室伏帰国、朝青龍が心配です…世界陸上へ充実の米国合宿

大阪世界陸上（２５日開幕）の男子ハンマー投げ代表でアテネ五輪金メダリストの室伏広治（３２）＝ミズノ＝が１５日、米国合宿を終え、中部国際空港に帰国。練習は順調だが、親交のある大相撲の横綱・朝青龍の“症状”を気にかけた。

　７月１２日から約１か月の米サンノゼ合宿の間に、朝青龍騒動が起きた。室伏は「伝統ある世界のことだから…」と、あえて意見は述べなかったが、「心配ですね」と、急性ストレス障害などと診断された年下の友人を気遣った。名古屋場所のたびに部屋を訪問するなど、数年来の交友関係。「電話してみますよ」と空港を後にした。

　友人への心配は、本人が順調な証拠。「計画通りに練習してきた」と問題なしだ。競技外では、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が来年の国際同委員会（ＩＯＣ）の選手委員選挙の候補者に室伏を推す方針だが、本人も「チャレンジしたい」と立候補の意思を明かした。その前にまずは世界陸上。「心のアツさは負けないようにしたい」猛暑の大阪で、ホットな投てきを見せる。

参照元：スポーツ報知