国会議員キャディー誕生？さくらパパ１日渡英…全英女子２日開幕

【セントアンドリュース（英国）３１日】女子ゴルフのメジャー最終戦、全英リコー女子オープンは２日、当地のセントアンドリュース・オールドＣ（６６３８ヤード、パー７３）で開幕する。先の参院選で当選した民主党・横峯良郎氏（４７）が、娘のさくら（２１）＝エプソン＝を応援するため１日に渡英することが３１日、正式決定した。

　史上初の“国会議員キャディー”誕生か？　良郎氏は「１日に行くことに決めたから。開幕には間に合うはずだし、さくらには頑張ってほしいな」と明言した。

　以前は父のキャディーを嫌がっていたさくらも、「担いでほしいかもしれない」と歓迎の意向。最終的には良郎氏が現地に到着してから判断する考えだが、その存在はやはり心強いようだ。

　深いラフに加え、ポットバンカーが随所に配された“ゴルフの聖地”。海に隣接しており、風が強いだけでなく時間によって吹く方向が変わって読みが難しい。さくらは３０日はラウンドはせず、練習グリーンに約４時間も陣取ってパットを調整。３１日は１８ホールを回り、ドライバーショットの際にティーアップを低くして低い弾道の球を打とうとする場面が目立った。春にテレビの収録でラウンドしているが「その時よりもラフが伸びていて、難しくなっている」と警戒を強めた。

　３０日は姉の留衣（２５）が予選会に挑んだが、大会出場権をつかめず、姉妹でメジャーの夢はかなわなかった。それでも「ゴルフ発祥の場所でプレーできることは本当に光栄」と、喜びをかみしめた。参院議員となって今や日の出の勢いの父の応援を背に、１６位に食い込んだ昨年以上の成績を目指す。

参照元：スポーツ報知