後７時４０分ごろ部屋から出てきた。報道陣の質問に「これから。ハッキリ決まったら…」とだけ話して車へ乗り込んだが、関係者によると、この日になって継承のため現役引退を決意した。

　名跡取得の手続きを行っており、７日から横浜市で始まる秋巡業も休場。協会が設定した名跡変更期限の９日午後４時までに現役引退と「時津風」襲名を届け出る。

　現在は年寄「錦島」の名跡を所有し、部屋付き親方の元幕内・蔵王錦に貸している。襲名にあたっては、まず解雇された山本氏の「時津風」と名跡を交換。解雇された人物の名跡保有は認められないため、山本氏は「錦島」を第三者に譲渡し、蔵王錦は引き続き譲渡された人物からこれを借り、年寄・錦島として協会に残るとみられる。

参照元：スポーツ報知