ウッズ２位、年間４冠消滅…マスターズ

　◆米男子プロゴルフツアー　メジャー第１戦　第７２回マスターズ最終日（１３日、米ジョージア州オーガスタナショナルＧＣ、パー７２）　現行メジャーで史上初の年間グランドスラムが早くもついえた。ウッズは順位こそ２位だが、２打差以内の優勝争いには一度も加われなかった。昨年の全米プロに続くメジャー連勝も逃し「６０台を出せばチャンスがあると思っていたのに」と肩を落とした。

　「とにかくパットが悪かった。タッチは良かったのにラインが合ってなかった」と悔やむように２、３番でともに２メートルのチャンスを逃すと、４番でも１メートルを外しボギー。最終組のイメルマンにプレッシャーをかけられず、１４番の３パットボギーで万事休した。４日間のパーオン率は６９．４４％で７位も、平均パット数は１．６６７で２９位。最終日は得意のパー５でバーディーがなかった。

　メジャー初の逆転Ｖを逃し、アーノルド・パーマーを抜き単独２位となる大会５勝目もお預けとなった。「トレバー（イメルマン）はいいプレーをした。彼は勝つに値する選手だ」あふれる悔しさをかみ殺した敗者はと、潔く勝者をたたえた。

参照元：スポーツ報知